人狼物語 執事国


87 風の音・刻の音・ワスレモノ

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視点: 人

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髪結い ホズミ

[自分を呼ぶ息子の声に、目を開ける。]

うん。だいじょうぶだよー。ごめんね。

[壊れた像の建つ、池の前。
ぼーっとしていた自分の手を引く小さな手をそっと握って、]

ねえ、ひろくんは、みーちゃんのこと、すき?

[しゃがんで、目線をあわせて訊く。
返ってきたのは、]

(134) 2012/05/06(日) 22:45:34[自宅]

末っ子 キクコ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2012/05/06(日) 22:45:43

髪結い ホズミ

「だいすきっ!」

[満面の笑顔。]

(135) 2012/05/06(日) 22:46:19[自宅]

研修医 ユウキ

[合流して、歩いている間もずっと考えてはいたものの。
──恐らく、ヒントとなりうるのは10年前の自分の記憶だけで。
それをどう拾うか……と、悩んでいた所に響いた、音。>>#2]

……っ!?
これ、って……!

[12回、響いたそれに続くのは柔らかな音色。
それに、言葉で表せない何かを感じつつ──世界が回る感触に、一度、目を瞑った]

(136) 2012/05/06(日) 22:47:05[狭間の街中]

研修医 ユウキ

…………戻って、きた?

[目を開いた後、見えた光景への感想は期せずして貢のそれ>>128と似通ったもの]

あー……そうだな。
確かに、疲れた。

[しみじみ、と同意してしまうのは、きっと已む無し。
殴り損ねた、という言葉>>129には、あー、と声を上げたりしつつ]

そーだな。
一度、帰るか。

[皆の無事を確かめた後、は、と一つ息を吐いて頷いて。
帰った家で、見合いババアの攻勢にあうのは、お約束。**]

(137) 2012/05/06(日) 22:47:28[駅前公園]

髪結い ホズミ

そっかぁ。おかあさんも、みーちゃんも、ひろくんも、それから、おとうさんもだいすきだよー。

みーちゃん、かえってきてくれたらいいねー。

[かえろっか。
荷物を拾い、あいている方の手で小さな手を握る。
帰ったら、彼女に電話をしよう。
何を伝えようか。頭の中で整理する。
元はといえば、自分にも原因があるのだ。
少しずつでいい。彼女が自分を許せるように。
細い肩に、誰にも気づかせないように担いだ荷物を受け取れるように。]

(138) 2012/05/06(日) 22:53:30[自宅]

髪結い ホズミ

やねよーりーたーかーいこいのーぼーりー

[スキップしながら歌う息子の声。
それが、幼い頃のみーちゃんの声に重なり、

ポーンと、どこかで鐘の音を聞いた気がした**]

(139) 2012/05/06(日) 22:57:05[自宅]

末っ子 キクコ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2012/05/06(日) 22:58:01

経営者 ズイハラが接続メモを更新しました。(05/06 23:02)

学生 バク

―風音荘―

あーもしもし?オレだけど。
……うん、いやわかってるって。
成績?……今はいいじゃん。

[こちらに戻ってから、まず最初にしたことは実家への電話。
すかさず繰り出されるお決まりの文句を受け流そうとし]

はいわかった、わかったってば。うん。
……それでさ、送ってほしいものがあるんだけど。

[逆に説教を受ける羽目になってしまい、本題に入れたのは<<07>>分後だったけれど、さておき]

(140) 2012/05/06(日) 23:09:54[風音荘]

学生 バク

[それから少しして、それは届いた]

おー懐かし。
捨てられてなくてよかった。

[目を細める。
もう覗くこともなくなった幼い頃の“たからばこ”の中にでも埋もれていたのだろう。
塗装はすっかりはげてしまっている]

……さて、と。

[向こうで手に入れた“欠片”――鍵は、昔のまま綺麗な銀色で、比べてみればちぐはぐにも思えた。
けれど鍵穴に差し込めば、たしかにぴたりと嵌った。
そのままゆっくりと、右に回して]

(141) 2012/05/06(日) 23:11:22[風音荘]

