人狼物語 執事国


189 あおいろ幻歌

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学生 ハツネ

[コップの中身を飲み干し、容器から2杯目を注ぐ。

パオリンがここにいればよかったのにと思いながら、
2杯目もすぐ飲み干してしまった。

それから処置室のほうへ戻り、ベッドに横たわった。
ヴァイオリンケースと学生鞄を抱えたまま。

カーテンを揺らす天井扇は共通だ。
ぐるぐる回る動きを、見るともなしに見ていたが、
やがて初音は目を閉じた。

脳裏にこだまするのは母の歌声>>2:60>>2:61
それはイヤーワームとなって初音の耳に棲みついている。**]

(11) 2016/07/21(木) 23:38:27[診療所内]

化粧師 ンガムラ

あれ...?

[なんとなく動きたくねーなって、ぼーっと海を眺めてたら、また一瞬歌が途切れた]

また、か?

[兎のまくしたてた台詞が蘇る、狭間に落ちちゃった、誰か......

がさり、と胸元で手紙が音を立てた]

   『見つけないで』
    (探しに来て)

[歌声の途切れた隙間に、入り込む、こえと、コエ]

(12) 2016/07/22(金) 00:18:25[海岸の方]

化粧師 ンガムラ

......やっぱ、人探すか。

[鍵と螺子を探す気は起きない。けど、巻き込まれた人間が知らないうちにどーにかなっちゃうとか、ちょっと笑えねえ。

笑えねえんだよ、ほんと]

(13) 2016/07/22(金) 00:20:29[海岸の方]

化粧師 ンガムラ

[流木から立ち上がって、街の方へと引き返す。多分、あっちに人がいるって気がする。

勘だけど.........なんかこう、匂いみたいなのがすんだよ。

人に会ってどうするかなんて、まだ決めてねえけどな*]

(14) 2016/07/22(金) 00:24:41[海岸の方]

化粧師 ンガムラ、御都合主義バンザイ

2016/07/22(金) 00:26:30

若旦那 ゼンジ

[パオリンと紅葉、二人に向けた問いへの答えはどうだったか。

自分の耳──というか、意識には、相変わらず歌が届いている。

懐かしさを帯びて響くそれは、今どこでどうしているかも知れぬ者──『一族会議』とやらの決定で別れさせられた者のそれと重なって。
それが、捜したくない、捜させたくない、という思いとするりと結び付いていた]

 …………。

[ふる、と首を横に振る。
話の途中、一瞬意識が浮いたのは暑さのせいか。
いずれにしろ、浮いた意識は歌声に浚われて]

(15) 2016/07/22(金) 00:45:33[海辺の街中]

若旦那 ゼンジ

 ……っ!

[あ、と思った時には、もう遅く。
解き放たれた力はすぐ傍にいた紅葉に向いて、その存在を狭間へと誘う]

 ……て、ありゃ。
 モミ……ちゃん?

[直後に上がるのは、とぼけた声。
そこに当たるかあ、という思いのこもったそれは周囲にはどう響くやら。
どこか呆けた意識のまま、所在なく立ち尽くしている所に届くのは猫の鳴き声。>>8]

 ……猫?

[なんでこんなとこに、と思う間に猫はこちらから離れて行く。
その背を見送りながらどうしたものか、と思っていると、近くの朝顔がそよ、と落ちつきなく揺れて]

(16) 2016/07/22(金) 00:46:13[海辺の街中]

若旦那 ゼンジ

 …………。

[何となく、呼ばれたような気がしたのは、やっぱり暑さのせいだろうか。

ともあれ、からん、と下駄を鳴らし。
朝顔が呼ぶよに揺れる方へ向けてある気だした。*]

(17) 2016/07/22(金) 00:46:20[海辺の街中]

化粧師 ンガムラ

[カランコロン、下駄が鳴る...と、あれ?音がもうひとつ?]

あー、えっと、こんちわ。

>>17揺れる朝顔を潜り抜けるように、現れた人影に、俺は声をかけた。ちょっと間抜けな挨拶だけどな]

(18) 2016/07/22(金) 00:56:23[海岸の方]

若旦那 ゼンジ

[耳慣れた下駄の音に絡む、違う音。>>18
なんぞ、と思って見やった先には、自分とはまた違う装いの和装男子]

 ……あー……ども。
 そちらさんも、御同輩……?

[なんの、とは告げずに問いかけて。
問いかけた直後に、言葉にできない違和感を感じる。
近いような遠いような、不可解なそれにほんの少し眉が寄った。*]

(19) 2016/07/22(金) 01:02:15[海辺の街中]

化粧師 ンガムラ

[同じくらいの年かな、なんとなく、最初に会ったのが女性じゃなくて良かった、て気がするあたり情けねえ。]

兎に無茶振りされてるって意味なら、御同輩ですかね。

[なんとなく営業用スマイルで、近付こう、として、足が止まる]

     『見つけないで』
      (見つけたよ)

.........あんた、

[近付きたいような、逃げたしたいような、微妙な気分。

なんだこれ?]

(20) 2016/07/22(金) 01:11:55[海岸の方]

化粧師 ンガムラ

[がさりと、また胸元で手紙が音を立てた。俺は息を整えるように吸い込んで、足を踏み出す]

俺は、我邑夏生...
ここで会ったのは、あんたが初めてなんだけど......

