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どっちも、嫌なのにっ!
[選択は。もうしたと思っていた。
だから悩まず、人を殺せると。
そう思って、いたのに。
突きつけられた選択肢を紙面に映して、
心得たようにカボチャが*嗤った*]
[フユキとともに4thから離れて、三階の通路を歩く。
4thを振り返ることはしない。
苛立ちがきっと顔にでている。
フユキの視線に気づいて、苦笑をうかべた]
あ、ごめん。引っ張ってきちゃった。
どうにもあの人といたくなくて。
[深いため息をつく。
殺気が抑えきれていないのはわかっていた。
だから4thから離れたのだが、怪我の痛みに足をとめた]
今までは、こんなに望んだことはなかった。
安穏として何も望まずに、静かに死んでいくだけだと思っていた。
けど──…だから。
ここに来た意味がもしあるなら、
変化に意味があるなら、俺はこれを大切にしたい。
[自らの手を見つめ、セイジに答えた。
甘い理想論だと分かっている。
既に零してしまったものは、もうそこにある。
自分の望みを貫くことは、それ以外を切り捨てること。
望みが多くなればなるほど、全ての手は繋ぎきれない。
…───分かっているけど。
望む未来は、諦めた瞬間記述を変えてしまうと知ったから。]
[別れ際に声を掛けられた>>203
静謐な視線から先までの穏やかな気配は消えている。
それへ目を細めた。語られる言葉を聞く。
揺らがない彼とは対照的に、少し眉根が寄った。]
…俺はクルミもゼンジさんも大事に思うよ。
けれどゼンジさんは判定を…するひとだ。
彼の言葉は時折遠くて、少し見えにくい。
だから彼女はああ言ったんだと思っている。
クルミは、真っ直ぐに正面から貫いていく人だから。
彼女が重みを感じていないなんてことは、絶対にない。
ただその重みも負う覚悟を決めているだけだ。
だから──…
彼女がゼンジさんに危害を加えることはない。
それでもセイジが彼女を狙うなら、俺は止める。
殴ってでも押さえつけてでも、絶対に止める。
刺すかも知れない。けれど殺しはしない。
お前が誰かに狙われても、俺はきっと止めるよ。
俺は未だ…お前を諦めちゃいないから。
[静謐な瞳を真っ直ぐに見て、欲張ったままの言葉を返す。]
……けど。
[その瞳が少し揺らいだ。
物思うように一度、瞼を伏せる。]
逆を望むなら、俺はそれでも構わない。
それがセイジの望む道なら、それを貫けばいい。
───これ、ありがとう。じゃ、な。
[治療に礼を言って、複雑な笑みを向けた*]
[こちらに気付いて会話を止めた二人の前で止まり。
とんとんと、軽く踵で床を叩く。
コハルからの返事があれば、それを聞いた後。
日記に視線を落とすクルミへ視線を流した]
ちっとさー、聞いてみたかったんだオレ様。
[にっ、と口角を引き上げて笑う]
クルミのねーちゃんはさ、
なんで。
ソラのねーちゃんや、
ヨシアキのにーちゃんのこと、信頼したの?
…どうしてそこまで、大事に思うん?
[マシロに連れられるままゼンジと離れ、マシロの表情にはどう声をかけていいか悩む。
先に気が付く彼女に苦笑いに見える笑みを向けられれば]
どっちにしても一人で居るのは不安だったし。
こうやって君と居られる方がよっぽど気がマシだよ。
[そう言いながら自身も苦笑する。]
ゼンジさん、ね。
僕も苦手だな。
結局何処に行っても場所はバレるだろうし…。
今は離れてどうするか考えないと、かな…。
[立ち止まる彼女に振り返れば、大丈夫か?と声をかける]
[>>212 デンゴくんからの問いかけに、私は暫く端末に視線を落としたまま、考える。]
んー……私の世界では、仲間とか、チームは信じるものだって、教わったから。
っていうのが、多分きっかけだったけど、今はそれだけじゃなくて……。
[説明する為の言葉が上手く見つからなくて、私は首を捻る。端末をポケットに仕舞ってから、私はようやくデンゴくんに視線を向ける。
笑みを浮かべるデンゴくんに比べて、私は考えながらだから、真面目な顔のまま。]
上手く説明できない、けど……
多分、ソラさんとカノウくんが、私を信頼してくれたからだと思う。
信頼して、大事にしてくれたから、私も同じだけ大事にして、信頼出来るんだと思う。
え、あ…
そんな、君のせいじゃないって。
[でもどうマシロのせいじゃないとは上手く言えず]
気をつけるのはお互い様だって。
[不器用なりにフォローをしようと紡いだ言葉は、他愛も無い返事と言う結果になった。
頭を掻きながら日記を覗けば、『6th、3rdの前に9rh現れる(2F 時計の下)』と現れていて、それをマシロに報告する。]
6th…コハルちゃん、彼女そういやソラさん担いで移動してたっけ。
んー?あちらさんの味方だったのかな。
[首を捻れば、さてどうするかとマシロに聞く。
彼女の「やるしかない」、その言葉にはただ黙って頷いた]
[不器用な慰めに小さく笑い]
そだね
鬼が選んだ基準なんてわかんないし、4thの考えはよけいわかんないから考えてもしかたないか。
[フユキの報告に3rdがいたから、同じように手帳を確認する。
胸当ての隙間から取り出したそれには「3rdは6thと出会う」とか、それまでの行動がかかれていた]
11thとの戦いも6thが邪魔したし……
どうなんだろ、あっち側かもしれないって思っといたほうがいいかもね。
すくなくとも、こっちの味方じゃあない。
[止めを刺すのを邪魔した事を忘れては居ないから、それだけは断言して]
どうしよっか……4thか1stか、どっちか始末したいけど。
……ねらい目なのは1stかなあ……
[フユキに負傷させられた1stなら、こんなぼろぼろでも殺せるかもしれない。
気持ちは4thを殺したいけれど――]
邪魔されたの?そうだったのか。
[自身は1stと交戦中だったので、そこまでは知らなかった。]
味方じゃなさそうかあ…。
[彼女の行動には注目するべきだと、日記を頻繁に目を通そうと考える。
マシロの提案には]
僕、今まで戦った事無かったけど、ヨシアキさんも不慣れそうだったな。
あの人の傷が深ければ狙うのもアリかも知れない。
[返事をしながらマシロを見ると、提案する彼女の表情は何か釈然としないように見えて]
僕は異論は無いよ。彼には色んな意味のお礼もあるし。
…君はそれでいいの?
[ふと思い出す]
そう言えば、今ヨシアキさんの動きがわかる日記を持ってるのは9th…デンゴ君だっけか。
あー、でもあの子よくわかんないな。
こっちに引き込めればヨシアキさんの居場所がわかって良いかなって思ったけど、向こうの仲間だったかも。
[勝手に一人で悩んでいる]
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