人狼物語 執事国


189 あおいろ幻歌

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情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了

視点:


 鬼を捕まえるのが早いか、鬼が捕えられるのが早いか。
 はじまりはじまり。
どうやらこの中には、村人が3人、鬼(人狼)が2人、占い師が1人、霊能者が1人、狐が1人いるようです。

告げ人 アン

……信じられない。

(0) 2016/07/18(月) 00:30:06

残っているのは、告げ人 アン、翻訳家 モミジ、若旦那 ゼンジ、灯台守 ウミ、合唱部員 イマリ、化粧師 ンガムラ、留学生 パオリン、学生 ハツネ の 8 人。
更新時刻が07/20 00:30に設定されました。

学生 ハツネ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2016/07/18(月) 00:43:49

若旦那 ゼンジ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2016/07/18(月) 00:44:54

若旦那 ゼンジが接続メモを更新しました。(07/18 00:45)

学生 ハツネ

>>0:53続き)

[幻覚を見たのだという結論は簡単にやってきたが、
初音はヴァイオリンケースと学生鞄を持ち直し、通学路に立つ。

むっとした熱気に包まれながら迷い、考え、

やがて、足を海のほうへ向けた。

海の見える丘の上には灯台と展望台があり、ベンチがある。>>0:30
幻覚に何かを告げられたような気がして、

このまま帰宅する気にはなれなかった。*]

(1) 2016/07/18(月) 00:45:44

学生 ハツネ

[展望台へ向かう途中、川べりの児童公園の脇を通っただろうか。
顔見知りに出会えば挨拶や、短く立ち話をしたかもしれない。

美容室の前を通りかかれば、
並んだ鉢植えの朝顔の花に少し目を留めたかもしれない。
今はすっかり萎れてしまっていたにしても。

初音は丘を目指し、坂道を上がっていく。

異変が起きたのは、ベンチに座った人影と、
その膝の上で丸くなった猫>>0:30>>0:31が見えるころか。

時計の鐘の音が13回。>>#1
そして、歌声。]

(2) 2016/07/18(月) 01:13:24

学生 ハツネ

[どこから聞こえてくるのかと、首を巡らせたその、
瞬間。

周囲に濃いあおいろが迫ってきた。>>#1
まるで、波のように。

また幻覚かと固まっていると、
いつ現れたのか、目の前には直立した兎がいて。>>#2

早口で並べられた『鍵』、『螺子』、
「探してる」、「手を貸してほしい」、「君らも帰れないかも」
という単語に驚く暇もなく、

兎は「よくわかんないや!」と言い残して去ろうとする。]

 ちょ、と、待って……

[初音は追いかけようと手を伸ばす。

が、大きく宙を跳ねた兎は、もうどこにも見えない。]

(3) 2016/07/18(月) 01:24:51

灯台守 ウミ

[日陰とは言え、気温は高く体力は消耗し行く。
そろそろ涼みに行くかと腰を上げかけた時、その音は聞こえて来た]

───……、 はて

[柱時計のような音。
ここにそんな時計は無かったはず、と周囲を見回す。
飼い猫も膝の上で頭を擡げ、何かに反応しているようだった]

 、 ……

[不意に飼い猫が飛び上がり、ウミの両肩へと四肢を乗せて身を寄せる。
それを右手で支えながら音を聞いていると、ささやかな歌声が混じっていることに気付いた。
遠くなった耳にも届くおと。
それが誰なのかを判別する前に、視界が濃いあおいろに包まれた。
まるで、海の中へと落とされたような ───]

(4) 2016/07/18(月) 01:32:34[展望台]

灯台守 ウミ

[我に返ったのは幾許後のことか。
ウミは未だベンチに座ったまま。
けれど、その周囲は僅かばかり様相を異にしていた]

……あれまぁ。

[展望台から見える景色に変わりは無いが、灯台の姿が真新しく見える。
次いで、植え込みの緑に色とりどりの花が混じっていることに気付いた。
見ればあちこちから蔓が伸び出ている]

あの世でも見とるのかの。

[縁起でもないことを口にすると、否定するように飼い猫が耳元で鳴いた。
両肩にある重みと、手に温もりがあることから夢と言うわけでもないらしい]

(5) 2016/07/18(月) 01:32:41[展望台]

灯台守 ウミ

[肩から飼い猫が下り、何が起きたのか把握出来ずに居ると、一羽の兎が目の前に現れ声をかけてきた>>#2
言葉を発していることにも驚きだが、彼は二足歩行でウミの前に立っている]

おんやまぁ。

[驚きを隠せぬまま見遣っていたが、そんな様子もお構い無しに兎は捲くし立て、言うだけ言ってこちらの返答も聞かずに跳ねて消えてしまう]

…不思議なこともあるもんじゃ。
のぅ、海守?

[飼い猫に声をかければ、地面に座った状態で不機嫌そうに尾を振られた。
低い鳴き声は、めんどくさー、と言っているよう。
何となく、飼い猫が言いたいことが分かったような気がして、ウミはおかしげに笑った]

(6) 2016/07/18(月) 01:32:54[展望台]

灯台守 ウミ

やれやれ、こんな年寄りが力になれるとは思えんが…。
頼まれたとあれば仕方あるまい。

[色々と分からないことだらけではあるが、あの兎が困っているらしいというのは理解した。
放っておくことは出来ないと思い、ベンチから腰を上げ軽く身体を伸ばす。
そうしてから先ずは展望台に落ちてはいないかと探し始めた*]

(7) 2016/07/18(月) 01:33:05[展望台]

灯台守 ウミ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2016/07/18(月) 01:35:34

学生 ハツネが接続メモを更新しました。(07/18 01:49)

化粧師 ンガムラ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2016/07/18(月) 02:02:16

化粧師 ンガムラが接続メモを更新しました。(07/18 02:02)

若旦那 ゼンジ

[ゆる、と進めようとした歩みが不意に止まる。
止めさせたのは、不意に響いた鐘の音>>#1と]

 ……へ?

[微かな微かな、歌う声。
それはどこか、懐かしい響きを帯びているように思えて。
呆けた声を上げていたところに、濃いあおいろが迫ってきて]

 て、ちょぉっ……。

[何か言う間もなく、その中に飲み込まれた]

(8) 2016/07/18(月) 09:49:23[児童公園]

若旦那 ゼンジ

[そうして、我に返った時]

 …………。

[目の前には、兎がいた。>>#2
しかもよく喋る]

 いやまて、なんで兎が直立して流暢に喋ってんだ。

[思わず飛んだ突っ込みも届いた様子はなく。
かなり一方的な事を言うだけ言った兎はぴょーい、と跳ねた後、見えなくなった]

(9) 2016/07/18(月) 09:49:55[公園]

若旦那 ゼンジ

 ……あー。

[がじ、と頭を掻く。
さて、どうしたものか、と思いながら改めて周囲を見回した。

今いる場所も公園のようだけれど、見知ったそれとは似ていて違う。
そも、さっきまでいた公園にはこんなあちこちに朝顔はなかったはずだ]

 ……てか、随分静かだな?

[騒々しいのがいなくなって、改めて気付いた事。
あれだけ賑やかだった子供たちの声は聞こえず、姿も見えない。

本当に誰もいないのか、ともう一度、見回した視界に人の姿はあるか、どうか。**]

(10) 2016/07/18(月) 09:50:27[公園]

若旦那 ゼンジ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2016/07/18(月) 09:52:08

若旦那 ゼンジが接続メモを更新しました。(07/18 09:52)

翻訳家 モミジ


[頷く格好がやけに恭しくて、くすりと笑いを零しては]


うん、頑張って。ゼンちゃんなら心強いわ。
大変ね、それは。今度冷たいものでも差し入れに行こうかしら


[当代さんともそれなりに親しくはしている故、夏場に顔を合わせられないのはちょっぴり寂しいような。
冷たいものはそこらにあるだろうけれど、ふとそんな提案を。]

(11) 2016/07/18(月) 11:05:41[児童公園]

翻訳家 モミジ

予算…なるほど。
あたしなら喜んで払っちゃうけど。ゼンちゃんもお疲れ様、ね


[当然にあるものと思っていたけれど、楽しみの影であれこれと努力しているようで
冗談めかした口調にも話を聞けば労って。


ふふ、ありがとう。心待ちにしてるわ


[笑みを浮かべて頷いてみせる。
メモを取り終えたのか、携帯を帯に挟み込む様子に
精密機器と和装の組み合わせは、なんだか不思議な感じもする。]

(12) 2016/07/18(月) 11:06:35[児童公園]

翻訳家 モミジ

あら、そうなの?


[時計を覗き込むのを見て、気付けば時間が回っていたよう。
あたしもそろそろ戻ろうかしら、と]


うん、じゃあまたね


[ひらひらと手を振って見せて、子どもたちとのやり取りにくすりと笑って
彼が去っていくのを見れば、ママさんたちに軽くお辞儀を。
反対の出口で公園を後にしては、家までのちょっとの道のり。]


[並木道を行こうかと考えたけれど、なんとなしに小路のまま。
住宅地の角を曲がればふと、その先に]

(13) 2016/07/18(月) 11:07:29[児童公園]

翻訳家 モミジ

…あら?


[白い影が、ぴょんぴょんと。
この辺に兎なんていたっけ、とじっと目を凝らしたら]

あれれ?

