人狼物語 執事国


99 白鳥の歌

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おさげ髪 チカノは、ダイイングメッセージを記入しました。
『明日は、晴れるといいな。』

おさげ髪 チカノ

[冬のはじめ、午前6時。風は今日も強い。
ガタゴトと鳴る窓の外には低い雲が垂れ込め、海の色はわずかに深く。

カーテンの中、千夏乃は夢うつつでどこかから聞こえる歌を聞いていた。透き通った、どこか懐かしい歌声。あれは誰の声であったか。思い出せない。

不意にがたん、と一際大きく窓が鳴って、千夏乃の意識は急速に微睡みから引き戻される。

辺りは白、白、白。
ここはどこだっけ、と、一瞬*考えて*]

 …そっか、わたし、入院したんだっけ。

(20) 2012/12/ 6(木) 10時10分位[314号室]

学生 ナオ



[眠りに落ちる刹那、ああ、オトハの声だ、と気づいた。病院で聞いたよりも、CDで聞いたよりも。ずっと美しい妙なる調べ―――]

 ん、………ふぁああ
 おあようございます…

[朝。大きな口をあけて看護師に挨拶をした。何度目でも、入院最初の朝は慣れない。家にいる時の生活リズムが抜けきらない。
熱を測って、血を調べて。今日の検査予定をぼんやりと聞いて。朝食までの空いた時間、ベッドに横になってうとうとしていた、が]

 ………ん?
 結城せんせ…、ちょぉぉっと待って!!

[飛び上がるようにして靴を履き、ベッドを適当に誤魔化した。髪を撫で付けて、入室を促す。さっきは寝ぼけ眼で顔を洗ったから、後ろ髪がハネているが気づいていない]

(21) 2012/12/ 6(木) 10時20分位[603号室]

学生 ナオが接続メモを更新しました。(12/06 10時20分位)

【独】 おさげ髪 チカノ

/*
00:潮風の描写。
01:歌からの引用。時々、詩からも。

>>20『6時発の 貨物列車が 窓の彼方で ガタゴト』『6時起きのあの人の顔が窓の彼方で チラチラ』(終りの季節/矢野顕子)

(-7) 2012/12/ 6(木) 10時40分位

おさげ髪 チカノ

3階・314号室→談話室へ

[なんだか喉がかわく。辺りはもう、冬の空気だ。

千夏乃はそっとベッドを抜けて、羊を抱えて忙しそうなナースステーションを横目に見ながら談話室へと向かう。見咎めた看護師には、お水飲むだけ、と答え。]

(22) 2012/12/ 6(木) 12時40分位[314号室]

おさげ髪 チカノ

3階・談話室

[誰もいない談話室。誰かが消し忘れたのか、薄暗い部屋の中、テレビだけがチカチカ光っていた。

千夏乃は明かりを点けてマグカップに湯を注ぎ、いつもの窓際の席に座る。]

(23) 2012/12/ 6(木) 12時40分位[3階・談話室]

おさげ髪 チカノ

[ミュートされたテレビの音量を少し上げる。
流れていたのは全国チェーンのスーパーのコマーシャル。もうずっと前に亡くなった歌手の、オーボエの音色のような耳に残る歌声。

夢の中で聞いた歌を思い出そうとしてみたが、なんだか頭にもやがかかったようで、思い出せなかった。冬の朝の空気のような透明度だけが記憶に残っている。]

"ききたいな あなたのうたを"
"冷え切った心 あたためるミルク"

[口ずさむのは、母の大好きな歌の一節。
そうしながら、羊の縫いぐるみを抱きしめて、顔を*うずめた*。]

(24) 2012/12/ 6(木) 12時40分位[3階・談話室]

【独】 おさげ髪 チカノ

/*
>>24
忌野清志郎『デイドリーム・ビリーバー』
矢野顕子『花のように』

(-8) 2012/12/ 6(木) 12時40分位

【独】 おさげ髪 チカノ

/*
3年まえか…。14歳にとってはだいぶ前、だよな…。

(-9) 2012/12/ 6(木) 12時40分位

おさげ髪 チカノ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2012/12/ 6(木) 13時10分位

おさげ髪 チカノ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2012/12/ 6(木) 13時10分位

内科医 ユウキ

[午前の院内は人々の活気を肌で感じ取れる。
カルテを手にした左手の手首を一度軽く握り、603号室へノックと挨拶を送った。
聞こえてきた元気な少女の声、慌てふためいた様子は扉を開く前から目に浮かぶようで、沈んだ心に生気を与えてくれるようだった。]

 もういいかな、入るよ。

[促され、静かに扉を開いて「おはよう」と微笑んだ。少女の顔色は悪くない、後ろ髪がはねているなんて、患者ならば常の事、寧ろかわいいアクセントに映った。

もしかすると少女は出迎えてくれたのだろうか。寝台近くに佇んでいるのなら、そっと肩へ触れて寝台を示し]

 横になってて良いんだよ?
 それとも、寝てるのももう、飽きたのかな?

