人狼物語 執事国


157 家出少女の電車内

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視点:


鍵っ子 ルリ は 学生 ケン に投票した。
学生 ケン は 鍵っ子 ルリ に投票した。
人足 ギンスイ は 鍵っ子 ルリ に投票した。
会社員 ズイハラ は 鍵っ子 ルリ に投票した。
学生 ナオ は 鍵っ子 ルリ に投票した。
学生 ハツネ は 鍵っ子 ルリ に投票した。
学生 ムカイ は 鍵っ子 ルリ に投票した。

鍵っ子 ルリ は村人達の手により処刑された。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか。
全ての人狼を退治した……。人狼に怯える日々は去ったのだ!

会社員 ズイハラ

[女学生がくすりと笑う>>3:22と多少気が緩んだのか、自覚無く口角が自然に緩む
それに加えて同じ意見が相手から出ると多少驚いた]

…そうか。

[短く返事をして、考えごとをする時の癖で顎に指をあてる]

モデルがいるというのは聞いた事が無かったな。想像しながら読むというのも一つの方法か。

…いや。別に気にしてはいない

[そのまま言葉を整理する様に返事を返す。女学生が謝れば、相手の方を見て簡潔に返事を返した]

(0) 2014/08/03(日) 00:26:26[ボックス席の窓際]

会社員 ズイハラ

―――……。

[返事をすれば相手は"なにかの縁"と称して、丁寧に折り畳まれた紙を渡してきた>>23
受け取って、中を開いてみればメールアドレスが書かれている
ちら、と相手の顔を見れば俯き気味だっただろうか]

(1) 2014/08/03(日) 00:28:38[ボックス席の窓際]

会社員 ズイハラ

…………。

[渡されたそれを、ポルテの名刺と同じ様にシャツの胸ポケットへと仕舞う
そして鞄から小さな紙とペンを取り出して、何かを書き始めた]

(2) 2014/08/03(日) 00:34:31[ボックス席の窓際]

会社員 ズイハラ

…………ん。

[女学生へと差し出したそれは、名刺の裏にメールアドレスの書かれたものだ
もしも相手が受け取るなら、女学生から一端視線を外して]

―――ここから先は貴方次第。

[先程までここで隣に座っていた者の言葉を口ずさむ
電車の騒音に掻き消えるか、消えないかの声量で]

(3) 2014/08/03(日) 00:45:47[ボックス席の窓際]

会社員 ズイハラ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2014/08/03(日) 00:55:30

学生 ナオ

[ぷるぷる、と震える手から。
そっと紙が奪われる>>1
思わず顔を上げて、「イケメンさん」の目を見た]

(――受け取って、もらえた)

[ぱああ、と顔を輝かせる。
折り畳まれた紙を開き、そこに書かれた内容に目を通す「イケメンさん」を。固唾を飲んで。俯きがちに見守った]

(4) 2014/08/03(日) 09:35:29[大人組近くのボックス席 ]

学生 ナオ

[「イケメンさん」は黙って紙を胸ポケットへ仕舞う。
そして鞄から取り出した小さな紙に、なにやら書き込んで――]

『…………ん』>>3

[差し出されたそれは、名刺。
おずおずと受取って裏返すと、手書きのメールアドレス]

これって。

[大きく目を見開いて。
嬉しさで、全身がぷるぷると震えて。
顔が熱い。たぶん真っ赤になっていることだろう。
夢じゃないよね?]

ありがとうございます。
――ズイハラさん。

[そう言って、最高の笑顔を「ズイハラさん」に向けたのでした]

(5) 2014/08/03(日) 09:37:03[大人組近くのボックス席 ]

会社員 ズイハラ

[名刺を受け取った女学生>>5は、みるみるうちに表情を輝かせる
その表情につられてふっと思いがけない笑みが零れた]

…いや。大した事では。
でも珍しいな…俺に連絡先なんぞ。
ええと……。そういえばまだ名前を聞いてなかった

[ふと眼の前の女学生の名前をまだ知らない事に気がついて、問いかけた]

(6) 2014/08/03(日) 20:47:19[ボックス席の窓際]

人足 ギンスイ、「ポルテさんといっしょ」がN●Kの番組みたいに見えた。

2014/08/03(日) 21:19:06

学生 ナオ

(あ、笑ってくれた……)

