157 家出少女の電車内
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そもそもなんで結婚したん……… >>=3
[ナカノヒトの価値観からするとそう言いたくなる]
(-1) 2014/08/01(金) 01:16:57
(-2) 2014/08/01(金) 01:19:32
ん……?
[少女の視線に気付き、傍らの楽器ケースをひと撫でする。>>2:29
二つある留め金のひとつに手だけはかかる]
これには、私の、……お気に入りの、楽器が入ってるんだ。
…あげられないけど。
[申し訳程度に付け加えた言葉には、
吹いてあげることも出来ないという意味が、言外に込められていた]
(2) 2014/08/01(金) 01:34:15[ホーム側のボックス席]
[お行儀の良いお辞儀。
つられるようにぺこりと頭を下げる。
「よろしく」なんて挨拶が飛び出してくるかと思った。
しかし実際はそんなことないまま、
少女は慌てた足取りで車内後方、赤いリュックサックのところに戻っていく。
ぼんやりとしか認識できていなかった車内の他の音が、
急にはっきりと耳に入ってくるようになる。
車内アナウンス。
列車は間もなく次の駅に停まる。
そこもまた彼女の下りるべき駅ではないが―――
車内を見回す。
どうやら降りるのは女性(に見える)客一人らしい。>>2:20]
(3) 2014/08/01(金) 02:20:36[ホーム側のボックス席]
…………変な歌。
[よそゆきのものではない、曖昧な笑みを浮かべながらぽつんと呟いて。
少女が飴玉を差し出している間に外していたイヤフォンに手を伸ばす。かけ直すために**]
(4) 2014/08/01(金) 02:37:19[ホーム側のボックス席]
学生 ハツネは、鍵っ子 ルリ を投票先に選びました。
学生 ハツネは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2014/08/01(金) 02:41:16
学生 ハツネが接続メモを更新しました。(08/01 02:41)
/*
他者との価値観の違いには慣れているはずのナカノヒトだが……
ま、ま、なんとかなる
(-3) 2014/08/01(金) 02:45:08
学生 ナオは、鍵っ子 ルリ を投票先に選びました。
(……へ?)
[ぱちり、と目を瞬かせる。
「イケメンさん」と、目が合った>>2:23。
そのまま、その視線は外れることなく。咄嗟にナオは文庫本を顔の前まで上げて、ササッと顔を隠してしまう]
(ひ、ひえー。心臓止まるかと思った)
[文庫本から目を離さず。顔を真っ赤にして俯いて]
……夏目漱石、好きなんですね。
[電車の走行音に掻き消えそうな声で。
やっとのことで、そう呟いたのだ。
返事が返ってこなくても、独り言で済まされればいい。そう割り切って**]
(5) 2014/08/01(金) 06:12:11[大人組近くのボックス席 ]
学生 ナオが接続メモを更新しました。(08/01 06:29)
学生 ナオは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2014/08/01(金) 06:30:07
人足 ギンスイは、鍵っ子 ルリ を投票先に選びました。
人足 ギンスイは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2014/08/01(金) 11:49:46
[当たり前に、当たり前な子供が生まれるのだと思っていた。
それが「普通」だから。
しかし普通とは何だろうか。
何の感慨もなく結婚して、
今日にでも父親になろうとしているのに
全く実感は湧かないでいた。
妻の陣痛が酷くなったと聞かされたのは今朝のこと。
男はなにも持たず、財布と携帯とだけを持って家を出た。
面倒なものは妻の実家にあるはずで、
男が持って行くべきものなどなにもなかったのだ。
そこにまた、小さな疎外感。
家族とは何だろうか。
自分は家族ではなかったのか。
自分と妻の子供が生まれようとしているのに、
「家族」から自分だけ抜け落ちたような感覚。]
(=4) 2014/08/01(金) 11:53:26
欲望を欲望する…。
[グロテスクなセリフをうっとりと。
そこはまだ開店前の店。カウンター席に腰かけ、頬杖をつきながら、指に挟んだズイハラの名刺をひらひらと眺めている。]
あたしが「先生」。あのかわいい女学生が「私」。
それとも。あたしが「私」。あの子は「K」かしら…
ねえ。ママ?
「白いぼうし」ってお話、知ってる?
思い出したの。子供のころ、教科書に載ってたのよ。
とれたての八朔がね?タクシーの中においてあるの。
乗り込んできた紳士が「良い匂いですね」って。とてもいいお話だったわ…。
[知らないわ。カウンターの向こうのママは笑う。
それは夏ミカン。と訂正するひとはここにはいない。それが彼…彼女の日常。やがて店は華やぎ、ポルテは歌う。たとえ夏風邪を患おうとも、それを微塵にも見せず歌い上げる。それが、彼女の日常。**]
(+0) 2014/08/01(金) 20:36:25
/*
今更だけどルリちゃんから票刺さっとる
馬に蹴られて的なアレを感じないでもないが、単に変更していないだけだろうな
(-4) 2014/08/02(土) 13:53:19
会社員 ズイハラは、鍵っ子 ルリ を投票先に選びました。
[ポルテの降りた後、電車は緩やかに速度を取り戻し始める
振動に少しよろめきつつ、先程の女学生の方を再び見やれば文庫本で顔を隠している]
…………?
[顔に当てられた文庫本の向こうで相手が何かしらを呟いたような気がした
首を傾げつつ、歩いて元のボックス席の通路側――ポルテが座っていた場所に腰掛ける
窓際に置いていた荷物を手繰り寄せ、膝の上に肘を置いて考え事をするような格好を取る
そのまま、読んでいた本に再度眼を落とす]
――――何か言ったか。
[活字を追う格好のまま大きくない声量で、誰に向けてでもないような言葉を呟く
電車の走行音に掻き消え隣のボックス席に座る者に届かないならば。
それはただの独り言だ]
(6) 2014/08/02(土) 14:09:49[ボックス席の窓際]
[どうも、おかしい
女学生からくる視線が好奇や奇異の視線とはまた異質なものに思える
彼女が何を考えているのか。気になりこそすれ、強く追求しようとも思わない
返事がないならばそれはそれで、勘違いだったということもあるだろう]
(=5) 2014/08/02(土) 14:16:42
会社員 ズイハラが接続メモを更新しました。(08/02 14:16)
会社員 ズイハラは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2014/08/02(土) 14:19:37
[後方であった何事かへの興味はいつのまにか薄れ。
イヤフォンをかけ直した手はその後今の気分に合いそうな曲を探して画面を上下させる。
その手がふいに止まることはあれど、目的に変化はない。
もう片方の手はいつの間にかポケットの中に。
ポケットの中で存在感を帯びだす飴玉の袋を包み込むように]
(7) 2014/08/02(土) 16:36:15[ホーム側のボックス席]
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