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[少し古い歌の着信音が鳴っている。美夏ちゃんからのメールが届いたようだ。内容を確認して、クラス中の人間と美夏ちゃんにメールを一斉送信した。]
11/1 SUN
宛先 美夏ちゃん 和志 イマリ 武志………
件名 緊急連絡
内容
誰がいる?いる奴は連絡してくれ。
会いに行きたい。
/*
まぁ、知らなくても占う瞬間にその人を目撃できればいいのですが。
おそらく更新間際に一緒にいる人とかの可能性が高くなると思います、ふひひ。
[制服を着るか着ないか迷って時間が昼過ぎなのに気付いて私服を着る。着信したメールを確認すればジュンタからのみで。]
チカコ達も消えちゃった…?
[ぶるっと身震いをして、まずはジュンタにメールを返す。]
宛先 ジュンタ
件名 Re:緊急連絡
内容
ミナツはいるよ。
他の友達にも連絡してみたけど誰からも返信がないの。
どうしちゃったんだろ。あの女の子の話って本当なのかな?
[ぽふっとベッドへ携帯を投げ、窓の外を誰か通ったりしないかとじーっと見つめる。]
[届かない気持ちがある。忘れられない想いがある。新しい心がある。返信があるまで、俺は何も考えず寝転んだまま。]
降り積もる白い雪は心模様………そっと………
滔々と白い雪は………無情なる人の世を………
全て許すように降り続いて行く………
[着信音を口ずさんでいた。]
宛先 美夏ちゃん
件名 多分本当だと思う
内容
俺今学校にいるんだけど、誰もいねぇんだわ。
イマリとズイハラさんは、昨日一緒だったよな?
だからあの二人はいると思うんだー。
他、誰かいないのかな?四人だけの世界?(笑)
[ぱちり、携帯を閉じれば思い出される昨日の事。]
アンが言うには、死者がいるって………
多分、ズイハラさんだよな?
………止まった時………でも、俺には関係ない。
どぉせ俺は氷なんだ。溶けない氷なんだから。
[そう思っているのに。暖かいなにかが、俺を溶かしていく。]
宛先 ジュンタ
件名 そっか…。
内容
うん。きっとその二人はいるよね?
4人だけって、他にも誰かいるのかな?
ジュンタ、学校にいるんだ。
じゃあ、私もそっち行く。寝坊して学校行きそびれちゃった。(笑)
宛先 美夏ちゃん
件名 寝坊助さんへ(笑)
内容
四人だけって事もないだろうけどね。
誰がいるかの見当はつかねぇ。
おぉ、学校にいるよ?
美夏ちゃんいるかなーと思って来てみた(笑)
待ってるから、おいでよー。一人の学校はこぇーよー
[ジュンタのメールを確認して、家を後にする。]
うー。さっむい!
[ひらりひらりと舞う雪の中歩いてみても、やはり街には誰もいなくて。]
やっぱり誰もいないんだ…。
[そう再認識すれば少し歩みを速めて学校へと。]
[学校へ向かう途中、自分と同じ制服を着た先程の黒髪の少女とは違う少女を見かけた。声をかけようかと悩んで、話かけたかもしれない。
話しかけることに成功していれば、学校に他にも人がいるからと伝え、マシロがいやがらなければ一緒に学校へと向かうだろう。]
宛先 ジュンタ
件名 どこにいる?
内容
学校についたよー。
ジュンタどこにいるの?
[メールを確認し、理科室へと。からりと扉を開ければ長い机の上で寝転がっているジュンタの姿。]
ほんとに誰もいないね。
皆どうしちゃったんだろ…。
[寝転がっている彼のつむじを前日と同じように人差し指でぐりっと押しながら声をかけた。]
[頭をぐいっと押されたら、ぴょこっと起き上がり]
さっきまではいたぜ。アンが。
[と、美夏ちゃんの方を見た。マシロがいたなら]
あれ?マシロもいたんだ?
[などと声をかけるだろう]
[アンという名前にこてり首を傾げ、マシロも一緒に来ていたなら]
うん。途中で会ったの。
ところでそのアンちゃんって子は?
せっかく学校に来たのに誰もいないなんて、がっかりだね。ジュンタ。
[知った顔に会って、少しほっとしたのかくすりと笑い冗談を言う。]
あぁ、残念だよ本当に。
これじゃ、単位もらえそうにないしな?
[肩をすくめてみて、アンの事を聞かれたら]
………消えた。
[と、ただそれだけ。]
[コンビニの袋をぶら下げて歩いていると、声をかけられた。
同じ制服を着ているところから同じ学校の生徒なんだろうということは推測する。]
へー…学校には人が…ねぇ…。
[つまらなさそうに溜息をつきながら。
学校に向かうその後にとりあえず付いていく。
前を歩く少女は携帯で連絡を取り合っているらしい。
そのまま理科室へと向かう。]
…………あんた誰よ。
[こちらの名前を知っているらしい。
同じ学年であろうが、学校に来ていないなら興味がないので覚えていない。]
あんた誰よって言われてもなぁ。
国本隼太、高3。
前回の期末テストの順位、お隣さんだったじゃん。
[まぁ、覚えてなくても構わないけれど。]
[会話の話題は黒髪の少女のことらしい。
"アン"と呼ばれているが。
己の記憶の中にそんなものはなかった。]
………………。
["セーラー服の少女が町を徘徊!"
なんて、都市伝説は聞いたことがない。
携帯の時計を見ると11月1日であることに初めて気が付いた。]
雪……関係あるんでしょうね…。
[あまりにも早すぎる雪。
窓の外にぼんやり眺めながら呟く。]
消えたって…どこかに行っちゃったってこと?
それとも雪みたく消えちゃった?
[こてり首を傾げてジュンタに尋ね]
ジュンタとマシロさん、同じ学年だもんね。
知ってるんだ。
そだ。私、1年の美夏です。よろしくです。
[にこりと笑い名前を告げた。]
[自分の名前を名乗る男。
窓の外を眺めるよりも前に眉をひそめる。]
…………あっそ。
[そういえばそんな名前もあったかもしれない。
もっとも、顔を見たのは今日が初めてな気がした。]
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