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[がんがんという、扉をたたく音がする。薄っすらと目を開けて、ここがいつもの自室ではないことを思い出した。
続いて聞こえてくる自警団の声で、行方不明だったアンの事を知らされた]
そんな…
[余り親しくないとはいえ、同じ村の人が死んだ、という事に衝撃を受ける]
[身支度を整えて、部屋を出た。白衣を着たユウキが、急ぎ部屋から出て行くのが見える。その背中を見送って、ふう、と大きく息をついた**]
[ふと周りを見渡せば、都会からやってきたという編集者の男の姿が見えた]
グリタさん、でしたっけ?どうなさいました?
[グリタの部屋の方へと向かい、部屋を覗き込んだ]
そういえばグリタさん、どうしてわざわざこんな村までいらっしゃったんですか?
[笑顔を作って、グリタに話しかける。客商売なので笑顔は手馴れたものではあるが、若干口の端は引きつっているようだ]
この村で、今までこんな騒ぎ起こった事は記憶にないんですよ。本当に人狼とやらがいるのなら、外からやってきたんじゃないか、そんな気がするんですよ…
[そういって、じっとグリタを見つめた**]
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