人狼物語 執事国


187 雪色街のたからさがし

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派遣社員 モミジ

 
……見つかった…


[止まった雪の代わりなのかどうなのか。
空から振ってきた兎の調子は最初と何も変わらない。

熱で長く目を開けて居られなかったから、雪が止んだことは知らず聞こえた言葉を確認するように呟いた。]


───…じゃ、あ…


[兎の言うことが本当なら、これでみんな。
元居た場所に戻れるということ。

回らない頭でもそれくらいは理解できて。
けれど、霞が、肝心な元居た場所を曖昧に揺らがせる。]

(34) 2015/12/27(日) 15:04:26[バス停]

派遣社員 モミジ



( ───……じゃあ、
    
         夢は、どこから……? )




[時計の鐘が鳴っている。
頬に当たる光の感触。

子供の頃と同じよう。
境界線がわからない。]

(35) 2015/12/27(日) 15:08:27[バス停]

派遣社員 モミジ



……ユキ…


[雪に隠した記憶の呼び名。>>32
呼ばれて、再び瞼を明ければ、視界に映るのは記憶とは違う。
けれど、記憶と同じ、"誰か"の姿。]


…覚めたらまた、消えるの…?


[寂しげに笑う。

わからなくて、自信がなくて。
"誰か"が誰かなんてもう、判っているのに。

だから余計に怖かった。*]

(36) 2015/12/27(日) 15:09:51[バス停]

作家 フユキ

[ユキ、とモミジの唇から零れたおとは、とても懐かしい響きを含んでいた>>36

モミジちゃ…モミジさん。

[まだ夢の中に居るような彼女に、今の自分を見てもらいたくて、意識して少し呼び名を変える]

消えないよ。

[二度と消えてたまるか、と、半ば意地のようにそう思った]

(37) 2015/12/27(日) 15:37:43[バス停]

作家 フユキ

俺は、夢じゃないから。

[冷えたままの左手を、紅いモミジの頬に当てる。今度は前のように慌てて離したりはせずに、彼女の熱が手の平に移ってしまうまで、ずっとそのままに]

一緒に帰ろう。大丈夫、ずっと傍に居るよ。

[想いは昔と同じ。

でも、泣いて大人に助けを求めるしかなくて、居場所を探すことも出来なかった子供の頃とは違うから。

誓うように、そう告げた*]

(38) 2015/12/27(日) 15:39:24[バス停]

派遣社員 モミジ



「消えないよ。」



[子供ではない、相応の。
意志の見える、はっきりとした声が聞こえる。
もう一度、"私"の名を呼ばれて。

近く届けられるその音は、どの鍵よりもしっかりと。
心に、響いて。]


………夢じゃない…


[漸く、やっと。
止まっていた時計が、螺子が。
記憶の針が、動き出したような、そんな気がした。]

(39) 2015/12/27(日) 20:42:40[バス停]

派遣社員 モミジ



───…


[つめたさが頬を覆う。
記憶よりも大きな手。
あの時は背だって、私の方が高かったのに。]


……大きく、なったね……


[片手で鞄を抱えたまま。
存在を確かめるように、手を伸ばす。

耳に届く言葉に、忘れていた笑みが、
自然に溢れて、*零れた*]

(40) 2015/12/27(日) 20:47:38[バス停]

派遣社員 モミジが接続メモを更新しました。(12/27 20:54)

作家 フユキ、派遣社員 モミジにただいまのハグ(ぎゅう)←マテコラ

2015/12/27(日) 21:18:54

作家 フユキ

「大きくなったね」

[聞こえた声に、小さく笑う。
いつかモミジちゃんより大きくなるという、幼い願いはここだけは間違い無く叶っていた]

うん。図体だけはね。
まだ、頼りないかもしれないけど。

[伸ばされた手に、そっと温もりの戻った手を重ねる]

でも、もう忘れないから。

[とても大切で、だからこそ、守れなかったのが悔しくて悲しくて、記憶の底に封じ込めてしまっていた「たからもの」......もう一度見つけたからには、二度と忘れるつもりはない]

(二度と、手放したくもないけど......)

[さすがに、そう告げるのは急ぎすぎかと、呑み込んだ]

(41) 2015/12/27(日) 21:31:54[バス停]

経営者 ズイハラ

[冬木が声をかけることで七咲も持ち直したよう。
あちらは任せて問題無いと判断した男は、箔源へと瞳を向けた]

……向き合えそうか?

