22 ようこそ『ジンロウハイツ』
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もやしっ子 ギンスイ
[からんころんとベルの音]
うお、店内暖けー
マスター、ばんはっ
ホットケーキとレモンティー、プリーズ。
[暖房の効いた店内に人心地つきながらカウンターへと座る]
鍵っ子 ルリ
おかーさん帰って来なかったよー。
ツケで食べちゃダメ？
マスターのピラフプレートが食べたいな〜。
[ソファーにちょこんと腰掛けて、マスターに首傾げた]
もやしっ子 ギンスイ
[運ばれてきた紅茶を口に運びながら]
今日はずいぶん空いてんな。週末だってのに。
マスター、この店大丈夫か？
……ってそう睨むなよ。
[ルリに軽く手を振ると、近くにあった雑誌を開いて読み始めた]
跡取 レン
[からんころーんとベルの音。小さなダンボール箱を抱えている]
マスター、ああ、居た居た。
ちょっと頼みがあるんだ。
しばらくこいつ預かってくれないか？
[ダンボール箱を開けて見せると、そこには子猫が一匹丸まっていた]
そこに捨てられてて、その…目が…あっちゃってさ。
もやしっ子 ギンスイ
>>14 ガモン
うーっす。
仕事帰りかい？お疲れさん。
>>15 ルリ
……世界名作劇場？またマニアックな本を読んでんな。面白いのか？
こいつはちびっこにはまだ早い、大人向けの雑誌さ。
[読んでいたアルバイト情報誌をひらひら]
跡取 レン
あ、ルリ。
チョコレートおいしかったよ、ありがとな。
ルリは良いお嫁さんになるな。
[家計に厳しそうなとことか…と言いかけてやめておいた]
もやしっ子 ギンスイ
>>20 ガモン
そっ。バイト帰りさ。
ま、寒さのおかげかわりと暇だったけどな。
[つられるように窓の外を見ると、ホットケーキをナイフで切りながら口へと運ぶ]
>>21 レン
おいおい、もう名前までつけたのかよ。
……捨てられてた伯爵、ねえ。
[撫でられて気持ち良さそうな猫に視線を向け、小さく笑う]
もやしっ子 ギンスイ
>>22
まだ刺身食うには早いだろう。腹減ってるのかね
……あんま人間用のミルクはお腹によくねえんだが
マスター、ホットミルクワン、プリーズ。人肌でな
学生 チカノ
［大げさに体を震わせながら店内へと入る］
うーっ、今日は一段と寒いなー。
マスター、ミルクティーお願いね。
［そこでレンの連れて来た子猫が目に入る］
って猫？かっわいいー！
もやしっ子 ギンスイ
[よっすー、とチカノに手を振り挨拶]
レンさん、しばらくマスターに預けるって……
この子の面倒見るつもりなの？
[伯爵の鼻先に指を出してつつく]
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