[>>6思いがけないズイハラの笑みに、顔が綻んだ。
こんなに素敵な通学時間は、ナオにとっては初めてで。
いつまでも最寄駅に着かなければいいのに、と思う。
それでも、刻々と時は流れて]

私の名前はナオです。渡辺ナオ。

[ニコリと微笑んで、席から立ち上がる。
電車は減速し、駅のホームに入ろうとしていた。
文庫本と名刺を、大切に鞄の中に仕舞って]

――また。この電車でお会いできます、よね。

[名残惜しげに、そう言い残して。ぺこり、とお辞儀。
そのままドアの前へ向かおうとした**]

(7) 2014/08/03(日) 21:39:54[大人組近くのボックス席 ]

鍵っ子 ルリ

[電車の速度が落ちたせいでしょうか、少し揺れました。
 ルリは二つの脚でぐっと踏ん張ります。そのまま、同じぐらいの力を入れて飴を握りしめましたし、もしかしたらもっと力を入れてたのかもしれません、あの怖い人>>3:21をぐっと見つめました。]



[やっぱり、怖いのです。
 怒っているような、そういう雰囲気をルリは感じてしまうのです。本当にあの怖い人が怒っているのかどうかは、判らないことですが。
 だからルリの眉毛は、情けなくヘタレてしまうのですが――それだけでは、駄目なのです。]

(8) 2014/08/04(月) 21:45:22[扉脇の座席前]

鍵っ子 ルリ

[ルリは電車内を歩きました。おっと、ちょっと揺れます。そういう時には足を踏ん張って、……あんまり女の子にふさわしい歩き方では、なかったですね。ちょっとルリも恥ずかしいと思いました。だからです。涙目で、紅くなったのはそのせいです。断じて、あの男の人が怖いと思ったからでは、ありません。…………そりゃちょっとは怖いですけど。

 でもどうにかして、あの人の前に立つと、さっきみたいに拳を突きつけました。拳の中には飴が入っています。今度の飴は魚柄の包装紙にくるまれた、魚の形の飴です。あっでも大丈夫、魚味ではありません。]

(9) 2014/08/04(月) 21:45:56[扉脇の座席前]

鍵っ子 ルリ

  ……、

[ルリは勢い込んで口をあけました。
 言おうと思ったのです。何か、言おうとしてたのですが、おかしなことに、うまいこと飛び出てくれはしませんでした。

 指の間から魚柄の包装紙が飛び出ているのに、ルリの口からは言葉が出ないなんて、おかしなことですよね。]

(10) 2014/08/04(月) 21:46:16[扉脇の座席前]

人足 ギンスイ

[電車ががたんと揺れる。
男は揺れるがままに身を任せる。
流れていく景色は走馬燈のように儚く過ぎていく。

眉を寄せる。
無意識に握っていた煙草の箱を握りつぶす。
ソフトタイプのそれは容易にくしゃくしゃになる。

乗客がひとり、立ち上がった>>8のを目にする。]

(11) 2014/08/04(月) 22:05:12[後方座席]

人足 ギンスイ

[足音が聞こえる。
さも軽いその音は一度たたらを踏み>>9
次第に男の方へと近付いてくる。

男は顔を上げない。
見る必要もない足下を、じっと見ていた。]

(12) 2014/08/04(月) 22:11:00[後方座席]

人足 ギンスイ

――――、

[のろのろと、顔を上げる。
不機嫌な顔には倦怠の表情が張り付いていて、
近くで見れば子供であっても
威圧感以外のものも感じ取れたかもしれない。]

なんだよ。

[言い切る前、拳>>9が突きつけられる。
赤い顔で、涙を堪えた顔。
しっかりと立っている小さな身体。
男は確かに少女を見た。
数秒の間、見つめた。]

(13) 2014/08/04(月) 22:17:23[後方座席]

人足 ギンスイ

[拳からは魚の柄が見えている。
くしゃっとしたそれは男の煙草の箱とどっこいどっこい。

普段なら怒鳴っていたかもしれない。
だが男は辛抱強く、少女の言葉を待った。
待つだけの大人としての余裕を、思い出しかけていた。]

(14) 2014/08/04(月) 22:23:58[後方座席]

鍵っ子 ルリ

[ルリの頭は言葉を探そうとしているわけではありませんでした。
頭はまっしろのまんま、ぐりんとした目が瞬きもないままじっと、あの怖い男の人を見ているのです。あんまりにも見つめすぎてるせいでしょうか、男の人の握った箱のことも視界に入らないルリでしたが、男の人の顔や、見つめ合った目の中には怖いもの以外の、何かがありそうでした。