学生 バク

[かちり、と音がして、蓋が開いた。
同時に流れ出すのは、幾度も聞いた曲のメロディライン]

あーそうだ。コレだった。

[あの空間から戻った後、音楽プレイヤーは元通りになっていた。
タイトルの分からないあの曲は、何度確認しても見当たらなかった。
とは言え、耳にはしっかり残ってしまっているが]

……と、あった。

[その箱の底から、紙を引っ張り出した]

(142) 2012/05/06(日) 23:12:19[風音荘]

学生 バク

[そこには「またあそぼうね」という言葉と、すっかり忘れていた初めての友達の名前。
まだきちんと字を習う前だから、鏡文字になっていたり大きく歪んだりはしているけれど、確かに読めた。
傍には親が書いたのだろう、新しい住所と連絡先も書かれている]

せっかく貰ったのに、鍵なくしちまうんだもんなー。

[大切にするつもりでポケットの中に入れて、何処かに落としてしまって。
連絡が出来なくなったと随分嘆いたことすら、ついこの間まで忘れてしまっていた]

(143) 2012/05/06(日) 23:12:48[風音荘]

学生 バク

……あれ、つーかこの住所って。

[それからもう一度見返したところで、気付く。
記された住所が、よく知る街の名前であることに]

もしかして、こっから近い……?

[顔を上げて、窓の外を見る。
その耳にあの音色が届いた、気がした**]

(144) 2012/05/06(日) 23:13:05[風音荘]

学生 バク、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2012/05/06(日) 23:17:12

末っ子 キクコ

[あの不思議な体験から、自分を取り巻く状況は随分変わった。

まず、家族。
父や兄達が母のことを話すようになった。
母の実家に家族全員で出向き、祖父たちとも話し合うようになった。
先はどうなるか分からないけれど、また一緒に暮らせるように、頑張っている。

母に、忘れてしまっていたことを謝りも、した。

母はぎゅっと、あの別れた日と同じように抱きしめてくれて。
二人で泣いて、笑った。]

(145) 2012/05/06(日) 23:17:33[駅前公園]

時間屋 ヂグ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2012/05/06(日) 23:21:15

研修医 ユウキ

─ 自宅 ─

……あー……ったく。

[色々と超越した事態が終わった後。
見合い話攻勢に一段落つけたら、何だか妙にぐったりとして。
紫煙を燻らせつつ、窓辺でぼんやり、としていた]

……『約束』……『約束』……かぁ。

[もう少しで届きそうなそれへの道は未だ開かず。
少しだけイライラしていたら、ドアをノックする音と、「兄さん入るよ」という声がして]

んー? 構わんけど、どした、慎哉……って、なんだその箱。

[入ってきた弟の抱えた古びた段ボール箱に、瞬き一つ]

(146) 2012/05/06(日) 23:27:52[自宅]

研修医 ユウキ

「蔵の整理してたら、出てきたんだよ。
 兄さんの、昔の教科書とか色々。
 勝手に処分できないな、と思ったから、帰って来てる内に見てもらおうかと思って」

ん、そっか、悪ぃな。

「……次。いつ帰って来るか、わかんないもんねぇ」

それ、いうなよ。
仕方ねぇだろ、そーゆー世界なんだから。

[苦笑しながら言うと、弟は大げさなため息をついて、部屋から出て行く。
その姿がドアの向こうに消えると、置いていかれた箱を開く]

うっわ、懐かし……つか、俺こんなん取っといたのねー……。

[古びた教科書やら、ノート。
そんなものを一つずつ手に取り、ぱらぱらと捲る。
実用性など既に全くないそれらは、けれど。
大事な欠片のように、今は思えていた]

(147) 2012/05/06(日) 23:27:58[自宅]

研修医 ユウキ

……て、これ、日記?
うわ、こんなのつけてたのね俺……。

[段ボール箱の、一番下に入っていた日記帳。
茶化すような声を上げながら──開くのは、一瞬、躊躇った。
それでも、もしかしたら、と。
記された日付に、仄かな期待と不安を寄せつつ──ぱらぱらとページを捲り、そして]

