75 七夕祭りの夜の夢
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[保健室に入ってきたナオの姿>>2に気付くと]
ベッドは要らないって……。
あんまり大丈夫じゃなさそうだぜ?
といっても、ベッドも満員御礼だから、寝るなら、シンヤかムカイのどっちかにどいてもらわなきゃならないけど。
…目の前で倒れられたから、びっくりしたんですよ。
[最後のベッドにチカノを横たえて、ゼンジ>>8に*言い訳をした*]
(11) 2011/ 6/28(火) 00時10分位[保健室]
その夏に、
わたしは、
いない。
[当たり前のことなのに、彼の言葉>>8にショックを受けている自分がいた]
(*1) 2011/ 6/28(火) 00時10分位
…。
無理すんなよ。
何が無理なのか、俺もよくわかってねーけど。
[倒れたチカノと、真っ白になったナオ。
複雑そうな顔をした]
(*2) 2011/ 6/28(火) 00時10分位
バスケ部 ヤスナリが接続メモを更新しました。(06/28 00時20分位)
[中庭。
ポットに自家製はちみつレモンソーダを満載して保健室に向かう途中、ひらりと、小さな短冊が足下に落ちた]
これ……
[小さな文字でつづられた願い事、読んではいけない気がしてすぐにポケットに*押しこんだ*]
(12) 2011/ 6/28(火) 00時30分位[中庭 笹の葉近く]
ああ、そうだな。
そりゃびっくりするな。
[ヤスナリ>>11に頷く。
ウサ耳で膨れるナオのスカート>>9が目に入るが、中身は見えることもなく]
おい、大丈夫か……?
[怪訝な表情で、生まれたてのバンビのようなマシロ>>10の腕を*掴んだ*]
(13) 2011/ 6/28(火) 00時40分位[保健室]
証拠、隠滅……?
[ンガムラから団子を両手で受け取り>>2:39、涙目ながらに微笑を浮かべる。
色んな感情が一気に溢れて、どうしても自分では涙を止めることは出来なかったけれど。]
…ご、ごめん、なさい…止めれ、なくて…私…
[笑おうとしても。やっぱり泣き笑い。
倒れた者達が大丈夫なことに安堵する気持ちと"還ったひと"のことを思う苦しい気持ち。
その思いを遂げさせようとしているンガムラの気持ちも。
今の少女には自分の感情を伝える術は無かった*]
(14) 2011/ 6/28(火) 00時50分位[中庭 笹の近く]
ありがとう。
でも、大分楽になってきたみたい。
皆がいるからかな。あはは。
[マシロ>>10に笑っておどけて見せ、ヤスナリ>>11には軽く頷いた]
(15) 2011/ 6/28(火) 02時10分位[保健室]
ぁ……
[ウサギの事を思い出し、ゼンジに声を掛けようとするが、彼がマシロの腕を掴む>>13のを見て、その動きを*止めた*]
(16) 2011/ 6/28(火) 02時20分位[保健室]
書道部 ナオが接続メモを更新しました。(06/28 02時20分位)
[>>15短冊しまって顔をあげて、今更二人に気づいた]
ロッカちゃ……
[大きな声を出そうとしてはたと口を押さえる。
左右を見回して、笹の陰に隠れた]
よしっ
[よく見える、向こうからも*]
(17) 2011/ 6/28(火) 08時00分位[中庭 笹の葉近く]
[腕を掴まれた事に驚き、きょとんとした顔でゼンジを見る。]
だ、大丈夫…
[心臓が何かうるさい。]
…じゃないかも。
[言葉とは逆に、声は落ち着きを取り戻し、神妙な顔]
(18) 2011/ 6/28(火) 12時40分位[保健室]
泣いてるひとに「泣くな」言うのも酷ですよねぇ。
[差し出すべきは若草色の団子ではなく、
ハンケチだろうとは思うが。]
今、姉さんが泣きたいと思う気持ちなら。
止めません。思う存分泣いてください。
…自分、泣きたくても泣けないんで。
[一瞬戸惑いながらも、柔く頭に手を翳し]
何なら肩でも背中でも胸でも腕でも貸しますし。
――まぁ、概ね甲冑ですけどね。
あと…、そこの姉さん。
自分らからもバッチリ見えてますんで。
隠れてるつもりなら出て来て貰えませんか?
[笹から見え隠れするワカバ(>>17)に、手招き。]
(19) 2011/ 6/28(火) 14時50分位[中庭 笹の近く]
どっちだよ。
調子悪いなら、無理しないで休め、な。
[マシロの言動>>18に苦笑しながら、腕を開放する。
しばしセーラー服の襟元を見ていたが、顔を上げると]
ん?
[ナオ>>16の視線とぶつかった*]
(20) 2011/ 6/28(火) 17時40分位[保健室]
書道部 ナオが接続メモを更新しました。(06/28 18時00分位)
……ごめん、なさい…
[団子を手に肩を震わせ、ただンガムラの声に耳を傾けていた。
彼の口から紡がれるのは自分を責めない優しい言葉。
そっと頭に下ろされる暖かい手。
けれど、その中にひとつだけ、別の声を聞いた気がして顔をあげる。]
あの…泣けないって…
[問いかけた時、ワカバに気付いた。]
ワカバさん…あの。ええと…その、そこで何を?
(21) 2011/ 6/28(火) 19時30分位[中庭 笹の近く]
んー自分、何か姉さんに謝られること、されました?
[動く度にガショガショと甲冑の音が鳴るので、
何もかもまったく様にならないが。]
――まぁ、仕事中なので…
いや、仮初と言うんでしょうかねぇ?
還るひとのお目付け役ということは、
自分もまた、在るべき姿ではないんで。
[「ま、そういうことです」。
短く切り上げて。ワカバへと視線を向けた]
姉さんも無事でして何よりです。
つい先程またひとり、倒れたって連絡来ましたんで。
(22) 2011/ 6/28(火) 20時10分位[中庭 笹の近く]
えええと保健室をたたき起こしに行こうと思ったら寄り道が二人でいい雰囲気でね?
[言い訳しながら笹の陰から出てくると「ごめんなさい」と頭を下げた。
連絡、と聞けば眉を下げて]
また? なんだろう、ちょっと、心配だね。
私は元気取り柄だし、でもありがと。
ンガムラくんこそその格好暑そう……光画部の撮影会のでしょ? もしかしてロッカちゃんと織り姫彦星?
(23) 2011/ 6/28(火) 20時40分位[中庭 笹の葉近く]
在るべき姿…
[ンガムラの言葉を反芻する。
けれど、その意味が解らない。
解るのに、解らないのは。]
在るべき姿って何…ですか?
[答えを知っていて別の答えを。
ぽたり。また、雫が零れる。
切り上げられる話に何処かでほっとしいる自分の中の矛盾。]
え?え?保健室を叩き起…?
[ワカバの言い訳に目を白黒させつつ、ンガムラの連絡を聞けば、潤んだ瞳がまた揺れる。]
(24) 2011/ 6/28(火) 20時50分位[中庭 笹の近く]
[慰める言葉はかけられない。>>*1]
…もうあまり時間はないんだな。
…蝉があんだけウルサイの、わかる気がする。
今年からは聴く事もないだろーけどさ。
(*3) 2011/ 6/28(火) 20時50分位
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