49 実山の村−BR2−
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箕鏡 バク
どっか行くか？
ここで話してるだけっても詰まらないだろ。
[離れた場所でのスバラシイ演技は露知らず。
ある程度の話を終えるとそうミナツに声をかけた。
どう返事されたとしても喫茶店を出ることになる]
先出てて良いよ。
会計して来る。
箕鏡 バク
[会計を纏めて済ませて来ると告げると、ミナツは何やら慌てるような素振り。
良いから、とミナツを先に外へ出すと、会計のためにカウンターへ]
タカハル、会計。
[タカハルに声をかけて、注文票を差し出した]
瀬田 タカハル
ミナの奴、オレん時と全然態度違うじゃん……
……いやいや、だから。
なんでこー気にしてるわけよ。
[何処かから様子を見られてるのにも気付かず自己ツッコミ。
手元の作業がさっきから全然進んでません]
箕鏡 バク
どんなって。
[聞かれて、少し考える。
そうして思ったことを口にした]
…椎葉は。
お前と話してる時の方が楽しそうだな。
[常の無表情のまま、そう一言紡ぐ。
無表情が故に、その心理は如何様にも取られることだろう]
箕鏡 バク
[薄いリアクションにこちらも特に何か反応することも無く]
ん。
[提示された金額に札で支払いをし、釣りをもらう。
小銭を財布に仕舞うとズボンのポケットに突っ込んだ]
そんじゃ、バイト頑張れよ。
[タカハルにそう告げ、踵を返すと喫茶店を出て行くのだった]
瀬田 タカハル
ん、じゃーまた学校でー。
[ひらひらと手を振って見送り。
姿が見えなくなれば、深々と溜息を吐いた]
……くっそー。
なんだこれ、絶対おかしーって……
[傍から見れば意味不明なことを呟きつつ、カウンターに戻る。
そしてガン見には気付かない]
椎葉 ミナツ
［喫茶店 バクが会計をすませるのを待つ間に急いでメールを打つ］
to りう
どうすべ…話は進まないし。
オレンジジュースがズズズッて鳴るわ、なんか 静かな店に 自分の鼻息の音だけがやたら響くわ…もうダメです (´；ω；`)ｳｯ…
しんでいいでつか？
from ミナツ
［ポチと送信した］
椎葉 ミナツ
ぴ〜りろぴろりらぴっぴっぷーらぷっぷらぷっぷっぷ〜のぷっぷらぴっぴっぷ〜♪
この間抜けた着信音…は やつしか！
［慌てて 店内に戻る］
［目の前には サングラスをして しゃないとリンゴジュースと飲むサヨと 雑誌の陰から顔を出しわらっているヤスナリと にっこり手を振るリウの姿］
・・・み・・みんな・・・みんな これはなんのドッキリだ〜〜！！！
［顔を真っ赤にして問いただす］
箕鏡 バク
[店の外へ出ようとして、慌てた様子のミナツが中へと戻って来る]
………。
[ミナツが向かった先は見物人達が潜んでいるテーブル。
ああバレたのか、と言うのは心の中だけで呟いた]
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