人狼物語 執事国


99 白鳥の歌

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学生 コハル

[わくわくしながら待っていると、窓の方から声がする。
良く見ると、さっき手を振ったお婆さんだった。]

あれ?さっきのおばあちゃんだ。
こんにちは。えーっと、初めましてですよね?
わたし、鎌田小春って言います。おばあちゃんは?

[久々のお見舞いで凄く嬉しい。こういうのも病気を治すためのモチベーションとなるのだ。]

そのお人形可愛いですね。
お孫さんのですか?

(91) 2012/12/ 7(金) 22時30分位[5階の病室]

人形師 ボタン



そうそ、 初めましてねェ。
あたしゃァ……田中ぼたんって名前なんだけどねェ、
   ただの婆さんで十分だよ。

  小春ちゃんってェ、いうのかい。
  
    奈緒ちゃんと同じくらい、の年じゃないかな。
    小春ちゃんは高校生?

[話し口の前に据えられていた椅子に億劫そうに腰を下ろしたけれど、
 その顔面を彩るのは間違いなく喜色だった。
 円らな瞳は窓越しの、楽しそうにも見える女学生の顔を観察し、満足げに一人頷いた。
 ――それでも、そのニット帽にどことなく病気の影を見出しては小さな瞳に影を映した。
 にこりと弓を描いた細目から掬い取れるかは知らないけれど。]

(92) 2012/12/ 7(金) 22時50分位[五階 病室]

人形師 ボタン


[人形へ向けられた褒め言葉に、ただにっこりと笑みを深めて
 セルロイド人形を赤子のようにゆすりあげる。]

   ああ、この子はあたしンなのさ。
     笑っちゃヤだよ、婆ちゃんになっても病院が怖くて 
       そいで、連れてきちまったの。


[けらりと笑いだしそうな程声を震わせ。]

(93) 2012/12/ 7(金) 22時50分位[五階 病室]

学生 コハル

あ、田中さんですね…うん、じゃあおばあちゃんって呼びます。
はい、高校生です。バレーボールやってるんですよ。

[優しそうなおばあちゃんがお見舞いに来てくれて本当に嬉しい。
…少し陰りが見えた気がするけど、気のせいに違いない。
独りだったからきっとネガティブ思考が占めているんだ。]

へえ、そうなんですか。
おばあちゃんの大事なお人形なんですね。

[おばあちゃんは、入院が怖くてお人形を持ってきたようだ。
私も寂しいし、家族にクマのぬいぐるみでも持ってきてもらおうか。]

(94) 2012/12/ 7(金) 23時20分位[5階の病室]

人形師 ボタン


バレーってあれかい。
   ひょいって飛んで、バシっと球ァ打つやつかい。
  
[言葉のとおり手真似して、飛んできたボールを打つような仕草を見せる。
 切れのない緩慢な動きを見せてから緩く首をかしげ、それから得心したように]


  はぁあ、嬢ちゃんは かンなり、元気な子だったんだねェ……
 ぴょんって高ぁく飛ぶんだろうねェ。


  あァ実ぁね、この子ァ、あたしの爺さんが
     初めてくれたもんでねェ。ついつい何処にでも持ってっちゃうのさ。

(95) 2012/12/ 7(金) 23時40分位[五階 病室]

人形師 ボタン


[そういいながら部屋の中を見渡す。
 老婆にとっての人形のようなものは、一見しただけでは部屋の中にないような気がして]


    小春ちゃんは、お人形よりも
       もしかしたらバレーボールかねえ。
      このお部屋から出れたらよ、
        病院の、同じくらいの年ごろの子とバレーしてみたら
      楽しいリハビリかもねえ。
        
    このお部屋からじゃア見えないかもしンないけど、
        病院の中庭ならァ、できるし――……
    よく歌い手さんがねぇ、そこで 歌ってるのさ
      行ってみるといいよう。

(96) 2012/12/ 7(金) 23時40分位[五階 病室]

内科医 ユウキが接続メモを更新しました。(12/08 00時30分位)
学生 ナオが接続メモを更新しました。(12/08 00時30分位)

内科医 ユウキ

 お邪魔しますね。

[室内からの反応を受けて静かに扉を開く。
先日と同じように目深く帽子を被る柏木の姿よりも先に伝うは絵の具の香か。消毒薬に慣れすぎた身にとってそれは酷く新鮮でもあり、違和感でもあった。]

 ―――…あ、……、

[最初に目に飛び込んで来たものは、キャンバスいっぱいの、色、色、色。
抽象的に描かれたその絵画の前に佇み、暫し圧倒されるように見つめていた。

じっと見つめていると、何となくこれが空、これが人の姿、口、と、理解出来た気がした。]

 何というか、……迫力ありますね。凄く。

 ……女神、みたいな感じ、ですか?

