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――私は結論の早いボスに舌打ちして駆け出した。
ボスの脱出用のヘリなら、ボスが乗っていなければ目眩ましにならないだろうにと。
だがあの様子だと銃を向けてもそう動いてはくれないだろうか。
ミッションの不充分さを悔やみながら私は0011と共に屋上へと走った。
そして……奴が来るであろうことも。
[0011の放った弾丸は、急所を外れていた。わざとそうしたのだろう。
しかし、二人共に倒れ込んでしまった]
兄さん…。
ごめんね、兄さん…。
[虫の息で言った。兄は首を振って、0099に口づけた]
『謝らなければならないのは、こっちの方だ…』
[途中、0044を見つけ、傷口を隠そうとしながら声をかける。]
なんや、格好悪ィなぁ。
王子様が颯爽と救出に、てな雰囲気違うけど。
一緒に行くか、俺と。死ぬまで。ずーっと。
[そう言って屋上へ向かって走り出した。]
兄さん、愛してる…。
[そう言うと、兄は、
『お前がもらわれてきた時から、ずっと見ていたよ。歳の離れた妹を…』と言って、さらに深い口づけをした]
愛してる…。
永遠に…。
おやおや、お互い手酷くやられたねぇ。
[0011の姿を見つけると、小さく苦笑を零す]
…………。
[続く言葉に、目を丸く見開いて。はっと我に返ると、慌てて彼の姿を追いかけた**]
[建物の各所から、火の手があがる。若干早めにセットされた爆薬があったのか…。徐々に上の階に火の手があがっていく]
――脱出までの障害は、逆スパイ。
仮に0099だったとしても、ヘリに仲良く3人座って事がタダで済むわけがない。
私はヘリに乗り込む前に、念のためにパラシュートを調達しておいた。
『私も、愛しているよ。永遠に』
[兄の声を最後に聞いた。0099はこの人の妹になったこと、スパイとして育てられたこと、全て、よかったと、心から思った。]
[三人揃ってヘリに乗り込んだ。運転は多分なんとかなるんじゃないかな。
ヘリが無事に飛んだか、三人がどうなったか。
・・・続きはあなたの心の中で☆]
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