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[しばらく呼吸を繰り返して、なんとか平静を取り戻す。
見下ろす視界の中、眠るソラの姿がある。
――…いつもは見上げているものを、今は見下ろす]
…っ、だいたい、さ。
行動がバレるからオレ様を傍に置いて眠るとか、
そもそも根本が間違ってんだろーが!
[眠っている相手の日記を狙うことは、容易いのに]
こんな、無防備に…
[きゅっと唇を引き結ぶ]
…自分の世界を残すために。
ここにいるんだぜ、 オレ様だって。
そのためなら――…
[そこで。ふ、と息を吐き]
まあ、…アンタだから、しないけど。
[けらっと笑って、静かに隣を抜け出した。
時刻はもう夜。
店の照明は落ち、世界は闇に落ちている]
[ヨシアキの報告と宣言。
…口元に薄い笑みが浮かんだ]
そっか。
そうだーーよなーー。
[クルミとソラ。
ヨシアキが誰であっても、受け入れたひとたち]
“鬼”だから仲間になったオレ様たちとは…
違うもんなっ。
[仄かに浮かんだ寂しさを冗談でくるんだ言葉を、軽く投げた]
[ぶらりと歩いていると
最近出番がないとご立腹のカボチャが震えた。
…絵日記は絵日記らしくしていればいいと思う。
書き加えたのを教えてくれるのは助かるけれど。
『9thは、ペットボトルの水を飲む』
……いや、だからもーちっと、こう、さあ!
[あまりにどうでもいい未来に思わず唸った。
これは、あれか。
こないだクルミに対して、「未来日記に頼りすぎいくない」と大口叩いたことへの反撃か。
悔しいのでペットボトルの水を飲むのは止めた。
するとカボチャはいけしゃあしゃあと、
『9thは、ペットボトルの水を飲まない』
に変えやがった。ちくしょう。]
うぬ? …伝えること?
[首を傾げてから、相手の気持ちを軽くするためにか、
…単なる本音なのか。ともあれ促す言葉を続ける]
歯切れ悪いぞっ。
呼んだのはセイジのにーちゃんだぜ。
オレ様はさっさと用事を終えて、
丸くてうまいもんを食べにゆくんだ!
[ゼンジとヨシアキの吹き出しのやりとりを
じっと眺める。
…守りたいもの。
ゼンジの言いたいことは、
なんとなく分かる…気がする。
――…ただ。欲張れるのも。
ある意味、強いことではあるけれど]
セイジのにーちゃんも、
女難で、痛い目あったことあんのか?
[好奇心に満ちたきらきらした瞳で見上げてみた。
が、続いた嘘に、表情は一気に奈落の底に落ちる]
Σ な、なんだとー!!?
うそだっ。嘘だと言ってくれー。
[袖を掴んでぶんぶん揺すりつつ。
階段へと歩きながら、質問には渋面を作る]
オレ様、ほとんど10thのおっちゃんと会ってねえよ。
一度会ったけど、見逃せ!って逃げられちゃったし。
なんつーかこう、警戒されてた、感じ?
…ふーん。セイジのにーちゃんは、
その頼みごとが何か気になってるってワケ?
[どんよりした目線と沈黙に、こう、思わずこっちも神妙になったりしつつ、掴んでいた袖を払われ、手持ち無沙汰に、手をぐーぱー動かした。
濁した部分についてはよく分からず、目を瞬いたりもしたけど、結局そのまま流す]
言いたいこと。むむーん。
…それこそ、見逃せとか、そういう系だったのかなーあ?
10thのおっちゃんが何かしたら、オレ様にはわかっちゃう訳だし。
…だいたい、あのおっちゃんがオレ様みたいな子供に
なんか大事なこと伝えるとは思えねーし。
[けらっと笑う]
親っていっても、
オレ様が10thのおっちゃんの子供って訳でもねーし。
そんじゃ、子供だったら誰でもいいん?
[言葉遊びするように返事を連ねて。
大人子供を主張するセイジを見上げる眼差しを、
すっと細める]
セイジのにーちゃん。
…――伝わらないよ。
届かないまま無くなった想いは、伝わらないよ。
ああ、いや。
かみさまだったら、掬い上げれるんかな?
よくわかんねーや。
[セイジのきっぱりした返答に、
けらっと楽しそうに笑った後――
距離を一歩詰める。
伏せた眼差しの下に入り込んで、
見上げる角度は先程よりも深いもの]
じゃあ、なんのため?
自分のため?
それならそれでいーんだぜっ。
気が軽くなる、ってやつだろー。
セイジのにーちゃんがどうしてーのか、
オレ様よくわかんねーや。
このせかいのかみさまに期待しなくたっていーじゃん。
あたらしいかみさまが、やさしけりゃいーんだろ。
[それでいい、と告げるセイジから顔を背けて、階段の上階へと視線を移す。そして、]
…――、
[すうぅ、とひとつ息を吸い]
伝えたいことが大事なことだったら。
もっと早く伝えればいーのに、
ばっっかじゃねえの!!!
[階段の向こう―――その一番天辺で眠る相手に届くように、大きな声を出した]
…うむ。すっきりしたっ。
[受け取ってないものは、どうにもできない。
だから、もやもやは吐き出してしまった]
…殺し合いで生き延びるのは、悪いことなのか?
[視線を引き戻し、素朴かつ真っ直ぐな眼差しで
セイジを見つめる]
……こんな状況でさ、
自分の手をまったく汚さずに生き残って、
だから誰も殺してない、やさしいかみさまなんだよ、
なんて言われたら――――
…オレ様はいやだ。
[言うだけ言って、
ふいと身を翻して階段に足を掛けた**]
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