6 まっくら森の村・南
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しぶとい奴は隠者 モーガン、村長の娘 シャーロット、見習いメイド ネリー、双子 リック、語り部 デボラ の 5 人だと思っておこう。
[目覚めると、まっくらだった]
火……。火のつけ方。
[唱えながら記憶を手繰り寄せて、よたよたと戸棚にたどり着く。
薄いキャンディで出来た扉を開くと、中に小箱の手ごたえ。
中から取り出した棒を3度ほど擦ると、マッチに火が灯った]
(0) 2007/03/25(日) 22:37:32
村長の娘 シャーロットは、ぼんやりとその火に見入った。
2007/03/25(日) 22:37:50
村長の娘 シャーロットは、テーブルの上のランプに火を近づける。
2007/03/25(日) 23:04:23
[窓に近づく。
相変わらず外は暗い]
まっくらくらーい、くらーい。
[どこからか、ふわふわ飛んでくる何かが見えた。
七色の光を放つそれは、大小さまざまのシャボン玉のようだった]
(1) 2007/03/25(日) 23:06:37
村長の娘 シャーロットは、窓を開けてマッチを放り投げた。シャボン玉が弾けた。
2007/03/25(日) 23:07:10
村長の娘 シャーロットは、窓枠にもたれて*外を眺めている*
2007/03/25(日) 23:20:18
[家の外。続く暗闇の中、家からつかず離れずのところを歩いてみる]
[ざざざ]
[ざざざ]
[何かが引き摺る音。足を止めればそれも止まる。耳を澄ませど何も聞こえず。やはりこれは自分の服の裾の音なのか]
[ざざざ]
[ざざざ]
[繰り返される音。本当に裾を引き摺る音なのか、はたまた何か別のものなのか]
…ここから離れて歩き回るにはわしには辛いかの。
足腰も弱けりゃ目も弱い。
しかしこのままでは出ることも叶わぬか…?
困ったもんじゃ。
(2) 2007/03/26(月) 00:57:21
[辺りを見回し溜息をついて]
[ざざざ]
[ざざざ]
[移動する間、音はどこまでも*ついて来る*]
(3) 2007/03/26(月) 00:57:34
うーん。
[伸びをしながら未だ寝ぼけてる様子でテーブルにあるランプの光を暫くぼんやり見つめている。ふと窓から外を泳ぐ魚の姿に気づき立ち上がった]
(4) 2007/03/26(月) 20:23:00
見習いメイド ネリーは、壁のウエハースをひとかけら手に取ると、外にでた。
2007/03/26(月) 20:23:56
[さらに小さく砕いたウエハースを手に乗せ、魚たちの前に差し出してみた]
お菓子なんて食べるかな?
[一匹の魚が手から食べると、周りを泳いでいた魚たちが集まりだした]
好きなのかな?こんなに集まってくれて、なんだか嬉しい。
(5) 2007/03/26(月) 20:27:58
見習いメイド ネリーは、庭の片隅で魚たちを眺めながら座っている。
2007/03/26(月) 20:29:23
[森を歩いていた。暗闇が怖くは無かった。
当てもなく歩いていたはずなのに、見覚えのある煙突が目に入る。
また戻ってきた、というよりは引き寄せられてきたのだろう]
(6) 2007/03/26(月) 21:15:00
村長の娘 シャーロットは、前方に魚の集まりを見つけた。
2007/03/26(月) 21:15:08
(7) 2007/03/26(月) 21:20:54
村長の娘 シャーロットは、少々視力が悪いのかもしれない。
2007/03/26(月) 21:21:10
村長の娘 シャーロットは、木の陰から、魚とメイドの攻防を*見守っている*
2007/03/26(月) 21:21:44
見習いメイド ネリーは、視線を感じて辺りをうかがっている。
2007/03/26(月) 22:05:58
見習いメイド ネリーは、誰もいない様子にほっと一息。
2007/03/26(月) 22:09:00
見習いメイド ネリーは、庭に寝転がって木々の間から見える夜空を*眺めている*
2007/03/26(月) 22:09:42
双子 リックは、見習いメイド ネリーを覗き込んだ。
2007/03/26(月) 22:59:12
人、いたんだ。
[しゃがんで顔を近づけて]
生きてる。
(8) 2007/03/26(月) 23:01:10
[脇に座るとはがした壁のを砕いて魚たちに差し出した]
懐いてるんだね。
[手の中が軽くなると足を引き寄せ体育すわりをして、
ぼんやりと魚の行く先を*追っている*]
(9) 2007/03/26(月) 23:04:32
見習いメイド ネリーは、いつの間にか少年が隣にいることに気づき起き上がった。
2007/03/26(月) 23:37:08
こんばんわ。不思議なところだね。さっきから、星が動いてないんだ。時間が止まってるのかな・・・
[ぼんやりしている横顔に独り言のように呟いた]
(10) 2007/03/26(月) 23:40:06
[現れた少年が、メイド姿の少女へと近づいていく]
食べられてるんじゃなかったのね……。
[しばらく眺めていたが、恐る恐る二つの影の下へと歩を進めた]
(11) 2007/03/26(月) 23:44:42
時間が?
