人狼物語 執事国


42 狂い咲きの村―ハナミズキ―

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【墓】 文学部 アン

- 回想・いつかの病室 -

〔父母が約束に、と飾ったハナミズキ。
 其れは床から、寝転んだベッドまでの高さ。
 少し寝返りを打てばその姿が視界に飛び込んだ。〕

 ――、キミはいつも元気だね

〔杏奈は口許に薄い笑みを浮かべ、
 寝返りの先へ小さな言葉を投げる。
 言葉を受けるハナミズキは窓から入る、
 微かな春風を纏い返答する様に揺れた。〕

(+7) 2009/02/23(月) 02:13:13[割り当てられた家屋前]

【墓】 文学部 アン

 いつか……。

〔寝転ぶ唇が、ゆっくりと言葉を紡ぐ。〕

 いつか、ね。
 キミを必ず、植えてあげる。
 キミの仲間が沢山いるんだって、さ。
 お父さんとお母さんと一緒に行きたい。

 ――、いつか。絶対だから。

〔絶対と続ける唇は、
 定時の検診が迫っている事に気付き、
 きっと笑みを消し、ため息をつく。
 希望と現実の狭間、杏奈はハナミズキを見つめ。〕

(+8) 2009/02/23(月) 02:16:53[割り当てられた家屋前]

文学部 アン、ハナミズキを捉える視界を二度三度と瞬かせた*[栞]


【独】 文学部 アン

/*

ありゃ。墓下アクション無いぽいかな。

(-17) 2009/02/23(月) 02:17:59

【墓】 文学部 アン



〔ハナミズキを捉える横倒れの視界が
 二度三度と緩やかに瞬きを見せて――*〕
 
 

(+9) 2009/02/23(月) 02:19:49[割り当てられた家屋前]

【墓】 編集者 グリタ

生贄を出そうとしてるのはお前の方だろうに。

[孝治へ攻撃の矛先を向け始めた男に、毒づく。]

畜生、畜生、畜生。
生きていれば、あんなヤツ生かしてなどやらなかったのに。

(+10) 2009/02/23(月) 05:28:42[外]

【墓】 編集者 グリタ

騙されんなやぁ、獏。
せめて、お前だけでも生きて帰ってくれ。

[それだけが、願いだった。**]

(+11) 2009/02/23(月) 05:29:36[外]

小姐 パオリン、ここまで読んだつもりになった。[栞]


【独】 医師 ドウゼン

朝ヨー。ミンナおきてチョウダイ♪
おいちゃん1発言で寝ちゃった。てへ☆

えーと。アンが狼じゃない限り、今日最終日じゃね?
グリタ、ペケレ、フユキお疲れさまです(ぺこり)。

まずはログ読もう。

(-18) 2009/02/23(月) 08:45:08

医師 ドウゼンが接続メモを更新しました。(02/23 08:45)

医師 ドウゼン

[かばうでも、邪魔をするでもなく、それを見ていた。>>7 >>9 >>10
 モノクロの無声映画のスローモーションのように見えた。
 体は動かなかった]

本当に、あんたが……? なぜ?

[ペケレの体を運ぶテンマが管理棟に消えると、急に世界に音が聞こえ始め、色が戻る]
[タカハルの視線>>19を感じる]

何やってるんだ!

[あわてて駆け寄ると、グリタのネクタイを解いて、止血をする]

おまえの親父さんは……亡くなった。
止められなくて、すまん。

(20) 2009/02/23(月) 09:03:09[外]

医師 ドウゼン

[自己欺瞞の言い訳。かつてと同じた記憶のある、本能的な忌避感。
 しかし、父の必死にすがるバクを見れば、倒れるニキを見れば、それを支える少年を見れば、逃げたら──それこそ次は4つの死体が生まれる気がした]
[戻ってきたテンマをじいっと見つめる]

お前は──天馬君は、孤独なのか。ここが、オレたちが誓いを──村を捨てたからか。

[子供の頃に聞いた言葉が思い出される。
 ──タァ坊。死んだらカミサマのところに行くのよ]

ここじゃァ、死者は、神のものだった。
誰もここでは死ななくなったからか?

