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[『ウサギの耳…』『邪魔だね……』という声が聞こえて、席を立つ。
教室の入り口、少しだけ光が零れる場所に、鼻セレブを見つけた]
あれ……?
[それを拾うと眩暈がより強くなって、その瞬間、マシロは無事だろうかなどと考えたものの――]
『社長さん寄ってって〜』
[天使の格好をしたンガムラが、ネオン輝く店の前で呼び込みしている画が*見えた*]
[ネオンの店は、昼間倒れた面々が揃っていて、クーラーがとても効いていた。
カウンターに寄りかかるように立っているナオが目に入り、首を傾げる]
キミは誰?
[違和感は、『今日』の記憶が流れるとともに強くなる]
[いまだ朦朧とする中、教室には片付けの雰囲気漂い始める。
白いうなじを見つけて、襟を引っ張った]
なぁ、頼みたいことあるんだけど。
[マシロの手首を掴んで、半ば強引に笹の葉へ向かおうとする]
―― →笹の葉 ――
って、どこ行った俺の短冊ー!?
[いつの間にかわっさわっさ豊作の短冊の前で叫ぶ。
と、足元を風に吹かれた短冊が]
え、縁起悪っ……
[拾い上げて砂埃を払う。
マシロにぴらっと見せる『変愛成就』]
これ、叶えてくんない?
うん、よかった。
ホント、よかったー……
[短冊を追いかけるマシロを不思議そうに見る]
何て書いたんだ?
[次々に響く花火の音。
頭の奥で何かが焼きつくような感じがして瞬いた。
県展に出ていた書道部の女の子のこととか、ひときわ背が高かったバスケ部の男子のこととか、そういう他愛もないある日の記憶が、ふとよみがえる*]
腹すかない?
団子だったら残ってると思うんだよな、うちの部。
[そう言うと、とある男の残像が浮かんでは消える。
彼は誰だったか。
まばゆい花火を見上げて考えるが思い出せない。
しばらくぼんやりとマシロを見つめていたが、おもむろに左手を伸ばして、華奢な手を*握ろうとする*]
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