人狼物語 執事国


157 家出少女の電車内

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人足 ギンスイ

[ふしゅう、

電車はそんな風に気の抜けた声をあげて、


男は少しだけリラックスした。]

(37) 2014/08/05(火) 22:04:02[後方座席]

人足 ギンスイ

[熱い空気が流れ込んでくる。
乗り込んできたときほど、顔をしかめたりはしない。

見送った少女は大きな大きな一歩を、
今にも転んでしまうのではないかと心配するような一歩を、

踏み出して、


春風のようにいなくなった。]

(38) 2014/08/05(火) 22:04:10[後方座席]

人足 ギンスイ

[しばらくドアの外を見ていたが、
扉が閉まる音がすると携帯の電波を確認した。

全くの圏外だったのが、
電波がひとつ入るマークに変わっている。

日常に帰るのだ、そんな実感がしてきた。]

(39) 2014/08/05(火) 22:05:57[後方座席]

【独】 学生 ムカイ

/*
ズイハラさんおやすみなさいませ

また、同村したいなーーーーーー


こんばんは。
昨日はチーズケーキと格闘してたらエピログかきそこねまして

るりちゃんかわえええええ

(-110) 2014/08/05(火) 22:06:49

人足 ギンスイ

[いい父親だかいい夫だか、
そんなことは思っても仕方のないことで。

どこからか柑橘類の匂いがしてきた。
これも一瞬で消えてしまうのだろう。



けれども、憂いを払うのはそんな刹那のなにかではないか。

思いながら携帯を閉じる。
目を閉じて、揺れに身を任せる。
降車駅まで、あと少し。
日常まで、あと少し。

それまでにちっぽけな英気を養おう、
そう考えて男は口元に生来の笑みを浮かべて息をついた。**]

(40) 2014/08/05(火) 22:10:04[後方座席]

【独】 人足 ギンスイ

/*
ギンスイのターンやっと終わりです。
ぶっちぎり消費ptにおののく。
飴をください。

ズイハラさんおやすみなさい。
ムカイさんきた、起きるのだろうか。
何となくムカイさんといえば
お菓子のイメージがついてしまったけど
これはナンなのでしょう。
……変換的にナンなのですね。

(-111) 2014/08/05(火) 22:15:46

学生 ケン

[誰も同席してないのをいいことに、
足を投げ出して座るさまは
年相応男子学生相応の、不遜さ傲慢さがちらほら。

じゃらりと連なるクマを鳴らして、
眼鏡を通して携帯の画面を確認した。]

(41) 2014/08/05(火) 22:18:08[車内前方へ移動中]

【鳴】 学生 ケン

[『ざまあ』


シンプルな文面は友人からのメッセージだ。
続く添付画像は、
アイスの棒――――アタリの印字されているもの。

(=15) 2014/08/05(火) 22:18:41

学生 ケン

[ブルーライトの明るい画面、
レンズがそれを反射する。

窓の向こうは夏の空、
積み上がった雲の向こうに青が広がる。
暑いのだろう。
きっとアイスが美味い。]

(42) 2014/08/05(火) 22:18:59[車内前方へ移動中]

【鳴】 学生 ケン

『ちょーだい』



[送信。
語尾には丁寧にハートマークを付けた。]

(=16) 2014/08/05(火) 22:19:27

学生 ケン

[>>3:25「なにこれ」
聞こえた声に、目線だけを持ち上げる。
きょろきょろと見渡し、首を振る姿を、
少し含み笑いしながら見てしまうのは許してほしい。
さあトリコになってしまえ。
ベアーズに埋もれる生活を始めてしまえ。

そう思いながら、画面の中のSNSを切った*]

(43) 2014/08/05(火) 22:19:46[車内前方へ移動中]