[そこにはもう、白い姿は見えなくて。
照りつけられたアスファルトが、ゆらゆらと陽炎を作るだけ。

気の所為かしら。
おかしなことがあるのね、なんて気にも留めず
ふらり、足を踏み出して。]*

(14) 2016/07/18(月) 11:07:36[児童公園]

学生 ハツネ

[兎を見失った初音は、ヴァイオリンケースを胸の前で抱え直し、
きょろきょろと周囲を見渡す。

展望台へ向かう遊歩道は町より高くなっているので、
景色がよく見えた。

とはいえ、初音は滅多にここへ来ない。
町のようすが変わっているのか、それとも元のままなのか、]

 ……わか、らない……

[海辺の町なのは同じだし、目立つ建物がないところも同じ。
だが……

故郷ではなく、
高校生活のために越してきただけの初音は、

町に興味がなかった。]

(15) 2016/07/18(月) 14:12:21[丘の中腹?]

学生 ハツネ

[ヴァイオリンの恩師が隠棲するまで、名前すら知らなかった町なのだ。
そのことに改めて気づくと、初音は酷く不安に襲われた。

青い波。
校門前で、そしてついさっき見たあの波が幻覚ならば、]

 兎も……?

[考えながら、遊歩道の片側の手すりにすがろうとして、
初音は立ち竦む。

ついさっきまで、あちこちでペンキの禿げた手すりは古かった。
それが新しくなっている。]

 嘘……

[ヴァイオリンケースと学生鞄をぎゅっと抱きしめると、
初音は後ずさった。]

(16) 2016/07/18(月) 14:16:14[丘の中腹?]

学生 ハツネ

[展望台のほうへ視線を向ける。
ベンチに座った人影と、その膝の上で丸くなった猫が
いた>>2ことを思い出して。

そののんびりとした姿は、遠目にも初音を安心させるものだったから。

人影は年配の男性のようだった。
ベンチから立ち上がり、足元を見つめて歩き回っている。
まるで、何かを探しているように。>>7

猫はその傍らの地面に座り、尾を振っている。>>6

初音は彼らに声をかけようと、
坂になった遊歩道を上がり切り、展望台に足を踏み入れた。]

(17) 2016/07/18(月) 14:39:20[丘の中腹?]

学生 ハツネが接続メモを更新しました。(07/18 14:40)

学生 ハツネ

[異常に気づいた。

植え込みの緑に色とりどりの花が混じっている。>>6
朝顔だ。>>#3]

 ……そんな、
 だって、さっきまでは……?

[助けを求めて近づいた場所に罠が張られていたような感覚。
それとも、これも幻覚なのだろうか?

灯台の影は短く、濃いように思える。

初音は何かを探しているらしい老人と、
彼の足元の猫を交互に見やり、逡巡した。
この場から逃げ出すべきか、それとも声をかけるべきか、と。

不思議な歌声は続いている。>>#1]

(18) 2016/07/18(月) 14:56:37[展望台]

学生 ハツネ

[今も続く歌声はどこから聞こえてくるのか。
近いようでもあり、遠いようでもあり。>>#3

しばらく耳を澄ましていた初音は、
この歌声こそが不安をかきたてるのではないかと思った。

ときおり不協和音の混じったメロディは、高く、低く。
聞く者を落ちつかない気分にさせる。
あのアブラゼミの合唱のごとく、
不愉快で、不規則な音の羅列に歌声を付けたかのよう。

ヴァイオリンケースと学生鞄を片手に提げ直し、
初音はおそるおそる老人>>7と猫>>6に近づいた。]

 あのう……
 何か探し物ですか?

[背中を向けていたのは、初めて見る顔だったろうか。
それとも、どこかで出会ったことのある相手か?**]

(19) 2016/07/18(月) 15:15:11[展望台]

学生 ハツネが接続メモを更新しました。(07/18 15:17)

化粧師 ンガムラ

[カランコロンと下駄が鳴る。和装は着付けもやるし、お客の評判も良いから着慣れたもんだ。
幼馴染みとかは、おっさん臭いって言いやがるけどな。
あー、朝顔が咲いてんなあ...最近グリーンカーテンとかで、結構、植えてる家が増えたよな]

にしても、あっちい...

[出際に持ち出した店の名前の入った団扇で、ぱたぱたと顔を仰ぐと、ちったあ涼しい気がするのは、海が近くなったせいかな。

気のせいか、波の音も近く...ちか、くぅ?!]

近すぎるだろっ!!

[思わず突っ込み入れた俺の目の前に、ざん、と、白い波頭、つーかこれ、ほとんど海の中ですから!]

(20) 2016/07/18(月) 16:27:18[美容室→海岸通]

化粧師 ンガムラ

[波の音と被るように、鐘の音が聞こえた。どっかで聞いたような、全然知らないような歌声と一緒に]

(21) 2016/07/18(月) 16:31:53[美容室→海岸通]

化粧師 ンガムラ

[周りは一面にあおに包まれて]

わけわっかんねえよ.........

[気付けば、俺は、やたらに咲き乱れる朝顔の中に、居た]

(22) 2016/07/18(月) 16:47:49[美容室→海岸通]

化粧師 ンガムラ

[波のおとが聞こえる、歌声もまだ...

まるで.........]

て、うわっ!なんだおまえっ?!

[なーんて、感傷に浸る暇も無く、突然現れた直立歩行の兎が、なんだか一方的に色々まくしたてる。
何がなんだかわからねーっつの!てか、勝手なこと言ってんじゃねーよ、このっ!]

おいこら、人の話を聞けーっ!!

[こっちが、口を開く前に消えやがった]

(23) 2016/07/18(月) 16:52:21[美容室→海岸通]

化粧師 ンガムラ

あーもう!なんだってんだ。

[頭を抱えるって、こーゆー状況を言うんだよな、と、本気で頭を抱えながら俺は思ったね。
えーと、なんだっけ?鍵と螺子?]

.........たーく、しらねっつの。

[はあ、と溜め息が漏れた。溜め息つくと幸せが逃げてくって歌の文句かなんかだったっけ?
ああもう、あの兎野郎、俺の僅かな幸せ返しやがれ!]

(24) 2016/07/18(月) 16:56:41[美容室→海岸通]

化粧師 ンガムラ

おーい?誰かいるかー?

[探せと言われても、意味わかんねーし、朝顔の向こうに、人影が見えた気がして、俺は、とりあえず、歩き出したんだ**]

(25) 2016/07/18(月) 16:58:37[美容室→海岸通]

化粧師 ンガムラが接続メモを更新しました。(07/18 16:59)

灯台守 ウミ

[その気配>>19に先に気付いたのは飼い猫の方だった。
潜められた足音を耳聡く捉え、四肢で地面を踏み締めるようにしながら注意深く相手を見上げる。
声をかけられてその存在に気付いたウミは、曲げていた腰をゆっくりと伸ばしてから、両手を後ろ腰に当てた状態で振り向いた]

おんや、あそこの高校の子かね。

[制服を見ればどこの高校かは直ぐ知れた。
高校の名前を出せば、相手にも同じ街の人間だと言うことは伝わるか。
少女自身はあまり記憶に無い顔だったが、制服であれば見慣れている。
もう何年も、何十年も見てきた制服だ]

(26) 2016/07/18(月) 17:05:24[展望台]

灯台守 ウミ

いや、ちぃとなぁ。
兎に探しものを頼まれたもんでの。

[相手はどこか警戒するような様子ではあったが、ウミは街の人に声をかけるのと同様、柔和な笑みで応じる。
伝えた内容は突飛無いもののように感じるかも知れないが、ウミとしては至って真面目な回答だった]

『鍵』に、『螺子』、じゃったかの。

[思い出すように空を見上げながら呟くと、傍らで飼い猫が「なぁう」と鳴いた*]

(27) 2016/07/18(月) 17:05:57[展望台]

学生 ハツネ

[猫が先に反応した。
近づく初音を値踏みするかのような姿勢になる。>>26

白黒のブチ猫だと思っていたが、後ろ肢と尻尾の一部の毛が茶色い。
三毛猫のようだった。

飼い主のほうはもっとのんびりした反応で。
曲げていた腰をゆっくり伸ばして初音に向き直ると、

「おんや、あそこの高校の子かね」>>26

制服で見分けられたらしい。

ほっとした初音は何度も頷いた。]

 はい…!
 ご存じなんですね、よかった……
 

(28) 2016/07/18(月) 17:47:58[展望台]

学生 ハツネ

[「兎に探しものを頼まれたもんでの」>>27という老人の言葉に、

初音は驚く。]

 じゃあ、あの兎は……

[幻覚じゃなかったんだ、と言いかけて飲み込んだ。]

 おじいさんもご覧になったんですね。
 わたしも同じです。

 でも、『鍵』と『螺子』>>#2って?
 それに、見つからないと、ここが海に沈んじゃうって……
 どういうことでしょう。

 あの兎…人形には見えなかったけれど…
 何かの仕掛け?
 なぜわたしたちに?
 

