人狼物語 執事国


134 白鳥の歌 2nd

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926号室の住人 ロッカ

屋上

[屋上に行くと、だれかがいました
ここの患者さんでしょうか

わたしはそのひとの邪魔をしないように、端の方へいきました
そうして、ハイライトに火をつけます

風に揺られながら空たかくのぼる煙を、わたしは眺めていました**]

(24) 2013/12/21(土) 19:13:22[926号室]

926号室の住人 ロッカが接続メモを更新しました。(12/21 19:13)
外科医 ユウキが接続メモを更新しました。(12/21 19:42)

外科医 ユウキ

[食べ終わったサンドイッチ。
重圧から逃げる理由がなくなって、仕方なしに立ち上がる。

たしか、896号室。
軽くノックして、部屋にはいったはいいけれど。]

 …―――

 いないじゃないか

[私の変な汗を返せ。
心の中で、そう呟いた。
しまった、部屋以外に彼女の行きそうな場所がわからない。
探そうにも、探しようがないな。
途方にくれた結果、メモ帳を破いて。
ここに来た旨を書いておくことにした。]

(25) 2013/12/21(土) 19:47:21[行こうか、行くまいか]

外科医 ユウキ

[背景クルミ様…―――
いや、それは違うだろう。

親愛なる?
それも違う気がする。

結局、形式にこだわっても意味がないと思い。
数枚のメモの廃棄の後、簡素なメモを残した。]

 宿題を持ってきたけれど
 いないようなので改めるよ
 もしメモを見たら、呼んでくれると嬉しい

                  ユウキ

[うん、これだけで十分意図は伝わる。
きっと、たぶん、大丈夫。
自分でいくつか頷いて、メモを残して病室を出た。]

(26) 2013/12/21(土) 19:51:58[行こうか、行くまいか]

896号室 クルミ

[浅縹色と白藍のグラデーションに、
 白線が引かれた便箋はあるだろうか。
 封筒は海の青藍にしよう。

 今日の空色を贈ろうと、
 小さく胸を弾ませた。

 >>24
 ふ…と、煙草の匂いが漂う事に気付いて。
 遠くの海へ向けていた視線を流すと、
 屋上の隅で煙草を喫む女性を見つけた。]

…風に、拐われるよ。

[口元まで覆っていたマフラーを少し下げ、
 彼女に声を投げかける。]

(27) 2013/12/21(土) 20:24:07[屋上]

896号室 クルミが接続メモを更新しました。(12/21 20:24)

926号室の住人 ロッカ

‥‥?

[「風に、拐われるよ。」
聞こえた声に、わたしは振り返ります
そこにはマフラーをした、女の人がいたのでした]

こんにちは。

[わたしはたばこを口から離して、にっこり笑ってそう言いました]

(28) 2013/12/21(土) 20:31:18[屋上]

896号室 クルミ

[私と同じくらいの年頃に見える女性は、
 風に遊ぶ煙草の煙の中に居て。
 笑う顔が少し現実離れして見えた。

 からりと車輪を回し車椅子を進めて、
 彼女の方へと距離を詰める。]

…こんにちは。
 その煙は、美味しいもの?

[喫煙の経験は無いけれど、
 彼女が持っていると煙草の煙は
 甘いものかのように見えたから。
 訊ねてみる。]

(29) 2013/12/21(土) 20:36:33[屋上]

926号室の住人 ロッカ

[この人が乗っているものを、わたしは知っています
車いすと言うのです
そがさんが乗っていたから、わかります]

わたしは、すきです。
かみさまが好きだったから。

[美味しいものかどうか、考えてみました
おいしい、よりは、好き、かなぁと思いました]

(30) 2013/12/21(土) 20:47:15[屋上]

896号室 クルミ

…かみさま。神様?
 …神様は、あなたを救ってくれる?