[とりあえず、自己紹介だろ、ここは、ああ、けど...]

.........あんた、鍵か螺子、持ってないか?

[いや、ストレートすぎるぞ、俺!*]

(21) 2016/07/22(金) 01:18:16[海岸の方]

若旦那 ゼンジ

[投げた問いに返るのは肯定。
やっぱりか、と思うと同時、あと何人いるんだよ、とも思いつつ]

 ……お?

[近づこうとして立ち止まる様子。>>20
なんか様子が変じゃね? と思いつつ、それでも名を問われた>>21から]

 俺は、夏神善司ってもんですが。

[素で返した後に投げかけられた言葉に数度、瞬いた]

(22) 2016/07/22(金) 01:30:13[海辺の街中]

若旦那 ゼンジ

 ……てぇ……はい?

[鍵と螺子、それは兎の捜し物で]

 いや……持ってるくらいなら、探す必要は……。

[ないでしょー、と軽い口調で言いかけて。
ふと、生じた疑問。

持ってるなら探さない。
探そうという気になれなかったのは、持っているから、だとしたら]

(23) 2016/07/22(金) 01:30:21[海辺の街中]

若旦那 ゼンジ

 あー……。

[ふる、と首を横に振る。
なんだか頭の中がごちゃっ、としてきた]

 ていうか、そこでそういう直球投げてくるそちらさんこそ、どーなんですかと。

[少し思考をまとめる時間が欲しくて、返したのはこんな問い返し。*]

(24) 2016/07/22(金) 01:31:04[海辺の街中]

化粧師 ンガムラ

いや、その...

[そりゃそうだ、持ってるなら探す必要ねえよな...あれ?]

兎が、誰かが持ってるかもって言ってたんで、つい......

[ここは謝っとくとこだろ、なんか疑ってるみたいに聞こえたに決まってるし、て、思ったんだ、思ったんだけどよ]

.........俺は、良く判らないんだ。

[問い返されたら、ほんとに判らなくなった。あの歌と、こえと、コエ...

近過ぎて、遠すぎる...]

いや、すみません、わけわかんないですね。

[なんとか浮かべた笑みはぎこちなく見えただろうと、自分でも思う**]

(25) 2016/07/22(金) 01:49:40[海岸の方]

若旦那 ゼンジ

[ああ、そういやそんな事もいってたっけ。
そんな事を思いつつ、返した問い。
それへの反応>>25に、数度瞬いた]

 ……まあ、事の始めから、わけわからんけどねぇ、これ。

[ぎこちなく見える笑みに、こちらが浮かべたのは苦笑い。
それから、一つ息を吐いて]

(26) 2016/07/22(金) 02:03:29[海辺の街中]

若旦那 ゼンジ

 ……なあ。
 探されたくない、見つけないでほしいって。
 そう、思うのには、なんか理由があると思わん?

[口にしたのは、多分、聞く方にはかなり唐突な言葉]

 その理由が、はっきりせんと。
 ……無理に見つけだしても、また、ループするだけのような気がするんだよね、俺は。

[言いながら、懐に手を入れる。
鎖を通した、未だに処分できずに持ち歩く名残を軽く、撫でて]

 兎が言ってた、時計の主……だっけ。
 『それ』は、『何で』沈んでるのか。
 それがわかれば、なあ……とか。
 そんな事思ってたりするんたけど、これ、おかしいかね?

[相変わらずの苦笑いのまま、こんな問いを投げかけた。**]

(27) 2016/07/22(金) 02:03:35[海辺の街中]

若旦那 ゼンジが接続メモを更新しました。(07/22 02:05)

学生 ハツネ>>10アンカー訂正 >>1:121

2016/07/22(金) 12:48:42

学生 ハツネ

─ 診療所 ─

[夢を見ていた。
海岸に立って波打ち際を見つめていると、
どこからか白い霧が立ち込めてきて、なぜか自分はこの海の上を歩けると確信する。

そして、波の上に足を乗せる……。

海の上から振り仰ぐと、崖と灯台と青空が眩しかった。
でも、自分はもうあの場所へは行けないのだと思った。

舞台やTVドラマのスモークの演出よろしく、初音は霧に包まれる。
白すぎて何も見えない。
そう思った瞬間、落下する感覚に全身が総毛立った。]

(28) 2016/07/22(金) 12:54:42[診療所内]

学生 ハツネ

[海に落ちたのだ。

青、青、青。

叫ぼうとして、初音は気づいた。
自分が処置室のベッドで上半身を起こしていることに。

眠っていたのは数分か、数十分か、あるいはそれ以上だろうか。
動悸のおさまらない胸でヴァイオリンケースをぎゅっと抱え、背中を丸めた。**]

(29) 2016/07/22(金) 13:01:11[診療所内]

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生存者 (5)

若旦那 ゼンジ
80回 残6361pt
合唱部員 イマリ
39回 残7385pt
化粧師 ンガムラ
60回 残7114pt
留学生 パオリン
3回 残8917pt
学生 ハツネ
43回 残7589pt

犠牲者 (2)

告げ人 アン(2d)
0回 残9000pt
翻訳家 モミジ(3d)
1回 残8980pt

処刑者 (1)

灯台守 ウミ(3d)
32回 残8047pt

突然死者 (0)

参観者 (0)

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