(29) 2016/07/18(月) 18:02:11[展望台]

学生 ハツネ

[相手の柔和な笑顔>>27にいくぶん安心しながら、
初音は質問を続けた。]

 ……音楽が聞こえませんか?
 さっきは鐘の音もしました。

[猫は警戒を解いたのか、傍らで「なぁう」と鳴く。>>27

ふと初音は灯台を見る。
真っ白な壁面>>0:30に小さな違和感をおぼえた。

いつだったか、役所か公民館で説明パネルを見た気がする。
町のシンボル的な建物で、長年潮風にさらされて傷みが激しいと。
補修工事のため一般からも募金を集めている、と……。

目の前の灯台は、何十年も前の建物とは到底思えないほど、
新しく>>5、誇らしげに佇んでいるように見えた。**]

(30) 2016/07/18(月) 18:25:37[展望台]

学生 ハツネ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2016/07/18(月) 18:27:28

合唱部員 イマリ

……んー…
別に思い出せなくたって困りゃしないけど、なんか…

[先の光景や、自分が海に行かなくなった理由が解らないことが、気にかかって。
水面を見つめたまま記憶を掘り返そうとしていたら、くらくらとした眩暈を感じた]

っ、やば、日陰から出てた…
お茶、や、スポドリ飲もうスポドリ。

(31) 2016/07/18(月) 19:18:12[川辺にある木の下]

合唱部員 イマリ

[熱中症だか単純に暑さにやられたか、どちらにしてもやばい。
早急に水分補給しようと鞄を手に取ったところで]

ちょ、耳鳴りまで…って違、これ…何の音…

お寺…じゃなくて、えっと…

───時計?

[>>#1鳴り響く音が鐘の音と気づくと同時、視界はあおに塗り込められ]

え、ちょ、な、っ──!?

[咄嗟、目を強く瞑った目は数十秒ほどは閉じたままにしていたが]

『やあ、いらっしゃい』

[その声に恐る恐る目を開ければ、そこに居た存在を見て更に大きく見開くことになった]

(32) 2016/07/18(月) 19:18:42[川辺にある木の下]

合唱部員 イマリ

え、う、うさ…え、しゃべ…

[驚きのあまりフリーズしているこちらには構わず、>>#2いずこかの童話に居そうな身形の兎は早口で言いたいことだけ言い募り。
何とか気を取り直せたものの丁度兎が『よくわかんないや!』と言い切ったところで、見開いたままの目が限界超えそうな位大きくなった]

は?
いや、ちょ、こっちこそよくわかんないっつか、もっと詳しく教えて欲しいっていうか、
てかあんた何で喋ってんの喋れてんのって、ちょっとまて兎ーーーーーーー!?

[現状諸々に混乱しながらも出てきた疑問やら質問やら投げかけようとしたのだが、それよりも兎の行動の方が早かった]

(33) 2016/07/18(月) 19:19:37[川辺にある木の下]

合唱部員 イマリ

[ぽんぽんぽーんと軽やかに、しかも5mの高さまで跳ばれてしまっては追いかけようもない。
多分最初っからこっちに応対する気なかったんだろうその行動に、残された少女は唖然と憤然ごちゃまぜな感情で兎の消えていった方角を見つめ]

………手を貸してって言ったって、帰れないかもとか言われたらヤダって言える訳ないし、
でもカタチわかんないのにどうやって探せっていうか、そもそもあんたがよくわかんないっていうかもう、もう…


なんなのよあのウサギーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!

[憤りやら不安やら困惑やら、この短時間で身の内に溜まったいろんなものを声に込めて吐き出した後]

………てゆーか、ここ、どこ。

[ようやく周囲に意識を向ければ、見覚えの無い街並みに大輪の朝顔が目に留まった**]

(34) 2016/07/18(月) 19:25:46

翻訳家 モミジ

[そうして閑静な住宅地を、時折遠くから聞こえる子どもの声、
大通りの車の行き交う音を聞きながら、歩いて。
気が付けばてっぺんの太陽はいくらか傾いて、反対に、地面に染みた熱が立ち込める。
暑い午後。

無意識に視線は足元の先へ、手をうちわのようにして扇ぎながら
――熱のせい、だと思った。
ふと、上げた視界に広がるそれは
ほんの刹那のこと。懐かしい香りがしたかと思えば、湿った風が、いつかの潮風みたいで]


…?


[振り返った。誰かが、あたしの名前を呼んだ気がして
知らない人、じゃなくて、聞き覚えのある声、でもなくて
ずっと、どこかで焦がれ続けてた、懐かしい声で。

何もなかった。
ただ、広がるのは歩いてきた道。ゆらり、陽炎。]

(35) 2016/07/18(月) 19:31:09[児童公園]

翻訳家 モミジ

[けれど、前を向きなおれば]


―――……っ、


[思わず目を見開く。
視界いっぱいに広がって見えた、それはコバルトブルーの
青春を過ごしたとき、飽きるくらいに目にした色で。
いつかの、海の色で。]


あたし、疲れてるのかもしれない。
それか、日の光を浴びていたせいか。

そんなことを思ったのは、目をこすってみればそこは、何ら変わらない住宅地だったから。]

(36) 2016/07/18(月) 19:31:28[児童公園]

翻訳家 モミジ

[なんだか、変な日。
兎に、海。幻を見ているみたいで

そしてそれが本当に変だとわかったのは、耳に届いた鐘の音。
この街に鐘なんかあったかしら、と耳を疑って
けれど幻と違って、繰り返し鳴り響いて。

13回。
無意識に数えた音が鳴りやめば、今度はどこからか誰かが歌う声がして。
本当にどうしちゃったのかしら、と
考える暇もない、その瞬間。

海みたいな、ううん。透き通った海よりずっと深く、濃いあおいろが広がった。
抗う術もなくそれは、あたしを包み込んで、思わず目を瞑る――*]

(37) 2016/07/18(月) 19:31:40[児童公園]

合唱部員 イマリ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2016/07/18(月) 19:42:57

合唱部員 イマリが接続メモを更新しました。(07/18 19:44)

灯台守 ウミ

[少女の顔に安堵の色が宿る>>28
その様子を見て、ウミもまた笑みながら頷きを一つした]

ほほぅ、お嬢さんも見たのかね。
あれは妖の類なのかもしれんが…邪気は無かったからのぅ。
どうやら困っておるようじゃからの、手伝うてやろうと思うてな。

さぁて、『鍵』も『螺子』も何を示すのか、それはわしにも分からん。
じゃがわしらに頼んだと言うことは、わしらならば探せると言うことなのじゃろう。

……不思議なもんじゃ。
わしの目にはここが「過去」のように映っておる。
ここは「現実」ではないのかもしれんのぅ。

[矢継ぎ早に疑問を口にする少女>>29に嫌な顔一つせず、考えていることを答えとして紡いでいく。
結局のところ、ウミにも現状を把握し切れていない。
目にしたものを断片的に知るのみだ]

(38) 2016/07/18(月) 21:03:58[展望台]

灯台守 ウミ

音楽、かね?
…あぁ、鐘の音を聞いた時に流れているのは聞いたのぅ。
今は聞こえてはおらぬが。
すまんの、ちぃと耳が遠いもんでな。

[問う声>>30に思い出すようにしながら再び答える。
飼い猫はしばらくその場でゆらゆら尾を揺らしていたが、何かに興味を持ったか、とてとてとその場を離れ始めた。
ウミはその様子に気付きながらも、追わずに自由にさせている*]

(39) 2016/07/18(月) 21:04:03[展望台]

灯台守 ウミ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2016/07/18(月) 21:19:11

学生 ハツネ

─ 展望台 ─

[年配者らしい、微笑みながらの穏やかな対応に、>>38
不安ではちきれそうだった初音の心も少し落ちついた。]

 はい、青い……波のような青い色が迫ってきて、
 それが消えたら、兎が。

[背筋を伸ばして立つ兎の姿は非現実的で、アニメか人形劇の登場人物のそれ。
「邪気は無かった」>>38と言われれば、そうかもしれないと思うけれども……。

「ここは「現実」ではないのかもしれんのぅ」>>38と、
おっとりした口調で紡がれる老人の言葉に、]

 そうですね、
 不思議……としか……

[初音は同意する。
白い灯台を見やりながら。]

(40) 2016/07/18(月) 21:31:51[展望台]

学生 ハツネ

[音楽が聞こえていないという相手に、>>39
初音はふと気づいて、あっと小さく声を上げる。]

 わたし、澤初音と言います。
 3年生です。

[名乗って、一礼した。

人間同士のやりとりに退屈したのか、
傍らでゆらゆら尾を揺らしていた猫が動いた。

その場を離れ、とてとてと歩き始める。
特に何かを警戒しているふうではなかった。

初音はその小さな背中を、なぜか頼もしく感じて。
追いかけようと足を出した。**]

(41) 2016/07/18(月) 21:45:20[展望台]

学生 ハツネ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2016/07/18(月) 21:47:20

学生 ハツネが接続メモを更新しました。(07/18 21:47)

灯台守 ウミ

ふぅむ、境遇はわしと似ておるようじゃな。

[あおいろに包まれた後に兎に逢った。
話を聞く限り、少女とウミは同じような体験をしたらしい。
今居る場所を不思議と思うのも同様>>40のようだ]

おぉ、ご丁寧にどうも。
名乗らずすまんかった。
わしは海庭千一と言う、皆からはウミさんと呼ばれておるよ。

[一礼と共に向けられた名乗り>>41に名乗り返し、ウミもまた頭を下げた。
それから飼い猫を指し示す]

あの子は海守(みもり)と言う。
どうやらここに興味を持ったようじゃの。

[ここに来てから飼い猫が思うことが何となく分かるようになった気がする。
単なる思い込みなのかも知れないが、以前は無かった不思議な感覚だった。
少女 ── ハツネが飼い猫を追うように足を出すのを見れば、「気を付けてな」と声だけ向けて見送る心算]

(42) 2016/07/18(月) 22:01:03[展望台]

灯台守 ウミ

[当の飼い猫は追われるのも気にせず、海岸への道をひた歩く。
目的があるような無いような、猫特有の気紛れにも似た道の選び方*]

(43) 2016/07/18(月) 22:01:17[展望台]

若旦那 ゼンジ

[見回した公園に、人の姿は見えなくて。
さて、どうしたもんか、と思いながらまた頭を掻いた]

 ……つーか。
 ここって、似てんなぁ。

[昔通った違う場所の公園に。
10年ひと昔、そんな言葉がふと過るような時間を隔てた思い出に浸りそうになるのは、微かに聞こえる歌声のせいか]

 ……あー……こりゃ、あれか。
 昨夜、親父としょーもない喧嘩した影響か。

[誰もいないのをいい事に、そんな言葉を吐き捨てる。
いい加減嫁を、という父と言い合いになり、結果、向こうがダウンして物別れに終わったのは昨夜の事で]

(44) 2016/07/18(月) 22:04:34[公園]

若旦那 ゼンジ

 ……だいったい。

 俺がバツイチになったん、誰のせいだっつーの……。

[妙に低い呟きは吹き抜けた風がどこかへ浚う。
やれやれ、とため息ついた後、とにかくここで立ち止まっていても、と下駄をからころ鳴らして再び歩き出した。*]

(45) 2016/07/18(月) 22:04:41[公園]

若旦那 ゼンジが接続メモを更新しました。(07/18 22:05)

学生 ハツネ

[自己紹介を交わすと、初音にも微笑む余裕ができた。]

 ウミさん、ですか。>>42
 よろしくお願いします。

[猫の名前を教えられ、]

 ミモリちゃん?

