学生 クルミは、ひときわ強い光が神殿を照らすのを感じ、顔を上げた。

隊商 ロッカは、しょんぼりしながら、元の場所に正座した。

隊商 ロッカは、「アンちゃん……」呟く声は、嗄れたように微かだ。

隊商 ロッカは、ハスキー犬が笑いながら遠ざかっていく気がした。

学生 クルミは、隊商 ロッカの言葉>>9にこくこくと頷いた。

翻訳家 モミジは、鏡が光ったのに気づき、息を飲んでその光景を見守る

学生 シンヤは、なんとなく手を合わせて祈っているかもしれない。

学生 クルミは、月の光を纏ったかのように輝いて見えるアンの姿を無言でただ追う

移民 ヌイは、何となく涙を流しているかもしれない。

隊商 ロッカは、船頭が桐箱から宝刀を取り出すのを見つめている。

隊商 ロッカは、神様みたい、呟く頃には落胆はどこかへ消えていた。

移民 ヌイは、非科学的なモノと涙の為に目を何度も擦る。

もやしっ子 ギンスイは、はああーー、と、大きく息をついた。

翻訳家 モミジは、漸く落ち着きを取り戻したが、顔色はまだ青い。

学生 クルミは、ぎらり輝く刃に視線を移す。

移民 ヌイは、無駄に心配した自分に苦笑いを浮かべる。

学生 ヨシアキは、自分の頬をつねって夢じゃないのを確かめている

隊商 ロッカは、ふと周りを見渡して「レンさんは？」

隊商 ロッカは、頑張ってね、と言い残して神殿を離れた。

翻訳家 モミジは、学生 ヨシアキに、「ソウシマス」と微笑んだ

隊商 ロッカは、先代達がすぐにまた船出するとも知らずに駆けて行く。

移民 ヌイは、隊商 ロッカを追って船着場の方に駆け出した。

隊商 ロッカは、足音にびくっとして振り返る。

学生 ヨシアキは、移民 ヌイと一緒にロッカを追いかけた

隊商 ロッカは、ふんどしで湖を泳ぐレンを想像して、肩を震わせた。

学生 ヨシアキは、隊商 ロッカを見て、「今何想像した？？」と帽子トントン

移民 ヌイは、隊商 ロッカの様子に…君は一体何を想像したんだ…。

学生 クルミは、告げ人アンの手をぎゅっと握って、外へと駆け出した。

隊商 ロッカは、そうじゃなくて、と急に真顔になった。

学生 クルミは、受付にあった名簿を掴むと食堂へ。

移民 ヌイは、顎に手を添えて考え込んでいる。

学生 リウは、学生 クルミの持って来た名簿を、じい、と見つめる。

学生 クルミは、名簿をリウの見やすい向きに直した。

学生 ヨシアキは、移民 ヌイの言葉に、頷いた。

移民 ヌイは、学生 ヨシアキとロッカの後を追うように、宿泊所に向かう。

移民 ヌイは、隊商 ロッカ>>78､覚えてたか｡でも玉子はやらんぞ。

学生 リウは、メモを貼った。

隊商 ロッカは、翻訳家 モミジが元の調子になっていることにホッとしている。

隊商 ロッカは、お寿司食べていいかなぁ、と誰にとも無く尋ねた。

学生 クルミは、隊商 ロッカ>>82と同時に尋ねる。「見つかった？」

学生 リウは、「う。お茶も、お寿司も…*どうぞ*」

隊商 ロッカは、空いている席に腰を下ろして、寿司をつまんだ。

移民 ヌイは、玉子を口に入れながら*寝ているかもしれない*

隊商 ロッカは、神殿の方角へ視線を向け、ぽかんと口を開けた。

隊商 ロッカは、もやしっ子 ギンスイに「服……？」と訝しげな声で尋ねる。

隊商 ロッカは、ふぅん、と言って、掌で涙を拭う。

もやしっ子 ギンスイは、隊商 ロッカの帽子をポムポム。

隊商 ロッカは、帽子を叩かれ、しばし俯いていた。

学生 シンヤは、割り当てられた部屋へ行き床についた*

学生 クルミは、目をこすりながら、早朝の食堂へ。

学生 クルミは、お寿司の皿を持って、寝ぼけ眼で*神殿へ*。

隊商 ロッカは、船着き場とは逆の方面へと。

移民 ヌイは、メモを貼った。

移民 ヌイは、雑記帖に記載後､捜索も兼ねて船着場に向かう。

