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0044。
[電話の向こうが、今どういう状況か悟りつつ、なにもなかったみたいに話す。]
ちょっとな。好きな花が咲いてる場所が変わっただけ。もう、二度と、枯れない。
だから、だいじょうぶ。
エートゥは、青ってイメージだな。青いけど、炎。
冷たく見えるけど、火傷しそうなとこ、好きだ。
>>12
[0011に短く別れを告げると、仮宿へと戻り、支度を始める。頭の中では、先ほどの情報を*確認しながら*]
今度はNY…そしてまた会社員で、
妻の父母と子供二人との暮しか。
[自分の止血も終えると、11たちに軽く手を振り、次の潜伏先へと。*]
そっか。それなら良いんだ。
そう。大丈夫、大丈夫。
[何処かあやす様な口調で、相手の言葉を繰り返し。
好きな色への返事に、ぱちりと瞬いた]
……カウコの好きな色を聞いたのに。
ふふ。でも、青色か。そうだねぇ。
僕も青色かなぁって思ってた。同じだ!なんだか嬉しいな。
[くすくすと、楽しそうな笑い声が響いて。
それから(06)秒後、大きな爆発音。通信は途絶えて、もう何も音を伝えることはない]
・・・うん。
[嬉しそうな笑い声に返事をしようと口を開いた矢先、爆発音が響いて通話が途切れた。]
嘘やろ、・・・エートゥ・・・
[手から通信端末が落ち、地面でリアカバーが外れて電池が飛び出した。
無言で端末を拾い、電池を戻しリアカバーを閉める。通信端末は故障したようで、うんともすんとも言わない。
そのまま<28>分、そこで立ち尽くした。]
[6秒間の空白の間に、送信準備していたメッセージをボスへ送る{1}]
逆スパイ候補者は 0011 0020 0026 0031 0043 0066 0099。
0011は調査済み。白。
[死は、いつも隣にある。
さっきまで笑って居たのに次の瞬間に命の火が消えてるなんて、ありきたりだから。
もう慣れた。
本当の特別は作らないのが、傷つかないコツ。
ドロテアには片思いだった。
エートゥは恋人だった。
けど、どこか醒めていた。だから、痛くない。痛くなんかない。]
そうだよね、0011。
[本部に到着した。ボスに報告に向かう]
ボス…。003のことは…。
すみません…。
[暗い表情のボスに向かって開口一番謝罪を]
あの後、現場を調査しに行きましたら、すでに火を放たれた後でした。
あの場に居たのは、0011、0020、0026、0043の名でした。多分、あの中に逆スパイがいたのかも知れません。但し、0011はすでにわたしの独自の調査で、白が確定しております。
0020、0026、0043の内の、誰かかと思われます。
…0020が…?
[少し考えるように頭をかしげ]
確かに、あの現場を発見したのは0020ですし、現場にも足を入れていますが…。0020が逆スパイだとは、あまり思えませんが…。
かと言って、0026、0043も、不審な動きがありませんでしたが…。
[しかし、ボスからの0020の抹殺指令を受け]
分かりました。では、その任務は[0011 山猫 カウコ]にやらせましょう。指示します。
――校長室前・NY――
[NYに来て最初の仕事は、文部を司る官僚としての視察だった。
いつまで経っても慣れないスーツで、官僚らしい所作を演出するのは窮屈だった。それでも外見上は平常を装った。
窮屈なスーツよりも、気になることがあったから。]
(……何か、視線が多いね)
[校内にスーツは目立つ。視線は当たり前だ。
それでも、何かが違うとスパイの勘が告げていた]
(テロリスト側が何か情報を掴んだ? 身元を変えたばっかりなのに?)
[笑顔を作り、相手の話を聞きながら、その裏で疑問を並べては消していく。
分からない。だが、一つ確信を持って言えることがあった。
今のままでは危ない、と]
……あ、ごめんなさい!
急用が出来たので、これで!
[ポケットの携帯端末に発信テストを入力。電話がかかってきたように見せかけて、その場を急ぎ辞した。
周りに同業者がいれば、焦りが見えたかもしれない]
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