人狼物語 執事国


187 雪色街のたからさがし

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フリーター バク、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2015/12/27(日) 09:43:37

売り子 オトハ

[ズイハラ>>4:43の声は届いていた。
 届いてはいたが、振り返らない。
 建物をすり抜けることは出来るのだろうが、なんとなく道を辿っているつもりで歩いて行った]
 
別に思い出なんて何も……

[またあの骨董屋にたどり着いてしまう。
 先ほどとなんら変わらない様子の店内に入り、暗がりにある陳列棚に近づいた]

(15) 2015/12/27(日) 10:36:15[バス停→]

売り子 オトハ

[上手くピントが合わないから、中の塩ビ人形が何を模しているのかわからない。
 だからこそ浮かぶのは、記憶に残る最後のクリスマスプレゼント。
 従兄弟の真似をしてモデルガンが欲しいと言ったのに、女の子なんだからと人形を贈られた]
 
サンタさんって、ちょっと勝手だよね。

[友達の持つリカちゃんともジェニーちゃんともバービーちゃんとも縮尺が合わなかった人形は、ちっとも嬉しくなかった。
 その後父は亡くなり、結果的にそれが最後のプレゼントとなった。
 祖父母宅へ行くこともなくなったし、親戚の話が上ることもないまま大人になった]

(16) 2015/12/27(日) 10:37:25[骨董屋]

売り子 オトハ

[届く声>>*0に振り返り外を見る。
 雪の向こうにいるであろうバクは、相変わらず狭間に落ちずにいるのだろうか]
 
そういえば帽子屋さん、担いでいるあれは三味線で合ってるのかな。

[何故だかそう思いこんでいた。
 CDを生まれてこの方買ったこともないくらいに音楽には疎い。
 あれほどの吹雪がぴたりと止んだ屋外に出て行く。まばゆさに目を細めた]

もしかして天国に来た……?

(17) 2015/12/27(日) 10:37:54[骨董屋]

売り子 オトハ

あー、あれ、聴きたいな。

[仕事帰りに時折駅前で見かけた演奏のことが思い出されて、この街の古ぼけた駅へ向かってみることに*した*]

(18) 2015/12/27(日) 10:38:36[骨董屋]

派遣社員 モミジ



───…結人くん…


[結人の声に、吐息を漏らす。>>10

はっきりしない意識は記憶の海を沈んだり浮かんだり。
いくつもの鍵を得て動き出そうとした時計は、その鍵をまた失って。

けれど、埋もれてもいいと思っているのに、心とは裏腹。
熱は奪われる体温を補おうと足掻いて、身体中を駆け巡っている矛盾。]

(19) 2015/12/27(日) 10:58:15[児童公園]

派遣社員 モミジ



……、「たからもの」…が、仕舞っている記憶なら…、
無理に取り出そうとするのって、辛いよね…




[そう息も絶え絶えに告げるのは、同情でも気遣いでもなく、嘘偽りのない素直な気持ち。

自分が見たあの夢は、探そうとして見つけたのではない。
仕舞っていたのはきっと、思い出して支えにするには生きていくには苦しかったから。
夜の海に映る月が、どんなに手を伸ばしても掴むことが出来ないように。
もう二度と、得られないものだから。]

(20) 2015/12/27(日) 11:00:07[児童公園]

派遣社員 モミジ


 [ ───なのに。 ]

  

(21) 2015/12/27(日) 11:00:49[児童公園]

派遣社員 モミジ


 
   『モミジちゃん....!』





[なぜ、胸の奥。
水面に拡がる波紋。

夢だと、幻だと、仕舞おうとした記憶が何かに共鳴するように。
心の雪を溶かして、響く。**]

(22) 2015/12/27(日) 11:03:09[児童公園]

経営者 ズイハラ

[先程から傍にいた冬木が驚きの声を上げる>>3
男自身は然程慌ててはいないのだが、病人が居るためか冬木の声には必死さが現れていた]

………

[男は瞳を冬木から箔源へと向ける。
雪は更に強まり、このままでは人も埋もれてしまう、となった時。
通る大声>>10が空へと響いた]

(23) 2015/12/27(日) 11:07:27[狭間・バス停]

経営者 ズイハラ

[溜めていた心の内を吐き出すかのような叫び。
八つ当たりも多分に含まれていたようだが…兎に同情する余地は無く。
男は黙って事の成り行きを見詰めた]

─────

[やがて、風が緩やかな動きを辿り止み、灰色の空が凍れる涙を止めた]

