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[マシロがいなくなったのは宿舎]
[闇が暗いのも宿舎]
[怖くなったか。怖くなったか]
[役目を忘れて、怖くなったか]
いいや、死ぬなら月の下だ。
[もう死んでいるかもしれないのに?]
[自分を見る自分の嘲笑]
[目を閉じていたから最初、耳の奥で聞こえる声かと思った。
けれど、その呼吸に生身の人間がそこにいるのだと思った。
ネギヤも、確かにそこにいると思えたのに。
ぼんやりと、男の顔を確認する。]
飲み込まれ、る……?
そんなことがあるわけがない。
[それだけ言うのがやっとで、部屋を出て行こうとする。
扉の方へ向かい、しゃがみ込んでいるホズミに気がつく]
座るなら椅子にした方がいい。
おまえらも、夜は寝ろ。
[室内に残る人々にそれだけ言って、手ぶらで*眠れる部屋へと*]
[返ってきた言葉に]
また意味の判らんことを言っちまったか。
[と自分に対して顔をしかめ]
わからん。
神社に行く銀坊がそういう風に見えたんだ。
とにかく、探しにいくのは結構だが、
あんたまで…
迷っちまったらしょうがねえだろうが。
[最後は少し言葉を選んだように]
/*
あー、吊られる方向に動こうかな。
どうしたら吊られるだろう。
なんかものすごく駄目な動きしそうな予感がある。
今から謝っておきます。ごめんなさい。
大体がこんな島、迷うような所じゃあねえんだ。
明るければ。
[既に大方火が消えてわからない、
松明があっただろう場所を一瞬睨み]
明るくなるまでだ。
せめて、それまで。あっちは行くんじゃねえ。
戻って、とりあえず、みんなと一緒に寝ろ。
寝られなくても寝ろ。
それでもどうしても心配だってなら俺が行く。
[不安に任せてそこまで言うと、
語調が強くなったのに気がつき、一息おいて]
…帰るよ。
[内心悪態をついている]
何でこいつ、こんなに消えそうなんだ。
[あれ?]
…おい、なに言ってるんだ。
それじゃあまるで、消えたら困るみたいだぞ?
/*
[中の人が土下座をしています]
(赤ちゃんが乗っています 風に)
もはやおおくをかたるまい・・・
っていうかおおすぎてかたりきれない・・・
*/
/*一人称俺になってるの気づくひといるかなあ。
とか現実逃避。
今のはともかく、昨日の最後のは普通にうっかりで。
ていうかそれ以前にほんとよく生きてたな。
びっくりすることに投票がランダムすらはいってねえ。
先生が絡んできてくれんのは狂信って気づいてる
からなのかなー。特に理由はないのかなー。*/
/*狂信より絆もちが先にばれてそうな件
外の人が落ち着いてなきゃいけないのに
中の人がテンパりすぎな件
意外とI/F慣れてしまった件
ねむい(ねろ)*/
[顔をしかめる男に少しだけ頬が緩んだ。
緩んだ拍子に、涙が出そうになって目を見開く。]
だって……ギンちゃんが何かに飲み込まれそうなら……助けに行かないと。
[そう言って、困った顔で首を傾けると、より強い薬屋の言葉が返った。
俺が行くと言う言葉に首を振り俯く。]
……ごめんなさい。
[宿舎へと促す言葉に頷いて、ゆっくり足を*返した*。]
船はまだか。
[目覚めの一服をふかしながら、波打ち際を歩いていた]
……何をしている。
[人影に声をかけるが、それは薄ぼんやりと光ってすぐに消えた]
死亡届。
[宿舎のテーブル上にある用紙の一枚に、赤い文字が見えた]
死亡……。
[目眩を起こしかけテーブルに手を置いて、席に着いた。
急転した天候、崩れる足場、回る風景――]
[いつか見た景色は、消えた三人のいずれかの物のようにも思えた]
違う。
あの日俺は。
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