30 しにがみのあいしたようかん
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村民便り（村建て人）
「もぎゅもぎゅもぎゅ…
お餅もバーガーもマヨネーズもおいしいね。
でも羊羹はもっとおいしいよね。
ところで、この中に羊羹を持った人間が
紛れ込んでいるような、いい匂いがするよ。
ほんとなら羊羹なんて死神みんなで分けて食べるところだけど、出てくる気配がないね。8割くれるんだったらどこから匂うか教えてもいいけど。」
村民便り（村建て人）
[と言うような内容を、ネギヤがつぶやいた]
（ガチ発言どうぞ）
（開始予定日時がわかりにくいのに
アナウンスなしに始めてしまって申し訳ない）
歌姫 ザクロ
おはよう。
[手をひらり。]
始まったのね。
[ナオに軽くウィンクし。]
ありがとぉ。
ネギヤに食べられちゃう前に頂いちゃうわ。
……って、ん？
[ネギヤの言葉に首をかしげ。]
――へぇ、人間が、ねぇ。
[目がきらん。そうして面々を見回して。]
門番 ノギ
む、食事が出ておるな。頂こうか。
[マカロニサラダとバーガーを取って]
なんだ、ネギヤ、今、ようかんといったか？
羊羹？羊羹があるのかね。
門番 ノギ
人間に興味はないが、羊羹は食いたいな。実に。
だが８割だと？馬鹿を言うでないよ。
大体、何人居ると思っておるのだ。
そんな条件で頼む馬鹿がおるわけなかろう。
また、いつも通り、おるのだろう。
しにがみとか、しにがみ…
視荷神、氏煮神。この発音であったかな。
ともかく、ネギヤの鼻を借りずともよかろう。
灯台守 ウミ
羊羹か。やはりそうなのか。
それは美味しく頂かねば、仕事などに戻っている場合ではないな。
良いかね、ネギヤ。
私と君の２人だけなら、８：２でもまぁ、良いよ。美味いものは食べ過ぎては有難みがなくなるからな。
もう少し食べたいなーというところで、次回のお楽しみにしておくのが肝要だ。
君１人：全員で８：２というのは馬鹿げていると思わんかね。ん？
そのような考えが、君にとっての羊羹の甘味を下げているとは思わんかね。
いやいや、君のこの先の長い死神生…楽しみを減らしてしまっては申し訳ない。
ここは、君のよく効く鼻には栓をしておこうじゃないか。
灯台守 ウミ
さてさて、、手荷物検査の出来る視荷神が名乗り出て協力してくれれば話は簡単だが…ネギヤに羊羹を嗅ぎ付けられたからには、人間も大人しくしてはいまいね。
視荷神にはこっそり皆の荷物を覗いてもらって、羊羹を発見したら報告してもらおうじゃないか。
羊羹を持っていない…普通の死神だと分かった者を教えてもらうのは、少し検査が進んでからで良かろうよ。
門番 ノギ
まったく、何でも食い物は自分のものなのだからな。
それだけ餅やらなにやら食って満足せんのかね。
いや羊羹が別腹なのはわかる、わかるが。
老爺、鼻栓とはよい考えだ。詰まるだけ詰めてしまえ。
…いや、それは詰めすぎではないのか。
「食べながら息が出来ない」って、それはネギヤ、おぬしが馬鹿なこと言うからそうなるのだよ。
[テーブルについて、もしゃもしゃと食事を摂りながら]
灯台守 ウミ
[マヨネーズ意外と良いな…最近値上がりしているが、まったく何でもかんでも…などと内心呟きながら、マカロニサラダをぱくぱく]
名簿の照合ができる氏煮神はどうだろうね…早めに名乗り出れば恐らく、身の証は立つと思うんだが。
視荷神が誰なのかが人間に分からないように、あえて名乗らせないというのも良いかな？
意見を聞きたいね。皆の衆、どうかな？
箱入り娘 プレーチェ
>>26氏煮神の人に任せるとかで、いいんじゃない？私は名乗って欲しいと思うわ、牢屋に入れるとき、人間が嘘つかないようにね〜。
門番 ノギ
さて、我々で羊羹を食すための事を考えるか。
死神、視荷神、氏煮神な。
羊羹…もとい人間は２つ…２人であったか。
[喉を詰まらせてるのかうなずいてるのか
よくわからないネギヤのほうを見て確認し]
氏煮神は仕事の準備に時間がかかろうし、
それまで出てこずとも良いかと思うな。
人間が氏煮神の真似をするともあまりおもえぬし。
視荷神もひょいと名乗り出てきては、人間に限らず荷にやましい物を持つ者が何かするかもしれぬ…冗談だ。
何にせよ死神の間に潜ませておくがよかろう。
門番 ノギ
視荷神の身を案じるならば、
皆でその振りをする茶番を演じるわけだが
荷の検査の先をそれぞれ勝手に決めるのか、
同じ所にするのか、なんてのも問題であるな。
身の証の立つ、氏煮神の荷を見てしまう問題もあるのか。
ああしかし、外よか大分涼しいとはいえ。暑いな。
[と言いながら上着一枚脱ぐ様子もない。
冷たい麦茶を差し出されて]
む、助かる。
箱入り娘 プレーチェ
>>29視荷神はそれでいいけど氏煮神は出てきた方がいいんじゃない？多分確定すると思うし、二人でてきたら、どっちも牢屋に入れるば、いいんじゃない？
門番 ノギ
[帽子を一旦指で上げると]
氏煮神の力があれば、
視荷神の真似をした人間がおった場合に
その嘘があばきやすくなるのでないかな？
少なくとも考慮せぬ訳にはいかぬだろう。
最初から明かしては力を使わせまいと狙うことが
容易になるのではなかろうか。
たとえば、氏煮神は荷が暴かれそうになったときだの、牢に入れられそうになったときだのに名乗るなどはどうだろうか。
時間の制約が出来てしまうのは、良くないだろうかね。
[出かけていくプレーチェを見送ってから、
再度帽子を下ろした*]
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