 時間にして、どれほどなのでしょう。
ルリは男の人の目の中にいる自分が見えました。ルリは目がいいことが取り柄の一つなのです。そしてルリは、お父さんとお母さんのことを思い出していました。時々、ルリのお父さんたちはこの人みたいな顔をするのです。]

(15) 2014/08/04(月) 22:54:39[扉脇の座席前]

鍵っ子 ルリ

[ルリは、大人がこういう顔をしている時には何もしない方がいいと知っていました。

けれどこうして目の前に立っています。
このまま何もしないことは、もう、できません。
なのでルリは、一度口を閉じて、もう一度開きました。]


 おすそ分け、です!


[あら、本当に言うべき挨拶はこれだったかしら。なんてハテナは、浮かんだりしません。だってルリの頭は真っ白なんですもの。お姉さんにごあいさつした時の方が、もしかしたら、マシ、だったのかもしれませんね。]

(16) 2014/08/04(月) 22:55:08[扉脇の座席前]

鍵っ子 ルリ

ルリの、好きな、の。
あげます。


[そう言いつつも、ルリの手はぎゅっと固く固く結ばれています。泣かない代わりに力ばかりを込めているので仕方がありません。仕方がありませんが、飴を渡しにくい、ですね。]

(17) 2014/08/04(月) 22:55:28[扉脇の座席前]

鍵っ子 ルリ

[電車のスピードがだんだんと緩やかになっていきます。きっと、もうすぐルリの駅につきます。お婆ちゃんが待っているわけでも、お父さんお母さんがいるわけでもない駅です。ルリが一人で降りる駅です。
 ルリはお行儀をおいて家を出てきてしまいましたが、その代わり、たくさんのお気に入りと必要を詰め込んだリュックを持ってきました。きっと、その中に、何か素晴らしく良いものが紛れ込んでいたのでしょう。だってルリは一人で動いて、いまだって一人で、怖い人と向き合っているんです。

 男の目の中に見えたルリは、いつもオンナジ、もしかしたらいつも以上に泣き虫だったかもしれませんが、でもやっぱり、本当は。いつものルリとは、違うのです**]

(18) 2014/08/04(月) 22:55:49[扉脇の座席前]

人足 ギンスイ

[無言のまま、男は待った。
無表情にじっと少女を見つめて。
握りつぶした箱も気にする様子もなく、見返していた。

少女の目に映る自分の影が小さく見える。
その中の自分は行く先も分からないようで。

男が小学生にもならないうち、
親に連れて行ってもらった夏祭りで迷子になった。
自分は、泣いていたときもこんな目をしていただろうか。]

(19) 2014/08/05(火) 02:17:51[後方座席]

人足 ギンスイ

[「おすそ分け、です!」

思い切って口を開けた少女は、そう言った。
つられたわけでもないが、今度は男が口をぽかんと開けた。]

(20) 2014/08/05(火) 02:18:04[後方座席]

人足 ギンスイ

[好きな飴をわざわざ手渡しに来たのか。
しかし、なんで俺に。

言いたいことはあったが、強く結ばれた拳を見て飲み込む。

電車の速度は緩やかになっていく。
男の、まだ降りる必要のない駅が近付いてくる。

一瞬だけ窓の外から光が差して、男は瞬いた。
しばらくしてから開けた目には、
日光を浴び小さな自信を備えたように見える、少女の姿。]

(21) 2014/08/05(火) 02:18:27[後方座席]

人足 ギンスイ

ん。

[言葉を聞き終わると、男は少し目を細め
箱を持っていない方の手を軽く差し出した。
指を開かせてやる必要はないだろう。

少女にもそれくらいの自尊心や、都合や、
あるいは強さだってあるはずだから。]

…………あんがと。

[そう言ってしまえば、少女も渡さざるを得まい。
その後押しは、意地悪でもあり、大人としての助け舟でもあった。
飴がてのひらに落ちてくるのを、男は待った。
力仕事をしている、大人の男のてのひらだった。]

(22) 2014/08/05(火) 02:18:39[後方座席]

