人狼物語 執事国


134 白鳥の歌 2nd

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外科医 ユウキ

 人生に、落伍者なんていませんよ
 学があろうと、金があろうと
 それで人の価値は決まりません

 貴方のおかげで、私は今日助かりました
 誰かを助ける事ができる
 十分、価値のある人生ですよ

[生きた甲斐がある。
そう言う男性に、いくつか頷いて。
別れを告げる男性に、手を振った。

さぁ、そろそろ仕事の時間か。
そう思っていると、ナースから声がかかる。
オペが入っています、と言う話。
そろそろだと思っていた。]

 はい、今行きます

[今日の勤務が終わったら、*写真を探そう*]

(4) 2013/12/21(土) 03:58:37[自動販売機→中庭→ロビー]

外科医 ユウキ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2013/12/21(土) 04:01:44

外科医 ユウキが接続メモを更新しました。(12/21 04:08)

外科医 ユウキ

[勤務を終えた若者は、家でアルバムを開いていた。
あの男性の言うとおり、好きな場所の写真を探すためにだ。
絵心というものは、若者にはまったくない。
描いた数だけ上手になると、絵を生業にしている友人は語っていたけれど、ならばこそ若者には絵心がないのだろうと思う。

若者は、親が医者であるから医者になる、といったタイプではない。
小さな頃に命を救われて、などというタイプでもない。
知的好奇心を追って行った結果、医者にたどり着いたという者である。
学はあったかもしれないが、暖かい思い出や楽しかった記憶という物がまるで欠如している。
こうして振り返ると、なんと色のない人生であることか。]

 だめだな、こりゃ

[だから、もともと写真などという物が少ない。
知的好奇心を満たすために旅行にはよく行ったものだが、どれも遺跡や世界遺産の類である。
どうも、年頃の女性が喜びそうだとは思えなかった。]

(14) 2013/12/21(土) 14:32:08[自動販売機→中庭→ロビー]

外科医 ユウキ

[ベットに転がり、横になる。

咥えた煙草は、貰い物の煙草。
小さな部屋に、雑音にしか聞こえないテレビ番組が流れている。
妙に寒い一日で、部屋では暖房器具が必死に熱を作っている。
冷蔵庫の中身は、ドリンクくらい。
調味料も、ほとんどありはしない。

医師という肩書きを取り除いてしまえば、同年代の若者達よりも、ずっと質素な生活をしている気がする。
外を見れば、まだ雪が降っていた。]

 夏に雪の写真を見ると、あんなに綺麗なのに
 冬に見ると、それが当たり前になっているのだな

[小さく呟くと、何か思い立ったようで。
アルバムからいくつかの写真を抜き取って、手帳に挟んだ。]

(15) 2013/12/21(土) 14:40:24[自動販売機→中庭→ロビー]

外科医 ユウキ

[そして、若者は眠りに落ちる。

何か、とてもいい夢を見た気がするけれど。
内容は、もうほとんど覚えていない。
確か、子供の頃の夢の話だった気がする。

若者が目覚めたのは、また着信音だった。]

 なんだよ、いい夢だったのに

[夢は気がつくと泡と消えて。
誰かに話そうと覚えていたはずの事も、顔を洗うと頭から消えた。
だけど、今日はいつもより。
ほんの少しだけ、元気になれた気がした。]

 さて、急ごうか
 出番があるかわからない、私の舞台へ

[変な気分に浸っていたのは、夢のせいだろうか。]

(16) 2013/12/21(土) 14:45:27[自動販売機→中庭→ロビー]

外科医 ユウキ

[病院にたどり着くと、やはり今日も出番はなかったらしい。
内科の患者が、息を引き取ったとの連絡を受けた。
仕事をよこせ、とは言わないけれど。
救うチャンスももらえないとは、悲しいものだ。]

 ご遺族にお悔やみを、よろしくね
 私はまた、ふらついてくるよ
 食事もとっていないんだ

[そして、今日は微糖と一緒に。
昨日買い忘れた、サンドイッチを買った。

男性から受けたアドバイスを元に、写真を持ってきてはみたけれど。
これで本当に喜んでもらえるのか、わからない。
変な緊張感があるものだな。
若者はそう思いながら、サンドイッチを頬張る。]

