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そうかい……。
それは、デンゴくんの言うことが最もだ。
[それからは、何も言葉が出ない。
きっと、今、彼より、自分は臆病だ。]
すまない……。
頼むよ。
[それは、子供も大人も関係ない、頼みとする。]
……いや、さすがに逃げ出すのはないか。
いくらデッドエンドフラグの塊だからって。
[デッドエンドフラグそのものの行動を取るとは、限らない]
死ぬのがお役目だー、とか言ってたし。
うん、あれだ、
死ぬのが当たり前になってる存在がうっかり?生き残って、
どうなるか見ものだったんでつい。
[へんな期待をしてしまったという次第]
/*
ナカノヒトのうっかり混じりなのは否定できない
うん、しかし、どういうスタンスであるべきか
ここでちょっと昔話をしたくなるターン
でも見張りかあー……
[困ったように呟くと、
絵日記カボチャが、ぐわり。と突然大きな口を開いた。
そのまま日用品の棚から何かを吸い込む。…風船の袋、のようだ。
…風船が日用品かどうかは怪しいが、
その辺は神の力なんだろう。多分。
ともあれ、ごっくんと飲み込み、
任せろという顔をしている]
――…うし、行くか…っ!
[梨を切った果物ナイフを手にして、
絵日記を片手に掴み。
他の荷物は放り出したまま、
…意識を集中させるように、目を瞑った。
かみさまのにっきの使い方は。
分からないけど分かる――そんな変な気分だった]
―屋上 襲撃の時―
[次の瞬間。
デンゴは屋上の上空に浮いていた。
12thたちは0thを見張っていたから、
空には気付いていない。
絵日記カボチャが強く息を吹き出す。
高速の勢いで地上に落下した“種”は瞬時に膨らみ、
たくさんの――色取り取りの風船が、その場に出現した。
…屋上を多い尽くす程の、賑やかなバルーン]
[ゆっくりと。
…わざとらしい程に、ゆっくりと。
見張りの視界を覆ったそれは、
のんびり上空へと舞い上がる。
その隙に――…デンゴは、降りた。
心に描けば、次の瞬間はもう、0thの目の前。
随分と便利な力だ。片隅でちらっと思う]
/*
んーでも、
見物人だからPCの好きな人とかがっつり関わった人を応援するってスタンスに立つのは難しいかあ
できてランダム神の導きにより10thを応援するくらい
[釣られるように
デンゴもけらっと笑って、0thを見上げた]
オレ様はさ、
もう。選んだんだ。 ずっと前に。
だから今更、悩まない。
[果物ナイフを強く、掴んで]
お菓子の代わりに、
…アンタの世界と命を、くれ。
[振りかぶり――… 0thの心臓に、突き刺した*]
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