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……うーん。
なに芋だったか、でんぷん質のあれではなく、塩もみやら何やらに向いているという芋の話を聞いた事があるようなないような。確か美容か健康によろしいというふれ込みのブツでした。
ジャガイモは偉大です。かつて田中芳樹先生が中欧を舞台にした話を書かれた際、動かす軍勢の規模を考えた結果、本来その時代はその地域にあるはずのないジャガイモを作物とせざるを得なかったとか。
あと、ラッセルの人はそういう事でしたか。了解致しました。
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気のきいたことは
言っちゃいねえし、
[――殺された旅人の顔を目にして、
酒場の主人は黙りこんでいたから。
しばらく村を出てたらどうだ、と
実際、破落戸が口にしたのは一言。
災いの予兆に物思う背を押しただけ]
下らねえことで、
ころころ死ぬから嫌えなンだよ。
……
[破落戸は、問うた同族を一度横目で見遣る。
直には脅威たらぬ人狼を『仕留める』と言い、
その手段は未だ銀の銃弾に頼る、年経ぬ天魔。]
… 目星なァ
[2つめの問いを後回しにして、
同族の震える手を徐ろに掴む。]
"名乗り"は先にあげろ。
[――強く引く。風。飛翔する。]
つい応えちまいたくなるようにな。
[降り止まぬ雪は、去りゆく者の足跡を
味方もせず敵ともならずただ覆い隠す。
人狼の存在を真に覆い隠せるものは、
ヒトの、あるいは狼の"群れ"であり。
其処を離れた人狼を追うのは魔には容易いが]
…
つきあうのは村外れまで、だ。
. ノーマン .
[土着の魔である"誰でもない男"は、
それ以上追わないと告げる。]
[娘の歳は16だ。
そこで歳を数えるのをやめてしまった。永遠に。
自分が両親に捨てられた理由も、
人狼の容疑者として名を挙げられた理由も、
それを幸いと雇い主に捨てられた理由も、
永遠に知らぬまま、死んでしまった]
[旅人の歳は37だ。
16年の旅路の間、目的地にたどり着くことは終になかった。
迎えに行った娘にも会えず、
娘を手放さなくてはならなかった理由を果たす事も出来ず、
自分を旅路へと送り込んだ男に再び会うことも出来ず、
人ならざる者にかみ殺されて、死んでしまった]
[娘は虚ろに思う。
寡婦が去り際に答えた言葉を。
悲しむ者がいない人間は生きている甲斐もない。
自分の死を悲しむ者はいないし、
自分も自分の死を悲しんだりしない。
なるほど。と娘は思った。
けれど死体は、*笑わない*]
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あと少しお時間があるけれど、まぶたが仲良しになってきているのでおやすみなさいします。
夜時間はもっと使い道がありそうなーと思いつつ、ささやきじゃないささやき枠はなかなか楽しかったです。村建てのせばすさん、共有者仲間のくまさん、ご一緒してくれたみなさん、ありがとー
おやすみなさい。
らしくないな。
[>>14 ヤワ、という単語に笑みが零れる。
包丁は炊事場に残して、集会場を出てきた]
マスターは私など連れて行こうともせず一人で逃げて、おまえはおまえで村の外には行かないと言う。
どいつもこいつも、薄情者め。
せめて、とめてくれないか。
[震えを、あるいは復讐の念をどうにかして欲しいという思いは、願いというよりも弱音に近い。
かつてネリーだったもの、その残像がちらついて、思考がかき乱される]
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