人狼物語 執事国


99 白鳥の歌

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視点:


学生 ナオ は 学生 タカハル に投票した。
おさげ髪 チカノ は 学生 タカハル に投票した。
人形師 ボタン は 学生 タカハル に投票した。
内科医 ユウキ は 学生 タカハル に投票した。
学生 コハル は おさげ髪 チカノ に投票した。
警備員 ノギ は 学生 タカハル に投票した。
学生 タカハル は 警備員 ノギ に投票した。

学生 タカハル は村人達の手により処刑された。

【赤】 警備員 ノギ

学生 ナオ! 今日がお前の命日だ!

2012/12/12(水) 01時30分位

次の日の朝、学生 ナオ が無残な姿で発見された。
学生 ナオ記す

約束を守りたかった

守って欲しかった
学生 タカハル記す

各々が、誰か一人を。
真心から、想えますように。
現在の生存者は、おさげ髪 チカノ、人形師 ボタン、内科医 ユウキ、学生 コハル、警備員 ノギ の 5 名。

警備員 ノギ



[切るような寒さの中、出勤してきた野木はコートから着替える最中、同僚の噂話を聞いた。
患者のことだったり、医師や看護師のことだったり。

聞くともなく耳にはいるそれは[人形師 ボタン]と――]

(0) 2012/12/12(水) 01時30分位[受付]

警備員 ノギ

――[学生 コハル]の話だった]

(1) 2012/12/12(水) 01時30分位[受付]

【独】 警備員 ノギ

/*
はじめてふりなおしました
(野木が出た

と先に報告独り言

さて。

(-0) 2012/12/12(水) 01時30分位

【独】 内科医 ユウキ

/*
死なせてええええぇええwwww

…あ、すみません心の叫びが()

(-1) 2012/12/12(水) 01時30分位

村民便り(村建て人)

[穏やかに眠る者。痛みに、不安に魘される者。

彼らの夢の中に、誰かの影が映りこむ。
会いたい誰か、毎日会う誰か。

忘れようと想っていた誰か。

もう、会えぬ誰か]

(#0) 2012/12/12(水) 01時30分位

村民便り(村建て人)

[気づく者もいるだろう。自分の想いに。

家族へ、恋人へ、通り過ぎた誰かへの、想い。

気づかなくてもいい。その想いがあれば――きっと明日は、穏やかに眠りにつくことができるから]

(#1) 2012/12/12(水) 01時40分位

村民便り(村建て人)

[目覚めた昼は、もしかしたら嬉しいことがあるかもしれない。

交わしたことすら忘れていたいつかの約束が果たされたり、口約束程度だと考えていたことを、守らなくちゃ、と少し焦るかもしれない。

それがもう、叶うことのない願いのようなものであっても。きっと、何かの形で、いつかはきっと、守られる。

そんな優しく、厳しい世界の朝が、また*始まる*]

(#2) 2012/12/12(水) 01時40分位

警備員 ノギ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2012/12/12(水) 01時40分位

【独】 人形師 ボタン

/*
ばあちゃん 指名きた

…… きた……!

(-2) 2012/12/12(水) 01時40分位

警備員 ノギは、人形師 ボタン を能力(襲う)の対象に選びました。

【独】 画家 レン

/*
学生ローラー完遂
結城先生残されきゅんですね

時計……
時計は……
てへぺろ(・z・ )

(-3) 2012/12/12(水) 01時40分位

内科医 ユウキは、学生 コハル を投票先に選びました。
人形師 ボタンは、学生 コハル を投票先に選びました。

【独】 学生 ナオ

/*
毎日おもうけど、こんなんでいいのだろうか・・

(ねがいのかないかた

おろおろする

ぶるぶるする(さむくて

(-4) 2012/12/12(水) 01時40分位

【独】 学生 ナオ

/*
あ、はかしためもないのか
どっかのログで死亡した人がメモはってたようにみえたけど、あれたぶん死亡日まちがえてたんだな(私が
まあいいか

(-5) 2012/12/12(水) 01時50分位

学生 ナオが接続メモを更新しました。(12/12 01時50分位)

内科医 ユウキ

[それは立て続けに起こった不幸な出来事だった。

長期入院患者だった後藤の容態が悪化し、院内に慌しさが駆け抜けた。
その後、早朝から始まった黒枝の手術も――失敗に終わる。

己はそれらとは異なる急患の処置に追われ、一足先に仮眠室で睡眠薬に頼る眠りへ誘われていたところだった。

数年振りに、夢を見た。
それはとても、幸福な夢、だった―――…**]

(2) 2012/12/12(水) 01時50分位[院内]

内科医 ユウキが接続メモを更新しました。(12/12 01時50分位)

内科医 ユウキ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2012/12/12(水) 02時00分位

内科医 ユウキは、ダイイングメッセージを始末しました。
内科医 ユウキが「時間を進める」を選択しました。

【独】 内科医 ユウキ

/*
ダイイングメッセージを始末しましたww

一応コミットもぽちります。
全体的にソロの方が多くなりそうなので。

(-6) 2012/12/12(水) 02時00分位

学生 タカハルが接続メモを更新しました。(12/12 02時20分位)