[呼ぶが、猫はそのまま、灯台の下にある海岸へ降りていくようす。>>43
追いかけようと数歩進めば、
ウミからは「気を付けてな」>>42と声だけかけられた。

どうやら、彼はこのまま展望台に留まるつもりらしい。

老人をひとりで残しておくのも気になるが、
初音はもう1度軽く頭を下げると、歩き出した猫を追いかけた。

海岸へつながる道は下り坂と急な階段で、
ウミの足には負担なのかもしれないと思い直して。**]

(46) 2016/07/18(月) 22:27:45[展望台]

学生 ハツネ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2016/07/18(月) 22:29:47

合唱部員 イマリが接続メモを更新しました。(07/18 22:39)

合唱部員 イマリ

朝顔きれー…って、そんな場合じゃないしっ
てかアタシ、鞄…あった、良かったぁ…

[大輪の朝顔に思わず見とれかけたが、すぐに気を取り直し。
無意識に抱きかかえていた鞄に目を落とすと一瞬安堵するも、表情がへにゃりと崩れ]

…てゆーか、本当、もう訳わかんない、
アタシ川に居たのに何で街ん中にってか本当どこなのココ…

さがすって言ったって、どこかもわかんないとこウロウロして見つかる訳ないじゃんよぅ…

[何時からかじわじわと浮かんできた涙で半泣きになりながら、その場にしゃがみこんだ*]

(47) 2016/07/18(月) 22:51:28[海辺の街角]

学生 ハツネ

─ 展望台→海岸 ─

[灯台の裏手からつながる海岸への道は、
下り坂と幅の狭い急な階段につながっていた。
むきだしの鉄棒のような手すりが付けられているけれども、
喜んで通るのは猫か、やんちゃな小学生男子くらいと思われ、

初音はウミが来なかった理由を察した。

ヴァイオリンケースを片腕でしっかり抱え、
もう片方の手で手すりと学生鞄を握りしめながら、
初音は慎重に海岸へ降りた。

潮風が気持ちいい。

大きく息を吸い込みながら、今来た道を見上げる。
周囲の繁みからは朝顔の花と蔓が、
まるで何かをつかもうとするかのように伸びていた。]

(48) 2016/07/18(月) 23:04:48[展望台→海岸]

若旦那 ゼンジ

[下駄を鳴らして歩きつつ、ふと思いついて帯に挟んだスマホを取り出し]

 ……なんだよ、これ。

[ロック画面の時計表示が『--:--』となっているのに、眉を寄せた。
ロックを解除してみるものの、目に入ったのは化けまくったアイコンの羅列]

 …………。

[無言で、スマホを帯に戻した。*]

(49) 2016/07/18(月) 23:12:35[街の通り]

灯台守 ウミ

[ハツネ>>46を見送ってから、ウミは再びベンチへと腰掛ける。
一つ息を吐くと、海と灯台を視界に入れた]

探しもの一つするにも、辛い身体になってしもうたのぅ。

[年を考えれば体力の低下は否めない。
昔であれば、と思えど、時は戻ってくれない]

……探しもの、か。
さぁて、上手く見つけてやれるかのぅ。

[灯台守として過ごしていた頃、浜辺での落し物・忘れ物の類を預かっていたこともあった。
自分で見つけたもの然り、届けられたもの然り。
引き取り手がいないものもあったが、取りに来た者達の笑顔は今でも覚えている]

あぁ……あの時も、こんな暑い日じゃったか。

[夏の海は忘れ物も多かったのである*]

(50) 2016/07/18(月) 23:13:51[展望台]

灯台守 ウミ

[呼ぶ声>>46を背に受けて、飼い猫は階段そのものではなく、横のスロープ状になっているコンクリートの壁の上を歩く。
ついてくるらしい足音に対して一度耳をピコと向けはしたが、振り返ることはなく。
日陰を作る朝顔の下を潜り抜けて海岸へ]

[砂浜には下りず、沿うように聳えるコンクリートの防波堤の上に飼い猫は居た。
相変わらず目的があるのか無いのか、読めない動きでうろついている]

「なぁう」

[何かを伝えるように鳴く飼い猫。
けれど、伝える相手はここには居なくて。
一言鳴いた後は何事も無かったかのように再び移動を始めた*]

(51) 2016/07/18(月) 23:14:00[展望台]

合唱部員 イマリ

[打開案がまったく見えなくて、途方にくれて半泣きでしゃがみこみはしたものの。数分もしない内に、腰をあげて顔を腕で擦って涙を拭い]

…わかんない事ばっか、だけど。
ここに何時までも座ってたって仕方ないし。

[とにかく、なにかを探さなきゃいけないのは解っている。
手がかりがないなら、足を使って隈なく探す以外の手は無いだろうと、あて無く歩き始めた。
そのとき、ふ、と気づいたのは]

……ここ、あの海の近くの街にあった雑貨屋さんに…似て…る…?

[店頭に大輪の朝顔を咲かせる店先が、子供の頃足しげく通った海近くの街並みのそれに重なって見えて。
なぜか感じる苦しさに、すぐ視線を外して踵を返した**]

(52) 2016/07/18(月) 23:23:45[海辺の街角]

合唱部員 イマリ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2016/07/18(月) 23:26:31

合唱部員 イマリが接続メモを更新しました。(07/18 23:27)
合唱部員 イマリが接続メモを更新しました。(07/18 23:27)

若旦那 ゼンジ

[からん、ころんと下駄がなる。
進む道の両脇では、色とりどりの朝顔が風に揺れていた]

 …………つかホント、誰もいないんかねぇ。

[独りごちつつ歩みを進める内、風の感触が変わった気がした]

 ……ん? 海、近い?

[小さく呟いて空気の匂いを嗅ぐ。
微かに感じる潮の香は、予想を裏付けるもの。
そしてそちらに近づくにつれて、微かに聞こえる歌声が大きくなるような、そんな気がした]

(53) 2016/07/18(月) 23:55:40[街の通り]

若旦那 ゼンジ

 この歌も、覚えがあるよーなないよーな。

[呟いて、からころり、歩みを進める。
しばし進めば目に入るのは展望台らしきもの]

 ……とーりあえず、行ってみますかねぇ。

[言いつつ、足を向けるものの。
足取りは軽妙な音に比して重いもの。*]

(54) 2016/07/18(月) 23:55:56[街の通り]

学生 ハツネ

─ 海岸 ─

[波音のせいか、歌声>>#3はもう聞こえなかった。

尻尾をぴんと立てた猫は、
コンクリートの防波堤の上をすたすたと歩いていく。>>51
猫の斜め後ろを歩きながら、初音は思う。

この海岸を歩いたことはあっただろうか、と。

チェックしたスマホの表示は意味をなさず。>>49
ウミが語ったように、ここは過去の世界>>38なのかもしれない。

どういう理由でかはわからないが、
あの兎>>#2に呼ばれたような気がしていた。
探しものを手伝わせるために。]

 でも、何を……?

[考え込む初音の足はいつしか止まっていた。]

(55) 2016/07/19(火) 00:00:06[海岸]

若旦那 ゼンジ

[からん、ころん、からん。
そんなリズムを刻みながら登った先]

 ……ぉぅ、こりゃすげぇ。

[見える風景に小さく呟いた後、周囲を見回して]

 ……おう、人がいた。

[ベンチに座る人影>>50に、惚けた声を上げていた。*]

(56) 2016/07/19(火) 00:00:48[展望台]

学生 ハツネ

[何かを伝えたいのか、「なぁう」と鳴く猫>>51に促され、
われに返る。

追いつけば、視線の先に人影らしきものの動きを認めた。
初音は影の正体を見定めようと伸びあがる。

近ければ、声を出して呼びかけるだろう。*]

(57) 2016/07/19(火) 00:02:13[海岸]

学生 ハツネが接続メモを更新しました。(07/19 00:05)

灯台守 ウミ

[ここには居ない猫の声。
「なぁう」と鳴く声が耳に届く。
はて、と首を傾げるもそれ以上聞こえることは無くて、その時は気のせいかと結論付けた。
それに代わるように聞こえて来る下駄の音>>56
声も聞こえたのでウミはゆっくりと振り返った]

…おや、貴方も兎に呼ばれたのかね?

