学生 タカハルは、学生 ナオの声に*気を取られた。*「消えた？」

編集者 ポルテは、朝刊とともに投げ込まれていた手紙に、ただただ首を*かしげた*

学生 タカハルは、誰もいない部屋の中で一人*笑う。*

学生 タカハルは、入店した時にはいつもどおりに戻っている。

翻訳家 モミジは、入り口を向いた。リウの姿を見つけ、頭を下げる。

翻訳家 モミジは、学生 リウの食欲に感心した。若い子は元気ねえ。

学生 リウは、翻訳家 モミジに首をかしげた。「おいしいですよ？」

学生 リウは、学生 ナオ「う、うっす」複雑な心境、な気がする。

編集者 ポルテは、学生 リウの注文した内容を聞き、少し面食らった。

学生 サヨは、編集者 ポルテが示した手紙へ視線を向けた。

学生 タカハルは、「手紙っすか？」と身を乗り出す。

編集者 ポルテは、学生 サヨ「中身見てみる？」と尋ねた。

編集者 ポルテは、身を乗り出したタカハルに気付き「みんな気になるんだなぁ」と。

学生 リウは、編集者 ポルテの手元を皆につられるように、見た。

学生 リウは、翻訳家 モミジ「昨日男の人なんていましたっけ？」

学生 タカハルは、あむ、むぐむぐ、ごくん。「あんがとな、龍崎。」

学生 リウは、学生 タカハル「ん、どうぞ」

学生 リウは、学生 タカハル「いえいえ。こちらこそ、いただきます」

学生 リウは、学生 サヨ「いってらっしゃーい」

翻訳家 モミジは、帰っていくサヨに手を振った。

学生 タカハルは、響子先輩に小さく手を振った。

学生 タカハルは、作家 フユキの存在に今更気付いて挨拶。

学生 ナオは、学生 リウを見送って。「お腹壊すなよー」

作家 フユキは、学生 リウに手を振った。