人形師 ボタン


ラウンジ


[話し相手の消えたラウンジで、彼女はそっと、周囲の話声に耳を傾けた。同じようなことが、違った声色で、宙を漂っていた。
 彼女は不意に息苦しさを覚え、喉をさする。さまざまな言葉が蔓延するその場で酸素を失ったようにしながら彼女は人形を抱きすくめた。]

(3) 2012/12/12(水) 02時30分位[ラウンジ]

人形師 ボタン

  
[その日、彼女は昔の夢を見た。]


[彼女の夫も、娘も、それから孫たちもいる夢だった。
 彼女らは楽しげに海辺を歩いていた。
 孫の手に合ったのは    だった。
 彼らはそれを美味しそうに食べていた。
 それだけだった。
 足元に寄せる波はきらきらと反射し、夢の情景に輝きを添えていた。]

(4) 2012/12/12(水) 02時30分位[ラウンジ]

学生 コハルは、ダイイングメッセージを記入しました。
『バレーボール部に戻りたい。健康な身体で。』

人形師 ボタン



朝 病室

[彼女は一人で起きて、寝台の上に座っていた。
 先日の我儘など思い起こさせないような素振りで、礼儀正しく看護士に対し食事もきちんと、とった。]



   ……今日はァ、いい天気かねェ

[窓の向こうを見ながら、彼女はぽつりとつぶやいた]

(5) 2012/12/12(水) 02時30分位[ラウンジ]

おさげ髪 チカノは、学生 コハル を投票先に選びました。

【独】 人形師 ボタン

/*
家がすんごく寒くって 指も頭も動かない

(-7) 2012/12/12(水) 02時50分位

人形師 ボタン


[老人は年寄り特有の動作で重そうに体を起こした。
 人形と、裁縫道具と、それから先日買い求めた菓子の詰まった袋を持ち、彼女は病室を後にする。]

(6) 2012/12/12(水) 03時00分位[ラウンジ]

【独】 人形師 ボタン

/*
海に沈んでいきたいのと
クレープ食べに行くっていう約束と、

それからどうしようかな…

(-8) 2012/12/12(水) 03時10分位

【独】 人形師 ボタン

/*
一番大事な 願いについても
全然考えてないのよ……どういたしましょうね。

海とクレープ……海とクレープ…どうやって関連付けるかも謎なまま

(-9) 2012/12/12(水) 03時10分位

【独】 人形師 ボタン

/*
複合的に 立体的に
とりあえず今の私に必要なものは紙とペンかしらんね。
とりあえず いったん オフにしとこ

(-10) 2012/12/12(水) 03時30分位

人形師 ボタン


午前 ラウンジ

[彼女はやはりそこにいた。
 いつもの定位置で、膝の上には人形のスカートを広げて、自身の脇にはセルロイドの金髪人形を座らせて、そうして彼女はそこにいた。時折視線を持ち上げて、その場に入ってくる人間へと向ける。そして、しわくちゃの顔になんとも形容しがたい表情を浮かべてから視線を戻すのだ。
 それ以外、彼女は自身の制作に手を付けるでもなく、窓の向こう、遠くに見える海原の欠片にじっと視線を向けていた**]

(7) 2012/12/12(水) 03時40分位[ラウンジ]

おさげ髪 チカノ

ゆめ

[○月×日、晴れ。

今日は、わたしと、おとうさんと、おかあさんと、おとうとのハルちゃんで、海に行きました。

海へ向かう列車の中、わたしとハルちゃんは一緒に歌をうたって、よく晴れた空には虹がかかっていて、窓の外には満開の桜並木が見えて、おとうさんもおかあさんも、楽しそうに「    」いました。

ああ、こんな日が、いつかまたやってきますように。]

(8) 2012/12/12(水) 04時10分位[ゆめ]

おさげ髪 チカノ

朝・314号室

 ……寒いなあ…。

[このところ毎日のように繰り返しているその言葉を、今朝もまた、呟いた。
暖房がかかっていても、どこかひんやりした空気が感じられる。

最近はずいぶん調子が良いから、千夏乃は病室でじっとはしていない。昨日も、つい中庭に長居してしまって、帰るころにはせすじがぞくぞくして、くしゃみが出た。

いま体調を悪くしてしまったら、お正月の外泊が出来なくなってしまう。それはとんでもないことだ、と考えて、今日は部屋の中か、せいぜい三階で過ごすことにした。]

(9) 2012/12/12(水) 04時10分位[朝・314号室]

おさげ髪 チカノ

『チカノちゃん、朝ごはんですよう』

[新米看護師の"おねえさん"が、プラスチックのトレイを片手に、やって来た。]

 おねえさんは、いつも元気だね。

[チカノが言うと、おねえさんは深くうなずき、力こぶをつくる真似をして]

『みんなの病気を吹き飛ばしちゃえるようにね、元気でいなきゃ。』

[その様子に、千夏乃は「おおー。」と言いながら拍手をして。]

『私も、頑張るから。
 チカノちゃんも頑張って、早く病気治そうね』

[おねえさんは千夏乃のおでこに、自分の額をくっつけて、言った。泣いているみたいな声だな、と思ったが、千夏乃は何も言わないことにした。]

(10) 2012/12/12(水) 04時30分位[朝・314号室]