[柔和な笑みは相手に何を思わせるか。
近付くでもなく、手招くでもなく、笑みで細まった瞳を投げかけるのみ*]

(58) 2016/07/19(火) 00:11:35[展望台]

化粧師 ンガムラ

やーれやれ、ゴーストタウンてやつかい、これは?

[カランコロン、響くのは俺の下駄の音だけだ。目に入るのは見知らぬ街並と海と朝顔ただそれだけ]

相変わらずあっちいし...

[つっても、海風が涼しい分、ちっとはマシかもな。団扇ないとやってられんけど...と、思いつつ、歩き続けた。
傍目にはふっつーに散歩でもしてるようにしか見えないんじゃね?]

(59) 2016/07/19(火) 00:15:22[朝顔の中]

化粧師 ンガムラ

[遠くとおく、歌は途切れず聞こえていて、俺はまじで困惑していた]
 
だから、何が言いたいんだっつー...

[ゆらゆらと海風に朝顔が揺れてる。あの夏を思い出せって言うみたいに]

(60) 2016/07/19(火) 00:20:32[朝顔の中]

留学生 パオリン

「そのはずだけど、ここ何年か無茶苦茶に暑いのよねえ。」

……。
そうかあ、日本にずっといるコハルちゃんでもそうなのか。

[もし万一自分の故郷がこんなに暑くなったら、どんなに大変な事になるだろう。
一年中雪の消えない山間部である。きっと麓は大洪水になってしまう。]

(61) 2016/07/19(火) 00:24:27[昼過ぎ・学生食堂]

若旦那 ゼンジ

[向けられた柔和な笑みと問いかけ>>58に、数度瞬き居住まいを正す]

 ……ああ……『も』、って事は、そちらさんも?

[一息分の間を置いて、投げるのはこんな問い返し]

 お察しの通り、俺も兎に無茶ぶりされたクチですよ。
 ……あー、取りあえず、他にも人がいたのは何より……って。
 そう、言っていいのかは、悩むとこですけどねぇ。

[軽い口調で言って、肩を竦めて、それから]

(62) 2016/07/19(火) 00:26:55[展望台]

若旦那 ゼンジ

 あ、と。
 俺は、夏神善司ってぇもんです。

[思い出したように自分の名を告げ、それから]

 で、そちらさんは、ここで何を?

[素で浮かんだ疑問を投げてみた。**]

(63) 2016/07/19(火) 00:27:00[展望台]

若旦那 ゼンジ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2016/07/19(火) 00:28:56

若旦那 ゼンジが接続メモを更新しました。(07/19 00:29)

留学生 パオリン

[そして、すべての雪が溶けてしまったら、魚のいないあの湖はどうなるのだろう──]

っと、もうこんな時間。

[実験再開まであと20分くらいだ。
少し慌て気味に、色とりどりの具をのせた麺に箸をのばした。]

──んぐっ

[急いで食べ過ぎた。
皿の横の冷たいお茶を手に取りかけて]

(64) 2016/07/19(火) 00:48:57[昼過ぎ・学生食堂]

留学生 パオリン

──えっ?

[同級生が座っていたはずの目の前の席には、]

うさぎ?

(65) 2016/07/19(火) 00:50:37[昼過ぎ・学生食堂]

灯台守 ウミ

あぁ、鐘の音と共に。
もう一人、同じ境遇の高校生も居たよ。

[どうやら問いかけの意図は通じたらしい。
返る声>>62に頷いて、続く言葉に他にも居ることを告げた]

この様子だと、他にも数人居るかもしれないねぇ。

[兎は『誰かが持っているかも』、と言ったニュアンスの言葉も言っていた。
それを考えるならば、たった三人だけ、と言うことはあるまい]

(66) 2016/07/19(火) 01:08:17[展望台]

灯台守 ウミ

おぉ、これはご丁寧に。
わしは海庭千一と言うよ。
周りからはウミさんと呼ばれておる。

[相手の名乗り>>63に名乗り返し、疑問には、ほっほ、と先ず笑いが返った]

兎に探しものを頼まれはしたものの、この年では探し回るのが辛くてのぅ。
昔を思い出しながら、海守 ── あぁ、わしの飼い猫なんだがの。
その子が戻るのを待っとるところじゃ。

[いつ戻るのかは分からないが、戻ってくるとすればここだろうから、と。
別れた場所から動かずに居ることを告げた]

(67) 2016/07/19(火) 01:08:22[展望台]

灯台守 ウミ

……夏神さんや。
貴方は海に想い出はあるかね?

わしは昔、灯台守をしとっての。
海は身近な存在じゃったよ。
それこそ、良い事も悪い事も、全部見てきたわい。

[問い返す声に懐古の色が乗る。
楽しい想い出も悲しい想い出も、全てが詰まった海の想い出。
その想い出全てがウミの人生だ]

じゃがのぅ、もうこの年だ。
思い出せないものも増えてきてしもうての。
悲しいやら悔しいやら申し訳ないやらじゃ。

[海へと視線を戻しながら、自嘲めいた笑みを浮かべる。
どんな想い出であっても大切なもの。
それが思い出せないことに小さく溜息をつきながら、相手の反応を待った**]

(68) 2016/07/19(火) 01:08:34[展望台]

灯台守 ウミ

[移動を再開した飼い猫はハツネが追いかけてくる>>57ことには反応しなかったが、何かを見定めようとする様子には確認するようにハツネへと視線を向けた。
誰かと遭遇して話し始めるなら、しばらくは何かを確認するようにハツネ達の周囲をうろつくが、最終的には勝手にどこかへと歩き出すのだった**]

(69) 2016/07/19(火) 01:09:09[猫:うろうろ]

留学生 パオリン

[目の前にいる何者かはうさぎにしか見えないが、人間並みに大きい上に後ろ脚で直立している。]

──え、鍵?ねじ?

[その上、訳の分からない人語(>>1:#2)を話しているではないか。]

ちょっと!
もう少しわかるように話し……

[言うだけ言ったうさぎのような何かは高く跳ねて消えてしまった。]

(70) 2016/07/19(火) 01:10:23[昼過ぎ・学生食堂]

灯台守 ウミ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2016/07/19(火) 01:11:31

灯台守 ウミが接続メモを更新しました。(07/19 01:11)

留学生 パオリン

行っちゃった……

[先程手に取ろうとしたお茶を改めて飲もうとして]

ここ、どこなのよ……。

[自分のいる場所が、学生食堂ではなく──それどころか屋内ですらない事に気がついた。

高く青い空、何か音が聞こえる。**]

(71) 2016/07/19(火) 01:17:13[見知らぬどこか]

留学生 パオリンが接続メモを更新しました。(07/19 01:18)

学生 ハツネ

[影の正体を見定めようと小走りに近づき、
防波堤の上に半ば身を乗り出して伸びあがれば、

それは、海風に揺れる朝顔の葉と蔓の塊で。]

 ……そんな……

[浜辺にある海の家>>0:51の周囲を包むように、守るように、
緑の葉を広げ、蔓を伸ばしている朝顔の塊が、

おとなう者を手招きするかのごとく、
揺れていた。

色とりどりの朝顔の花は、あたかも営業用スマイルを貼りつけた顔。]

(72) 2016/07/19(火) 01:47:38[海岸]

学生 ハツネ

[初音はウミがかつて灯台守であったことも、>>0:30
浜辺の管理を任されていた>>0:51ことも知らない。

ただ、その海の家が無人であることをわけもなく確信し、
数歩後ずさった。
表情を強張らせ、背筋に冷たい汗をかきながら。

ここは朝顔の町の一部だ。
ウミがおっとり語ったような、過去>>38に戻っただけの町では
なさそうだった。

初音はミモリの姿を求め、防波堤の上へと視線を走らせた。
猫がまだ自分に視線を向けていれば、>>69
防波堤から離れて日陰へ入り、]

 ミモリ、こっちへ来て……
 ね、誰か他のひとはいない?
 ウミさんとわたしの他にも、誰か人間が近くにいない、かな……?

[心細さの滲んだ声で、そう呼びかけるだろう。**]

(73) 2016/07/19(火) 01:56:37[海岸]

学生 ハツネ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2016/07/19(火) 01:59:17

若旦那 ゼンジ

[他にもいる、という言葉>>66にゆるく腕を組む。
最低でも四人はいるのか、との思考は口に出さない。
何となく、話さない方がいいような気がしたから。
根拠はないけれど]

 無茶ぶりされたのが自分だけでないのはありがたいよーな違うよーな。
 なんとも複雑なとこですけどねぇ。

[他にも、という予測にはさらりと返して一つ息を吐いた]

(74) 2016/07/19(火) 10:00:14[展望台]

若旦那 ゼンジ

 海庭さん……ウミさんですか。

[返された名乗りを繰り返し、投げた問いの答え>>67に目を細める]

 あー……なるほど。
 それじゃあ、動くに動けんですよなぁ……。

[それでも探す気はあるんだな、と。
そんな事を考えていた所に向けられた問いと、言葉。>>68
思わぬそれに、へ? と惚けた声を上げてまた瞬いた]

(75) 2016/07/19(火) 10:00:20[展望台]

若旦那 ゼンジ

 ……海に思い出……か。

[言いつつ、ふい、と視線を海へと向ける]

 あーんまり、ないかもですねぇ。
 家業柄、夏に家族で海に遊びに行く、なんて考えられませんでしたし。
 学生の頃に、ダチと騒いだ事くらいかなぁ。

[他にもなくはない、けれど、思いだしたいかと言われると考えてしまう。
そこに、微かに歌う声が被さって、思考が伸びるのを遮った]

