71 喫茶店『イヴの時間』〜春メニュー〜
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【独】 もやしっ子 ギンスイ
･･･表の人皆俺が倫理委員会とか1ミリも疑わ無さそう。サイン出さなすぎた。ごみん。罪悪感。これだからガチPLは駄目ですね。普通にステルスしてどーすると。
【墓】 もやしっ子 ギンスイ
>>+4
[リングが無いことを確認し、少し表情が和らぐ。]
･･･リングを消すのは違法だもんな。
ドリ系じゃないなら何故あの店に？まさかコーヒーだけが目的って訳じゃないだろ？
翻訳家 モミジは、ここまで読んだつもりになった。[栞]
跡取 レン
[今日も変装をして、『イヴの時間』を訪れる。]
『当店内では人間とロボットの区別をしません。
ご来店の皆さまもご協力ください。
ルールを守って楽しいひと時を』
[点滅する電光掲示板をみて、サングラスをずらした。
黒くて丸い目をぱちぱちとさせた。]
跡取 レン
…… なん、だろう。
僕、 胸が ドキドキする よ。
胸さわぎ って言う の か な。
[イヴの時間に通うようになって、喫茶店の隅っこで、耳にした噂。
新聞やテレビでもやっている、倫理委員会の活動の話。
あのふわふわの金髪の喫茶店のマスターは、ネギヤさんと言うもちもちした男性の心配をしていて。大きなサイズの下着が入ったバッグの落とし物が見付かって、持ち主はその日のお店にいなくて。
そして、今日は──。]
跡取 レン
マ、マ、ま、……マスター。
あ、の イブレンドと、
[また、隅っこの席に座り、メニューの中から食べ物を選ぼうとする。]
あ。甘くて、美味しいもの
あ、あります、か……？
[サングラスはサイズが合っていないのか、入口でずれたままだ。ポルテにぎこちなく、へらっと微笑もうとした。]
跡取 レン
[今日も、隅っこで、じっと、家に居る時のように目立たないようにしていようと思っていたのだけど。意を決したように、ナオに話し掛ける。]
あ、 あの…
お、おねえさ、んは、
誰か、 心配な の …… か な。
跡取 レン
ぼ、僕、は、
もしかして、ココに来るかもしれない
こ、来ないかもしれない
だ、大事な友達が、し、心配 で、
……ず、ずっと。
[言ってしまってから、サングラスを落として、真っ赤な顔で元の席に戻る。慌てて座った所為で、トランプのタワーがハラハラと崩れて、あわああと言う情けない声をあげてしまった**。]
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