[視線を上げて星を見るが]
わかんない。
だってずっと真っ暗だもん。
[俯くと、寄せた足をさらに小さく曲げた]
(12) 2007/03/26(月) 23:45:55
双子 リックは、村長の娘 シャーロットの足音を聞いて顔を上げた。
2007/03/26(月) 23:51:15
村長の娘 シャーロットは、いつか投げたマッチ棒を踏みつけてしまった。
2007/03/26(月) 23:51:37
[音に反応するかのように、魚が少女の周りから離れていく]
あ……。
[申し訳ないような気持ちになりながら、散ってゆくそれらをぼんやりと目で追いかけた]
(13) 2007/03/26(月) 23:52:58
[すまなそうな顔をしている少女の姿にほほ笑みながら]
魚たちはお菓子が好きみたいで、あげるとすぐに集まってきてくれるよ。
(14) 2007/03/26(月) 23:56:22
[ざぶん、と音がして湖から飛び出したカモメが湖の上を泳いでいた魚を咥えると、再び水中に戻っていった]
………。
[...は無言でその光景を眺めていたが、やがてゆっくりとした足取りで立ち去った。彼が立ち去ると、木陰から姿をあらわした卵たちがキーキー言いながら時計の針を逆に回し始めた]
(15) 2007/03/26(月) 23:59:03
[少年の言葉にもう一度夜空を見上げて]
そうだね。ここに着いてからずっと真っ暗。でも、いつかは明るくなってくれるよ。きっと…
[自分に言い聞かせるように呟いた]
(16) 2007/03/26(月) 23:59:37
甘党なんだね。
[柔和な笑みをたたえた少女に、瞬きながらそう返した]
この魚たちは、あなたの?
(17) 2007/03/27(火) 00:01:05
[ざざざ]
[ざざざ]
[ざざざ]
[しばらく周囲を歩き回って、結局家へと戻ってくる。杖をつき、ゆっくりと歩みを進め。弱った目を凝らして見ると、家の外で3人の少年少女が集まっている]
おや……昨日家に居た子達の他に1人増えとるの。
[他にも居たのか。少し驚いたように言葉を漏らすとそちらへと近付いて行く]
[ざざざ]
[ざざざ]
[ざざざ]
[相変わらず音は後ろをついて来る]
(18) 2007/03/27(火) 00:05:38
ううん。この家の人のか、野生の魚だと思うよ。魚たちに付いてきたら、この家に着いたんだ。でもずいぶん人懐っこいみたい。
[手を伸ばして、よってきた魚の頭をなでている]
(19) 2007/03/27(火) 00:10:05
村長の娘 シャーロットは、物音に振り向いた。「おばあちゃん、昨日はありがとう」
2007/03/27(火) 00:11:51
明るくなるのかな。
[魚の泳ぐ先にある空を見て]
魚が飛んでるなんて、変なの。
[呟くと少女達の会話に耳を傾けた]
(20) 2007/03/27(火) 00:13:35
[少女の言葉には]
人が好きなのかな。
[そう言ったものの、自分は手を伸ばすことはなかった]
(21) 2007/03/27(火) 00:13:43
双子 リックは、語り部 デボラにつく音に、怯えた。
2007/03/27(火) 00:15:21
[歩みを止めればついて来る音も止まり。青髪の少女からの礼には顔の皺を深め]
なぁに、礼には及ばんよ。
[少年と緑髪の少女には]
他にも迷い子がおったのじゃな。
わしも同じじゃがの。
(22) 2007/03/27(火) 00:24:05
[ビクリと肩を揺らし、隣りに座る少女の服の袖を掴む]
おばーちゃんも道に迷ったの?
(23) 2007/03/27(火) 00:27:19
おばあちゃんも迷子なんだ。この家の人かと思ってました。みんな同じなんだね…
(24) 2007/03/27(火) 00:29:05
[少年少女の言葉に頷いて]
うむ、いつの間にかこの暗闇の中を歩いておってな。
この歳じゃが迷い子になってしもうた。
(25) 2007/03/27(火) 00:34:26
こんなに迷子がいるなんて。
[言葉は続くことはなかったが、どこか不安の色が滲んだ声が出たように思った]
(26) 2007/03/27(火) 00:37:41
[青い髪の少女の言葉を聞いて不安そに俯いたが、顔を上げて]
こんなところでも仲間がいると思うとちょっと心強いな。
(27) 2007/03/27(火) 00:45:27
[仲間と言われたことに、ほんの少し顔をほころばせて]
あたしでも、賑やかしになれてるなら嬉しい。
(28) 2007/03/27(火) 00:50:16
[不安げに瞳を揺らしたが、不意に腹の音がなり]
………。
[恥らうように俯いた]
(29) 2007/03/27(火) 00:52:27
皆境遇は同じと言うことじゃな。
しかし一人で居るよりは不安も減るじゃろう。
[不安げな少女達を励ますように声をかけ。緑髪の少女に視線を移すとしばしじっと見つめた]
……ふむ。
闇の中の白き光。
強き良き心の持ち主か?
(30) 2007/03/27(火) 00:53:32
[腹の鳴る音が耳に入れば]
ほっほ、このようなところに居ても腹は減るか。
家に何か置いていないかね。
[3人から離れ、家の中へと入っていく。そのまま台所へと向かうだろう]
(31) 2007/03/27(火) 00:55:00
ひかり?
[鸚鵡返しにそう繰り返して、去りゆく老婆を見つめた]
(32) 2007/03/27(火) 00:57:13
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