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[中庭に到着した時には、息が上がっていた。
身体を屈めて、頭を下げて、息を整える。
一息つくと顔を上げて]
ワカバ。えっと…。その……。
お前、何覗き見してんだよ。上から丸見えだぞ。
[しばし呆然と考えて居たが]
・・・よく解らないけど、応援するべきはヤスナリ君?
[甲冑がンガムラとは気づいてないのである。ロッカーから長いホウキを取り出すと]
ナオちゃんは休んでて!
ゼンジ先輩、私、呪いを解いてきます!
[ホウキ片手に保健室を飛び出した]
…あ、団子屋さんの甲冑姿…今、気付きました。
[今までどこを見ていたのか。
ンガムラとワカバの遣り取りに、真顔でそんなことを言っていると、保健室からヤスナリの大声が聞こえ、只ならぬ様相で駆けてくるその後ろには何故か箒を持ったマシロの姿も見えて。]
ちょっと見てくる、っていうか、保健室の箒盗んじゃいかんって言ってくる。
[そう言って、廊下へと向かう]
しっかし、あっちぃな。
幻かあ…
今、見えてるのも幻でしょうか?
[甲冑姿の人やら、さっきまで一緒に居た人たちの姿が一瞬見えて、また消える]
白昼夢っていうんですかね?
[相変わらずのとぼけた口調で首を傾げている**]
一体ちょっと頭を痛めている間になにがあった?や、俺も人のこといえんけどよ
…ほれ。
[シンヤに肩をすくめてみせて、近くで鎮座してるお茶を渡す。
こちらを見たとき舌がやけに赤かったからだ。]
[戸を開ける。
そのとき他人の夢をのぞき見るようになったのはいつの頃からか]
シンヤくん……その赤いの?
[見覚えがある赤色のパフェ。同じ色に口元はらしたシンヤ。
ぽこんと湯飲みを頭に当てて、六文銭を払いそうになったムカイ。
いまだとまどう様子のチカノ。
あきれた様子のアンは、優雅に紅茶を飲んでいて]
[瞬きをするまでの一瞬。
ほんの一瞬。
だけれど、だれも夢をのぞき見られているなんて快く思わないだろうから、ずっと内緒にしてきた]
ああ、すぐこれ、届けるね。
[手に持ったポットを示してみせる。
だからといって相手に伝わることもない。
たった、一瞬、自分の目に写り込む夢]
なんで、だろうね、こんなの。
[ぱちり、瞬きをして。
ため息混じりに小さくこぼした]
そうだな。
ここからみえる光景も、今目の前にいるシンヤさんも幻なのかもしれない。
白昼夢とかなら問題ないんだけどな。
[やることも浮かばない故に同じようにぼんやりとした口調でいってごろんと転がった]
わわ、あんな近くに!落ち武者が!
[遠くからヤスナリに叫ぶ]
おぉーーーーーーーーい!ヤ・ス・ナ・リくーーん!こ・れ!使ってーーーーーーーー!!
[ホウキをおおきく振りかぶってぶん投げると、勢い余って地面に手をついた。顔を上げれば]
あれ・・・?あの落ち武者・・・誰かに似ている?
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