人狼物語 執事国


99 白鳥の歌

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視点: 人

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おさげ髪 チカノ

『…おねえちゃん、今日はげんき?どこもいたくない?』

[父の陰から、小さな弟が顔を覗かせる。彼が前に来た時はあまり調子が良くなくて、ずっと伏せっていたのだ。どうやらそれを覚えていて、気にしているらしい。]

 ありがとう。今日は、元気だよ。
 ハルちゃんも元気?

[答えて、今度は千夏乃が、少し屈んで弟の頭を撫でた。]

(79) 2012/12/ 9(日) 04時30分位[3階・談話室]

おさげ髪 チカノ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2012/12/ 9(日) 04時40分位

人形師 ボタン


3階 談話室

[重くはないが嵩張りうるさく鳴る袋を談話室の一角、椅子の上に置くと、老婆は足を引きずりリズムのずれた歩行で自販機の緑茶を買い求めた。流石にすぐに動くことはせずに、袋の隣に仲良く腰を下ろす。
 TVではどこかのアナウンサーが口早に若すぎた死を嘆いていた。その口上を眺める老婆の眼差しは焦点が微かにずれていた。

 談話室内に知った顔があれば、もしくは話しかけられれば。いつもの老婆の顔を、皺にまみれた笑みを浮かべ、それこそいつも通りに会話するのだが。
 午後のいまだ早い時間、そこにいる人物の把握までは老婆の思考は追いつかなかった**]

(80) 2012/12/ 9(日) 04時40分位[3階 談話室]

おさげ髪 チカノ

前日の3階・談話室

 排水口…。

[ゴトウの提案に、ふと思案顔になった。]

 出て行くお湯と、注ぐお湯の量が違ったら…傾きがかわる、のかな?うん、たぶん。

[しばらくぶつぶつとつぶやきながら考えて、それからぱっと顔を上げ]

 出て行くお湯の方が多かったらいつかお湯はなくなるし、注ぐ方が多かったら、またあふれますね?

[千夏乃は楽しそうに、ころころと笑う。彼女の頭の中では、あふれるお湯がフルカラーのアニメーションで再生されているのだ。]

(81) 2012/12/ 9(日) 05時00分位[前日・3階・談話室]

おさげ髪 チカノ

『本当に正しいってことが自分で示せる』

[ゴトウの言葉に、千夏乃は深くうなずいた。]

 そう。グラフが描けないくらい、ずっと遠くの話でも、式があれば想像できる。ここにないものを、目にみえる形にしてくれる。そこが、すごいんです。

 歌もね、同じなんです。
 奥底に隠れてる人のこころを、形にしてくれる。だからわたし、数式と歌が大好き。

 友達はみんな数学が好きじゃないから、チカノは変わってる、って、言うけど。

[唇をわずかにとがらせて]

(82) 2012/12/ 9(日) 05時00分位[前日・3階・談話室]

おさげ髪 チカノ

 ……もっともっと、色んな知らなかったことを、知りたい。わかりたい。

 もっともっと、隠れてるわたしを、知ってほしい。

 そうしていつか大人になったとき、自分の力で何かあたらしいものを作り出せたら、見つけ出せたら……素敵だと思いませんか?

[千夏乃はまっすぐに、ゴトウの目を見つめた。]

(83) 2012/12/ 9(日) 05時00分位[前日・3階・談話室]

おさげ髪 チカノ、照れ笑いを浮かべた。「ごめんなさい、ヘンな話しちゃった」

2012/12/ 9(日) 05時10分位

おさげ髪 チカノ

昼過ぎ、3階・談話室

[いつもの通り自習セットとマグカップ、ひざ掛けを持って、千夏乃は談話室へと向かった。もちろん、羊の縫いぐるみは手放さない。

しかし今日は、勉強なんてできる気がしなかった。
夕方には父と弟がやって来る。それを思うと、気もそぞろになるというものだ。

そわそわしながらもノートと白湯を準備して、ひざ掛けを広げたとき。なにやらがさがさと響く音。]

(84) 2012/12/ 9(日) 05時10分位[お昼過ぎ、3階・談話室]

おさげ髪 チカノ

[売店の袋をがさごそ鳴らしながら現れたのは、人形を抱いたお婆さん。
見舞い客、にしては、外を歩く服装ではない。

千夏乃は興味を覚え、羊を連れて自動販売機のそばに掛けた彼女に、近づいてみた。]

 …こんにちは。お見舞いですか?

(85) 2012/12/ 9(日) 05時20分位[お昼過ぎ、3階・談話室]

おさげ髪 チカノ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2012/12/ 9(日) 05時20分位

おさげ髪 チカノが接続メモを更新しました。(12/09 05時20分位)

人形師 ボタン


おや…………

[老婆は一度、ゆっくりとした瞬きをした。学生ほどの女の子が近づき、声をかけてきたのだ。そちらへ眼差しを、顔を向けると、口端を持ち上げた。]

   んふふふ、お見舞いさんぐらい元気に見えるんなら嬉しいねェ
    でも残念ながら、婆ちゃんは長ァく、ここにいる患者なのさ。

(86) 2012/12/ 9(日) 05時50分位[3階 談話室]

人形師 ボタン

嬢ちゃんはァ――

[抱えた羊を、彼女が来た方向をたどり、広げられたノートを見]


    お仲間さんかねェ……
      可愛いお人形さん連れてる患者仲間ってやつかいね

(87) 2012/12/ 9(日) 05時50分位[3階 談話室]

人形師 ボタン、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2012/12/ 9(日) 06時00分位

人形師 ボタンが接続メモを更新しました。(12/09 06時00分位)