 食べ終わったら見せに行こう

[緊張に押されて、ほんの少し*先延ばし*]

(17) 2013/12/21(土) 14:52:05[自動販売機→中庭→ロビー]

外科医 ユウキ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2013/12/21(土) 14:53:59

外科医 ユウキが接続メモを更新しました。(12/21 19:42)

外科医 ユウキ

[食べ終わったサンドイッチ。
重圧から逃げる理由がなくなって、仕方なしに立ち上がる。

たしか、896号室。
軽くノックして、部屋にはいったはいいけれど。]

 …―――

 いないじゃないか

[私の変な汗を返せ。
心の中で、そう呟いた。
しまった、部屋以外に彼女の行きそうな場所がわからない。
探そうにも、探しようがないな。
途方にくれた結果、メモ帳を破いて。
ここに来た旨を書いておくことにした。]

(25) 2013/12/21(土) 19:47:21[行こうか、行くまいか]

外科医 ユウキ

[背景クルミ様…―――
いや、それは違うだろう。

親愛なる?
それも違う気がする。

結局、形式にこだわっても意味がないと思い。
数枚のメモの廃棄の後、簡素なメモを残した。]

 宿題を持ってきたけれど
 いないようなので改めるよ
 もしメモを見たら、呼んでくれると嬉しい

                  ユウキ

[うん、これだけで十分意図は伝わる。
きっと、たぶん、大丈夫。
自分でいくつか頷いて、メモを残して病室を出た。]

(26) 2013/12/21(土) 19:51:58[行こうか、行くまいか]

外科医 ユウキ

[どこかで、大きな音がした気がした。
病院内で珍しい、そう思った気がする。

若者はロビーを覗いた後、自分の机の前に戻ろうと歩いている最中だった。
突然慌ただしくなるのは、いつもの事で。
急患かな、程度に思っていた。

ナースが早足でやってきて、若者に声をかけた。
曰く、患者が階段から落ちたのだと言う。]

 患者はどこです?

[早足、半分走りながら状況を聞く。
車椅子の患者が、踊り場から落下。
出血、意識無し。]

(48) 2013/12/21(土) 23:36:29[行こうか、行くまいか]

外科医 ユウキ


 輸血と、オペの準備はできてますね

[大丈夫、ここは病院だ。
処置さえ早ければ、大抵の事では大丈夫。
出血死なんてさせない。
打ちどころさえ悪くなければ。
車椅子で、大事な部分が巻き込まれていなければ。]

 ご家族に連絡も

[切ったり縫ったりは、専門家だ。
それが仕事なのだから。
そう言い聞かせながら、血だまりの側に立つ。
そこに転がっていたのが、探し人の姿であった時。
少しだけ、動転したけれど。]

(49) 2013/12/21(土) 23:40:43[行こうか、行くまいか]

外科医 ユウキ


 え…―――

[一瞬だけ、固まった。
頭の中で、いろんな単語が回る。
誰が、何故、何が、どうして、いつ、どうすれば。

いろんな言葉が巡った後、たどり着くのは結局。
助けなければ、と言う言葉であったけれど。]

 止血、急いで
 移動させますよ

(50) 2013/12/21(土) 23:49:59[行こうか、行くまいか]

外科医 ユウキ

[いつもと変わらないつもりでも。
少し声に怒気が混じるのは、焦りからか。
それとも、サンドイッチなんて食べずに部屋を訪ねていればなんていう、的外れな罪悪感からなのか。]

 クルミさん、クルミさん、目をあけて
 なんでもいい、意識を

[それとも、やはり。
患者に少し、情が移ってしまったからなのか。
冷静とは言い難い事は、自分でも理解できた。]

(51) 2013/12/21(土) 23:50:10[行こうか、行くまいか]

外科医 ユウキ

[彼女の表情に、反応が見られた。
大丈夫、まだ大丈夫。
唇が、微かに動いている。
何かを言っているのかもしれないけれど、聞こえない。
だが、まだ生きている。]

 クルミさん
 聞いているかい

 君を喜ばせる事、探してきた
 喜んでくれるかは、わからないけれど
 外の写真、持ってきた

[彼女の意識を、保たなければならない。
意識を失うと、体温が下がる。]