 思い出せないのが辛い、かぁ。
 その境地には、俺はまだまだ遠いなぁ。

[ふる、と軽く首を振った後、ため息混じりに言葉を吐き出して。
懐から出した扇子を開いて、ぱたりと扇ぐ。
描かれているのは、色鮮やかな朝顔柄。**]

(76) 2016/07/19(火) 10:00:25[展望台]

若旦那 ゼンジ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2016/07/19(火) 10:03:13

若旦那 ゼンジが接続メモを更新しました。(07/19 10:03)

学生 ハツネ

[朝顔に つるべとられて もらひ水

その句を詠んだのは、
加賀千代女(かがのちよじょ)として知られる女流俳人だった。
朝顔を多く題材にしたので、出身地の旧松任市や合併後の白山市では、
市のシンボルとして市民に広く栽培を奨励している。

朝顔。
隣接するK市生まれの初音にとっても、それはありふれた、
親しみやすい植物、のはず……、

なのだが。]

 多すぎる…………。

[初音はつぶやく。
タブノキの木陰で汗を拭きながら。]

(77) 2016/07/19(火) 17:24:55[海岸]

学生 ハツネが接続メモを更新しました。(07/19 17:26)

学生 ハツネ

[野生化して長いのか、この町では直植えする習慣なのか、
一年性植物とは思えないほど、朝顔はあちこちで繁茂していた。
海の家のように、小規模の建物の中には蔓と葉で半ば覆われているものもあるほどだ。

そして、それらが競うように花を広げていた。]

 ミモリはどう思う……?
 わたし、考えすぎかな……

[猫はついてきてくれただろうか。
まだ近くにいるなら、そう声をかける。]

(78) 2016/07/19(火) 17:28:52[海岸]

学生 ハツネ

[ねっとりした汗と、それに伴う不愉快さは、
ハンカチで拭いた程度では治まらず、]

 ……どうしてなんだろう。
 ここが本当に現実じゃない、なら
 わたしたち、過去の世界に迷い込んだか、
 呼び集められたかして……

 あの兎、「時計の『鍵』と『螺子』を探してる」>>#2と言ってた。
 「カタチがわかんない」とも……

 わたしたちに探させようとしている……?
 でも、「誰かが持ってるのか」とも。
 ここにいる誰か……

[とりとめなく、整理されないままの思考を初音は口に出した。]

(79) 2016/07/19(火) 17:33:46[海岸]

留学生 パオリンが接続メモを更新しました。(07/19 17:37)

学生 ハツネ

[初音は耳を澄ませる。

波音だけだ。
音楽は聞こえない。]

 ……誰か、探そうか。
 きっと、ナミさんとわたしだけじゃない。
 この世界に呼ばれたか迷い込んだかした人が、
 他にもいると思う。

[猫にそう決意を告げると、初音は木陰に学生鞄を置き、
ヴァイオリンケースを開けた。]

(80) 2016/07/19(火) 17:39:26[海岸]

留学生 パオリン

[帽子をかぶっているでもなく、日焼け止めも塗ってはいないので、どこか日陰はないかとあたりを見回し]

ここは、もしかして、うみのそば?

[立っている地面は白い砂地。
空と同じく青い水が向こうに見える。さっきから聞こえていたのは、白い波が打ち寄せる音らしい。]

これが、海……。

[この国に来る時の飛行機の窓から以来、海を見たのは二度目だ。]

(81) 2016/07/19(火) 17:45:53[見知らぬ海辺]

留学生 パオリン

[日陰を探すのも忘れて、青と白の世界に見とれている。**]

(82) 2016/07/19(火) 17:49:49[見知らぬ海辺]

留学生 パオリンが接続メモを更新しました。(07/19 17:52)

留学生 パオリン、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2016/07/19(火) 17:54:12

学生 ハツネ

[手の汗をハンカチでよく拭うと、ヴァイオリンを取り出し、
緩めていたペグ(糸巻き)を調節する。
4本の弦を順番に指で弾き、音叉と音を聴き比べること数回。

取り出した弓のねじを回し、弓毛に松脂を塗り、

初音は立ち上がった。
呼吸を整え、あご当てに布を挟んで、肩と顎でしっかりホールドする。

弓を構えると、まずは練習がてらに短い曲からと思い、

エドワード・エルガーの『愛の挨拶』を奏で始めた。]

(83) 2016/07/19(火) 17:55:57[海岸]

学生 ハツネ

[エルガーが友人の婚約記念に贈った曲はすぐに終わる。
3分足らずのロマンティックなメロディを耳にした人はいただろうか。

次はフリッツ・クライスラーの『美しきロスマリン』。
初音は『愛の喜び』『愛の悲しみ』と演奏を続ける。
ロマンティックで甘やかな響きのこれらの曲は、演奏される機会も多く、
聞き知った人も多いだろう。

全部合わせて15分も経っていないが、演奏に集中していると雑念が消えていく。
初音は何度か深呼吸すると、
パブロ・デ・サラサーテの『ツィゴイネルワイゼン』を弾き始めた。

ヴァイオリンの音を嫌う猫は多いらしいが、ミモリはどうだったろう?
その姿が見えなくなっていても、演奏に集中した初音は気づかなかったに違いない。**]

(84) 2016/07/19(火) 18:16:30[海岸近くのタブノキの下]

学生 ハツネ

[さらに15分ほどかけてヨハン・ゼバスティアン・バッハの『シャコンヌ』を力強く弾き終えると、
初音は大きく息を吐いて弓をおろした。

汗は引いたけれども、風が来ないせいか、じっとりした暑さを感じる。
もう1曲だけ弾いたらここを移動しようと初音は思った。

大きなタブノキの枝葉を見上げ、元気の出そうな曲をしばし考える。]

(85) 2016/07/19(火) 19:39:40[海岸近くのタブノキの下]

学生 ハツネ

[葉加瀬太郎の『情熱大陸』を選んで、初音は弓を構え直した。

どこかもの悲しい印象のイントロから、
雰囲気の一変する陽気なディスコテイストのサビのメロディへ。

脳裏にピアノの伴奏を思い浮かべながら、初音は片足でリズムを取る。
数分間でくるくると表情を変えるメロディは、
TV番組のタイトル通り、聴く者に強い“情熱”を感じさせるだろう。

今、この近くに、
見知らぬ異世界へ飛ばされて途方に暮れている誰かがいるならば、

この曲で勇気づけられるだろうか。**]

(86) 2016/07/19(火) 19:44:24[海岸近くのタブノキの下]

学生 ハツネ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2016/07/19(火) 19:45:20

灯台守 ウミが接続メモを更新しました。(07/19 20:46)

灯台守 ウミ

[飼い猫はハツネの声>>73に振り向きはするものの、問いの答えを持たず、答える術も持たないため、僅かに首を傾いだ後に自分が行きたい方へと顔を向け、とてとてと四肢を動かした。
気ままで自由な気質はどんな時でも変わらないよう*]

(87) 2016/07/19(火) 21:21:15[展望台]

灯台守 ウミ

まぁなんじゃ、これも経験と思うておくのがよかろうよ。

[無茶振り云々の話>>74には笑って言葉を返しておき。
動くに動けない>>75との言葉には、頷きを一つ返しておいた]

(88) 2016/07/19(火) 21:21:31[展望台]

灯台守 ウミ

[問いに先ず返ったのは惚けた声。
ウミにしてみれば考えていたことの継続であるため、流れとしておかしいことは無いのだが、聞かれた側には唐突に思えたことだろう。
それでもゼンジは問いの答え>>76を返してくれる]

そうかい。
そこらはやはり人それぞれじゃのぅ。

年を経れば辛い過去も笑い話になる時が来る。
そうして話せる相手が居ったり、思い出せるうちはええのかもしれんのぅ。
忘れてしもうたら、それすらも出来ん。
残念なことじゃ。

[ウミが考えるような境地にはまだ遠い、と言うゼンジにしみじみと言った様子で言葉を向けた]

まぁ、わしら程年を食うてしまえば、忘れたことも笑い話になってしまうのだがの。

[次いで、とぼけるように笑いながらそんなことを言う]

(89) 2016/07/19(火) 21:21:48[展望台]

灯台守 ウミ

引き止めてしまったかの。
探しものが見つかるとええのぅ。

[ゼンジもまた兎に頼まれているのだから探すのだろうと考え、そう言葉を向けて彼を見遣った*]

(90) 2016/07/19(火) 21:21:59[展望台]

灯台守 ウミ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2016/07/19(火) 21:23:53

留学生 パオリンが接続メモを更新しました。(07/19 21:36)

留学生 パオリン

[──波の音に何かが紛れ込む。

どこかで聴いた覚えのある調べ─実は下宿先の近所のスーパーの閉店前に流れる曲だった─は、少し離れたところに見える大きな木の方から聴こえてきたようだ。]

誰かいるのかな?

[そちらに向けて歩き出す。]

(91) 2016/07/19(火) 21:51:02[見知らぬ海辺]

翻訳家 モミジ

[目を閉じて、ほんの短い間だった気がする。

熱気を孕んだ湿り気のある風。
それでも、さらりと頬を撫でてって
懐かしい、潮の香りがして

開けた視界には、それでもやっぱり住宅地。
なんだ、やっぱり幻、と落胆しかけた刹那。
気づいたのは、そっくりだけど目を凝らせばほんの少し前とは微妙に建物の並びが違って
そして眼前にぴょこりと、先程ちらりと見た―ような気がした―白兎。>>#2
今度は幻じゃないらしくて
ぱちぱち、瞬きを繰り返しても消える事はなかった。
幻じゃなくて、夢かしら、と
頭を過ぎったのは次の瞬間。]

(92) 2016/07/19(火) 21:52:54[児童公園]

翻訳家 モミジ


…こんにちは?