おさげ髪 チカノ

[千夏乃の家や学校では、めったにない悲しい出来事が、病院では時々起こる。

いや、本当は時々ではなく、ほとんど毎日のことなのだけれど。

千夏乃たちの目に悲しい出来事が映らないように、大人たちは努力している。それがわかるくらいには、千夏乃は大人に近づいていたし、きっと今日もそうなのだろう、と、思った。]

(11) 2012/12/12(水) 04時40分位[朝・314号室]

おさげ髪 チカノ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2012/12/12(水) 04時40分位

おさげ髪 チカノが「時間を進める」を選択しました。

【独】 おさげ髪 チカノ

/*
徹底してさいごまで日常

(-11) 2012/12/12(水) 05時00分位

内科医 ユウキ

[夢に最初に現れたのは、父と母だった。
大学合格を心から喜んでいた父は、家族三人での食事会の途中で、薄らと涙を溜めていた。
『どうしたの?』と聞くと『酒のせいだ』と言っていた。
母もまた、そんな夫と息子を、目を赤くして見つめていた。

二人目は平家だった。桜の木の下、散りゆく桃色の花弁を纏うまま、凛とした立ち姿で煙草を楽しむ姿だった。
三人目は後藤だった。大人びた眼差しで珈琲に関する知識を話していた。
四人目は黒枝だった。明るい表情が一変し、哀しい眼差しでこちらを見ていた。
五人目は音羽だった。澄んだ声で歌を歌っていた。

六人目の顔が、誰なのかわからない。
線の細い、消え入りそうな声音でただひとこと、]

(12) 2012/12/12(水) 05時10分位[微睡の奥底]

内科医 ユウキ



『笑うな』



[と…、そう、言われた気が、した。]

(13) 2012/12/12(水) 05時10分位[微睡の奥底]

内科医 ユウキ

[薬の副作用に依る気怠さに引かれるように、その朝目覚めた。
とても幸福な夢の最後に、妙に現実に引き戻される夢、を見た気がした。

その後、支度を終えて医局へ向かい、後藤と黒枝の訃報を聞く。軽い眩暈を覚える。


また、何もできなかった、と――
死はゆっくりと、けれど確実に己の足許へ忍び寄っている。]


はは、ははは……、

(14) 2012/12/12(水) 05時10分位[微睡の奥底]

内科医 ユウキ

[笑い声を上げても、笑みは歪みを増すばかりで。

ふと脳裏へ、夢に見た言葉が甦る。]


『笑うな』


[柏木が恐れていたものを、知りたかった。
否、知るべきだと思いながら、彼を思い出す事を意図的に伏していたのかもしれない。

それは何故か。]


 ――僕が、殺したも同然、……だからだ。


[ぽつりと呟き、5階へと向かった**]

(15) 2012/12/12(水) 05時10分位[微睡の奥底]

学生 コハル

ー夜ー

やだ、やだ

[頭の中で絶望の文字が駆け巡る。
どうすれば戻れる?いや、もしかしたら薄々分かっていたのでは?

終わりなき自問自答を繰り返して、その度に絶望に彩られていく。]

いや、だ

[戻れないなんて、嫌だ。**]

(16) 2012/12/12(水) 10時00分位[5階の病室]

学生 コハルが「時間を進める」を選択しました。

学生 コハル、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2012/12/12(水) 10時00分位

内科医 ユウキ

[五階に辿り付き、柏木の部屋にまだ絵は残されているのかと看護師に尋ねる。どうやらまだ遺族が遺品の引き取りに来ないらしく、施錠したままだという事だった。

柏木の絵を、もう一度観たかった。看護師に頼み込んで鍵を借りる。

主の居ないその部屋の扉を開くと、あの時と寸分変わらぬ絵の具の香が、鼻腔を擽った。]

(17) 2012/12/12(水) 15時50分位[531号室]

内科医 ユウキ


[そして数々の絵も、以前訪れた時と変わらず室内に残されていた。
否、絵自体は以前と異なり、筆が足されていたようだった。
人のかたちが、消されている。

確か以前は、口角の上がった唇だけが其処に描かれていた気がした。


     『笑うな』


ふと、夢の中に出てきた言葉が、過ぎる。]

 ……柏木さん、は…、これに、殺された……、
 いや、……これを殺しに行った、のかもな……


[漠然と、そう感じる。その真意は解らないし、不安定だった精神状態に皹を入れてしまったのは自分かもしれない、という気持ちが消えた訳ではなかったけれど。]

(18) 2012/12/12(水) 15時50分位[531号室]

内科医 ユウキ

[部屋中に貼られた絵のひとつひとつを見つめる。
処分せず逝ったということは、誰かに観て欲しかったのだろう、とも思った。
絵以外の日用品は余り無かったから、サイドテーブルに残されたハンカチと、その上の腕時計だけがやけに目について]

 ―――…っ、……なんで、ここ、に……、

[その腕時計は、間違いなく父の遺品――自分が屋上から投げ捨てたものだ。
割れた硝子板や文字板を、細かく修復し、破片の抜けた部分に色が足されていた。
こんな直し方が出来るのは、絵を描く人物、だろう。

横に添えられたメモを摘み上げる。

  『――「誰か」に渡して下さい――』

持ち主が解らず、柏木が修理したという事か。
柏木が中庭へひとり向かい、拾ったとは考え難かった。]

(19) 2012/12/12(水) 15時50分位[531号室]

内科医 ユウキ

[修復された腕時計を壊れぬよう、けれど強く、握り締める。
時計はしっかりと、時を刻んでいる。

壊れたものは治らない、治せない……、
投げやりだった自分を、恥じた。]




 ――ありが、とう……、

[拾ってくれた、人に。
直してくれた、柏木に。

俯いたままの頬に、一筋の涙が伝い*零れた*]

(20) 2012/12/12(水) 15時50分位[531号室]

【独】 画家 レン

/*
(・▽・ )届いた……!
よかた
頑張って先生……!

