49 実山の村−BR2−
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椎葉 ミナツ
むっくん ありがとう…
[そう呟くと。ぶつかったショックか転げたショックか？
こけたのはどこからか漏れてきたガスのせいだったのか…そのまま意識が遠くなる]
風祭 ユウキ
―回想―
ああ、大丈夫ですか？！
[バスが動き出して、ミナツが転がってヤスナリにぶつかって行くのが見えた]
ごめんなさい、もっと早く動けばよかったですね。
[そういって席に座れば、程なくして眠くなった]
箕鏡 バク
─廃校─
[バスの中では元の睡魔もあって違和感無く眠ってしまった。
目が覚めて最初に見たのは、バスでは無い天井]
……あ？
[未だ頭がぼんやりする状態で声を漏らすと、ゆっくりと起き上がる]
…なんだ、ここ。
[周囲にはクラスメイトも居るが、何だか様子がおかしい。
次いで首にある違和感に手を当てると、硬質の何かが首に嵌っていた]
んだよ、これ。
『意味がわかんないよ…俺が…なんで…。めん…ど…』
【独】 風祭 ユウキ
/*
ムカイメモ＞きにしないきにしない。
というか、そういうことをメモで言わなくていい村なんですよ、執事国は。
ということで、話が止まりそうなので、強引に進めるために拾ってみたとかｗ
小林 サヨ
―廃校―
[バスの中で、肩口にリウのぬくもりを感じて束の間。
目覚めるとそこは知らない校舎だった]
いつの間に！？
[記憶の欠如に驚いて立ち上がった。
教壇に建つ男が投げたチョークが、スコーン！と額に当たる]
いっ……たぁ……！
順番まだって何、順番まだってなにー。
瀬田 タカハル
ふあぁ。
[起きた]
ありゃ、何処だここ。
オレにゃ机と仲良くする趣味は……
[言いながら周りを見回し、異様な雰囲気に目を丸くし]
……は？
プログラム？
[始まる説明。
首に思わず手を遣り、爆破と聞けば慌てて離した]
【独】 風祭 ユウキ
/*
多分、五十音順はこんな感じ
小野寺 リウ
風祭 ユウキ
小林 サヨ
椎葉 ミナツ
瀬田 タカハル
猫村 ナオ
円桜 ムカイ
箕鏡 バク
武藤 ヤスナリ
告げ人 アン
弓道部 ケン
ケンとアンが苗字不明（だったはず）なので、こんな感じ、と。
猫村 ナオ
[目覚めたのは廃校の一室。首に違和感。
男たちの説明に苛つきながら、クラスメイトの首を確認]
このデザイン、趣味じゃないね。
外してくんない？
[鬱陶しそうに大人に告げるが、担任教師だった物の姿に息を飲んだ]
箕鏡 バク
[訳の分からないままで居ると、現れた男により事務的に説明が為される]
はっ……なんだよそれ、フザケてんのか？
[笑い飛ばそうと思ったが、表情が引き攣ってしまった。
出入口に立つ武装した大人達が、この状況が冗談では無いことを示している。
担任の無残な姿を目にすれば、嫌でも現実を受け入れざるを得ないか]
……ちっ。
[眉間に皺を寄せたまま、配られた携帯を見やる。
自分の出発までまだ時間がある。
しばらくは携帯の操作の確認をした]
小野寺 リウ
首輪？
[周りの生徒達にも揃いの首輪がはまっている。]
ん…あたし、アンの次？
っていうか、殺し合いって何。テレビの企画か何か？
「黙れっ！」
[男に怒鳴られ、目をパチクリさせながら口を抑えた。
カラカラと引かれてくる寝台。上に横たわるのは…]
せ…せんせ…
瀬田 タカハル
な、なんだよぉ……
オッさんたち冗談キツいっつの……
ひぃっ！？
[教卓の上の遺体に竦み上がった。
辛うじて椅子からは落ちなかったが]
……マジかよ。
[以後は大人しく、順番を待つ]
小林 サヨ
先生……？
[丸く赤いチョークの痕がついている額に気付かず、神妙な顔で担任教師の遺体を見る。
説明ビデオなど頭に入らぬまま、気がついたときには名を呼ばれ、裏門から外に向かっていた]
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