人足 ギンスイ、ずっとギンスイのターン!**

2014/08/05(火) 02:28:54

学生 ハツネ

[電車が揺れる。
減速する時特有のそれ。

揺れは彼女の身体にも伝わって、
ぴんと伸ばしていた背筋がほんのわずかな間、曲がる。

ゆるり、と車窓へ向けた視界に映るのは、
見慣れた、降りるべき駅の光景。

いつものように改札を通って、
いつものように家の扉を開けて、
ただの“ハツネ”から“お姉ちゃん”へと変わる、境界をまたぎ越す、
その時は、近い。


ため息が自然とこぼれる。
テストの出来栄えを訊かれることが予測される分、重苦しく]

(23) 2014/08/05(火) 02:48:32[ホーム側のボックス席]

学生 ハツネ

[何気なく見回した車内に、あの少女の姿はなかった]


 ……、降りた、んだね。

[単純にそう思う。
彼女は音楽の世界に入り込んではいたが寝込んではいないし、
あの少女が、お仲間さんを欲しがる彼女が作り出した幻であると考えるほど夢見がちでもない。

それに、ポケットの中の飴玉が、
少女がここにいたという、確かな証明になってくれているから]

(24) 2014/08/05(火) 15:45:52[ホーム側のボックス席]

学生 ハツネ

[昔と、これからに思いを馳せながら、
前方のドアから電車を降りようとする。
学生鞄は肩にかけ、楽器ケースを片手に提げて。

一番前の座席まで接近するにはやや時間が足りない。>>3:19
開きっぱなしの扉の前で、眼鏡の男子学生に顔だけを向ける]

(25) 2014/08/05(火) 15:47:41[ホーム側のボックス席]

学生 ハツネ

[発車を報せる音が鳴る。

顔を向けた先へと軽く頭を下げると、
そそくさと電車から降りた**]

(26) 2014/08/05(火) 15:48:40[ホーム側のボックス席]

学生 ハツネが接続メモを更新しました。(08/05 16:05)

会社員 ズイハラ

渡辺ナオさん、か。

[相手の名前を短く反芻する
そしてやがて電車は減速する。アナウンスが彼女がいつも降りている駅の名前を告げた]

―――ああ。…気をつけて、な。

[ドアへ向かうナオの背中に、そう言葉をかけて]

(27) 2014/08/05(火) 20:10:07[ボックス席の窓際]

会社員 ズイハラ

――――…
荷物が増えた。

[文庫本を鞄に仕舞い、傍らに置いていた八朔を手繰り寄せつつ呟いた
その言葉は幾つかの意味と、比喩をはらんで口から漏れた]

まぁ、悪くない。

[そして、彼女が降りた電車はまた動き出す。
もうすぐ降車駅のアナウンスが聴こえる頃合いだった]

(28) 2014/08/05(火) 20:14:02[ボックス席の窓際]

鍵っ子 ルリ

[ぎゅっと、それこそ、すがるように握っていた手を緩めました。
ルリの小さな手から、男の人の手の中へ、飴が降ります。握りしめすぎてたせいでぐしゃりと包装紙は潰れてしまっていましたが、魚柄が上を向いて下を向いて、くるりと回りました。子供の柔らかな手から、大人の掌へ。まるでスカイダイビングです。]



[ん!
と、ルリは男の人のお礼に、大きく頷きました。本当は、どういたしましてと答えるのがお行儀的に花丸だったのでしょう。でも今日はいいのです。男の人の真似っこでもいいのです。]

(29) 2014/08/05(火) 21:38:23[怖い人の前で]

鍵っ子 ルリ

[ルリは務めを果たした大人の顔で、鹿爪らしく、もう一度、大きく頷きました。飴を渡すことが至上命題だとでもいう様子です。

対する男の人は、小さく、笑っているようでした。笑った顔は少しだけ意地悪そうで、でも、さっきまでの不機嫌そうな雰囲気よりこっちの方がずっといいと、ルリは思うのでした。]

(30) 2014/08/05(火) 21:38:46[怖い人の前で]

鍵っ子 ルリ

[電車が揺れます。


そこはルリの駅です。
ルリが一人で決めた、ルリの下りる駅です。]

(31) 2014/08/05(火) 21:39:09[怖い人の前で]

鍵っ子 ルリ

[おっと、危ない危ない。ルリはもう一度足でしっかり床を踏みました。
 それから、怖い人を見、両手をきちんと前に揃える、お姉さんお辞儀をして。]


 ―― !