(-12) 2012/12/12(水) 17時00分位

学生 コハル

―朝―

[気分は昨日よりも優れない。…正直、生きたいなんて思わない。]

もう、出来ないんだ

[そっかあ、と自嘲気味に呟いて。

もう、この部屋には用が無いな、と。

寄せ書き入りのバレーボールを持って、飛び出していた。]

(21) 2012/12/12(水) 23時40分位[5階の病室]

学生 コハルが接続メモを更新しました。(12/12 23時40分位)
人形師 ボタンが接続メモを更新しました。(12/13 00時10分位)

学生 コハル

[逃げるように走る。まだ誰にも気が付かれていない筈だ。
走って、走って。]

中庭…中庭に…!

[おばあちゃんから聞いた、中庭を目指してひたすら、走る。]

(22) 2012/12/13(木) 00時20分位[→廊下]

人形師 ボタン


[それから、幾何の時が過ぎたのか老婆には判らなかった。
 ただ、確かなのは、孫のように思い、接していた彼女はここには来ないらしい――ということだった。

 
 老人は窓の向こうの景色を見、思い返す]

(23) 2012/12/13(木) 00時50分位[ラウンジ]

人形師 ボタン


少し前 ラウンジ

「田中さん、ご飯食べました?
 行かなきゃだめですよ。」

   ……さっき食べたよう。だからもう、食べたかァないんです。
 あたしァ、ここに居たいンです。
   待ってるって言っちまったからにァ

    あの子ァね、検査だって言ってたんですよぅ

(24) 2012/12/13(木) 00時50分位[ラウンジ]

人形師 ボタン

   なんだかね――気のせいならいンですけども、
    怖そうに見えたからね、そんなら、
……あたしには出来ることなんてないですけども、
せめて、せめてェ待つぐらいはァ、つって……

「でも、田中さん、
 きっとね、検査はご家族の方がついてらっしゃいますよ。」


      ――――……

(25) 2012/12/13(木) 00時50分位[ラウンジ]

人形師 ボタン


「ね、そんなに不安がってたならきっと、
 ご家族の方を呼んで、きっともう、心配なく検査受けてますよ。
 だから田中さんは、その子が戻ってきたときに元気に迎えてあげましょう。」


[押し黙る老婆の隣に座り、根気強く言葉をかけていた看護士は、老婆が微かに頷いたらしきを目に入れて満足そうに頷いて去っていった。]

(26) 2012/12/13(木) 00時50分位[ラウンジ]

【独】 人形師 ボタン

/*
本当は幼児帰りをしてしまおうと思ってたけども
それは難しそうでござる

(-13) 2012/12/13(木) 01時00分位

【独】 人形師 ボタン

/*
あー できっかなこれ。
一応できるか。

(-14) 2012/12/13(木) 01時00分位

人形師 ボタン

現在 ラウンジ

[老婆の手の中で、黒い天鵞絨の洋服が揺れた。
 常に似合わず、力強く握りしめ、黒い布地に折り目が入る。数滴、滴が零れ落ち、布を湿らせた。]


 あたしァ、――……

   そうだよう、家族じゃないよォ


…………知ってたもん。

 ……――知ってるもん。
[聞く者のいない独り言が人形の平面の瞳に落ちていく。
 老婆はふと、頭に手を添えて体制を崩した。ほんの数十秒のことだった。]

(27) 2012/12/13(木) 01時10分位[ラウンジ]

人形師 ボタン



[身を起し、彼女は頭をふるった。
 皺だらけの顔面に二つある、黒い眼をゆっくりと開けて、周囲を見渡す。おどおどしく辺りを窺うと、彼女は立ち上がった。]



……、……。


[胸元の衣服を握りしめ、彼女は椅子に縋るようにしつつ立ち上がった。金髪の人形が彼女の膝から滑り落ちる。
 周囲を探る眼差しはそのままに、そして、人形を見ることもなく、彼女は歩み、それから小走りに去った]

(28) 2012/12/13(木) 01時10分位[ラウンジ]

内科医 ユウキが接続メモを更新しました。(12/13 01時20分位)

【独】 人形師 ボタン

/*
さっきから コハルちゃんに遭遇していいかで悩んでいる

や、やりたいことがあるんじゃないかしらん
それと、ばあちゃんこっから クレープどうすっか……
クレープ屋さんて都会とかショッピングモールにあるよなぁ

(-15) 2012/12/13(木) 01時30分位

内科医 ユウキ

[メモと腕時計を白衣のポケットへそっとしまい、涙が乾く頃部屋を後にした。
塞いでいる暇なんて、なかった筈だ。

5階の廊下。奥手には無菌室が存在する。
先日、”バレーボールが出来なくなるかも”と告げた後、表情を失った少女の事を思い出した。
彼女がそこまで部活動に心血を注いでいたとは露知らず、出来なくなった後も別の趣味を見つけてくれれば、という独りよがりな思考を露呈し、そのままになっていた。

