情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了
[1] [2] [3] [4] [5] [6] 絞り込み / 発言欄へ
/*
しかし表のptと比べると寝言のptの量の多さにちょっと慄く。
通常だったら800ptって普通かちょっと少ない位だろうに、慣れってこわいな。
でもこうしてptやりくりして発言考えるのってなんか懐かしくて楽しい。
[かたり、とラムネの瓶を置く。と、かけられた声、現れた姿、知った姿に、こくりと頷いた]
……、
[隣から、尋ねられれば首を縦にも横にも振らず]
……
[ただ黙って、マシロの話すのを聞いていた]
……、……
[それからふと、肩から提げた鞄、財布やカメラの関連品が入れられたそれのチャックを開き。ごそりと中を漁り、数枚の写真を取り出した。
そして、差し出す。それらに映り込んでいるのは、アンに、ロッカに、ケンに、モミジに、ザクロに、 消えていった、人々の姿]
例えば、日中。
友人と共に、祭りの準備を手伝い。
それが終わると、祭りの賑わい増すまで境内の木陰で本を読み虫の鳴く声を聞く。
同じ様に木陰で涼む女性と静けさを共有したり、境内で子らと遊ぶ大人の声に笑みを零したり。
カメラを構えた青年に、どんな写真が撮れたか問うてみたり。
そうしている内、石段を上る下駄の音で祭りの始まりを教えられて。
お囃子を遠く近くに聞きながら、出店を巡り、歌に聞惚れる。
そんな平凡で、変わり映えのない、幸せを。
……
人を犠牲にして、叶えたい願いなんて。
俺には、ないよ。
きっと誰かには、あるんだろうけど……
俺は、それなら、消えたっていいよ。
[写真をマシロに渡しつつ、空を仰ぎ]
でも、俺は、消えてないし。
……消える事なんて、ないのかな。
俺はただ、写真を撮る事しか出来ないんだ。
皆。
写真の中では、いつまでも、笑っているのにね。……
…シンヤ君。
君も、僕と同じことを考えていたんだね。
ねぇ。
僕は、君に消えてほしくはないよ。
君はこんなに素敵な写真が撮れるんだ。
今までも、これからも、たくさんの人を幸せに出来る。
今、僕がこの写真の、皆の笑顔で救われたようにね。
だから──…消えたっていいなんて、言わないでくれるかい?
ねがう。
[化粧師の言葉を反芻する。
願う。
その言葉に感じるのは、かすかな羨望]
願うこと、か。
[祭りの夜に咲く花は。
自分には見つけられなかった]
見つけられたら、何か……
[願ったろうか]
神様の尻尾、か。
[なるほど、と一度自分の両手を見下ろして]
俺は、願えないよ。叶いもしない。
[相手を見直して、微笑んで、小さく頷く]
そうか。神様の尻尾、掴みたいと願ってみるのもいいのかもな。やってみる? ンガムラさん。他の願いでもいい、あるならば。
去年、みんなが帰ってきますようにって、マシロは願ったよ。
……優しいな、あの子は。
[うらやましい。と、音なく唇は動く]
……。
[動いた唇を一度とじ合わせて。
描いた言葉を思い浮かべる]
うらやましい、か。
[コエにしてみる]
願い事が、あったのかな。俺には。
[忘れてしまった。
その中に、あったのだろうか]
[コエにする。
けれど返る音はない]
……。
[耳を澄まして、いくらも待って。
それでも、楽しげに笑うかすかな音も聞こえない]
こちらへ越してきてから、この村における神隠しについてだいぶ調べました。
私は優しくないので、違うことを願いますよ。
[ダンケの顔を見つめる目元が少し細くなる]
今年は、あなたが消えますように。
[1] [2] [3] [4] [5] [6] 絞り込み / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了