(57) 2013/12/22(日) 00:46:39[手術室に向かって移動中]

外科医 ユウキ


 外の写真って言ってもさ
 ただの、風景写真なんだ
 桜並木、夏の砂浜、秋の紅葉、冬の雪景色

 私が君を治すから
 そしたら、その目で見に行こう
 君の先も、君の足も、ちゃんと治す
 だから頑張れ、階段程度に負けちゃいけない

[足は、正直絶望的だけれど。
それでも、口から出たのはそんなでまかせ。
できない事を、できないと言うだけなら。
きっと、誰にでもできるから。]

 君にはちゃんと、未来が待っている
 それが今は見えなくても、明日はやってくる
 証明してみせるから、気を強くもって

(58) 2013/12/22(日) 00:49:19[手術室に向かって移動中]

外科医 ユウキ

[体温が下がっていく。
止血しても追いつかない出血。
このままだと、ショック症状が起こる。
短時間の出血、大動脈からの出血だろう。
圧迫止血では間に合わないけれど。
凍結止血するにも、電気凝固させるにも、まだ手術室は遠い。]

 どこへだって、連れて行くよ

 平家蛍を見た事はある?
 夏の低くて大きな空と
 地上に舞う蛍の光が合わさって
 まるで、天の川が二つあるようなんだ

 一面の花畑、なんて見たことあるかい?
 カラフルな絨毯のようで、綺麗なものだよ
 春になったら、見に行こう

(65) 2013/12/22(日) 01:08:14[手術室に向かって移動中]

外科医 ユウキ


 秋は、川が綺麗でね
 魚釣りをして、その場で調理して食べる
 中秋の名月なんて、しっかり見た事あるかい?
 お月見も、いいものだよ

 冬はやっぱり、雪原だね
 体を切るほど冷たいはずなのに
 光を弾いて、真っ白に輝く朝
 世界が最も輝く朝さ

 君にはまだ、見てない世界が沢山ある

[ありがとう、彼女がか細く。
そう口にしたのが聞こえて。
動かないであろう手を取り、脈をはかると同時に語りかけ続ける。]

 まだ、お礼を言うには早い
 君を救って、それからお礼を言ってもらう

(70) 2013/12/22(日) 01:13:05[手術室に向かって移動中]

外科医 ユウキ

[だから、しっかり。
かけた言葉は、彼女に届いたのか。

測っている脈が、途絶えた。
力の抜けた四肢。
手術室は、もう少しだというのに。
頭の中では、もう答えは出ている。

動脈性出血による乏血性ショック。]

 クルミさん?
 クルミさん?

 しっかりしてください

[医師としては、失格なのかもしれない。
死を前にした冷静さというものは、患者と親しくなれば吹き飛んでしまうもののようで。]

 緊急補液
 移動しながらでもやるんだ

(76) 2013/12/22(日) 01:32:53[手術室に向かって移動中]

外科医 ユウキ

[頭の中では、無駄だとわかっていても。
そうせずにはいられないというのは。
はたして、幸せな事なのか、不幸な事なのか。]

 心停止、心臓マッサージ

[手術室にたどり着き、心電図につながった時には、数値として。
患者の死亡を伝えていた。

試みるだけは、全て試みて。
自分にできる事は、全てやっても。
救えぬ命が、大量にある。
他人でも、知人でも。
大人でも子供でも、平等に。
救えぬ命は、救えない。

蘇生措置を試みるも、上手くはいかず。
結局は、また取りこぼす。
どれだけ救いたい命であっても。]

(79) 2013/12/22(日) 01:45:27[手術室に向かって移動中]

外科医 ユウキ


 医者が神を信じたがらない理由はこれだな
 人事を尽くしても、何もできやしない

[小さく呟いた言葉。
それは心の中だったか、口から出たのだったか。

ご遺族への連絡等は済ませてあるようだ。
もうすぐ、やってくるのだろうか。
なんと説明しようか。
助けられなくてすみませんと、謝るのだろうか。

若者は、少し休むと言い残して屋上へ出た。
周りの人影は気にせずに、隅の方に座り。
タバコを咥えて、火をつけた。]

(82) 2013/12/22(日) 01:51:46[手術室に向かって移動中]

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