あの子は、どうしているだろう。
思い立ち、無菌室へ足を運んだ。]

(29) 2012/12/13(木) 01時30分位[5階病棟]

おさげ髪 チカノ

[ノートだけ広げて、ベッドの上で、ぼんやりと過ごす。こんな日も、悪くない。

千夏乃のノートは全科目共用だ。
あるページには数式が並んだかと思うと、次のページには詩が、その次は植物のスケッチ、といった具合に、思いついたことを思いついた時にやるものだから、いつの間にかひどく賑やかなページが出来上がっていた。

ベッドの上だと、談話室のテーブルでやるよりも眠たくなってしまう。ほとんど条件反射だ。外はゆるやかに高度を下げていく太陽が、遠慮がちに光を投げかけていた。

フリーハンドで比例のグラフを描きながら、千夏乃はまた少し、*うとうと*。]

(30) 2012/12/13(木) 03時20分位[朝・314号室]

人形師 ボタン

1F 廊下

[彼女は上着もはおらず、手にもの持たず、歩いた。
 建物内をうろりと歩き回り、何かを必死に探すような眼差しで周囲を見渡す。

 そこにちらりとでも、無菌室にいるべき姿を見つけたら、
 もしくは中庭に向かう姿を見つけたら、動きは止まったことだろう。
 けれど今の彼女に何か建設的なことが言えたのかは別の話だ。]

(31) 2012/12/13(木) 03時50分位[1F 廊下]

人形師 ボタン

建物外

[ようやく、目当ての場所が見つかった彼女はそこから建物外へ出た。
 老婆の日課であった散歩を知っているものならば、
 病院の敷地内を歩む彼女を止めることはなかった。

 老婆は、時折、意図の不明な駄々をこねたが
 おおむね大人しかった。
 老婆の我儘が増えたのはここ数日のことだった。]

  寒い……。


……、……おうち、帰らないとォ

(32) 2012/12/13(木) 03時50分位[1F 廊下]

人形師 ボタン、一度体を震わせた**

2012/12/13(木) 04時00分位

人形師 ボタンが接続メモを更新しました。(12/13 04時00分位)

内科医 ユウキ

無菌室

[病室の外側に付けられた小窓から、無菌室の中をそっと覗く。
鎌田の姿はそこには無く、扉を開いて中へと一歩、踏み出した。
室内へ視線を巡らせると、先日置いてあった筈のバレーボールが、無い。

考え過ぎだろうか……、過ぎる嫌な予感が、あった。
丁度5階だったからかもしれない。

咄嗟に思い至ったのは屋上だった。
外に出たとすれば、一望し捜索も叶う場所でもある。

看護師に声を掛けるでもなく、屋上へと足早に向かった**]

(33) 2012/12/13(木) 04時50分位[5階病棟]

内科医 ユウキが接続メモを更新しました。(12/13 04時50分位)
学生 コハルが接続メモを更新しました。(12/13 19時10分位)
学生 コハルが接続メモを更新しました。(12/13 19時10分位)
投票を委任します。

学生 コハルは、警備員 ノギ に投票を委任しました。

学生 コハル

[何処を通ってきたか分からないけど、中庭についた。
看護師が追ってきてるかもしれないけどそんな事はどうでもいい。

持ってきたバレーボールを見て苦笑する。
『がんばれ!』だとか、『負けるな!』だとか。

ごめんね。私は、未来に絶望してしまいました。]

(34) 2012/12/13(木) 19時10分位[→中庭]

おさげ髪 チカノ

ゆうぐれ・314号室

 「くしゅん。」

[くしゃみと同時に、目が覚めた。

外はゆうぐれ。沈んでいく太陽が、空にわずかばかりのオレンジ色を残している。

ベッドから降りて、厚いカーテンに触れたとき。
ふと、言いようのないさびしさを覚えた。
まるで、世界に自分だけが取り残されているような。

おかしな話だ。
父や弟と会って話したのは、つい昨日のことだというのに。
家族だけではない。看護師や、医師や、ほかの入院患者たちとだって、たくさん話をしたではないか。]

(35) 2012/12/13(木) 20時00分位[ゆうぐれ・314号室]

おさげ髪 チカノ

[遠くで何か、いきものの鳴く声がした。
鳥か、けものか、なんだかよくわからないけれど、悲しげな声。]

 ――っ、

[千夏乃はとっさに、カーテンを強く引いて夕闇に飲まれていく景色を視界から閉ざした。

「さみしい。」
           「こわい。」

そんな言葉が、頭をよぎる。
その場から駆け出してしまいたくなるような気持ちをこらえ、カーテンに背を向けてぎゅっと拳を握り締めた。

そうして、千夏乃はしばらくの間青い顔で*うつむいていた*。]

(36) 2012/12/13(木) 20時10分位[ゆうぐれ・314号室]