(24) 2015/12/27(日) 11:07:36[狭間・バス停]

経営者 ズイハラ

[その空から白が一つ落ちてくる]

……兎。

[雪のようにふわふわなそれは器用に着地し、最初と同じく軽い調子で声をかけてきた。
ただ見るだけならば愛らしいとも思える動き。
それを何の感慨も抱かずに眺め、兎の手の中に『鍵』と『螺子』が現れるのを見た。
兎の手で『鍵』と『螺子』が動き、時計の鐘が鳴り響く]

──…12

[正しい数の音。
どうやら、兎の言う『時計』が直ったらしい]

(25) 2015/12/27(日) 11:07:45[狭間・バス停]

経営者 ズイハラ

[兎が誰かに語る声はただ聞くに留まった。
男に向けた言葉では無いと理解したために。
ただ、その言葉は男の意識にもしっかりと滑り込んできた]

…終いか。
最後まで適当だな。

[多分、と曖昧なことを言う兎に小さく紡ぎ、僅かばかり口端を持ち上げる。
虹色と空色の光に包まれた何かが砕けるおと。
雲間から差し込む柔らかい日差しが男の身にも降り注いだ。
空間の狭間は、もう、無い*]

(26) 2015/12/27(日) 11:07:53[狭間・バス停]

売り子 オトハ

[空から降ってきた何かが白兎の声で喋る。
 相変わらず一方的で、機械仕掛けなんじゃないかとすら思える]

もっとゆっくり喋ってよー。
ニンジンでも食べる?

[距離がある兎の仕草は認識出来ず、ただ何かが壊れる音が聞こえた]

(27) 2015/12/27(日) 11:29:32[骨董屋→駅]

売り子 オトハ

いらないよっ!

[自分で、キラッとした声音で言う。
 足元を見ながらたどたどしく歩いていく道が、いつもの世界に戻ったことを認識するのは、喧騒に*包まれたとき*]

(28) 2015/12/27(日) 11:30:04[骨董屋→駅]

派遣社員 モミジが接続メモを更新しました。(12/27 11:43)

作家 フユキ

[いつの間にか、狭間に居る人数の方が多くなっている。
結果、取り残された形のバクが、拳を握りしめて空に向かって怒鳴った]

[その意味は、やっぱり半分以上掴めなかったけれど]

もしかして…彼が最後の、鍵、かな?

[なんだかそんな気がして、息を呑むように成り行きを見守る]

(29) 2015/12/27(日) 13:48:15[バス停]

作家 フユキ

[そして]

        [雪が止んだ]

(30) 2015/12/27(日) 13:48:48[バス停]

作家 フユキ

[現れた兎は、相変わらず軽い。けれど、そのふわふわの手に集まる光は暖かいいろで、光から産まれた虹と空の色が、見えない時計の蓋を開いて、その螺子を巻いた]

はは……ほんと、突拍子も無いファンタジーだな。

[鐘の音が12回。そしてなんだかドヤ顔に見える兎の言葉に、溜め息を落とす]

言いたい事は分かるけど、唐突な上に説明不足だよ。

[このまま小説にしたら、きっと編集者からダメ出しの嵐だ。でも多分、兎はこっちの言う事等気にしてもいないのだろう]

(31) 2015/12/27(日) 13:49:58[バス停]

作家 フユキ

[やがて、何かが砕ける音がして、どこかぼんやりとしていた「感覚」が戻ったのを、日射しの暖かさから知る]

戻った…?

[立っていたベンチの脇から、背もたれに手を伸ばすと、触れる感触が返る。片手で、ぐ、と、それを握り、少しかがみ込んで…]

……モミジ、ちゃん。

[少し迷ってから、口にしたのは、思い出したあの日の呼び名]

(32) 2015/12/27(日) 13:50:53[バス停]

作家 フユキ

ごめん、遅くなって。

でも......逢えて良かった。

[彼女は多分覚えていないだろう、と、そう思うけれど。
説明するより何より、ただそう、告げたかった*]

(33) 2015/12/27(日) 13:51:45[バス停]

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フリーター バク
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派遣社員 モミジ
78回 残6675pt

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告げ人 アン(2d)
0回 残9000pt
売り子 オトハ(4d)
39回 残7794pt

処刑者 (3)

学生 マシロ(3d)
31回 残7993pt
作家 フユキ(4d)
113回 残5401pt
経営者 ズイハラ(5d)
135回 残5481pt

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