[問うのはただ一言。
彼が、この世界に何かしらの作用を齎したのは何となく分かったから、心境の変化があったのかを聞いてみたくなったのだ]

(42) 2015/12/27(日) 21:35:55[バス停]

フリーター バク

[落ちてきた兎の言葉には、何も返さなかった。
今更何か言う必要もないような、そんな気がしていたから。
ただ]

……まーな。

[最後に向けられた言葉にだけは、ぼそり、と小さな答えを返して。
虹色と空色が呼びこんだ陽射しに、少しだけ、目を細めた]

(43) 2015/12/27(日) 21:46:46[バス停]

フリーター バク

[傍目、唐突に現れた─ように自分には見えた─冬木と、紅葉の様子にはきょとん、とするものの。
何となく、これガン見したらあかんやつや、というのは察しがついたから目を逸らして]

…………。

[そこに投げ掛けられた問いかけ。>>42
は、とため息をついた後、視線を空に向けた]

(44) 2015/12/27(日) 21:46:50[バス停]

フリーター バク

……ま、どーなるかはわかんねぇけど。

このままなんもしないで、また繰り返し、に戻る気だけは、ないっす。

[それじゃ何も変わらない、変われない。
先に進めないし、後ろにも戻れない]

やるだけやるっきゃない、ってのは。
……もう、最初から、わかってんだから。

(45) 2015/12/27(日) 21:46:55[バス停]

経営者 ズイハラ

……なるほど。
本当に、探す必要は無かったわけだ。

[箔源の答え>>45に男の口端が僅かに持ち上がる。
単に切欠が足りなかったと言うことなのだろう]

…私はそろそろ戻るとしよう。
また、機会があれば。

[どこに住んでいるのかは聞かず、言わず。
縁があればまた逢えるだろうと、それを意味する言葉だけ口にして踵を返した]

(46) 2015/12/27(日) 21:56:48[バス停]

フリーター バク

ま、そーゆー事っす。

[ほんとはずっと目の前にあった。
ただ、みなかっただけ。
それが伝わっているらしき様子>>46に、ちょっと笑って]

あー……まあ、いつまでもここにいても仕方ないですしねー。

縁があれば、またどっかで。

[問われなかった事はこちらも問わず、告げる事もなく。
踵を返す背に向けて、ぺこり、と一礼した]

(47) 2015/12/27(日) 22:03:04[バス停]

経営者 ズイハラ

[箔源の返事>>47は背中で受けて、そのまま軽く手を振ることで応じる。
冬木や七咲、他の者達とも顔を合わせるようなら、軽く挨拶だけして歩を進めた。
やがて、真白の世界は薄れ────]

(48) 2015/12/27(日) 22:20:45[バス停]

経営者 ズイハラ

[───カラン、と男は店の扉を開けた]

…ああ、少しな。

[外に出てたんですか?と疑問を向けてくる店員に言葉少なに返し、男はスタッフルームへと入っていく。
店員は、いつの間に?と首を捻っていたが、男は何も言わなかった]

………少しずつ。

[進めて行こう、と。
男は「夢」の計画を纏め始める。
今はまだ、この小さな店を維持していくので精一杯だろうけれど、いつかは]

(49) 2015/12/27(日) 22:20:56[ペットショップ]

経営者 ズイハラ

[──やがて]


[「夢」の第一歩として、ペットショップの隣に小動物カフェが併設される。
そこはペットショップで売れ残ってしまった仔達が引き取られる『家』としての機能を併せ持つことになった**]

(50) 2015/12/27(日) 22:21:08[ペットショップ]

作家 フユキ

[気付けば随原が、そろそろ戻ると口にして踵を返していた]

あ!随原さん、ありがとうございました!

[彼が狭間に落ちた者を見ることが出来たおかげで、随分と助かった。その想いで、なんとか礼だけは口にしたが、さて、届いたかどうか]

俺達も帰ろう、モミジさん。早く医者に診せないと。肺炎にでもなったら大変だからね。

[モミジに視線を戻してそう促す。彼女が同意すれば、二人一緒に、元の町に戻る事が出来る筈...多分、どこかの人気の無いバス停のベンチに]

(51) 2015/12/27(日) 22:36:48[バス停]

学生 マシロ

[狭間に落ちてきた人々を迎え入れたりしながら、ずっと従兄弟の後ろに引っ付いたままだったので、紅葉の一件も一部始終は見ていたのだが。
なんせ向こう側には触れられないので、騒ぐだけ騒いで大して役に立つこともなかった]

お……おおおおぉ?

[従兄弟が空に向けて怒鳴る。
あれほど降っていた雪の勢いが弱まり、やがて止んだ]

雪止まった!
すっげー、何、兄やんが止めたん?
どーゆー能力!?

[そもそも彼が原因の一端だった、という認識はないようだ。
そうこうしているうちにウサギが現れ、時計が直り、鐘が鳴って、そして――]

(52) 2015/12/27(日) 22:50:44[バス停]

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生存者 (2)

フリーター バク
135回 残4784pt
派遣社員 モミジ
78回 残6675pt

犠牲者 (2)

告げ人 アン(2d)
0回 残9000pt
売り子 オトハ(4d)
39回 残7794pt

処刑者 (3)

学生 マシロ(3d)
31回 残7993pt
作家 フユキ(4d)
113回 残5401pt
経営者 ズイハラ(5d)
135回 残5481pt

突然死者 (0)

参観者 (0)

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