おさげ髪 チカノが接続メモを更新しました。(12/13 20時20分位)
学生 タカハルが接続メモを更新しました。(12/13 20時50分位)
学生 タカハルが接続メモを更新しました。(12/13 20時50分位)

【独】 おさげ髪 チカノ

/*
引用しすぎてもう何がなんだか

(-16) 2012/12/13(木) 21時00分位

【独】 おさげ髪 チカノ

/*
日数計算してなかったので実は一日あまっているという…

(-17) 2012/12/13(木) 21時00分位

【観】 歌い手 オトハ

[あれはもう、何年前の事だったのか。
歌手になりたいという彼女を一番反対したのは、母親だった。
栄光を浴びる事が出来るのは、ほんの一握りの人だけ。
夢ばかりを見るなと。

それに反発して、家を飛び出し。
ひたすら、がむしゃらに、脇目も振らずに頑張ってきた。
無茶なスケジュールだってこなしたし、苦手だけど曲をいろんな所に売り込んだ。
その努力が実ったのか、段々と売り上げも伸びてきて、なのに。]

(+0) 2012/12/13(木) 21時10分位[--]

【観】 歌い手 オトハ

[…事故に遭い、障害の残った彼女は歌手活動を中断した。
奇跡の復活。
耳の聞こえない歌姫。
そんなキャッチフレーズと共に復帰する事は、出来ない訳ではなかった。
けど、そんな装飾品ばかりを見られるより。
入院中、たまたま知り合ったファンを名乗る患者に歌った時に見せてもらった笑顔。
自分には聞こえずとも、確かにこの世界にはまだ音があるのだという証明。実感。手ごたえ。
無くしたと思ってた大切なもの。]

(+1) 2012/12/13(木) 21時20分位[--]

【観】 歌い手 オトハ

[事故に遭ってから、彼女は思い出した。
自分が歌手になろうと思った切欠。

聖歌をひとつ覚えるたび。
うまく歌えるようになるたびに。
与えてもらった、母親のやさしくやわらかな声と仕草。
それがどうしようもなく嬉しかった事。]

(+2) 2012/12/13(木) 21時30分位[--]

【観】 歌い手 オトハ

[そして彼女自身はまだ忘れている小さな約束。
いつか、世界中の人に私の歌を聴いて、幸せになって貰いたいのだと。
幼い少女が母親に言う、子供の戯言は。
皮肉にも、二度目の事故を切欠として叶う事となる。

事故で聴覚を失い。
そして再び事故に遭い、帰らぬ人となった歌姫。
彼女自身が嫌ったやり方で発売されるその追悼CDが。
やがては、遠い異国の国で発売され、世界中に広まる事となる。]

(+3) 2012/12/13(木) 21時30分位[--]

【独】 学生 タカハル

うっ…これ割り込めない…

(-18) 2012/12/13(木) 21時40分位

【観】 歌い手 オトハ

[今はまだ、そんな事を知る由もなく。
そして、自分がなぜまだここに留まっているのかも分からぬまま。

彼女は歌っていた。

昼も無く、夜も無く。
疲れもなく、休息も必要なくなったその身で。
そうする事以外を忘れてしまったように。]

(+4) 2012/12/13(木) 21時40分位[--]

【独】 学生 タカハル

もう割り込んでる…もういいかな。

(-19) 2012/12/13(木) 21時40分位

【独】 学生 ナオ

/*
今日の願いは、
…………というか全部、天声落とす必要ないよね!!(今気づいた


あうあうあ

かえったらなおちゃん動かそう

(-20) 2012/12/13(木) 22時10分位

人形師 ボタンが接続メモを更新しました。(12/13 23時10分位)

【独】 人形師 ボタン

/*
なんとびっくりなことに
願いをまだ考え付いていない……

人形動かして お化けみたいなーとか考えたんだけど
願いのかけ方が難しいし、なにより発展しようはないかな……って思って。
いやでも、いいかしらん。いいかな。いっか。

人形が動くかどうか はまた別の話 だけど も

(-21) 2012/12/13(木) 23時20分位

人形師 ボタン


森の中へ

 
[病院の敷地から、その外へ。
 >>0:#0深い森の中へと田中ぼたんが行けたのは、その体力などから考えて単に運が良かっただけなのだろう。その身に余計なものが何もなかったのも、彼女の逃避行を助ける一因となっていた。

 彼女はだんだんと薄暗くなってくる森の中を、ただ潮の匂いが強い方へと足を速める]

(37) 2012/12/13(木) 23時20分位[森の中]

人形師 ボタン


[柔らかく皺の寄っていた彼女の顔は、いまや風の寒さにゆがみ、暗がりでがさつく森の茂みに怯え、紙をまるめたかのように皺くちゃになっていた。
 よろめく彼女の足取りを支えていたのはなんだったのか、知ることは難しい。けれど、彼女はただ必死に、その足を動かしていたことは事実だった。転び、衣服に泥をつけ、それでも立ち上がった彼女の歩みは、森が開けたころに、止まった]

(38) 2012/12/13(木) 23時30分位[森の中]

人形師 ボタン




[田中ぼたんは、海辺にいた。
 明かりは遠く。病院の上階の、カーテン越しの明かりや談話室から漏れた光が、おぼろげながらに見えた。彼女はそれを遠く仰ぐようにしながら、波打ち際近くまで進み、しゃがみ込んだ。
 皺だらけの手を二つ、ぎゅっと握りしめる。寒さのせいか、その手はかすかに震え、関節は真白に染まっていた。]


……おっとさん……ルリちゃァん……

  あたし、来たよォ……!

