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匂い?僕は臭くないよ!
[目の前のお兄さんに近づいて、鼻をヒクヒクさせてみる。
血の臭い、のはずだが少し違うような…。でも嗅いだ事ある匂い、あまり好きじゃない匂い、何処で嗅いだんだろう?]
お兄さん、僕の事知っているの?
―イケニエの祭壇傍―
[儀式が行われる祭壇の上空。
ビルの屋上より高い位置を悠々と横切り、手近な建物の屋上に着地する。
既に信者らの一部は有翼人の登場に気付いている様子だが、まだ「降臨」の時ではない。
生贄がその尊き命を犠牲にした時、天使はそれを哀れみ救いの手を差し伸べるのだ]
――おや?
[舞台袖から登場の時を待つ心持ちであったが、ふと舞台の端から中央に向けて、異変があることに気が付いた。
白装束の信者らが、不自然に倒れ、或いは押し退けられていく]
まあ随分と派手なシナリオじゃないの。
今宵の主役は誰かしら?
[くくっと喉の奥でくぐもった笑い声を立てると、今はショウの成り行きを見守る心算で祭壇を見下ろした]
[短い問を向け続けるのは、道化たなりの青年。
回らぬ舌で返答するのは、白い貫頭衣の青年。]
…ん、なに
[ふと、道化の青年が扉の方へ視線を向ける。
――扉は細く開いている。
其処から室内を覗く陰、艶やかな銀の毛並み。]
ベルンハード
ひとり?
… そんな はずないか
[コツリ、床を踏む足音。遅れ来た態の人影。
癖と思しき手つきで、先に居た銀毛を撫ぜる。]
もう終わるよ
[視線を戻しながらの声に
頷いたのは…誰だったか。]
[白い貫頭衣の青年が、狭い卓に載せている腕は]
[…捲った生皮を大小の鈎針で捲った切創、
尺骨に沿って切り開かれた筋繊維の狭間に、
剥き出しの神経を、毒虫にかじらせるさまを晒す]
[過日の記憶。]
― 挿話・秘された研究所の… 終了 ―
[訝る顔にくすくすと笑う。
まるで楽しくて仕方がないと言う様に]
女はいくつもの顔を持つ生き物よ。
それになぞが多いほど良い女だって、良く言うでしょ。
[茶目っ気たっぷりにウィンクを一つ贈る。
問いかけへの答えには、少しだけつまらなそうに、髪を弄りながら]
……情報屋でも判らないのね。
困ったわ。あまりよそ者に大きな顔されるのは、好きじゃないのに。
[よそ者に暴れられて大事な客をすりつぶされては大変と、肩を竦めた]
/*
黒と銀なのでは。
え、狼同士、なの?
違ったら偉い事になるようなならないような。俺とベルンハードを繋ぐ銀狼って意味、になる、のだろう、か。
知るカ。良い女に興味はネェナ。
[女の嘲笑が鼻に付き、素っ気無い言葉を返す。
ウィンクを向けられ顰めた眉は、帽子の下に隠れるか。
『情報屋でも』の言い方に内心イラつきもあったが、ほぼ休業中のわが身を思えば、それも拙く隠して。]
じゃあネーさんも、アッチのネーさんみたく、余所者を捻って行ってみるカイ?
[ゆるく視線を向ける地上、サーディの通った後には幾つもの動かぬモノが残される。]
/*
無茶振りは設定であって、口調まで無茶振りだとは想定してなかったんだよな。今回は省エネなのでOKだけれど、これだと方向性が実は優しい性格、になるかもしれない。ううん。
すてきな縁故やレスをいただくと、嬉しい反面、どうしよう緊張するわーって、お便所で泣いちゃう癖は、いつになったら治るかな?
逆に、自分からナイス縁故投げたいけど、これはまだ技量不足だなぁ…。
おすしおすし。
冗談。
肉体労働は苦手なの。
[眼下に死屍累々の山を築くサーディの姿をちらと見た後、ひらひらと手を振って見せる。
血なまぐさい事とは無縁というように、その指先は白く柔らかなもの]
そういうのは、そう言うのが得意な人にお任せするわ。
……………………。
[自分より背の低いものが、近づいてくる。
遠慮ない様子で此方の様子を探っているようだ。]
お前、が、
[膝を付き、逆に相手を見上げるような姿勢で]
――――――――――――…完成品?
ふぅン……?
苦手なくせニ、気配を消すノは上手いノナ?
[女らしさばかりの指先を眺め、先ほどの彼女の登場を思い出して問う。]
ジャ、そう言うネーさんは、一体何ガ得意なんダイ?
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