[私を救う神様は居なかった。

 信仰は太陽にしか
 向けたことは無いのだけれど。
 煙草の煙を追って空へと向けた目を細め、
 再び見つめるのは彼女の顔。]

(31) 2013/12/21(土) 20:52:58[屋上]

926号室の住人 ロッカ

かみさまがいなかったら、わたしは今、ここにはいられなかったから。

[「神様は、あなたを救ってくれる?」
そう訊ねられて、わたしは頷きました

かみさまが、みつけてくれたから
かみさまに、ロッカと呼んでもらえたから
だから、わたしは今ここにいられるのです]

(32) 2013/12/21(土) 20:58:02[屋上]

896号室 クルミ

…素敵だね。
 私の前にも現れれば良いのに。
 神様とか、天使とか。

[非現実的な存在感の彼女が言う神様が
 何者なのかを私が知る由もなく。
 ただ、何かを信じる心は羨ましい。

 少しだけ微笑んで、
 マフラーに顎先まで埋めてしまう。]

(33) 2013/12/21(土) 21:14:25[屋上]

926号室の住人 ロッカ

‥‥でも、かみさまは、いっちゃったんです
わたしを置いて。

[わたしはもういちどたばこを咥えて、すうと大きく息を吸いました
重たいけむりがいっぱい溜まって、かみさまがいないさみしさをほんとうに埋めてくれたらいいのに、と思いました

それからふうと吐き出した煙、真っ白です
わたしはその煙がのぼっていく空を見あげました

かみさま、かみさま、
わたしのことが見えていますか。]

(34) 2013/12/21(土) 21:24:08[屋上]

926号室の住人 ロッカが接続メモを更新しました。(12/21 21:24)

896号室 クルミ

…いつもキミの中に居るから
 神様と呼ぶのではないの?
 離れていても傍に居るというやつ。

 でも、寂しいね。
 置いて行かれるのは。

[煙草の煙は何を満たすのだろう。
 喫煙は緩やかな自殺だと誰の言葉だっけ。
 彼女は何を見上げているのだろう。

 儚げな彼女の傍へ。
 もう少しだけ近付いて。

 私は、巻いていたマフラーを外して、
 煙草の火を避けて
 彼女に巻きつけようとする。
 少し、屈んでくれないかな?]

…あげる。

(35) 2013/12/21(土) 21:28:58[屋上]

926号室の住人 ロッカ

「…いつもキミの中に居るから
神様と呼ぶのではないの?
離れていても傍に居るというやつ。」

‥‥。

[女の人の言葉に、わたしはうつむいて、たばこを灰皿に落とし、ポケットに手をやりました
そこには、煙草の箱と、ジッポと、
それから、石が入っています

かみさまの、お墓の石です

お守りみたいに持っていたものです
これがあると、かみさまが傍にいてくれるような気も、時々はするのです
けれど、きっと、そんなわたしをかみさまは笑うでしょう
そんなただの石ッコロを後生大事にしてどうすんだ、と。]

(36) 2013/12/21(土) 21:38:33[屋上]

926号室の住人 ロッカ

[きぃ、と、車輪が音をたてました
顔をあげると、女の人はこちらに近づいてきていました
巻いていたマフラーが、今は外されています

わたしは、不思議に思って、彼女の目線の高さまでかがみました]

「…あげる。」

[そう言って、彼女は、わたしの首にマフラーを巻いてくれたのでした
それはほんわりとあたたかくて、なんだかあったかい気持ちになりました]

‥‥ありがとう、ございます

[でも、どうしてこれをくれたのでしょう?
お礼を言いながら、わたしは首をかしげました]

(37) 2013/12/21(土) 21:38:47[屋上]

896号室 クルミ

[珊瑚朱色のマフラーは、
 彼女によく似合っていると思う。]

…私は神様にはなれないけど、
 寒そうな首筋にマフラーは巻けるの。
 どう、すごいでしょう。

[手紙だって書けるし、
 お手玉だって上手に投げられるの。

 少し前向きな気持ちになれたから、
 首を傾ぐ彼女の顔を見上げて。
 もう一度、微笑んで。

 車椅子を動かして、屋内に引き返そうと。]

…手紙を書くの。宿題も待たなくちゃ。
 だから、行くね。
 また会おうね。キミ。

(38) 2013/12/21(土) 21:49:20[屋上]

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