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私が、隠した?
そんなわけ……
[ないと言い切るだけの証拠もなく、口元を手で隠し呟く]
気が触れて、私まで遠くにいってしまいそうになる。
[ぎゅっと唇を引き結んだ]
…あ、フユキ先生と、ヒナ姉様。
二人ともこんなところに…
───…え…?
シンヤが、神隠しにかかわってるって…
うそでしょ?
だってシンヤは、友達で…
───…シンヤなら、多分。
神社にいると思うわ。
よく、境内にいるの…見るから。
…私、いってくる。
シンヤに直接聞かなきゃ…信じられないもの。
リウさん。
私にもまだ、信じられません。
でも、私の見た、あれは…。
あれは、人ではないもの。
…待って。私も、聞きたいんです。シンヤさんに。
[本殿の方角へ向かうリウの、後を追う]
ふたりのうち、どっちかが
あの失踪事件に関わってる……ってこと?
それとも両方?
[内容が唐突すぎてうまく咀嚼できない。
しかし、何か証拠があるのだろうと、そんな風に感じていた]
そうだねえ
君には読んで欲しいなぁ
どうしたんだい?
僕がいないと、寂しいかい?
はは、でもきっと
どこかでは 会えるよ
また 会えるよ
……
君がいなくなっても
僕に残れと言うのかな
そうだね 考えて置こうかな
集められた?
ンガさんは、この不思議な場所について何かご存じ?
[ポケットから拳銃を取り出して、狙いを定める]
アンさんと、ムカイ君の未来は…。
[引き金をひくと、ぱんと乾いた音が鳴った]
見えました。
[キッチン]で[蝶々を追いかけたくなった]ら結ばれるでしょう。
…罪な男ですね、ムカイ君は。
はい、30円。
―神社―
[ユウキの姿に、そしてリウの視線に、少し躊躇したけれど]
…シンヤ、さん。
貴方が…それとも、あなたの側にいたあれが、皆を隠したのですか?
去年、ご自分を調べろとおっしゃったのは、どうしてですか…?
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