[当たり前のように目の前の兎が口を開いて
ふしぎと、理解できることばで
思わず畏まって挨拶を返してみるけれど]


鍵?空間?


[早口に、器用に発せられる声の紡ぐ内容はてんでわからない。
帰れない、だなんて困っちゃうけれど
―帰るって、何処から?
彼もわからないのならあたしはもっとわ
からない。]

(93) 2016/07/19(火) 21:53:31[児童公園]

翻訳家 モミジ



…あっ


[そうして首を傾げているうち、あっという間に飛んでって。
なんだったの、と疑問符だらけ。
追いかければどこか、不思議の国へ行けるかも、なんて飛び去る姿を眺めては]


…何処かしら?


[よくよく見たら、やっぱり違うその場所に
とりあえず、ちょっと歩みを進めてみる。]

(94) 2016/07/19(火) 21:54:02[児童公園]

翻訳家 モミジ

[進む先。曲がる角のあちらこちらに花が咲いてて。それも、朝顔。
夏を彩るようで、心が踊る心地。
そうして足を進めては、気付いたら大きな道路に。 ]

………、此処…―――


[海だった。
目の前いっぱいに、視界を埋め尽くすコバルトブルー。
吹き付ける潮風、遠く遠く広がる空。
瞬きしたって、確かに其処に。

同時、胸に埋まった記憶が溢れ出すような
とにかくいっぱいで、満たされて、ちょっぴり苦しいくらい。
その懐かしさに、ただ呆然と海を見つめて。]

(95) 2016/07/19(火) 21:54:37[児童公園]

学生 ハツネ

[ミモリは気ままな猫らしく、いつの間にか姿を消していて。>>87

小1時間に及んだ初音の演奏を聴いていたのは、
大きな木陰を作るタブノキだけだったかもしれない。

最後の音を長々と引っ張りながら、初音は息を吐く。
この近くには誰もいないのだろうか。
ヴァイオリンの音が途切れると、海の音、波の音しか聞こえなかった。

初音はヴァイオリンの弦を緩め、弓を緩めて手早くケースに仕舞う。
ケースと学生鞄を提げると、木陰を離れた。]

(96) 2016/07/19(火) 21:57:07[海岸近くのタブノキの下]

学生 ハツネ

[海岸から見上げると、灯台は丘の上というより崖の上の印象だ。
初音の片手は荷物でつねにふさがっている。
戻って、あの人ひとり分がやっと通れる幅の、急な階段を上がる気にはなれなかった。

町のほうを見やり、初音は考える。
ウミが推測したような過去>>38の町になっていても、
大きな道は変わらないのではないだろうか。

学校を出てからそうしたように、
展望台へと続く遊歩道を上がっていけば、またウミに会えるだろうと思い、

向きを変えた瞬間、黄色いものが目に入り、驚く。

若い女性の衣服だった。>>91
相手は初音に気づいただろうか。*]

(97) 2016/07/19(火) 22:09:54[海岸近くのタブノキの下]

学生 ハツネ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2016/07/19(火) 22:12:18

留学生 パオリン

[木の方に近付くうちに、木陰に誰かいるのが見えた。
どうやら女性のようだ、と気付いたあたりで、メロディが途絶える。]

……楽器を弾いていたのかな

[誰かが、しゃがみ込んで何かをしまうような動作の後、立ち上がって木陰を離れていくのが見えた。]

あ。

[どうしたものかと一瞬迷って]

(98) 2016/07/19(火) 22:13:09[見知らぬ海辺]

留学生 パオリン

 お ー い !!

(99) 2016/07/19(火) 22:14:09[見知らぬ海辺]

若旦那 ゼンジが接続メモを更新しました。(07/19 22:15)

学生 ハツネ

[「お ー い !!」>>99
という女性の声に、初音は相手が幻覚ではないと知る。

思わず空いている片手を上げた。*]

(100) 2016/07/19(火) 22:16:56[海岸近くのタブノキの下]

留学生 パオリン

[手を振って、立ち去ろうとする女性に向かって走り出した。

走りながらスカートの裾を気にする動作はともかく、呼びかけた声は、どうもうら若い娘らしからぬものだったのが少々残念である。]

(101) 2016/07/19(火) 22:17:42[見知らぬ海辺]

学生 ハツネが接続メモを更新しました。(07/19 22:18)

学生 ハツネ

[駆け寄ってきた相手>>101は、初音より少し年上くらいの若い女性だ。]

 あのう、もしやあなたも……
 不思議な兎を見たんじゃありませんか?

[そう問いかける。]

 わたし、丘の上の灯台へ行く途中だったんです。
 青い波のようなものが迫ってきて、それで気づいたら、ここに……

[相手も同じ経験をしているのではと推測し、先に説明した。*]

(102) 2016/07/19(火) 22:22:31[海岸近く]

若旦那 ゼンジ

 経験、か……確かに、滅多にできる体験じゃあないですよねぇ。

[むしろ頻繁になんてしたくねぇ、そう言うのはぎりぎり耐えて。>>88
こちらの答えに返る言葉>>89に、僅かに目を細めた]

 年をとれば、かぁ……。

[未だ二十代半ばの身には今一つピンとこない、というのが正直なところ。
それは、どこか気のない声音にも滲み出るか。
それでも、忘れた事も笑い話になる、という言葉ととぼけたような笑いにはつられるように口の端を上げていた]

(103) 2016/07/19(火) 22:30:21[展望台]

若旦那 ゼンジ

 あ、いや、お気になさらず。
 しょーじき、宛てもない手がかりもない、ないない尽くしでどーすっか、取りあえず歩いてみっか、てな感じでしたし。
 他にも人がいる事がわかっただけでも、大きいですしねぇ。

[引き止めについてはさらっと返す、ものの。>>90
続いた言葉にはほんの少し、苦い笑みが浮かんだ]

 ……見つかる、と。
 そーですねぇ。

[返す言葉はどこか気のない声。
どこか気怠い雰囲気を絶ち切るように、ぱしん、と音を立てて扇子を閉じる]

 んじゃ、ま、取りあえず俺はもう少し歩いてみますわ。
 ご縁があったら、また後で。

[軽い口調でそう紡ぎ、一礼した後踵を返して展望台を降りていく。*]

(104) 2016/07/19(火) 22:30:25[展望台]

若旦那 ゼンジ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2016/07/19(火) 22:31:45

留学生 パオリン

ああ、よかった

[こちらに気付いて手を振り返してくれた女性は、傍で見ると、自分より少し年下の少女のようだった。]

うさぎ?そう、変なうさぎです。

[自分も見たうさぎを彼女も見たらしい。
彼女の話(>>1:102)を一通り聞いて]

……。
私もそう。「鍵」と「螺子」を探してと言われた。うさぎは早口だったから、私、ちゃんと日本語が聞けてないかもしれないと思ったけど。

[聞き間違いじゃなかったんだ
そう呟いた。]

(105) 2016/07/19(火) 22:37:54[見知らぬ海辺]

学生 ハツネ

[兎は全員に同じことを話したようだ。
「ちゃんと日本語が聞けてないかも」>>105と続ける相手に、

初音は小首を傾げたが、軽く一礼して自己紹介を。]

 わたし、澤初音と言います。
 高校3年生です。
 

(106) 2016/07/19(火) 22:46:01[海岸近く]

合唱部員 イマリが接続メモを更新しました。(07/19 22:50)

留学生 パオリン

さわ はつね さん。

私、楊宝鈴といいます。中国の****省から来ました。
今は×××大学の学生です。

[よろしく、とこちらも一礼。]

(107) 2016/07/19(火) 22:51:11[見知らぬ海辺]

学生 ハツネ

[短く自己紹介を交わし合うと、強く仲間意識を感じる。
自分の単純さに内心呆れながら、]

 他にも、この世界……異世界なのか何なのかわかりませんが……
 ここへ来ている人がいます。

 あの灯台の下、展望台になっていて。
 ウミさんというおじいさんが、猫と一緒にこの世界へ。
 兎に探し物を頼まれたという話も同じでした。

[崖の上の灯台を指さし、初音は提案した。]

 一緒に行きませんか?
 町はずれから遊歩道がつながっています。

 もしかすると、他にも何人か呼ばれているかもしれません。
 町の中で出会えるかも……
 

(108) 2016/07/19(火) 22:56:34[海岸近く]

灯台守 ウミ

[若い身空にはまだ理解が及ばないのだろう、ゼンジの反応>>103は曖昧模糊だ。
だがそれも致し方ないことだとウミは思う。
何せ、自分も若い頃はそんなことを思いもしなかったからだ]

ではな、気を付けて。

[もう少し歩く、と扇子を閉じた彼>>104に頷いて、ハツネに向けたのと同じように声をかける。
ゼンジが示した反応には思うところもあったが、踏み込めるほど親しくもなく、また話したそうな素振りも無いために問わずに終わった。
彼を見送った後、ウミは再び展望台から臨む景色に瞳を向ける*]

(109) 2016/07/19(火) 22:57:40[展望台]

学生 ハツネ

[中国からの留学生>>107と聞けば、
「日本語が聞けてないかも」>>105のくだりに納得した。]