[解釈、間違っているかもしれないけれど。確かめるように柏木へと視軸を凪いで]

(97) 2012/12/ 8(土) 00時40分位[531号室]

学生 コハル

バレーボール…うーん、なるほど。

[確かに置いてみるのは良いかもしれない。色々と励みになるかも。]

そうですね、出来たらやってみたいですね。
頑張って、この部屋から出たら、リハビリで…うん。

[希望がわいてきたと思う。歌い手さんと言うのは今日聞こえた気がするアレの事だろうか。]

そっかあ、中庭あるんですね。
知らなかった。即入院、って感じだったので。

[これも、元気になるモチベーションだろうか。
おばあちゃんの話は聞いてて楽しい。

色々と話したと思うけど、しばらくした後に検査とか何やらで面会が終わりと言う事になってしまった。]

気が向いたら、また来てください。大変かもしれないですけど。

[寂しそうに笑って、見送った。**]

(98) 2012/12/ 8(土) 00時40分位[5階の病室]

学生 コハルが接続メモを更新しました。(12/08 00時40分位)

学生 コハル、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2012/12/ 8(土) 00時50分位

学生 コハル、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2012/12/ 8(土) 00時50分位

学生 ナオ

[孝治の姿には気づかずに――気づけばまたよろしく、なんて言葉をかけただろうが、それはまたいつか――キウイを食べて病室へ戻った。
午後早くに検査を終え、また夕飯まで暇になった少女は、濃紺のカーディガンを羽織って入院棟を出、夕暮れの中庭を目指した]

(99) 2012/12/ 8(土) 01時00分位[午後]

画家 レンが接続メモを更新しました。(12/08 01時00分位)

人形師 ボタン

 ンフフフ

   婆ちゃんは長いことここに居るからね
  なんでも知ってンのさ――

[面会の終わりを告げられ、腰を浮かす。
 抱きかかえたままの人形の、きしきしとした金髪が垂れ下がった。]

 
  もう こんな時間かい
   悪かったねェ長居しちまって。
 
    こんな萎びれたババアで良かったら、
      また来るよォ
    今度ァ、出来りゃあ同じくらいの年の子も
        連れてくるよ

[その表情に思わず付け足された言葉。
 老婆の黒い眼は弓なりに細められたまま、ゆっくりと言葉を紡いで病室を後にする。]

(100) 2012/12/ 8(土) 01時10分位[五階 病室]

画家 レン

結城先生。今日は。
来て頂けて嬉しいです。

[病室に入ってきた結城の姿を見ると、まずそう挨拶をした。それから、置いていたカンバスの上の絵を見つめる様を、サングラスの下から見つめて]

女神。
そうですね、それは……
そうなのかもしれません。

[訊ねられれば、少々迷った風に言葉を発した]

昨日、中庭で見た景色をイメージしたんです。
それで、描いていたら……
……なんだか、歌が聞こえた気がしたんです。
あの……オトハさん、の歌が。

だから、その歌の色になったんです。
だから。
女神に見えるのなら、きっと彼女が理由でしょう。

(101) 2012/12/ 8(土) 01時20分位[531号室]

画家 レン、その死は未だ知らず。

2012/12/ 8(土) 01時20分位

人形師 ボタン

病室

[その場を去った老人の姿は、割り当てられた病室に向かった。
 寝台に腰掛け足をさする。下から上、上から下、見様見真似の手つきで繰り返し。
 
 脇に置いた金髪のセルロイド。
 横たえようが、その眼を閉じることはない。]


   孫……ねえ、あの子ァ
  今幾つだろうねェ

        大きくなっちまったら、もう、
         お人形はいらないだろうねェ

[足のだるさを訴えて、昼飯は病室で食べたいと声をかけた。
 その声音は看護士に対するものというよりか、少し甘えたような声音だった。] 

(102) 2012/12/ 8(土) 01時20分位[五階 病室]

人形師 ボタンが接続メモを更新しました。(12/08 01時20分位)

人形師 ボタン、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2012/12/ 8(土) 01時20分位

学生 ナオ

中庭

[音楽のない、ただの庭。
少し前までは、空も見え、歌が世界を広げていたけれど]

 狭い、なぁ

[ベンチに腰掛け、中庭を取り囲む壁や窓を見渡した。屋上の柵から、地面へ――何か、落ちている。駈けていき、きらりと夕暮れを反射した何かの前にしゃがみこむ]

(103) 2012/12/ 8(土) 01時20分位[中庭]

警備員 ノギが接続メモを更新しました。(12/08 01時20分位)

人形師 ボタン


[それから、老婆は眠った。
 長らく歩いたからだろうか、エレベーターを使わない という無駄な努力を、鎌田小春に会った後に試みたせいだろうか。とにかく老人は昼飯を食べた後に昏々と眠り、その際もセルロイド人形を離さなかった。
 目をつむり、眼さえも顔に刻まれた皺のような風体をしながら、その胸に抱いた人形は決して目をつむらず、真白の天井をずっと見つめていた。]

(104) 2012/12/ 8(土) 01時20分位[病室]

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生存者 (1)

警備員 ノギ
4回 残11896pt

犠牲者 (4)

告げ人 アン(2d)
0回 残12000pt
学生 ナオ(4d)
56回 残10361pt
人形師 ボタン(5d)
34回 残10947pt
内科医 ユウキ(6d)
37回 残10721pt

処刑者 (4)

画家 レン(3d)
9回 残11758pt
学生 タカハル(4d)
5回 残11842pt
学生 コハル(5d)
2回 残11954pt
おさげ髪 チカノ(6d)
19回 残11493pt

突然死者 (1)

社長 ヘイケ(3d)
1回 残11972pt

参観者 (1)

歌い手 オトハ(1d)
18回 残11589pt

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