情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了
[1] [2] [3] [4] [5] 絞り込み / 発言欄へ
…おや?
何か探しものでもしているのだろうか。
と…あまりじろじろ見ては失礼か。
…去年の祭りの明け頃に、アンは消えたと聞いた。
神隠しなんて信じない、信じない─けど。
もしかしたら、関係あるんだろうか。
本当に探しに行ってみようか。
あの子の話していた、祭りの晩に咲く花を。**
君だね。
今年の「代償」は。
[そう告げれば、アンは大きく目を見開いたのだったか。
その、少女に手を伸べる]
本物は、摘まれてしまったから。
[手に持つのは、自分の着物と同じ、青い花]
持って行くと、いい。
[受け取らない彼女の髪に、花を挿し。
その背中を、そっと押した*]
[また祭の日がやってくる。
賑やかな声、走り回る子供達。
去年との違いと言えば、神隠しに遭ったとされる女学生が未だ戻らないこと。
そして]
よい……っしょ。
はぁ、流石にこの身体には辛いわねぇ…。
[大きなお腹を抱えたモミジが石段を上り終えて一息ついた。
手を貸してくれた人に礼を言い、櫓の見える場所に腰を下ろす。
去年は足を挫いて盆踊りに参加出来なかったけれど、今年は別の意味で参加が出来なくなっていた]
[去年と変わらない賑わい。
変わりの無い賑わい、なのだけれど]
……あれからもう一年になるのね。
未だに見つからないと言うことは、
やっぱり、神隠し───
[戻らない女学生を思い起こしながら、大きく張り出たお腹を緩やかに擦った]
だとすれば、誰かが花を摘んだ?
誰か、願いを叶えた人って居たかしら。
[疑問は浮かんでも答えは出ない。
それでもしばらくは考え事をしながら、時折お腹を蹴る我が子を宥めるようにお腹を擦る**]
/*
おっと残ptが111。
時の流れを示すために身篭ってみた(
父親に名乗りを上げる奴が居たら私は大いに噴くぞ。
[該当しそうなのはとても限られるが]
投票デフォがマシロちゃんでした。
ランダムしちゃおっかな。
[おぼろげな、一年前の記憶。
忘れてしまうのが自分であるなら、これは自分が作り出した思い出かもしれないが。
一人の少女が「送られた」のは間違いない]
知っていてもなお、摘んでしまうくらい綺麗で魅惑な花、なんだろうね。
[覚えている音を繰り返す。
今年もまた、その花が咲く季節]
[アンの失踪と、噂の花のことと。
神隠しと呼ばれ始めたそれらは、ならば祭りを中止に、という声を現実にするまでには至らなかったようだ]
たこ焼き。
分けて食べるんだぞ。
[例年のごとく子供らに屋台をおごる羽目になりながら、ため息混じりに笑う]
中止にならなくてよかったな、祭り。
[はしゃぐ子供らを見れば、そのつぶやきは偽りのない気持ち]
化粧師 ンガムラは、ここまで読んだつもりになった。[栞]
え?
あ、すまない、失礼した。不躾だった…は?
ああいうこと…とは?
…もしや、ア…女学生の失踪のことを聞いているのか?
去年も祭りに来ていたことは知っているが、村の者でもない貴方が何故そんなことを聞く。
何か心当たりでもあるのか?
[1] [2] [3] [4] [5] 絞り込み / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了