人狼物語 執事国


151 藤色酔夢

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樹木医見習い トモユキ


 …こんなの、嘘で言えるわけ、無いだろ。

[頬を抓る様子>>68には微苦笑。
伝う温度も、抱き締め触れる腕も、夢だったら得られないもののはずなのに、まだ信じられないと言った様子の六花がおかしくて、可愛くて。
また問う様子>>70に口を開きかけたのだが]

(73) 2014/05/05(月) 14:41:31[藤林・八重藤]

樹木医見習い トモユキ


 …………杏奈お前、さっきはよくもっ。

[挟まれた声に思わず振り返る。
「えー、私はお手伝いしただけだよ」
白々しく言う妹にじと目を向けたが、妹は気にした風も無かった。
振り向くことで緩んだ腕に気付いてか偶然か、妹は友幸を押し退けて六花の前へ。
「六花さんお久しぶり!」]

 どあっ。
 ……お前なぁ。

[手伝うのか邪魔したのかどっちだ、と妹へのじと目は継続された]

(74) 2014/05/05(月) 14:41:35[藤林・八重藤]

樹木医見習い トモユキ

[六花と手を取り喜ぶ妹。
昔も懐いてたよな、と思い出せばじと目も多少は和らぐ]

[「六花さんの方が美人ですっ!」
「今何してるんですか?」
「私達今、○○に住んでてー」
聞きたかったことを妹が矢継ぎ早に聞いている。
自分で聞きたかったことでもあったが、仕方ないので妹に譲ることにした]

(76) 2014/05/05(月) 15:06:13[藤林・八重藤]

樹木医見習い トモユキ

[妹が六花に問いかける間、友幸は藤の樹の枝を見上げる。
芽吹いた小さな欠片。
藤の樹が咲くことを選んだ証]

 ……お前がもし、俺らの世界のどこかにいるなら。
 必ず見つけて咲き誇れるようにしてやるから。
 待ってろよな。

[手を尽せる内は諦めない。
それが、父も抱く樹木医としての信念。
受け継ぐ想いを込めて、藤の樹へと語りかけた]

(77) 2014/05/05(月) 15:06:18[藤林・八重藤]

樹木医見習い トモユキ

[藤の樹を見上げながらも、妹と六花の会話は耳に入って来る。
大学へ行きながら父の手伝いをしていること、ドジだから怪我が多いことは妹から伝えられて。
公園と植物園の話になると、驚いた表情で六花へと視線を戻した]

 え?
 あの公園によく居るのか?

[大体が急いで通り過ぎていたから、全く気付くことが無くて。
まさかの事実に開いた口が塞がらない]

 うわぁ、近くに居るのに気付かないとか…。
 何か勿体無いことした気分だ。

[もっと早くに逢えていたかも知れないのに。
ただ、このままの生活を続けていたら、気付かない可能性の方が高かったかも知れない]

(79) 2014/05/05(月) 15:33:13[藤林・八重藤]

樹木医見習い トモユキ


 …はは、でも、うん。
 近くに居るのが分かって、良かった。
 これからはいつでも会えるな。

[嬉しそうに笑いながら言う言葉に、妹も「そうだね」と同意を口にしていた]

(80) 2014/05/05(月) 15:33:18[藤林・八重藤]

樹木医見習い トモユキ

[「うん、いっぱいお話しようね!」
兄より先に六花>>81に返事をする妹。
本当に手伝う気はあったのかと疑いたくなる]

 …と、後で連絡先教えてくれな。
 時間が出来たら、会いに行く。

[妹への不満は一旦押し込めて、微笑む六花に笑み返す。
公園に居れば会う確率も高いだろうが、やはり確実にしておきたい]

(83) 2014/05/05(月) 16:03:24[藤林・八重藤]

樹木医見習い トモユキ


 ん?
 あぁ、そっか。
 六花にも連絡が行ってるんだな。

 普段は大学行かなきゃならんから無理だけど、連休とか、長期休暇の時は行く予定。
 少しでも樹木医の仕事を学びたいし。
 何より、あの八重藤は、枯らしたくないから。

[自分の手で助けてやりたいと。
そんな想いを込めて六花>>82の問いに返す]

(84) 2014/05/05(月) 16:03:30[藤林・八重藤]

樹木医見習い トモユキ


 そっか。
 俺もここ来る前に親父に届いた手紙で知ったんだ。
 咲いてるうちに状態診なきゃならないから、親父は一足先に行くと思うけど。

[六花の話>>85に簡単に状況を説明して。
途切れた言葉に、ん?と首を傾げる]

 ……連休、帰るつもりなら一緒に行くか?

[目的地が同じになるのだ。
同道したって問題は無いはず。
帰りも一緒にすれば、と言う目論見もあるが、今はまだ口にせず]

 それに……六花とあの八重藤を、見たい。

[仕事とは別で見ることが出来たなら。
”約束”は、叶えられるから]

(87) 2014/05/05(月) 16:41:53[藤林・八重藤]

樹木医見習い トモユキ

[父と一緒に行くと思い込んでいたらしい六花>>88を見て、友幸は小さく笑う。
何でもないと否定するのが何だかとても愛らしかった]

 迷惑なもんか。
 じゃあ、一緒に行こう。

[もう一つ約束を交わして、掌を上にして誘うように差し出す]

(90) 2014/05/05(月) 17:22:07[藤林・八重藤]

樹木医見習い トモユキ

[「私も行きたい!」]

