人狼物語 執事国


59 アポトーシス-雪解けの合図-

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吟遊詩人 コーネリアス

(それから、にたりとこちらの顔を見上げ彼は尋ねる。)

「で?
今晩は私がお相手いただけるのかね?」

えっ―。

(思わずがたり、と扉へと後ずさる私の様子に、「ふ、ふはは、ふはははははは!!」と再び豪放な笑いが起こる。)

「安心したまえ、私にそちらの趣味はないよ!」

(なおも笑い転げる彼を、最初私は憮然と見詰めていたが―。
やがて釣られて噴き出すと、一緒になって笑い始めた。)**

(70) 2010/03/24(水) (働く時間)

書生 ハーヴェイ

─炎の中で─

[ごう、と幻の炎が辺りを舐める。

赤黒く揺らぐ炎の檻の中。
ぽろりぽろりと弦の弾ける音が、耳を打った。>>56

(71) 2010/03/24(水) (夜食の時間)

書生 ハーヴェイ

[静かに微笑むシスター。>>61

 その顔に浮かぶ表情は、

   ──かつて見た、聖母の像にも似る。]

(72) 2010/03/24(水) (夜食の時間)

書生 ハーヴェイ

[もしかすると。


 ──僕は、とっくに狂ってしまったのかも知れない。
 ──これはすべて、夢なのかも知れない。


   … けれど ]

(73) 2010/03/24(水) (夜食の時間)

書生 ハーヴェイ


  『――神よ、

     全ての罪を許したまえ。』>>57


[しずかなこえ。懐かしい祈り。]

(74) 2010/03/24(水) (夜食の時間)

書生 ハーヴェイ


  『…ハーヴェイ、またね。』>>62


[やさしいこえ。懐かしい微笑み。]

(75) 2010/03/24(水) (夜食の時間)

書生 ハーヴェイ


 『…ってよ。まってよ、…ーネリアス、ステラ!』



[遠い日の幻想][もう永遠に届かない]

(76) 2010/03/24(水) (夜食の時間)

書生 ハーヴェイ


 『かみさまってのは…、裁くためじゃァなく、
  許すためにいらっしゃるんだ──、と、
  牧師さんは、…おれに、
  むかし、教えてくださいましたが。』>>4:*22


[目を伏せる。手の中には白の花。
炎に消える、スノウドロップ。]

(77) 2010/03/24(水) (夜食の時間)

書生 ハーヴェイ


[頭を垂れる。


落とした涙は──最後。
炎の中に、白い花と小さく消えた。**]

(78) 2010/03/24(水) (夜食の時間)

吟遊詩人 コーネリアス

―炎の中・23時過ぎ―

(そうして。
最後に残ったのは意識。

それすらじき、ほぐれてしまうことだろう。)

―ステラ。

(最後に少しだけ触れた、柔らかな感触。)

(79) 2010/03/24(水) (夜食の時間)

吟遊詩人 コーネリアス

(その日、自警団の見回りで、犠牲者は見つからなかったという。
珍しく、少し明るい気持ちで、私は室内で咲かせた百合を一輪手折った。

この時間なら、彼女は墓地で祈りを捧げているはずだ。

しかし、そこで私が見たのは―。
雪原に広がる、暗色のコートと、墓石に飛び散る赤い色。)


(それから私は率先して、独断とも言える決断を下すようになった。
抗うものがあれば、それすら吊り上げかねない勢いで―。

もうとうに、石像は壊れていたのだ。)

(80) 2010/03/24(水) (夜食の時間)

吟遊詩人 コーネリアス

(だがもはや、怒りも悲しみも感じない。

そこにあるのはただ―。)

(そう、「あると思えばある」と言ったのは彼だ。

天国も地獄も、気持ち次第、ということなのだろう。

だったら、当然選ぶのは―…。)

(81) 2010/03/24(水) (夜食の時間)

吟遊詩人 コーネリアス

(思い切って目を開く。

一瞬、白い閃光に目が眩むが、その直後、眼前に広がるのは村はずれの、小高い丘からの風景。)

[夕日が雲を赤く照らす。

ざあっ、と、林檎の木が、楡の木が、風に揺れ、鳥たちが家路を急ぐ。

高い教会の尖塔で、刻を告げる鐘が澄んだ音を遠くまで響かせる。

そして、家々の煙突から立ち上る、夕餉の支度の湯気。]

(82) 2010/03/24(水) (夜食の時間)

吟遊詩人 コーネリアス

さあ、帰ろう!