[さよなら、と言おうとしたのですが、やっぱりすぐには言えなくって、怖い人をちらりと見て逃げるような勢いになってしまいました。
でも、御挨拶はもうしたし、いいですよね。]

(32) 2014/08/05(火) 21:39:41[怖い人の前で]

鍵っ子 ルリ

[ルリは扉の前に立ちました。
気の抜けた音を立てて扉は開きます。
冷房の利いた車内に、むあっと熱気が入り込みました。
まるでルリを押し戻すみたいです。
ルリは外の空気に負けないように、間抜けな音に油断しないように、
ルリは、特大の一歩を車内から、

                     **]

(33) 2014/08/05(火) 21:41:53[停車駅へと]

会社員 ズイハラ、では、本当におやすみなさい

2014/08/05(火) 22:00:05

人足 ギンスイ

[就労したことのない、子供の柔らかい手。
男の手に比して小さい飴はそこから、
揺らめくようにしててのひらへと落ちてくる。
夏祭りで捕まえた金魚よりもつめたい気がした。
その錯覚は手に触れて、現実の温度を知るまでの短い間。
一瞬の交流の間そのもの。

頷く少女はいたく納得した顔で、
よかったじゃん、と声でもかけてやれば
いっそう破顔したかもしれない。

しかし、小さく小さく、笑うだけにとどめて。
少しだけ顎を引いて頷き返した。]

(34) 2014/08/05(火) 22:03:37[後方座席]

人足 ギンスイ

[電車は揺れる。

男が降りる駅まで、あと数駅。
さらに駅から田舎の病院まで、もう少し。]

(35) 2014/08/05(火) 22:03:47[後方座席]

人足 ギンスイ

[少女が再びよろめく。
支えてやろうかとも思うが、その必要はなかった。

そうしてややお姉さんぶったお辞儀をして、
するり、魚よりも滑らかに行ってしまう。

手を挙げて挨拶するのもおかしいようで
男も視線を投げたきり、納得した。

扉の前に立った少女はもう降りるのだろう。]

(36) 2014/08/05(火) 22:03:54[後方座席]

人足 ギンスイ

[ふしゅう、

電車はそんな風に気の抜けた声をあげて、


男は少しだけリラックスした。]

(37) 2014/08/05(火) 22:04:02[後方座席]

人足 ギンスイ

[熱い空気が流れ込んでくる。
乗り込んできたときほど、顔をしかめたりはしない。

見送った少女は大きな大きな一歩を、
今にも転んでしまうのではないかと心配するような一歩を、

踏み出して、


春風のようにいなくなった。]

(38) 2014/08/05(火) 22:04:10[後方座席]

人足 ギンスイ

[しばらくドアの外を見ていたが、
扉が閉まる音がすると携帯の電波を確認した。

全くの圏外だったのが、
電波がひとつ入るマークに変わっている。

日常に帰るのだ、そんな実感がしてきた。]

(39) 2014/08/05(火) 22:05:57[後方座席]

人足 ギンスイ

[いい父親だかいい夫だか、
そんなことは思っても仕方のないことで。

どこからか柑橘類の匂いがしてきた。
これも一瞬で消えてしまうのだろう。



けれども、憂いを払うのはそんな刹那のなにかではないか。

思いながら携帯を閉じる。
目を閉じて、揺れに身を任せる。
降車駅まで、あと少し。
日常まで、あと少し。

それまでにちっぽけな英気を養おう、
そう考えて男は口元に生来の笑みを浮かべて息をついた。**]

(40) 2014/08/05(火) 22:10:04[後方座席]

学生 ケン

[誰も同席してないのをいいことに、
足を投げ出して座るさまは
年相応男子学生相応の、不遜さ傲慢さがちらほら。

じゃらりと連なるクマを鳴らして、
眼鏡を通して携帯の画面を確認した。]

(41) 2014/08/05(火) 22:18:08[車内前方へ移動中]

学生 ケン

[ブルーライトの明るい画面、
レンズがそれを反射する。

窓の向こうは夏の空、
積み上がった雲の向こうに青が広がる。
暑いのだろう。
きっとアイスが美味い。]

(42) 2014/08/05(火) 22:18:59[車内前方へ移動中]

