人狼物語 執事国


189 あおいろ幻歌

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化粧師 ンガムラ

[都会で、同じ専門学校に通って、彼女はデザイナーを、俺はメイクアップアーティストを目指して......でも、俺は自分の限界を見てしまった。

1人で田舎に帰る、と告げた時、彼女の見せた悲しげな顔は、今も忘れられない]

 そらのあお うみのあお

  あしたさくはな あおいはな

[俺は歌を口ずさむ、波間に聞こえる声に重ねて]

(48) 2016/07/22(金) 22:33:48[海岸の方]

化粧師 ンガムラ

 

  なみにゆられて どこまでも
 
    はなをたづねて どこまでも

 

(49) 2016/07/22(金) 22:34:59[海岸の方]

化粧師 ンガムラ



  きみをたづねて いつまでも


  

(50) 2016/07/22(金) 22:35:47[海岸の方]

化粧師 ンガムラ

[絵描きで詩人だった男は、肖像を頼まれた資産家の娘と恋に落ちて、駆け落ちした後病に倒れて.........娘とは別れさせられたんだという。

けれど、それでも]

『それでもきっと、ずっと好きだったのよ。

   逢いたいって、思ってたの』

[彼女は確信している顔で、俺に、そう言った。それはきっと命の消えた後までも、と*]

(51) 2016/07/22(金) 22:40:47[海岸の方]

若旦那 ゼンジ

 ……思い出?

[あおいろを見ながらぼんやりとしていたら唐突に始まった話。
途中口を挟まず、黙って聞いた後、ひとつ息を吐いて]

 ……夏の海なぁ。
 あんまり、思い出ってないんだよなぁ、俺。
 ……ま、全然ないってわけじゃあないが。

[言いつつ、懐から引き出すのは鎖に通した二つの指輪。
これを渡したのも、返されたのも、どちらも夏の海だったなあ、と。
ぼんやり、思いかえすのはそんな事]

 ある意味じゃあ、黒歴史、かね。

[独りごちる表情は、苦笑い]

(52) 2016/07/22(金) 23:05:08[海辺]

若旦那 ゼンジ

[学生時代につき合っていた相手。
大学卒業と同時に家に戻る事は決まっていたから、一緒に来い、と言って、頷いてもらえて。

家的なあれこれがあったから式は挙げず籍だけ入れて、けれど。

その二年後、『一族会議で決まったから』という『家長命令』が下って別れさせられた。

……実際には、難病を発症した彼女が、自分から離れる、と父に申し出た事は知らない。
それは未だに隠されたままの理由]

(53) 2016/07/22(金) 23:05:15[海辺]

若旦那 ゼンジ

 ……あー、そっか。

[ふと、思い至った事に小さく呟き、頭を掻く]

 それで、探したくない、って思ったわけね、俺。

[ずっと聞こえる歌声は、別れた彼女の声で。
それが、最後に言われた言葉──『探さないで』と重なっていて。

『理由を知りたい』という意識の動きは、その言葉の理由が知りたい、という己が思いと重なっていたのだと。

そんな響き合いがあったから、不可思議な事象を引き起こしてきたのだと。
そんな理解は、すとん、と落ちた。*]

(54) 2016/07/22(金) 23:05:26[海辺]

化粧師 ンガムラ

黒歴史?

[黒歴史てのは、正直意味不明だったけど、何かに納得したような顔と、だから探したくないと思った、という言葉は、なんとなく予想の範囲内だ]

もしかすると、ここに迷い込んだ人間は、みんな同じようなものなのかもって、思ったんだ。

[いつの間にか、言葉が外向けから、また素に戻っちまってるな......まあいいか]

で、あんた、今も同じかい?

[やっぱり、探したくないのか?と、聞いてみた。答えは無くてもかまやしないんだけどな。]

(55) 2016/07/22(金) 23:33:40[海岸の方]

若旦那 ゼンジ

 あー……海に思い入れがある、ってのは、あるかもなぁ。

[思い返すのは、展望台で出会った老人の事。
口調の変化などは気にする事なく、向けられた問いに一つ、息を吐く]

 ……ん。
 沈んだ理由によって、って考えてたんだがな。

 よくよく考えたら、理由聞くには、見つけないとならんのだよなぁ。

[返すのは、遠回しの否定。
ここでこのまま沈めてしまったら、何もかわらないままだなあ、と。
過ったのは、そんな事。*]

(56) 2016/07/22(金) 23:45:08[海辺]

化粧師 ンガムラ

あはは、そりゃそーだ。

[知りたいなら、見なきゃダメだ。あったりまえの答えに俺は笑う]

しっかし、相手は海の底かあ、潜ってみるか?

[見つけようと、そう思った、けど、さて、どうするか、と波打ち際にしゃがみ込んだ。

綺麗な海だよな...水も澄んで、色とりどりの、朝顔が水底で揺れ......朝顔?]

さすがに非常識だなあ...

