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―自室―
窓を開けて、封筒を取って、背中が攣って、うつらうつらと、起きたときには外からダンケさんの騒いでいる声が――
[昨晩の状況を、同じ動作で再現。
床に寝そべった状態で、眉を寄せた]
窓はいつ、誰が閉めたの?
[見渡すと、廊下と部屋の間の扉は薄く空いている]
誰が、封筒を持っていったの?
[アンの部屋で拾った手紙が入ったポケットを上から押さえると、紙の手ごたえ]
アンがその「あいつら」に殺されたのって、いつだろう。
お姉さん、こういう状況には慣れてるんでしょう?
毒は遅効性だと思う?
アンが口にした物に毒が入ってたとしたら。
飲み物か、あるいは、食事やお菓子……。
外は酷い嵐だってのに。
このままじゃ、おいそれと食べ物を口にすることもできないな。
やだ、取れてる。
[ずりずりと四つん這いでトルソーに近づいて、布を掬う。
針に糸を通して、落ちていた一枚の羽を縫いつけようとした]
――っ
答えになってない、なんて…そんなことは。
[大きく被りを振るとめまいでもしそうで、
青年は慎重にレンへ首を横へ振って見せ]
でも。 レンくんの問いの響きが、
「既に出会った人間の中に犯人がいる」前提に
聴こえるのは、どうしてだろうって思ったんです。
僕たちは、まだ この邸内を
くまなく見てまわってもいないのに――
気のせい、と言われればそれまでの話で。
…僕も、聞かずにはいられなかったみたいです。
[浮かべた違和感は、まだ強い其れではなく。
レンからの返答を今は容れる様子で収める。]
…
立てるかい、プレーチェ。
[妹へ手を差し伸べ、先刻ピエトロから受け取った
タオルの端で気遣わしげに彼女の目許を拭った*]
―― 廊下→ダイニングへ ――
どうしてそう思うの?
僕はゲンちゃんが殺しの犯人じゃないか、聞いただけなのに。
そう聴こえるとしたら、それは――きっと、三河屋さんが。
無茶も見事も、爺やほどじゃないよ。
[ピエトロの昨晩の大胆な手口を思い出しながら、
応じる笑みを隠す態で静かに両目を伏せる。]
…うん。あの声は素敵だね。
舞台映えがするよ。
雨に濡れて眠る姿も、横倒しのトルソーも。
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