学生 コハル

―朝―

[起きて外を眺めると、青い空に虹が架かっているのが見えた。]

わあ、綺麗

[こんなにはっきりとした虹を見るのは初めてかもしれない。
私が見た虹は架かってるのか架かっていないのかよく分からないレベルで、申し訳程度に七色だった気がする。]

よーし、頑張るぞー

[昨日会ったおばあちゃんに沢山元気と勇気をもらった。
早く治して、またバレーボールを始めたい。]

(88) 2012/12/ 9(日) 11時10分位[5階の病室]

学生 コハルが接続メモを更新しました。(12/09 11時10分位)

画家 レン

[割れた文字盤、其処に生じた皹に、表面が剥げた部分に、細筆でそっと色を乗せていく。そうして乾かせば、瑕疵はほとんど目立たなくなった。
 それからピンセットと接着剤とで、一つ一つ、砕けた硝子の欠片を嵌め合わせていく。パズルを解くかのように、少しずつ。
 硝子は色で補うというわけにはいかず、そもそも失われてしまっていた欠片もあり、小さな穴や皹がはっきりと残る事になったが、ともあれ形にはなった]

……

[作業を終えた頃には、昼下がりになっていた。おやつどき程の時間だったが、特別菓子などを食べたい気分ではなく。男はキャンバスに向かった]

(89) 2012/12/ 9(日) 14時20分位[531号室]

画家 レン

[男はキャンバスに色を乗せていった。
 幾つも幾つも、いつものように極彩色に。
 これもいつものように、目のない笑った人間を、白の絵の具で中央に描き――]

[――黒色で、塗り潰した]

[人型の内を埋めるわけでもなく。筆記具でそのの書き損じを葬るように、ぐしゃぐしゃと]

(90) 2012/12/ 9(日) 14時30分位[531号室]

画家 レン


…… もう、 好きにはさせない。

消して、……
        消えて、やる。

[その残骸たる黒を睨み付けるように見据え、呟いた。筆を水入れに付け、そのまま手を離す。筆は一度僅かに沈んでから其処に浮いた。筆先から滲み出す黒が、水の色彩を呑み込んでいき]

(91) 2012/12/ 9(日) 14時40分位[531号室]

画家 レン

[そのキャンバスとイーゼルを中央に配置してから、男は窓際に寄った。珍しくカーテンを開き放していた、その窓をがらりといっぱいに開く。
 吹き込んできたそよ風が、壁に貼られた絵の端をひらひらと揺らした。
 それから、男は修理した時計を手に取った。ベッドのサイドテーブルに丁寧に畳んだハンカチと並べてそれを置き、一枚のメモを書いて脇に添えた]

[そのメモには、
 ――「誰か」に渡して下さい――
 そう一文だけが書かれていて]

(92) 2012/12/ 9(日) 14時40分位[531号室]

画家 レン

[その後、男は部屋を後にした]

[かつり。ぺたり。
 松葉杖を伴う足音を響かせながら、男は廊下を歩いていった。そして、廊下の端、周囲に部屋もない行き止まりで、人通りの少ない場所で足を止め]

……、

[窓際に立ち、硝子の向こうに広がる空を、橙が混じりつつある、鮮やかな、綺麗な空を、*眺めた*]

(93) 2012/12/ 9(日) 14時50分位[五階廊下隅]

画家 レン、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2012/12/ 9(日) 14時50分位

画家 レン、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2012/12/ 9(日) 14時50分位

内科医 ユウキ

午後:五階廊下

[ぼんやりとした僅かな時間を屋上で過ごした後、午後は入院患者の治療処置を行った。
前回よりも目に見えて回復している患者もいれば、治療自体が無意味なレベルまで進行している患者も存在する。常であればその結果に一喜一憂し、励ましの言葉を送るところであったけれど。

言葉はただ、機械的に音と成していくだけだった。

その後、5階のナースセンターへ足を運び、看護師へ担当患者の指示を行った。
散々思案した挙句、やはり柏木に声を掛けていこうと、531号室へ向かう途中、窓辺にて彼の姿を捉えた。]


[青と白と橙のグラデーション。柏木の描く絵よりも明度が暗いかもしれないけれど、何処か似ているその風景。その中心に佇む柏木の姿は翳りを帯びて、浮世離れした荘厳さが滲んでいる。

掛ける言葉を見失い、離れた位置から動けなかった**]

(94) 2012/12/ 9(日) 15時30分位[→廊下]

内科医 ユウキ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2012/12/ 9(日) 15時30分位

学生 タカハル

ー回想ー

何かを探し出すこと。
それは、楽しいこと。

数学と音楽...音楽の中にだって、数学は隠れているから。
そういうのを考えてみるのもいいと思うよ。

誰だってやれば、まだ世界で誰も見つけていないことも見つけられる。
それも、とってもすごいことでもあるんだと思うんだ。

(95) 2012/12/ 9(日) 16時00分位[談話室]

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視点: 人


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生存者 (1)

警備員 ノギ
4回 残11896pt

犠牲者 (4)

告げ人 アン(2d)
0回 残12000pt
学生 ナオ(4d)
56回 残10361pt
人形師 ボタン(5d)
34回 残10947pt
内科医 ユウキ(6d)
37回 残10721pt

処刑者 (4)

画家 レン(3d)
9回 残11758pt
学生 タカハル(4d)
5回 残11842pt
学生 コハル(5d)
2回 残11954pt
おさげ髪 チカノ(6d)
19回 残11493pt

突然死者 (1)

社長 ヘイケ(3d)
1回 残11972pt

参観者 (1)

歌い手 オトハ(1d)
18回 残11589pt

発言種別

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