人狼物語 執事国


134 白鳥の歌 2nd

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【墓】 外科医 ユウキ

[占いなんて、医者のする事ではないな。
そう思って、小さく笑った。

運命だ、宿命だ。
そういう物のせいにしてはいけない。
全ては自分の、誰かの、選択の結果だ。
自分の力だけでは変えられない事を、人は運命だと言ってしまうけれど。
医者は、患者の未来を託される存在。
その医者が、運命なのだと逃げてはいけない。

だから、流れる星に願うなら。
皆が、最後の瞬間に笑っていられますように。]

 ふふ
 私にもこういう部分があったのだな

[そう思うと、少し可笑しくて。
肩をすくめると、前を歩く人影が見えた。
小さな子供と、若者と変わらぬくらいの年齢の母親が手をつないでいる。]

(+1) 2013/12/23(月) 15:20:36[屋上]

【墓】 外科医 ユウキ

[何処かで違う選択をしていたら。
若者も、人の親になっていたのだろうか。
何処かで違う道を行けば、自分もああやって手をつないで歩いていたろうか。
そう思うと、少し寂しくて。
そして、その親子がとても微笑ましく見えた。

子供は、手に人形を握っている。
サンタには、そのお人形の友達を願うのかな?
それとも、別の何かが欲しいのかな?

少しだけ、歩く速度を速めて。
親子に追いついてみよう、なんて思う。]

 ストーカーみたいで、やだけど

[勘違いされない程度には、距離をとっておこう。]

(+2) 2013/12/23(月) 15:25:39[屋上]

【墓】 外科医 ユウキ

[この選択は、間違いだったのか。
ある意味では、正解だったのか。

子供は、人形を取り落とす。
母親の手を振り払い、それを拾いに車道に出て。
そこに、乗用車が走ってきた。

親子に近づいたのは、正解だった。
若者は反射で駆け出し、車にひかれる前の子供を捕まえることに成功した。

距離をとっていたのは、間違いだった。
子供を抱いて走り抜ける時間はなくて。
結果、子供を突き飛ばす形になった。

ほら、運命なんかじゃない。
ただ、選択を一つ、間違えただけだ。
いつだって、そこに死は転がっている。]

(+3) 2013/12/23(月) 15:30:05[屋上]

【墓】 外科医 ユウキ

[運動、しておけばよかった。
学生時代なら、もう少し走るのが早かったろうに。
世界がくるくると回る中、浮かんだ苦笑い。
これで生きてたら、ジムに通おう。
そう考えられる程度には、若者は冷静だった。

不思議と、痛くはない。
ぐきりと嫌な音がしたけれど。
痛くもないし、苦しくもない。
背中が何かにぶつかって、回転がとまった。
空は、いつもより高い。
人が、あつまってきている。]

 子供は無事ですか

[若者は、そう聞いたはずなのに。
自分の声は、聞こえなかった。
その代わりに、泣いている子供の声がする。
そうか、肺か首がやられて声が出ないのか。
5分以内に、救急車来るかなぁ。]

(+4) 2013/12/23(月) 15:36:53[屋上]

【墓】 外科医 ユウキ

[無理だろうなぁ。
この場合、窒息になるのかな。
たぶん、そうだろうなぁ。
まぁ、いいさ。
選択を間違えた自分の責任だ。
若者は、小さく笑って。
眠くはなかったけれど、目を閉じた。
苦しそうに、見えるのかな。
血とか、出てるのかな。
子供が怖がらなければいいけれど。]

 ただひたすらに生き、ただ死ぬだけ
 それだけの事さ

[心残り、あるかな?
ああ、あの男の人にお礼を忘れていた。
ロッカさんにも、煙草のお礼してないや。
患者さんは、引き継いでくれるだろうし大丈夫。
父さんと母さんは、泣くだろうな。
孫、抱かせてやれなくてごめん。]

(+5) 2013/12/23(月) 15:43:47[屋上]

【墓】 外科医 ユウキ


 でも、まぁ

[心残りは、あるけれど。]

 悪くない人生だった

[そう思って死ねるなら。]

 幸せだろう

[自分は、まだ。]

(+6) 2013/12/23(月) 15:45:44[屋上]