    一緒に帰れるよう。出といで  ……

(39) 2012/12/13(木) 23時50分位[海辺]

【独】 人形師 ボタン

    

おっとさァん――――


  海の人でね、そりゃもう、すぐには会えないのさ。
 あたしと結婚した月だってェ、もう、半分以上は海の上だったねェ


その上ね、   無口な上に女心の判らん人でェ
 好きの一言も言わないくらいなんだよう。
記念日だってなんにもなしさ……まったく、嫌になるでしょ。

(-22) 2012/12/13(木) 23時50分位

人形師 ボタン


おっとさァん……


[声は小さく、潮風にかき消される。
 彼女は立ち上がり、波打ち際をゆっくり歩いた。
 その横には誰もいない。
 彼女の後ろに続くのは一人分の足跡のみ、それもすぐ波が消した。
 黒く色づく海に反射するのは、微かな、遠くの病院の明かりだった。]


   あぁ、そっかァ――夢かァ
ありゃァ……そうだよねェ、お布団の上で見た夢だねェ

(40) 2012/12/14(金) 00時00分位[海辺]

【独】 人形師 ボタン

    

おっとさんは、お仕事だから。
あんたの発表会いかれないって。

  泣ァかない、泣かない。
ほゥら、スカート新調してやっから。
  立派な布使ってさ。

   あたしがあんたのピアノ聞きに行くよ。
 あっ こら、待ちなさい――

(-23) 2012/12/14(金) 00時00分位

人形師 ボタン


なんだか、……いるような気がしたんだけどォ
……――夢ならしょうがないねェ


[暗い波は老婆の足元をはるか通り過ぎ、老人の衣服を濡らした。
 老人は重たげな足取りのまま進んでいく。
 彼女の足跡はもう、砂地につかなかった。
 岩場を見つけると、服をもう濡らさないようにとそこに上りこんだ。]


もォお、あの子らァ、一緒に海で泳ごうなんて約束
   守るのァ無理だろうしよォ……

(41) 2012/12/14(金) 00時10分位[海辺]

人形師 ボタン





あたしの家族ァ、もう、
  お人形さんだけかねェ――
 
お見舞いに来なくとも、いっつも一緒にいてくれるのァ
    あの子らだけなのかいねェ

(42) 2012/12/14(金) 00時20分位[海辺]

人形師 ボタン


……家族じゃなくとも、傍にいたいと思ったのは
駄目だったのかねェ……
家族じゃなけりゃ、駄目だったの、かねェ

あたしにゃ元気づけることも無理だったし、
むしろォ、元気をもらってばかりだったけどよう。


   そんでもぉ……居たいって思っちゃいけなかったんかねィ

(43) 2012/12/14(金) 00時20分位[海辺]

内科医 ユウキが接続メモを更新しました。(12/14 00時20分位)
人形師 ボタンは、ダイイングメッセージを記入しました。
『あたしの「家族」が
 誰かの元気になれますように』

内科医 ユウキ

夕刻:屋上

[荒い呼吸を繰り返しながら屋上へと辿り着く。
傾き掛けた太陽が、やけに大きく空を染める。
屋上の端から端まで目を凝らすものの、そこに鎌田の姿は無かった。

半ば呆然とよろけながら、中庭寄りの柵へ身を預けて階下へ視線を巡らせると、ボールを抱いた少女の姿が確かに見えた。]

 ――…さん、……鎌田さん!
 戻りなさい、……外になんて出たら、 …………ッ!!

[免疫力が著しく低下している筈だった。特に、少しでもつまづいて怪我でもしては命に関わる、と……、伝えようとした言葉は若しかすると、更に彼女を追い詰めるだけになってしまうかもしれなかった。

けれど、それを考慮するだけの余裕も、今の自分には存在しなかった。
冷たい柵を握り締め、聞こえるかすら解らぬ言葉をただ、叫ぶ]

(44) 2012/12/14(金) 00時30分位[5階病棟]

人形師 ボタン

……はぁ、やだやだ、クサクサしちまって。
顔までしょっぱくなったら、婆ちゃんどうすりゃいいんだい。
奈緒ちゃんの検査終わって、元気になったら
くれぇぷ食べに行くって約束したじゃないかい。
しょっぱい顔で甘いもん食べても幸せになれないよォ!


[ぱしん、と乾いた音を立て、老婆は両頬を叩いた。]

  よっし、あたしァあたしなんだからしょうがないじゃない。
 奈緒ちゃんもご家族の方と一緒の方が
  検査怖くなくなってたのさ、うん。

(45) 2012/12/14(金) 00時40分位[海辺]

人形師 ボタン



 ……孝治くんや、あの羊の子も、
    ご家族と会いたいんだろうねェ。
    羊の子……千夏乃ちゃん……だっけかね、
  会えてたみたいだけど……
  孝治くんは、どうなんだろうね。 
 
    うん、明日ァ 奈緒ちゃんの体調聞きに言ったら
     二人のところォ行ってみようねェ
  小春ちゃんの所行ったか聞いてみたり、 ああ、またお菓子広げたり……
    今度ォ、中庭とかでピクニックするのも楽しいだろうねェ

体が足りないね……あたしがもう二人でもいたら完璧なんだけどさ……
あんたもお話しするだけじゃなくて――――あら?

