情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
せっかく、あっち側から戻ってきたのに。
お母さん消えちゃった。
だから、またお願いしようと思ってお祭りにきたの。
でも、お母さん戻ってこないよ。
みんな消えて行く。
どうして消えていくのかな。ずっと一緒にいられないのかな。
[エビコの目を見ながら、そう言葉を続ける。感情的ではなく、ごく穏やかに静かに]
お月様は私の願いをきいてくれたんじゃないのかな。
どうしてみんな居なくなっちゃうの?
誰が連れていっちゃうの!?
[最後の言葉だけは、叩きつけるように口にした]
誰なのかわかったらどうするつもりだ?
[プレーチェの叫びに冷静に口を挟む。
その後でライデンに近づいた]
船はないのか?
壊れた船でもなんでもいい。
ライドウさん……。
[背後からの声に、振り向き僅かに安堵する。
けれど、彼の問いに答えようとすれば表情は曇った。]
ゼンジさんは、逝ってしまいました。
さっきまで、そこにいたのに。
[死んだ人が、ずっと一緒に。
その願いは、今の状況と奇妙に符合していた。 プレーチェに向き直り、言葉を探す。]
ちーちゃんは、亡くなった人を呼び戻したかったの……。
[それは禁じられたことだと、そう話しても少女に理解できるだろうか。 彼女は死者が戻ってくると、知ってしまったのだから。]
月と、*何を話したの*?
[グンジの言葉>>21が聞こえると、ふっと我に返った]
え?
[答えを探すように、頼りなく視線を彷徨わせる。エビコに『月と何を話したか?』と問われれば、黙って俯いた]
生き物はすべて自然に還る。
それが摂理だ。
[言って、視線は部屋の隅へ向かう。
導かれるように近づき床に置かれた袋を開いた]
藁人形、燃やしたんじゃなかったのか?
俺は生かされてるのか?
[呟き、松明も消えた今となっては燃やす当てもない藁人形を袋に戻して床に置いた。
プレーチェの傍ら、佇む少女の姿が*一瞬見えた*]
>>24
生き物は自然に還る。それが、せつり……。
[グンジの言葉を繰り返す。それは難しかったけれど、何となく理解出来る気がした]
でも……。戻ってきたよ?お母さん。
[だけど。結局は消えてしまったのだ……と思い至って。口を噤んだ]
[温められる豚汁の匂いが漂ってくる。
台所を覗くとホズミと、いなくなったはずの人影が見えた。
テーブル席には物待ち顔で座る男]
何なんだ。
一体。
[首を振り、建物外の*物置をあさりに*]
[空を見ていた視線を下へ。
嫌な考えを振り払うように頭を振ると
いくつかお椀に豚汁を移す]
豚汁、温めたから食べたい人はおいで!
[フナムシがちらほらと居つく部屋には持っていこうとはせずに、
炊事場から顔を出して努めて明るい調子で部屋の方に声をかける。
もし誰かが取りに来たなら、いつものあっけらかんとした調子で
箸と一緒にお椀を渡す*だろう*]
馬鹿、いうんじゃねえ。
[一歩、二歩、後退る]
[動揺は、再び人が消えたせいでも、
ましてや悪友の若旦那が消えたというせいでも無い]
月が、人と話すものか。
あれが、人の願いを聞くものか。
あんなもん、ただいるだけじゃねえか。
そうでなかったらなんで…
なんで俺には何も言わねえん…
[無意識のうちに手を握り締め、煙草がつぶされる]
っ!
[点きっぱなしだった火の熱さで我を取り戻した]
…じるー
[食べ物の匂いにつられて炊事場へ。お椀を渡されれば、両手でしっかりと握り。中の豚汁が冷めるまでふーふーふーふーして、顔を突っ込んで、ぱく。ふーふーふーふー、ぱく。ふーふーふーふー、ぱく。もぐもぐ。]
[ホズミの横を素通りし、水道の蛇口を開け、
勢い良く出てきた水に手を当てる]
[何事か言われれば、]
煙草を握りつぶしたらかっこいいと思ってやった。
今は反省している。
[などと、軽口をたたく。
顔は真顔だが、彼女の方からは見えないだろう]
[ひとしきり冷やして振り向くと、
いつの間にか少年が来ていたようだ]
犬かよ。
…いや、猫か。
[一心不乱に食べる姿を見ると、
思わず表情を少し緩めた]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了