[──ハナミズキの木になるの。カミサマは寂しがりやさんだから。

 華やいだ甘い声は、もう顔さえも定かに覚えていない母のものか。確信を持てぬまま、寂しげに見えるテンマに問いかけた*]

(21) 2009/02/23(月) 09:42:30[外]

医師 ドウゼンが接続メモを更新しました。(02/23 09:42)
不登校児 バクが接続メモを更新しました。(02/23 10:47)

【独】 不登校児 バク

/*
なんかね、1人で美味しい所をかっさらってる気がします。
フユキさんの遺体描写、した方がいいよね。

てか、どうやって死んでるんだろう……?

(-19) 2009/02/23(月) 10:56:22

管理人の姪 ニキ

[意識を失った私はまた夢を見る。チェロの過ごした長い長い悠久の話。
100年前、村で人間の罠にかかり傷ついた兎は足を引きづりながら山へと戻る。魂をハナミズキに還すべく木の下まで向かうと力尽き役目を終える兎は眠るように横たわった。

兎から木に戻った私は山を降りたことをひどく後悔した。
かつての大好きだった人間への思いは自分の愚かな行為で壊してしまったと思いこんだからだった。
木は人を避け鳥達とだけ触れ合うことにした。]

(22) 2009/02/23(月) 10:59:42[管理棟への帰り道]

管理人の姪 ニキが接続メモを更新しました。(02/23 11:00)

管理人の姪 ニキ

[それから90年の月日が経った。
これまでずっと生きてきた木はここにきて初めて衰えがあらわれる。
いつも聴こえていた鳥達の鳴き声がだんだんと聴こえなくなり.....
咲く花の数は年を追うごとに少なくなっていく....
唯一自分の存在を確かめられた木々を揺らす風すらも感じられないほどに死の静寂がゆっくりと確実にまわりをつつみ始めたのだった。

木は初めて体験する孤独と寂しさに大きく震えた。赤子のように泣き。木は死を恐れるようになった。
木はその死を否定するため山に定められた禁を再び犯す。
最後の力を振り絞り兎を木の下に呼ぶと兎に魂を乗せ新たな命を兎として授かろうとした。]

(23) 2009/02/23(月) 11:18:49[管理棟への帰り道]

不登校児 バク

そんな筈………

[ドウゼンとタカハルに声をかけられ、泣きそうな顔を上げる。
 指先に感じる冷たさは現実。
 ドウゼンから止血を受け、ゆっくりと視野が広がっていく。
 ペケレの血だまりとその側で倒れ伏しているフユキさん]

せんせ、雨園君。ありがとう。
ごめんなさい。本当に、ごめんなさい。

[震える声で、止めてくれた2人に言った。
 倒れてる女の子から血が出ていないことだけ見てほっとする]

(24) 2009/02/23(月) 11:22:28[外]

管理人の姪 ニキ

[けれど衰えていたのは体だけでは無かった。魂もまた衰えていたのだ。
木はまた兎になる。しかし兎になっても状況は変わらない。体は動かず目もほとんど見えず音がない世界。死の運命は木を逃がしてはくれなかった....
さっきまでの自分、1490年生きてきたハナミズキ。その下で兎は自分の最後を覚悟した]

(25) 2009/02/23(月) 11:24:58[管理棟への帰り道]

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生存者 (3)

オカルト部 タカハル
5回 残4262pt
不登校児 バク
13回 残2937pt
医師 ドウゼン
8回 残3482pt

犠牲者 (4)

餅肌 ネギヤ(2d)
0回 残5555pt
大学生 ビセ(3d)
2回 残4269pt
作家 フユキ(4d)
0回 残5126pt
写真家 ペケレ(4d)
1回 残5398pt

処刑者 (4)

文学部 アン(3d)
0回 残4653pt
編集者 グリタ(4d)
9回 残2398pt
会社員 テンマ(5d)
5回 残4016pt
管理人の姪 ニキ(6d)
1回 残5219pt

突然死者 (0)

参観者 (1)

小姐 パオリン(1d)
2回 残2872pt

発言種別

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