人狼物語 執事国


11 真夜中の庭で

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【墓】 双子 ウェンディ

[水を飲んで少し、うとうとしていたようです。
 気がつけば、知らない場所にいました。
 それでも漂う花の香りは変わらず。
 月明かりも変わらず、注いでいました。
 ただ、月明かりと少女を隔てるガラスが一枚]

ここは、どこかしら……?

(+0) 2007/09/17(月) 00:05:42

【墓】 双子 ウェンディ

[立ち上がり、月を透かすガラスを見上げました。
 月も花も、この場所からは見えるけれど、決して手を触れることは出来ません。]

ここ……温室?

[ガラスで隔てられた世界をぼんやりと見回しました]

(+1) 2007/09/17(月) 00:08:19

【墓】 双子 ウェンディ

[ガラスの向うを、金の髪の女性が歩いて行きます]

ねえ……!

[少女の叫びはガラスを震わせただけでした。]

ねえ……!
私の声が、聞こえないの……?

(+2) 2007/09/17(月) 23:41:08

【墓】 双子 ウェンディ

[遠く、酒瓶を持って座り込む男も、異国の男も、眠る少女も。
 だれも、自分に気付きません。
 俯いて、土を蹴りました。]

誰も気付いてくれない……。

[風が温室のガラスを震わせました。
 その音にびくりと肩を震わせて、揺れるガラスを見上げました。
 空には依然、まるいお月様が輝いています。]

出口はどこかしら……。

(+3) 2007/09/17(月) 23:46:31

【墓】 双子 ウェンディ

[呟いて、温室を見回しました。
 古びた温室には、見慣れない植物が、揺らめく影のようにその葉を伸ばしていました。
 あまり手入れをされていないのでしょう。植物達は思いのままに枝を伸ばし、少女の道を遮っていました。
 少女は不安げにもう一度、月を見上げました。
 せめて誰か、一緒にいてくれたら。声を聞いてくれたら。
 心細さを振り払うように、少女は動揺を口ずさみました。]

Hey diddle diddle...

(+4) 2007/09/17(月) 23:55:00

【墓】 双子 ウェンディ

The cat and the fiddle,
The cow jumped over the moon...

[細い声が、陽気な旋律を奏でます。
 応えるように、ガラスが鳴り、温室に風が吹きました]

(+5) 2007/09/17(月) 23:57:39

【独】 双子 ウェンディ

[ウェンディは夢を見ていました。
 美しい、花園の夢を]

(-14) 2007/09/17(月) 23:58:34

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