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招待状? お菓子? くれるの?
わあい、ありがとうー
[両手でそれらを受け取って]
ぜったい行きますって伝えてください。
[お金を払うと手を振って走っていった]
[店主が受けた弁当を届けようとするのを見て]
あっ、私行きます!
だから旦那さんはお店見ててください!
[配達はあくまで理由付け。
本当の目的は、あの空き地の様子だ]
ふむふむ。
[手には。
羊のぬいぐるみ。砂糖菓子。招待状。写真。
写真を一枚一枚めくりながら歩く。
だから、長靴を履いていても、ブルーシートの張られた空き地を素通り]
[配達先は空き地にそれなりに近い場所にある町工場。
量も多かったが気合と根性で素早く終わらせ、空き地に向かう
空き地はさすがに近付けない雰囲気ではあったが
遠目で新しい「もの」があるのは確認できた]
……この調子だと、そのうち……。
[全身揃いそう、という言葉は飲み込んだ]
[駐在所の前、写真を見ながら歩いたら危ないよと声をかけてきたのは、昨日の白髪の警部さん]
うん、ばあちゃんの写真ね、ほらばあちゃん若いときの映ってるの。これ変な写真。
[ぺらぺらめくって見せる写真、空き地、自宅、公園、骨董屋、駐在所、いろいろな景色]
あ!
[袋の中には、白い歯。
ころころと輝く、真っ白な歯]
―――少し、厄介な警察屋さんかもしれないね。
しばらく、黙っていてもらおうか。
でも、店に来た直後に失踪してもらうのは、
さすがに疑われるかもしれないなぁ。
さて、どうする…?
[制服姿を見ながら、自分と相談する。]
[変、と示された写真を見せられながら、そう言えば昨日言っていた……と切り出そうとした警部だったが]
昨日の鉄砲、教えてー 作って?
[つい、割り箸鉄砲のことかい? と答えてしまった。
少女はいたくよろこんで、材料集めてくるねと走って行く*]
/*
そろそろ皆さんが動き始めましたね。
こういう時は、本当に、誰を襲撃したらいいか悩みます。
ノギさん、という予定もあったのですが、
この人には、最後に私を捕まえてもらわなくちゃいけない気もしますね。
さて。もうしばらく考えてみましょうか。
うっかりと、更新時間を忘れないようにしないと…
っかし、この調子で全身揃ったとして、だ。
……一体、何が起きるってんだ?
[煙草一本吸い終えて、吸殻は携帯灰皿へぽい、と放り込む]
まーさか、合体して復活ー、とか。
……ねぇ…………よなぁ。
[寒さに身を震わせながら、“発掘現場”から大分離れた空き地の隅で、業者が別の小さな穴を掘っていた。
昨日よりもくたびれたスーツの男はそれを見ながら]
掘れたら、植えといてください。
地主の許可はあるから。
時期的には、ちょっと早いけど。
[言って、かじかんだ手に息を吹きかけた]
[全身揃った、の言葉に心を読まれたような気がして
ぎくりと声がした方を向く。
そこには、しばしば弁当を買ってくれる作家の姿>>48]
……合体しても、骨格標本ぐらいしか
できそうもないですけどね。
あえて言うなら……呪いの完成なんでしょうか。
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