父さんが待ってる!

[銀色の髪の少年は叫ぶ。]

今日の、晩ご飯は何だろう?

[共に食卓を囲む人々の顔を思い起こし、彼は微笑む。]

[そして、後に続く、二つの小さな影を促すと、一足先に、草を蹴って駆け出した。]**

(83) 2010/03/24(水) (夜食の時間)

流され者 ギルバート

>>3:96から消えるまで―

[微かに呟いた後にまたも狂笑が響く。その笑い声はどこか寂しげで]

ははははは・・・、あぁ疲れた。
さて、私はそろそろ幕引きのようだ。

[その体は僅かに透けつつ]

村を滅ぼした諸悪の根源たる私が消えればさぞすっきりするだろう。
それとも消える前にもう2・3発殴るかね?
くっくくく、早くしなければいくら私でももう持たぬぞ?

[その笑みは先程までの狂相は既になく]

(84) 2010/03/24(水) (夜食の時間)

流され者 ギルバート

ふぅ・・・。
諸君らは実に、実に騙しやすいものだな。
ひどく小気味良い。

[その熱はもはや体温と思えないほど冷めきり]

このような!世界という無謀な物を目指し!挫折し!過ちを犯し!、
尚且つ狂いに狂って道を踏み外した男!!

・・・諸君らは、私みたいな者になるなよ?

はははいい気味だ。全く持っていい気味だ。ははははは・・・・・・

[笑いながらその体は欠片も残さず消えゆき、
後に遺されたのは、床板に刻みこまれた遺言]

(85) 2010/03/24(水) (夜食の時間)

書生 ハーヴェイ、墓守 ユージーンに笑顔で手を振った。

2010/03/24(水) (夜食の時間)

書生 ハーヴェイ、吟遊詩人 コーネリアスはただの遊び人かも知れないね・・・

2010/03/24(水) (夜食の時間)

煎餅屋 メイ、ステラさんの笑顔が怖いなーと思った。

2010/03/24(水) (夜食の時間)

墓守 ユージーン

─炎の中─


 …そう、ですか。

[修道女の言葉に、男は、ひとつ、
 頷きだけを返して]

 …────

[ゆっくりとした瞬き、
 ほんの僅か開いた沈黙は、
 かける言葉を、考えるようで]

(86) 2010/03/24(水) (夜食の時間)

墓守 ユージーン

[修道女も、教会の息子も、
 柔らかく、笑ったままで消えてゆく。]


 ……

[笑うことのない獣は、やっぱり、
 笑うことはないまま、──彼らを見送り。]

(87) 2010/03/24(水) (夜食の時間)

墓守 ユージーン

[墓守は、かくり。と、首を傾げる。]

 ……

[そうして。
 "ぼっちゃん"を貫いた己の爪を見て]


  …… おれには、ゆるしは、いりませんがね。

[悔いない獣は、そう呟き。傍らのもう一匹の、
 人にあこがれた獣の青年を見下ろして]

(88) 2010/03/24(水) (夜食の時間)

墓守 ユージーン



 ……

[緩やかに瞬くと、男は空を見上げた。]

(89) 2010/03/24(水) (夜食の時間)

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生存者 (3)

書生 ハーヴェイ
177回 残1998pt
修道女 ステラ
33回 残4766pt
墓守 ユージーン
120回 残2074pt

犠牲者 (4)

自警団長 アーヴァイン(2d)
8回 残5751pt
学生 メイ(3d)
69回 残4112pt
流され者 ギルバート(4d)
31回 残4888pt
吟遊詩人 コーネリアス(5d)
118回 残2597pt

処刑者 (3)

語り部 デボラ(3d)
7回 残5819pt
仕立て屋 ヒューバート(4d)
87回 残3696pt
(∩゚д゚)アーアーきこえなーい キャロル(5d)
33回 残5199pt

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