【独】 学生 ムカイ

/*
めっちゃはさまってた
そうですね。お菓子大好きな高校生です
頭つかうとあまいものほしくなるしね
でも勉強中はブドウ糖とかそのままとってる
(いまきまった

さてべあーず

(-112) 2014/08/05(火) 22:28:08

学生 ムカイ

[列車で、緊張した声を聞くのはなんだか久しぶりだった。震える声。あの女子高生は、見覚えがある。
向井は無意識に熊をぐにぐにと触りながら、乱れてもいない前髪を引っ張って座りなおした。

列車が止まる。窓の外をちらりと見て、また視線を下に。

まだ、降りる駅じゃない。

でも]

(44) 2014/08/05(火) 22:38:29[もうすぐ、降りなくちゃ]

【鳴】 学生 ムカイ

[誰かの落し物かな。

そんなわけない。だってほら、こんなしっかりついている。兎と並んで

この、うさぎ。お守りだって

熊もそうかな。お守り、かな]

(=17) 2014/08/05(火) 22:41:50

【鳴】 学生 ケン

[野球も、サッカーも遊ぶだけなら十分だった。
なによりかにより、心砕いてきたのは弓道で、
結果を出してきているのもその部活だ。

『悪いが、大学には行かせられん』
実家の裏に作られた練習場に立った時、
隣で祖父が言った。
『うん、……わかってるよ』
工場、継がなきゃね。
引換のように与えられたその場所は、川に面していて
川を越えて走る電車の窓からも窺えた。]

(=18) 2014/08/05(火) 22:52:09

学生 ケン

[電車は川を越える。
実家と、小さな工場――車の修理工場だ――、
それから練習場に立てかけられた畳が見えた。


今日は練習しないのです。
電車はそのまま、全てを後ろに飛ばしていく。]

(45) 2014/08/05(火) 22:52:29[車内前方へ移動中]

【鳴】 学生 ケン


[今日は野球をするのです。
多分、進学を選ぶだろう友人と。

今日は置き去りにしたけれど、
いつか置き去りにされる友人と思いっきり遊ぶんです。
これぞ青春。
アイスも喰う。]

(=19) 2014/08/05(火) 22:52:55

学生 ケン

[既に見えなくなった家に向けて
べ、と小さく舌を出した。

もう少し、電車に乗る。
一駅二駅、どれくらいか、
冷房のない外にでるのを億劫に思う頃、
ドアの前に人がたった。]

(46) 2014/08/05(火) 22:53:11[車内前方へ移動中]

学生 ケン

[あの「ハツネ」さんだ。
目が合う。会釈しようかと、預けていた背を離したとき、
その表情が見えた。>>=14 わらってる。微笑んでる。]


え、


[軽くお辞儀しようとしていたこともすっとんだ。
ぶわっ、と瞬時に顔が赤くなったことは>>26
発車の音に追われたような彼女には見えなかったかもしれない、
見えてないといい。

ついでに、閉まったドアを暫く凝視していたことも
決してばれないといい。]

(47) 2014/08/05(火) 22:53:27[車内前方へ移動中]

学生 ケン

[電車が動き出してから、なけなしの冷静さをかき集めて
わしゃわしゃと髪の毛をかきまぜた。
いまだ、顔があつい。]



……――今度見かけたら聞こ……

[ひとまずは友人に
自分の顔に何かついてるか、聞かなくては。

片手に納まりきらないクマたちが
その赤い顔を笑うように揺れた**]

(48) 2014/08/05(火) 22:53:47[車内前方へ移動中]

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生存者 (6)

学生 ケン
22回 残8255pt
人足 ギンスイ
39回 残7715pt
会社員 ズイハラ
29回 残8119pt
学生 ナオ
23回 残8224pt
学生 ハツネ
31回 残7997pt
学生 ムカイ
19回 残8472pt

犠牲者 (1)

告げ人 アン(2d)
0回 残9000pt

処刑者 (2)

女優 ポルテ(3d)
20回 残8426pt
鍵っ子 ルリ(4d)
21回 残8213pt

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