……あれ、なんだこれ。

[途中から、何も記されていない日記帳は。
空白の数ページを経た後、奇妙なページに行き当たった。
日付と、一行だけ。
予定のように記された文の上に、大きく×が書かれたページ]

……『はると、神社で一緒に描く』……って。

[×の下の文字に、瞬き、一つ。
それが意味するものが何か、すぐにはわからなくて。
わかった瞬間──色鉛筆と菊子にもらったレポート用紙の入ったままの鞄を引っ掴んで、駆け出していた]

(148) 2012/05/06(日) 23:28:14[自宅]

研修医 ユウキ

─ 海岸神社・跡 ─

[昔、絵描きに通った神社は、今はただ、綺麗に整地された空間が広がるのみで。
人影もなく、しん……と静まり返っていた]

……ほーんと、当時の俺ってば。
どんだけ、ガキだったんだか。

[ぽつり、呟く。
絵を描くのが好きだったいとこ。
向こうは海を描くのが得意で、こっちは空を描くのが得意で。
一緒に絵を描いても、互いに互いのその部分に文句を言い合っていた。
そんなやりあいの後──それじゃあ一度、一緒に描いてみよう、と。
そんな提案をいとこがして、それに乗っかって。

いとこの誕生日に、一緒に海と空を描こう、と『約束』した──けれど]

あいつは、心臓の疾患で転院して、それに間に合わなくて。
……それが、悔しかったんだよ、なぁ。

(149) 2012/05/06(日) 23:29:35[海岸神社・跡]

末っ子 キクコ

[それから、自分自身。

落ち着きないとか、すぐに思ったことを口にするとかはそのまま、だけど。
前よりも、視界が広がった気がする。

それと。]


聞いてくださいよ、貢さん。
お見合い、断れなかったって言うんですよ。
そりゃ、一度は引き受けましたけど。

[以前とは心境が変わったと言っても、切欠は説明できるわけもなくて。

期間限定の柏餅を買う為足繁く通っている内、すっかり話し相手になってもらった人に愚痴った。]

(150) 2012/05/06(日) 23:30:07[駅前公園]

研修医 ユウキ

[言い出したのは向こうなのに、と。
そんな、子供っぽい憤り。
その頃は、いとこが難病で苦しんでるなんて知らなくて。
一方的に、すっぽかされた『約束』を記憶から消した。
そのことを、いとこがどう思っているか、なんて気づく余裕は当然の如くなく、そして]

……それから、2年してから……か。

[手術をするも、術後経過が芳しくなかったいとこは、転院して2年後にこの世を去った。
その時、初めていなくなった理由を聞かされて、それで]

思えば、あんな突発的に医者になる、それも心臓外科医とか言い出して。
よくもまあ、色々通ったよなぁ……。

[家族も驚いたし、当然の如く、高校の担任も進路指導部もひっくり返った。
けれど、理由は言わずに押し通して──今に、至る]

(151) 2012/05/06(日) 23:30:22[海岸神社・跡]

研修医 ユウキ

ま……俺が医者になったところで、あいつを助けられるわけじゃなかったけど。

[それでも、通したかったのは、きっと。
何も知らず、何も出来なかった事。
その悔しさを越えて、何かしたい、と思ったから]

……なー、はる。

[その場に座り込み、引っ張り出すのは色鉛筆とレポート用紙]

お前、『約束』守れないと怒る、とか言ってたけど。
……でもって、確かに怒ったけど。

[手に取るのは、深い蒼の一本。
白の上に、線が引かれる]

(152) 2012/05/06(日) 23:30:40[海岸神社・跡]

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生存者 (6)

学生 バク
60回 残4164pt
髪結い ホズミ
42回 残4641pt
会社員 ロッカ
101回 残2322pt
末っ子 キクコ
68回 残3686pt
経営者 ズイハラ
102回 残2142pt
時間屋 ヂグ
30回 残5105pt

犠牲者 (2)

告げ人 アン(2d)
0回 残6000pt
チカノ(4d)
12回 残5645pt

処刑者 (3)

お針子 ビセ(3d)
21回 残5234pt
薬屋 ライデン(4d)
156回 残697pt
研修医 ユウキ(5d)
131回 残1484pt

突然死者 (0)

参観者 (0)

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