(46) 2012/12/14(金) 00時40分位[海辺]

人形師 ボタン

[腕の中にあるはずの人形がない。

  そう思った時には、足を滑らせて彼女は水の中だった。夜の海は暗く、冷たい。
 けれど、彼女が滑り落ちたのは岩場であり、浅瀬の方だった。助かる可能性はまだあった。岩場の隙間に、足を挟まなければ、助かる可能性の方が高かった。]

(47) 2012/12/14(金) 01時10分位[海辺]

【墓】 学生 ナオ

[全身麻酔により少女の意識は途切れ、二度と目覚めることはない―――はずだった]

 ……あれ?

[目を覚ませば、全身を走る痛みと共に、薄暗い集中治療室にいるはずだった。それなのに]

 ラウンジ……?
 …おかしいな

[首をひねりながら、空を見上げた。夕暮れ時、風は強かったけれど、不思議とそこまで寒くなかった]

 変なの、制服着ちゃって…変なの

(+5) 2012/12/14(金) 01時10分位[ラウンジ]

人形師 ボタン

[彼女が感じるままに口にしていた思いや考えは、いまや水に阻まれ、何一つ言葉になることはない。
 皺だらけの、水分を失い干からびた手が何度も、黒の海を突き破り海面を掻いたが、それが意味をなすことはなかった。その手に、彼女の家族である人形が触れることもなかった。

「あんたもお話だけじゃなく、動けたらいいのにね」
 老婆が言いかけた言葉が現実になったとしても、家族と老婆の距離は縮まることがないゆえに、老女の死は依然として孤独なものだっただろう。けれど言いかけた言葉は、言いかけのまま。言わない言葉は無いも同然のものだ。]

(48) 2012/12/14(金) 01時10分位[海辺]

【独】 人形師 ボタン

   

おっとさんおっとさん。
 あの子ァ、子供産まれたってよう。
  手紙来てらァ――……あンら、あの子によく似てェ

 おっとさん今度会いに行きましょうよ……


会いに行きましょうよ……
   会いに行きましょうよ

(-24) 2012/12/14(金) 01時10分位

人形師 ボタン


    


あンら……


   いえね、……夢ェ見てたみたいだよぅ
やだねえ婆ちゃんになるとすぐ寝ちまって。
体調は大丈夫かい。
そんなら今日は 届出だすよォ……
かわいい女の子になりに行きますってさァ。
おすすめのお店、案内してくれよう。

(49) 2012/12/14(金) 01時20分位[海の中]

人形師 ボタン



[夜の海に浮かんだ泡沫と飛沫は、すぐに収まった。
 水の跳ねるような音が消えた後は、
 ささやかな波音が、それまでと同じように繰り返す、穏やかな時間が到来した**]

(50) 2012/12/14(金) 01時20分位[海の中]

人形師 ボタン、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2012/12/14(金) 01時20分位

人形師 ボタンが接続メモを更新しました。(12/14 01時20分位)

おさげ髪 チカノ

真夜中・314号室

 ……寒い。

[目が覚めたのは、夜中のことだった。
病室にはしっかり暖房がかかっている。それなのに、酷く寒い。体が凍りつきそうだった。

千夏乃は毛布を頭まで被って、震えていた。
風邪をひいてしまったのだろうか。夜眠る前までは、なんともなかった。今日は一日おとなしくしていて、食事もいつもどおり食べたし、薬もちゃんと飲んだ。それなのに、まるで冷たい水の中にいるように、体が冷たい。]

 だれか、よばなきゃ

[何かあったら押すように、と言われていたナースコールのボタンに手を伸ばしたが、冷えて感覚のない指先ではなかなかボタンを探り当てられない。やっと見つけて、しかし押したかどうかわからないうちに今度は酷い睡魔に襲われて、千夏乃は深い深い眠りの底に引きずり込まれるのだった。]

(51) 2012/12/14(金) 01時20分位[真夜中・314号室]

【独】 人形師 ボタン

/*
灰にうめうめしたのは
用意しといて
結局使わないなあ となった会話集たちです あんまり意味はなi

(-25) 2012/12/14(金) 01時20分位

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了

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生存者 (1)

警備員 ノギ
4回 残11896pt

犠牲者 (4)

告げ人 アン(2d)
0回 残12000pt
学生 ナオ(4d)
56回 残10361pt
人形師 ボタン(5d)
34回 残10947pt
内科医 ユウキ(6d)
37回 残10721pt

処刑者 (4)

画家 レン(3d)
9回 残11758pt
学生 タカハル(4d)
5回 残11842pt
学生 コハル(5d)
2回 残11954pt
おさげ髪 チカノ(6d)
19回 残11493pt

突然死者 (1)

社長 ヘイケ(3d)
1回 残11972pt

参観者 (1)

歌い手 オトハ(1d)
18回 残11589pt

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