 お前、連休は友達と出かけるとか言ってただろう…。

[割って入ってきた妹には溜息交じりに一言。
それに対して剥れる妹の頭を、空いている手でぽんぽんと叩く]

 お袋は残ると思うから、一緒に居てやれ。

[家族旅行がてら全員で行くと言う選択肢はあるが、妹に約束を破らせるわけには行かないし、残る母が心配なのもあり、妹にも残るよう仕向けた]

(91) 2014/05/05(月) 17:22:12[藤林・八重藤]

樹木医見習い トモユキ

[重なる手>>93
自分より小さな手を優しく握り込む]

 なんか、その言い方だと……

 …いや、何でもない。

[あるものを思い出させて、妹を撫でていた手で口許を覆った。
問いかけられても、再度何でもないと言って誤魔化すつもり。
ただ、顔が紅くなっているのは隠せなかったが]

(94) 2014/05/05(月) 17:49:46[藤林・八重藤]

樹木医見習い トモユキ

[「むー、しょうがないなぁ」
「じゃあ帰って来たら話聞かせてね!」
「ごゆっくりー」
妹はそんな風に言って、口許に手を当てて笑ってから逃げるように藤の樹の陰へ]

 ごゆっくり、って…………ぁ。

[全てが決まってから気付く。
六花にとっては帰省だが、ちょっとした旅行になると言うことを。
それも二人っきりで]

 ……………

[妹が逃げた方に顔を向けたまま、横目でちらりと六花を見遣る。
相手を意識してしまうのも仕方が無いと言えた]

(95) 2014/05/05(月) 17:49:51[藤林・八重藤]

樹木医見習い トモユキ

[濁した言葉は言及されなかった>>97けれど]

 こ、婚前!?

[紡がれた言葉>>98に声がひっくり返った]

 ろ、ろろろ六花、そこまで考え
 いや 俺はいいんだ が
 じゃなくて

[明らかにテンパった様子で六花に向き直って色々と口走る。
真っ赤な顔は火でも噴きそうなほど。
煙も出てるんじゃないかと言うような様相だった]

(100) 2014/05/05(月) 18:24:23[藤林・八重藤]

樹木医見習い トモユキ

[落ち着いてと言われて落ち着けるかと言うと、微妙なところ。
ただ、聞き返された声>>103を聞いて、わたわたと泡を食ったような動きをピタリと止めた]

 ………えーと、その

 ────まいったな。

[口許を覆う手、泳ぐ目。
想いを伝えられただけでも十分だったというのに、その先をも口にしてしまうとは。
耳まで紅くして、しばらく視線を彷徨わせた後、ようやく口許から手を外して六花へと視線を戻した]

(106) 2014/05/05(月) 19:20:59[藤林・八重藤]

樹木医見習い トモユキ


 …流石に、もう少し時間が経ってからとは思ってたんだが。

[意を決したような声。
重ねたままだった六花の手を、自分の両手で包み込む]

 その

 …前提に付き合ってもらえたら、嬉しい。

[10年経っても褪せなかった想い。
それだけの想いを抱いて想いを通じ、その先を考えないはずが無い。
ここまで来たら、と口にする友幸の表情は緊張も相まって真剣そのものだった]

(107) 2014/05/05(月) 19:21:04[藤林・八重藤]

樹木医見習い トモユキ

[友幸自身、再会したばかりでこんなことを言うのは性急だと思っている。
けれど秘めた想いがもう、溢れてしまっているから言葉も押し込めることは出来なくて。
相手を困らせるかもしれないと思っても口にするのは止められなかった]

 あ、いや
 返事は、直ぐじゃなくても───

[先走りすぎたかと、慌てて言い繕う。
六花は驚いている>>109ようだったが、紡がれた言葉に今度は友幸が息を呑んだ]

 っ、

 あ、あぁ。
 こちらこそ、よろしく頼む。

[微笑んでくれる六花に緊張に凝り固まっていた表情が緩む。
両手で包んでいた六花の手を引き寄せ、両手を解いてその背に腕を回す。
一連の行動は嬉しさによる無意識のもの。
それでも、抱き締める力は壊れ物を扱うように優しかった]

(110) 2014/05/05(月) 20:09:34[藤林・八重藤]

樹木医見習い トモユキ

[「はー、あっついあっつい」
逃げ込んだ藤の樹の陰。
幹に寄りかかって茶化している妹が居たことを友幸は知らない*]

(111) 2014/05/05(月) 20:09:39[藤林・八重藤]

樹木医見習い トモユキ


 そ、そうか?

[言われて>>113、抱き締める力を少し強める。
身長があるために膂力もそれなりにあり、こういう時の加減がなかなか難しい。
先程よりも力は強まっているが、どこかまだ探り探りだ**]

(114) 2014/05/05(月) 20:58:38[藤林・八重藤]

樹木医見習い トモユキ


 うん?

[呼ばれて>>180六花へと視線を向ける]

 そうだなぁ…。
 ここに来なけりゃ、こうして再会することも出来なかったかも知れないし、な。

[見れば誰かが必ず誰かの縁者だった。
これは単なる偶然なのだろうか?
六花の言うように偶然ではなく、藤の樹が招いた必然なのだとしたら]

 あぁ。
 恩返し、しないとな。

[自分が出来ることでそれを成せるのならば、厭う理由など無い。
微笑み見上げる大切な人に、友幸もまた穏やかな笑みを返した**]

(182) 2014/05/06(火) 23:44:16[藤林・八重藤]

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