人狼物語 執事国


60 花見月の村−秘密のお題−

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杜氏 ダンケ

[青年が面々へ向ける眼差しは、言葉とは裏腹に
 幾らかの警戒と疑惑を含んではいたけれど――

 いもうとを労わって向ける笑顔へだけは、

 それは…欠片も含まれては*いなかった*。]

(5) 2010/03/23(火) 13:00:20[探索に同行]

杜氏 ダンケが接続メモを更新しました。(03/23 13:01)

杜氏 ダンケ

[――静まり返った、ダイニング。
 青年は独り、ほどよく醸された甘酒を口にする。

 保温容器のタイマーはロックが解除されたばかり。
 保証済の安全に、皮肉だな…と苦い呟きが零れる。]

 …あんなに、賑やかだったのにな。
 
[思いに耽る間は幾許か――
 やがて、甘酒のカップを手に悄然と場を後にした。]

(6) 2010/03/23(火) 13:27:25[ダイニング→]

【赤】 杜氏 ダンケ

[毒殺請負人の青年が、
 もうひとつ口にしたものがある。]

 …ごちそうさま、爺や。

[カウンターの上、放置され――冷めきった紅茶。]

 あたたまったよ。

(*0) 2010/03/23(火) 13:35:53

【赤】 杜氏 ダンケ

[血圧降下剤の効果は、もう切れて居る。

 感じるあたたかさの故を、死せるピエトロへ伝え。
 然し通信に返らず…笑みながら悄然と俯く。]


 …もう飲めないんだね。

(*1) 2010/03/23(火) 13:38:51

杜氏 ダンケ

[廊下では、風雨に軋む雨戸が朝に割れたガラスを
 震わせていた。青年は零れる欠片を避けて通る。

 硝子に混じって散らばるのは、折れた庭木の小枝。
 青年は、其れ――杏の花枝を拾い、甘酒に添えた。]

 …ビセさん。
 ひなあられは、添えられませんでしたけど…

[玄関のつめたい床には、ふたつの死体。
 そのうちのひとつ、ビセの其れへ声をかけると、
 シーツから覗く華奢な手の傍へ花見酒を手向けた。]

            召し上がれ。

(7) 2010/03/23(火) 13:57:24[廊下→玄関]

【赤】 杜氏 ダンケ


 …よく 眠れている?

 それとも其処には…眠りはない?

(*2) 2010/03/23(火) 14:00:30

【独】 給仕 ピエトロ

若様……(ほろり)

(-6) 2010/03/23(火) 14:13:44

杜氏 ダンケ

[そして他方――ピエトロの其れを見下ろす。
 折れた枝を共に支えてくれた、老いた手の主。]


 貴方には… 何を手向ければいいでしょう?

[困惑の儘に囁いて、辛そうに、緩く首を振る。]

(8) 2010/03/23(火) 14:17:14[廊下→玄関]

杜氏 ダンケ

[やがて青年はプレーチェが休む部屋の前へ戻り、
 扉の前へ腰を下ろし厳しい面持ちでうずくまる。


 そのとき既に、青年の妹は室内で息絶えていて。

 眠るポルテの部屋では、毒入りの加湿器が音無く
 しろい蒸気を吐きはじめていたの*だけれど*]

(9) 2010/03/23(火) 14:17:38[廊下→玄関]

杜氏 ダンケが接続メモを更新しました。(03/23 14:18)

跡取 レン

[山荘に備え付けのシャワールーム。大き目のハンチングを脱ぐと、ヘアピンを外す。
中で纏めていた黒髪がはらりと広がり、その位置を整える。
サングラスを外し、マフラーから顎を解放し、そのまま身を包む物を一つ一つ取り除いていく。

窓の外では、耳障りな風雨の音が絶え間なく警告を発している。シャワーのコックを捻ると、湯を一気に頭から浴びる。

水の重みを帯びた黒の隙間から垣間見える姿見。そこに映ったアンと同じ顔に指で触れ、頬をなぞった。

鏡の表面に引かれた指の痕を、シャワーの湯が流し、消していく。
しばらく、湯が髪と全身を禊ぐ。鏡に映った口元が、引き締められた。

 キュッ

コックを捻る音がやけに鮮明に部屋に響いた**]

(10) 2010/03/23(火) 14:31:51[屋敷探索後]

【墓】 お針子 ビセ

ああ、そうなんですか。
父がいつもお世話になっています。

[>>+7ピエトロへ恭しく頭を下げる。
渡されたカプセルの中身には、顔をほころばせる]

あたし知ってますよー。
これ、アルマジロじゃないですか?
色が、知ってるのと違いますけどー。

[弄ぶ手の中に、次の瞬間、>>7花見酒が、*現れた*]

(+9) 2010/03/23(火) 16:51:48[どこか]

お針子 ビセが接続メモを更新しました。(03/23 16:52)

【独】 給仕 ピエトロ

若様。
[生前と同じに、襟元の通信機だけが拾える発声で呼びかける。その声が小さな機械に拾われることも、相手に届くことも、もう無いのだけれど]

最後に、お茶をお出しできまして、よろしゅうございました。
私の方も、若様とお酒を頂けまして、嬉しゅうございましたよ。

ただ、贅沢を申せば――
[続きは、はっきりと声に出す]

(-7) 2010/03/23(火) 17:50:45

【墓】 給仕 ピエトロ

>>8
[己の亡骸を、見つめ。見下ろす青年に、届かぬ言葉をかける]

頂けるものならば、とっておきの大吟醸。
味わってみとうございましたよ。

[ささやかな酒宴>>1:59には供されることの無かったそれを、挙げた]

(+10) 2010/03/23(火) 17:51:27[玄関?]

杜氏 ダンケ

―― 数時間後 / プレーチェの部屋――

[…レンとズイハラの目の前。
 青年が強く床を殴りつける。]


 ――――〜〜… っ…!! !

[響く衝撃にぷじゅッ、とちいさな音が重なって…

 飛び散るのは 僅かな濁り水と、
 暗緑色をした紐状にうねる虫の臓物。

 固く握られたこぶしの下、白い蜘蛛が潰れた。]

(11) 2010/03/23(火) 18:11:01[廊下]

【赤】 杜氏 ダンケ

[死せる共犯者のむくろと共に在る
 通信機から漏れる呟きは――――]


 おつかれさま。

[いもうとを死なせた白い蜘蛛への、ねぎらい。]

(*3) 2010/03/23(火) 18:11:24

杜氏 ダンケ




  [プレーチェは、死んでいた。]

(12) 2010/03/23(火) 18:12:09[廊下]

杜氏 ダンケ

 プレーチェ…!!

[レンやズイハラが部屋から出てきた頃合を見て、
 青年が妹へ声をかけながら部屋へ入ると…既に。

 プレーチェの脚には蜘蛛が這っていた――
 肌へ付着した何か>>3:79を一心に啜っていた。

 僅かな、噛み痕。

 叫びを聞き部屋へ駆け込んだレンやズイハラの
 目前で、青年が叩き潰したのはその虫だった。]

 僕がッ… 僕がついていながら――…

(13) 2010/03/23(火) 18:15:53[プレーチェの部屋]

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