 じゃあ、ヤンさんのほうがちょっと先輩ですね。
 わたしは来年から大学生なので……

[ふっと会話が途切れると、初音は周囲を見回した。
パオリンと出会えたことで、さらに期待してしまう。

どこかに新たな人影が見えないだろうか。
3人ではなく、もっと大勢がこの世界へ呼ばれたのではないか、と思う。*]

(110) 2016/07/19(火) 23:04:12[海岸近く]

留学生 パオリン

他にも、変なうさぎに物探しを頼まれた人がいましたか。

そんなに難しい物探しなんですねえ。

[初音の説明(>>1:108)に、妙なところで感心をしてしまう。]

そうですね、行きましょう。

[町の中なら、涼しいところがあるかもしれない。]

(111) 2016/07/19(火) 23:07:38[見知らぬ海辺]

合唱部員 イマリ

[雑貨屋前から足早に離れ、どれ程経っただろうか。
歩きながら街並みを見ていくにつれ、感じる違和と伴う不安は徐々に強くなっていた。
何時からか耳に届き続けている微かな歌声も、それを助長していくようで]

…なんで、誰も居ないのよぅ…

(112) 2016/07/19(火) 23:10:18[海辺の街角ふらふら]

合唱部員 イマリ

[おそらく商店街だろう店の連なり。
ラインナップを見る限りでは繁華街とまではいかないものの、そこそこの賑わいはありそうだ。
なのに、人影が一つも無いのが不自然極まりない。
まるで街の住人が丸ごと消えてしまったかのような、こんな場所で一人きりということがより怖さを増して]

なんか、理由でもあるの…?

[何で自分が此処にいるのか、どうして誰もいないのか。
それ以外にも、不思議に思うことの幾つかに対しての疑問を声に出しながら無人の街並みを進んでいく。
耳に届く歌声をかき消さない程の、波の音には気づいていたけれど。
その音の聞こえる方に足を向けようとしていないことには無意識気づかないまま、あてもなく歩みを進めていた**]

(113) 2016/07/19(火) 23:10:37[海辺の街角ふらふら]

灯台守 ウミ

[一人、否、一匹気ままに歩く飼い猫は、塀の上や茂みの中を通り抜けて駅前までやってきていた。
うろうろと、半ば迷うように歩いていたのは、この場所が歩き慣れた街ではないことに起因する。
駅前に出ることが出来たのはほぼ偶然のことだった]

「なぁう」

[人気の無いその場所で、飼い猫は一人の女生徒を見つけて鳴き声を上げる。
封筒を握り締めた少女は鳴き声に驚いて、勢い良く飼い猫の方へと顔を向けていた。
二足歩行する兎と異なり、普通の猫らしいと判断したようで、ほっと胸を撫で下ろすのが見える。
その所作を飼い猫はゆらゆらと尻尾を揺らしながら見上げていた*]

(114) 2016/07/19(火) 23:13:28[猫:駅前]

合唱部員 イマリが接続メモを更新しました。(07/19 23:14)
合唱部員 イマリが接続メモを更新しました。(07/19 23:14)

合唱部員 イマリ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2016/07/19(火) 23:16:47

若旦那 ゼンジ

[気を付けて、というウミ>>109にはいな、と軽く返した後、来た道を戻っていく。
何となくだが、海に近づく気にはなれなかった。

理由は、特にない。はず]

 さぁてぇ……これから、どーするかねぇ。

[他にも人がいて、兎に会って頼まれ事を受けているというのは把握した。
把握した所で、さて、どうするか。
ともすれば、微かな歌声に引き込まれそうになりながら、からん、ころん、と下駄を鳴らして街へと下りていく。*]

(115) 2016/07/19(火) 23:18:15[海辺の街中]

学生 ハツネ

─ 歩きながら ─

[「行きましょう」>>111と同意されたので、
初音はパオリンを促し、町のほうへ歩き出した。]

 でも、あの兎の話を信用するにしても……
 『鍵』とか『螺子』とか、>>#2
 どうやって探せばいいのか……

[話しかけながら、油断なく周囲へ目を配れば、
気になるのは町のいたるところで開いた朝顔の花。*]

(116) 2016/07/19(火) 23:24:07[海岸近く]

学生 ハツネ

[手がかりもまとまりもないが、
初音はとりあえずこれまでに考えたことをパオリンに話してみた。]

 そもそも、言葉通りの意味なのかな…?
 「カタチがわかんない」>>#2とも言ってましたよね?

 『鍵』も『螺子』も、何かの比喩としての表現かも……
 「誰かが持ってる」のかもしれないなら、
 気づかないうちに持ち物の中に紛れ込んでいる……?

 ヤンさんはここへ来たとき、手荷物を持っていましたか?

[パオリンの手元へ視線をやり、尋ねる。*]

(117) 2016/07/19(火) 23:32:39[町のどこか]

灯台守 ウミ

[波の音は相変わらず遠い。
けれど、以前のように全く聞こえないのではなく、微かに響くように届いていた。
まるでウミに聞かせるためと言わんばかりに]

はてさて、弦の音も聞こえるが…。

[遠くはあるが、波の音に紛れて楽器らしき音が聞こえて来る。
力強く弾かれる弦の音>>85>>86
その曲が何なのかまではウミにはさっぱり分からないけれども。
誰かを鼓舞するような音は躍動に溢れ、前へ進もうとする者の背を押すかのようだった]

よき音じゃ。

[緩く何度も頷きながら呟く]

(118) 2016/07/19(火) 23:47:42[展望台]

灯台守 ウミ

音楽は演者も観客も楽しませてくれる。

……あぁ、あの子らが歌ってくれたのは、何と言う歌じゃったかのぅ…。

[よく海に遊びに来ていた子供達が、歌を練習したと言って披露してくれたことがある。
連れ合いと並び、大海原を背にしての合唱は波の音にも負けぬものだった。
子供達とのふれあいの一つであるその歌も、今ではもう、思い出せない*]

(119) 2016/07/19(火) 23:47:51[展望台]

留学生 パオリン

[いるかもしれない誰かを探す道すがら、初音の話(>>1:117)に耳を傾ける]

鍵と螺子、ですか。

……うーん。
私の家の鍵ならお財布に入っていますけど。

[見てみますか?とスカートのポケットから財布を取り出し──]

ところでさわさん、飲み物はなにが好きですか?

[飲料水の自動販売機が、すぐそこにあった。一人で買って飲むのは気が引ける。]

(120) 2016/07/19(火) 23:56:51[見知らぬ海辺]

学生 ハツネ

[初音は目を瞠る。
朝顔に気を取られていたせいか、パオリンに声をかけられる>>120
まで気づかなかった。

どこもかしこも世代差を感じさせる古めかしい町並なのに、
缶ジュースの自動販売機はあるのか。]

 えっと……
 わたしは…………

[ヨモツヘグイという単語を思い出し、初音は口ごもった。
分化の違うパオリンに、どう説明すればよいのかわからず。

そもそも、初音の懸念が当たっているかどうかもわからないのだが。*]

(121) 2016/07/20(水) 00:07:15[町のどこか]

若旦那 ゼンジ

[からん、ころんと下駄がなる。
聞き慣れた音ではあるが、ここでは妙に耳についた]

 ……そんだけ静か、って事かあ。

[人的騒音がないから、余計に響いて聞こえるのだろう、と。
納得しながら、からころからころ道を行く]

 にしても、こいつら。
 ……どんだけ咲いてんだよ。

[行く先々で揺れる色とりどり。
これのお陰で、先に進んでるのか同じところを回っているのか、その判別が今一つつけられない]

 つか、水持ってくるんだったな……。

[陽射しにふと思うのは、そんな事。*]

(122) 2016/07/20(水) 00:10:27[海辺の街中]

化粧師 ンガムラ

[相も変わらず朝顔の中を歩いている。なんかこう、意外と平和つーか、のんびりした気分になってきたな]

このまんま、でも、いいんじゃ...

[口に出たのは、無意識だ。あー、まじで俺ストレス溜まってる?]

(123) 2016/07/20(水) 00:19:19[朝顔の中]

学生 ハツネ

[初音の耳は下駄の鳴る音>>122を聞きつけた。
急いでパオリンの肩に触れ、]

 下駄の音ですよ!
 誰かが歩いています。
 ……どこから?

[パオリンは何か答えただろうか。
彼女の返事を片手で制し、初音は耳を澄ませる。

曲がり角の向こうかららしいと特定すると、小走りに駆けて四辻へ出た。
商店街の切れ目に近いエリアのようだ。*]

(124) 2016/07/20(水) 00:21:05[町のどこか]

化粧師 ンガムラ

[半分くらいは、遠く聞こえ続けてる歌のせいじゃねえか、と思う]

     
     そらのあお うみのあお

       あしたさくはな あおいはな

[どこかで聞いたような、全然知らないような、そんな歌*]

(125) 2016/07/20(水) 00:24:10[朝顔の中]

化粧師 ンガムラが接続メモを更新しました。(07/20 00:25)

学生 ハツネ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2016/07/20(水) 00:25:47

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了

視点:


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生存者 (5)

若旦那 ゼンジ
80回 残6361pt
合唱部員 イマリ
39回 残7385pt
化粧師 ンガムラ
60回 残7114pt
留学生 パオリン
3回 残8917pt
学生 ハツネ
43回 残7589pt

犠牲者 (2)

告げ人 アン(2d)
0回 残9000pt
翻訳家 モミジ(3d)
1回 残8980pt

処刑者 (1)

灯台守 ウミ(3d)
32回 残8047pt

突然死者 (0)

参観者 (0)

発言種別

通常発言
独り言
囁き/共鳴/念話
死者のうめき

一括操作




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