学生 クルミは、強い匂いに顔をしかめ、儀式の間を覗き込む。

移民 ヌイは、休憩できる所を探し*少し休んでいる*

隊商 ロッカは、神殿へ重い足を向けた。

隊商 ロッカは、学生 クルミの背後から、何をしているの？と尋ねた。

隊商 ロッカは、その場に*倒れ込んだ*

学生 ヨシアキは、メモを貼った。

学生 マシロは、メモを貼った。

移民 ヌイは、目を覚ます…ふぁーあ…。

移民 ヌイは、メモを貼った。

学生 クルミは、手にしていた筈のお寿司の皿が落ちる音を聞いた。

学生 マシロは、学生 リウをありがたく拝んで、人参ざく切りを再開した。

学生 クルミは、ぼうっとしたまま、好明に従う。

学生 ヨシアキは、隊商 ロッカを宿泊所まで運ぶと、皆に事情を話した。

移民 ヌイは、学生 ヨシアキの話を聞く｡今度は次代依り代が消え…た？

移民 ヌイは、隊商 ロッカをとりあえず横に寝かせ､毛布をかける｡

学生 シンヤは、突然の頭痛にその場にしゃがみこんだ。

移民 ヌイは、学生 シンヤの様子に､今度はこっちかよ!?誰か鎮痛剤!!

学生 シンヤは、移民 ヌイの声をまるで、水の中にいるように遠くに聞いていた。

翻訳家 モミジは、学生 シンヤに「コレ飲んでください」と頭痛薬と水の入ったコップを手渡した

学生 クルミは、学生 シンヤを呆気にとられ、見守る。「シンちゃん……？　どうしたの？」

学生 シンヤは、翻訳家 モミジに話しかけようとしたが口が開かなかった。

学生 シンヤは、翻訳家 モミジ宿の雑記帳に手を伸ばして…

学生 リウは、騒ぎに瞬き、シンヤの行動をぼやけた視界で追う。

翻訳家 モミジは、学生 シンヤが雑記帳へ何かを書き込むのを、じっと見守っている

学生 マシロは、学生 シンヤの様子に驚くが、どうしていいのか分からずに見守る。

移民 ヌイは、学生 シンヤの行動に、何も出来ずにただ見守っている…

学生 クルミは、学生 シンヤの額に手を触れようとして、その様子に躊躇う。

学生 シンヤは、メモを貼った。

学生 クルミは、隊商 ロッカが目覚めたのにも気が付かず、雑記帳を覗き込んでいる。

学生 ヨシアキは、学生 シンヤから微妙に後ずさっている

学生 シンヤは、メモを貼った。

学生 クルミは、翻訳家 モミジの言葉>>170に目を見開く。

学生 クルミは、「あた……し？　悪霊？」呆然としたままその言葉を反芻する。

学生 ヨシアキは、翻訳家 モミジの言葉に、思わずクルミを見た

隊商 ロッカは、学生 クルミに駆け寄って、ぎゅうと抱きついた。

移民 ヌイは、隊商 ロッカ>>177､死んだ…？何故､君はそう言い切る？

学生 クルミは、隊商 ロッカとモミジのやり取りに付いていけず、ただぼうっと聞いている。

学生 シンヤは、翻訳家 モミジとロッカのやりとりを聞きながら、苦しそうに呼吸している。

学生 クルミは、隊商 ロッカとヌイのやり取りがようやく耳に入ると、目を伏せた。

学生 リウは、わけも分からず、泣き始める。

翻訳家 モミジは、学生 シンヤを守るように背中をさすり続けている

学生 シンヤは、翻訳家 モミジに背をさすられて、静かに眼を閉じた。

学生 クルミは、自分で自分の言葉に目を剥いた。

隊商 ロッカは、学生 クルミ>>193「くーちゃんじゃない」と、また声を荒げた。

学生 クルミは、隊商 ロッカの抱き締める腕をぎゅっと握りかえす。

翻訳家 モミジは、「ではロッカ、違うと言うナラ何を知っていマスカ？」と問うた。

移民 ヌイは、隊商 ロッカ>>198､根拠など知らない…か｡

移民 ヌイは、少々強引だが…何か足りない気がしてならんな。

移民 ヌイは、とりあえず…皆チロルチョコでも食え。つ【チョコ】

移民 ヌイは、とりあえずシンヤが書いた文を読み直し中

移民 ヌイは、うーん…

翻訳家 モミジは、でないと、きっとまた誰かがいなくナル…と呟いた