【墓】 外科医 ユウキ

[若者の意識が、いつ途切れたのか。
それは、誰にもわからないけれど。
最後に浮かべていた顔は、苦笑い。
星がもう一つ、流れた。

若者の部屋では、しまい忘れたアルバムが一つ。
桜並木、砂浜、紅葉、雪景色。
そんな写真がいくつか、テーブルに散蒔かれて。
半分ほど残った煙草がひと箱。
閉め忘れた窓から吹く風で、縫いぐるみとかかれたレシートが何処かへ飛んだ。]

(+7) 2013/12/23(月) 15:52:54[屋上]

塗装工 ゾウサクが「時間を進める」を選択しました。

【独】 警備員 ノギ

/*
バタバタで申し訳ない。

最期、野木で〆たかったけれど
今日の夜エピ入った方が良いと、私も思いまして…

(-5) 2013/12/23(月) 15:59:23

警備員 ノギが「時間を進める」を選択しました。

【独】 警備員 ノギ

/*
では、逝ってきます。

(-6) 2013/12/23(月) 16:05:36

【独】 926号室の住人 ロッカ

(―――ロッカ、

[声が聞こえました
わたしがずっと聞きたくて仕方のない声です
かみさまの、あの、声です

ひろくんたちの後ろに、かみさまがいるように見えました

伸ばされた手が、わたしの頭を撫でてくれたような気がしました]

(-7) 2013/12/23(月) 16:44:31

【独】 926号室の住人 ロッカ

(―――ロッカ、)

[声が聞こえました
わたしがずっと聞きたくて仕方のない声です
かみさまの、あの、声です

ひろくんたちの後ろに、かみさまがいるように見えました

伸ばされた手が、わたしの頭を撫でてくれたような気がしました]

(-8) 2013/12/23(月) 16:44:50

【独】 926号室の住人 ロッカ

とある見舞客の話

六花っ!!

[病室に入るなり、俺は叫んで彼女へ駆け寄った。
見覚えのある椅子、装置、そこに薬もセットされている。

彼女は眠っているように見えた。
抱きしめたら、暖かい。まだ生きてる。彼女の左腕に刺さっている注射器を乱暴に引き抜いた。]

(-9) 2013/12/23(月) 16:46:33

【独】 926号室の住人 ロッカ

死ぬな……、死ぬなよ。勝手に死ぬなよ。
俺の事、忘れてもいいから。全部忘れちゃってもいいから、死ぬなっ……傍にいてくれよっ……!

[謝る声も聞かず、ただ抱きしめる。脈が弱くなってるのを感じた。

予想外の人からの連絡に嫌な予感がして、急いで来たのに。
あの人の時と同じで、俺は何も出来なかった。
悲しくて、情けなくて、悔しくて、涙が出る。

その時、六花の目が薄く開いた。]

(-10) 2013/12/23(月) 16:46:38

【独】 926号室の住人 ロッカ

六花……!

[間に合ったんだ、そう思ったけど。

彼女の唇が紡いだのは、あの人の名前だった。
それに少しの落胆と、嫉妬を覚えた事は否定しない。

それから、彼女は嬉しそうに、

      幸せそうに笑って、そして、



             俺の腕の中で、眠りについた。*]

(-11) 2013/12/23(月) 16:47:20

926号室の住人 ロッカが「時間を進める」を選択しました。

【独】 926号室の住人 ロッカ

/*
中の人の視点では、色々な裏話とかそういうあれこれがあるけれど、言葉で語るには無粋かなと思いました。

言葉にしたい気持ちはあるんですけどね。

(-12) 2013/12/23(月) 16:56:20

【独】 926号室の住人 ロッカ

/*
裏話ってほどの話でもないな。


それと、どっかで書いたかもわからないけど、イメージソングはなんとなくバンプの「花の名」でした。
名前も六の花だったしね。

http://www.youtube.com/watch?v=jDzPh3xlDiA

(-13) 2013/12/23(月) 16:57:48

【独】 926号室の住人 ロッカ

/*
もうすぐ。

(-14) 2013/12/23(月) 16:59:57

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外科医 ユウキ(5d)
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926号室の住人 ロッカ(6d)
28回 残8155pt

処刑者 (4)

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