学生 ケン

[>>3:25「なにこれ」
聞こえた声に、目線だけを持ち上げる。
きょろきょろと見渡し、首を振る姿を、
少し含み笑いしながら見てしまうのは許してほしい。
さあトリコになってしまえ。
ベアーズに埋もれる生活を始めてしまえ。

そう思いながら、画面の中のSNSを切った*]

(43) 2014/08/05(火) 22:19:46[車内前方へ移動中]

学生 ムカイ

[列車で、緊張した声を聞くのはなんだか久しぶりだった。震える声。あの女子高生は、見覚えがある。
向井は無意識に熊をぐにぐにと触りながら、乱れてもいない前髪を引っ張って座りなおした。

列車が止まる。窓の外をちらりと見て、また視線を下に。

まだ、降りる駅じゃない。

でも]

(44) 2014/08/05(火) 22:38:29[もうすぐ、降りなくちゃ]

学生 ケン

[電車は川を越える。
実家と、小さな工場――車の修理工場だ――、
それから練習場に立てかけられた畳が見えた。


今日は練習しないのです。
電車はそのまま、全てを後ろに飛ばしていく。]

(45) 2014/08/05(火) 22:52:29[車内前方へ移動中]

学生 ケン

[既に見えなくなった家に向けて
べ、と小さく舌を出した。

もう少し、電車に乗る。
一駅二駅、どれくらいか、
冷房のない外にでるのを億劫に思う頃、
ドアの前に人がたった。]

(46) 2014/08/05(火) 22:53:11[車内前方へ移動中]

学生 ケン

[あの「ハツネ」さんだ。
目が合う。会釈しようかと、預けていた背を離したとき、
その表情が見えた。>>=14 わらってる。微笑んでる。]


え、


[軽くお辞儀しようとしていたこともすっとんだ。
ぶわっ、と瞬時に顔が赤くなったことは>>26
発車の音に追われたような彼女には見えなかったかもしれない、
見えてないといい。

ついでに、閉まったドアを暫く凝視していたことも
決してばれないといい。]

(47) 2014/08/05(火) 22:53:27[車内前方へ移動中]

学生 ケン

[電車が動き出してから、なけなしの冷静さをかき集めて
わしゃわしゃと髪の毛をかきまぜた。
いまだ、顔があつい。]



……――今度見かけたら聞こ……

[ひとまずは友人に
自分の顔に何かついてるか、聞かなくては。

片手に納まりきらないクマたちが
その赤い顔を笑うように揺れた**]

(48) 2014/08/05(火) 22:53:47[車内前方へ移動中]

学生 ムカイ

[向井が降りる駅に着く頃には、寝ぼけていた頭はもうすっかりさめていた。
この長い列車での夢も、聞こえた声も
学校でも家でも、ただひたすらに机に向かっている現実も

「夢」じゃない。

自分で選んだ「今」だ]

 ……がんばろ

[あくび交じり、小さな声。
立ち上がった肩にかけられた鞄には、
夢で拾った熊と、過去にもらった兎が
仲よさそうにゆれていた**]

(49) 2014/08/05(火) 22:53:50[ただいま]

学生 ナオ

『―――ああ。…気をつけて、な』>>27

……はい。

[はにかみながら、コクリとズイハラに頷いて。駅に降り立った。
ぷしゅーとドアが閉まり、電車が動き出す。
走り去る電車を横目で見守りながら]

よっしゃ!

[似合わない大声を出して、ガッツポーズ。
嬉しさでにやけてしまう。口角が上がりすぎて、ほっぺたが落っこちちゃいそう。
ふふん、と何事もなかったかのように歩きだす]

どんなメールを打とうかな。

[そう呟きながら、スキップしそうな足取りで学校へ向かうのでした**]

(50) 2014/08/05(火) 22:55:59[大人組近くのボックス席 ]

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生存者 (6)

学生 ケン
22回 残8255pt
人足 ギンスイ
39回 残7715pt
会社員 ズイハラ
29回 残8119pt
学生 ナオ
23回 残8224pt
学生 ハツネ
31回 残7997pt
学生 ムカイ
19回 残8472pt

犠牲者 (1)

告げ人 アン(2d)
0回 残9000pt

処刑者 (2)

女優 ポルテ(3d)
20回 残8426pt
鍵っ子 ルリ(4d)
21回 残8213pt

突然死者 (0)

参観者 (0)

発言種別

通常発言
独り言
囁き/共鳴/念話
死者のうめき

一括操作




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