(25) 2012/12/ 6(木) 13時50分位[603号室の前]

内科医 ユウキが接続メモを更新しました。(12/06 13時50分位)

【観】 歌い手 オトハ

病院へと至る道

[その日の午前中。
彼女はいつものように、通いなれた歩道を歩いていた。
少し離れた場所には病院が見える。
この交差点を過ぎれば、建物が影になって見えなくなってしまうだろう。]

(+0) 2012/12/ 6(木) 21時00分位[--]

【観】 歌い手 オトハ

[今日は何を歌おう。
そんな事を考えながら、警備員の男性へすれ違いざまに挨拶をする。]

こんにちは。
いつもお疲れ様です。

[ぺこりと頭を下げて、返事は確認しないまま再び歩いていく。
これはいつもの事。
健常者ならまだしも自分と挨拶を交わすという事は、間違いなく彼の仕事を邪魔する事になってしまうのだから。
だから、その時点では彼女は気付かない。
彼が決して返事を返さないという事には、気付かない。]

(+1) 2012/12/ 6(木) 21時10分位[--]

【観】 歌い手 オトハ

中庭

こんにちは。

[昨日も会った老女の姿を見つけると、挨拶の言葉をかける。
ベンチに座った小さな老女は、更に小さな腕の中の人形に話しかけていてこちらには気付いていないようだった。
けれど、それも気にするそぶりもなく、邪魔をしないようにか少しだけ離れて。
空を見上げた。]

(+2) 2012/12/ 6(木) 21時10分位[--]

学生 コハル

―朝―

[気が付けば朝だ。外から歌が聞こえてきた気がした。
一人の部屋は寂しい。無菌室という場所だから、仕方がないのだけど。]

誰かお見舞いとか来てくれるといいんだけどなあ

[窓の外の海を見ながら、そう呟いた。5階の窓から見える景色はなかなか綺麗なのだけど。]

(26) 2012/12/ 6(木) 21時20分位[病室]

学生 コハルが接続メモを更新しました。(12/06 21時20分位)

【観】 歌い手 オトハ

[今日は何を歌おうか?
こんな空が近く見える日は、あれがいい。
祝福の歌。
アヴェマリア。]

Ave Maria
gratia plena...

[その歌声は、空にとけるように吸い込まれて行く。]

(+3) 2012/12/ 6(木) 21時20分位[--]

【観】 歌い手 オトハ

Amen...

[やがて歌い終わり、結びの祈りを捧げると、それまで気にしていなかった周囲に顔を向ける。
その時に初めて違和感を感じた。]

…?

[誰一人として、こちらを見ては居ない。
拍手とかが欲しかったと言う訳ではないけど。
通り過ぎる人も廊下を歩く人も中庭に居る人も、誰も彼女を見ては居ない。
声が出ていなかったのだろうか?
いや、そんな筈は無い…と思うけれど、自信が無かった。
何せこの耳はポンコツなのだから。]

(+4) 2012/12/ 6(木) 21時30分位[--]

学生 ナオ

 明るいうちに寝ちゃうと後が大変だもん

[肩に触れた手を、まだ目覚めきっていない瞳でぼんやりと見て呟き、慌てたように一歩後ろに下がった。
扉の前まで来ていたから、ベッドに足がぶつかることもなく]

 あ、えぇと…
 座ったほうがいい?

[軽く診察されるのか、と窺うように見上げた]

(27) 2012/12/ 6(木) 21時40分位[603号室]

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生存者 (1)

警備員 ノギ
4回 残11896pt

犠牲者 (4)

告げ人 アン(2d)
0回 残12000pt
学生 ナオ(4d)
56回 残10361pt
人形師 ボタン(5d)
34回 残10947pt
内科医 ユウキ(6d)
37回 残10721pt

処刑者 (4)

画家 レン(3d)
9回 残11758pt
学生 タカハル(4d)
5回 残11842pt
学生 コハル(5d)
2回 残11954pt
おさげ髪 チカノ(6d)
19回 残11493pt

突然死者 (1)

社長 ヘイケ(3d)
1回 残11972pt

参観者 (1)

歌い手 オトハ(1d)
18回 残11589pt

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