[ゆらゆらと海藻のように揺れる朝顔に、思わず呆れた声が出た*]

(57) 2016/07/22(金) 23:58:40[海岸の方]

若旦那 ゼンジ

 問題は、それだねぇ。

[相手は海の底、という言葉に肩を竦め。
波打ち際にしゃがみ込む様子を目で追い、その流れで海の中を見て]

 …………。
 まあ、兎が二足歩行するよーなとこだしな。

[あおの奥で揺れる朝顔に。
棒読みになったのは、許されろ、というべきか。*]

(58) 2016/07/23(土) 00:05:59[海辺]

灯台守 ウミ、/*バケモノの子見れなかった…( ノノ)さめざめ

2016/07/23(土) 00:08:26

学生 ハツネが接続メモを更新しました。(07/23 01:22)

合唱部員 イマリ

[ウミの問いかけに答えたのは、正直な気持ち。

兎の話を聞いて。
早くしなきゃいけないって思うのに。

後少し、もう少し。
先延ばしにしたい、そんな自分が後ろめたくて、苦しくて。

涙を零した瞳は、>>2優しく触れられる温もりに数度、瞬き]


おじい、ちゃん。

[>>3思うようにしなさい。
その言葉に、色素の薄い黒目が揺らぎ、視界が滲んだ]

(59) 2016/07/23(土) 01:43:59[商店街の中ふらふら]

合唱部員 イマリ

[優しい声に、気遣いに。自分は一人じゃないことを教えられた。
いや、最初からアタシは、独りじゃなかった。
コエを繋ぐ人がいてくれた。
同時、胸を過るのはあの子のコエ。
かちり、かちり。
何時の間にか、アタシの中で形を成してきたナニかが、動きだしそうで]

…あのね。
アタシ、おじーちゃんに───

っ、おじーちゃん!!

[伝えなくちゃ。
そう思った瞬間、ウミの身体が、存在が希薄になっていって。
咄嗟、伸ばした手は宙を掴むだけで、引き留めることは出来なかった]

(60) 2016/07/23(土) 01:44:46[商店街]

合唱部員 イマリ

おじー、ちゃん。

[消えてしまった。目の前で。
呆然と見開く瞳は、けれど涙はこれ以上零さなかった。

時計の針を進めたくなかった、時間を止めたままにしていたかった。
だから待って欲しかった。探してほしくなかった。
でも、流れを隔て続ければ、歪みが起きるのは当たり前だ。

だから、これは自分の─もしかしたら、同調していた彼と二人で─起こるべくして起きた事。
その結論を導き出せば、自ずと足の向かう先は決まる。
この場を離れかけたその足は一旦止まり、ウミが居たその場所へと向き直り]

(61) 2016/07/23(土) 01:45:38[商店街]

留学生 パオリン

ねえ、あなた。
誰かが歌っている声が聴こえていますか?


[喉の渇きに耐えかねて買ったジュース─今時珍しいガラス瓶─を手にして道に面した民家の軒下にしゃがみ込んでいる。
視線の先には、首を傾げた丸い瞳の猫。]

……、あなた返事してくれませんね。あのうさぎはしゃべっていたのに。

[いや、そもそもうさぎが喋る事の方がおかしいので。]

(62) 2016/07/23(土) 01:47:13[街のどこか]

合唱部員 イマリ

…ごめんね。

アタシ、もう、逃げないから。



───ありがとう。

[いつでも会いにおいで、と微笑んでくれたその人に謝罪と感謝を紡いだ後。
歪みを正す為に、コエが繋がれたその人の元へと駆けだしていった**]

(63) 2016/07/23(土) 01:47:35[商店街]

合唱部員 イマリ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2016/07/23(土) 01:57:45

化粧師 ンガムラ

そうだな、なーんかここが現実じゃねえって、改めて判った気いするわ。

[今まで、そこんとこあんまり疑問に思わなかったのが不思議だけど、それは多分...]

え?

[ふいに、ゆらと水の中の朝顔が一斉に揺れた]

なん...え??

[突然しゅるしゅると、水の中から伸びてきた朝顔の蔓に、俺は腕を絡めとられて]

お......わあっ!?

[気付けば、海の中に、引き込まれていた]

(64) 2016/07/23(土) 10:27:10[海岸の方]

化粧師 ンガムラ

そらのあお うみのあお

[歌が聞こえる。

不思議に、溺れるような苦しさはない。

ただあおの中、朝顔が揺れて...]

(泣いてるのか?)

[ぽう、とあかるい光が顔を照らした。懐の中に隠した手紙が、金色に光っている**]

(65) 2016/07/23(土) 10:32:46[海岸の方]

若旦那 ゼンジ

 いや、現実じゃないのは最初からわかってたけど。

[距離を隔てても聞こえるコエの事があるから、そこの認識は最初からあって。
そう言えば、彼女はどうしているだろうか、と。
意識を逸らした瞬間、その異変は起きていた]

 ……て、ちょ、まっ……。

[しゅるりと伸びた朝顔の蔓が我邑を捕えて海へと引き込んでいく。
突然の事に呆気にとられたのは、数瞬]

(66) 2016/07/23(土) 12:47:43[海辺]

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若旦那 ゼンジ
80回 残6361pt
合唱部員 イマリ
39回 残7385pt
化粧師 ンガムラ
60回 残7114pt
留学生 パオリン
3回 残8917pt
学生 ハツネ
43回 残7589pt

犠牲者 (2)

告げ人 アン(2d)
0回 残9000pt
翻訳家 モミジ(3d)
1回 残8980pt

処刑者 (1)

灯台守 ウミ(3d)
32回 残8047pt

突然死者 (0)

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