人狼物語 執事国


134 白鳥の歌 2nd

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心臓病 ルリが接続メモを更新しました。(12/22 01:49)

外科医 ユウキ


 医者が神を信じたがらない理由はこれだな
 人事を尽くしても、何もできやしない

[小さく呟いた言葉。
それは心の中だったか、口から出たのだったか。

ご遺族への連絡等は済ませてあるようだ。
もうすぐ、やってくるのだろうか。
なんと説明しようか。
助けられなくてすみませんと、謝るのだろうか。

若者は、少し休むと言い残して屋上へ出た。
周りの人影は気にせずに、隅の方に座り。
タバコを咥えて、火をつけた。]

(82) 2013/12/22(日) 01:51:46[手術室に向かって移動中]

外科医 ユウキ

[あと何度、命を取りこぼしていくのだろう。
そう考える事自体が、医師として若いと言うことなのだろうか。
割り切れていたつもりであったのに。
この手で救えぬとなると、やはり苦しい。
頭が痛かったけれど、それを気にする余裕はなかった。]

 神よ、貴方は人を愛するが故に
 こんなにも早く、お呼びになるのですか
 では何故に、人を地上に離されるのか

[吐いた言葉と、吐いた煙が。
空高く、登っていく。
ゆらり、ゆらりと登っていく。
風がそれを溶かして、天までは届かなくても。
毒づく権利くらい、あるのではなかろうか。]

(83) 2013/12/22(日) 01:59:10[手術室に向かって移動中]

塗装工 ゾウサク

[一生懸命話をしてくれる少女を
何時しか孫と重ねていた。
逢った事のない孫もきっと
こんな風に、人懐こい子達に違い無いと、思うのだ]

 そうかァ、そうか…
 げんきになったら、かんごしさんも
 外で遊んでいいよ、って言ってくれるさね

 うさぎさんと、……オリオンさんかい…?

[何処かで聞いたことのある単語だが、さて…
星に疎い男には、ピンと来なくて首を傾けた。
やがて、やって来た看護師に叱られる少女の姿を前に
「俺ちが引き止めちまったんで」と、看護師を嗜めた]

(84) 2013/12/22(日) 02:02:17[休憩室]

塗装工 ゾウサク

 明日に、備えてか…、
 おお、がんばれよ、明日な

[少女の小さな頭部をそっと、優しく撫でようとし]

[大人びた言い回しの裏に
本人や周囲の大人たちの苦労と痛みの痕が窺えた。
振り返りざまの言葉へ、暫し瞳を瞬かせたが]

 おお、おお。いっしょにつくろうなァ
 ゆきだるまと、ゆきうさぎさんなァ

 おじいちゃんと一緒につくろうな、るりちゃん

[返答は、彼女の耳に届いただろうか。
まるでうさぎみたいに跳ねていってしまった小さな背へ
手を振り、見送った]

(85) 2013/12/22(日) 02:02:50[休憩室]

塗装工 ゾウサク、外科医 ユウキの周囲に優しい風が流れた。 [飴]

2013/12/22(日) 02:21:40

塗装工 ゾウサク

[ただ、そこに居るだけで周囲の空気を明るく変える、
そんな少女の存在が、昨日の光景を思い出す。

昨日、ここで話をした老女も
「子どもはいいね」と、そう言っていた。
彼等の先には、未来が続く。
まだ見えぬ道だからこそ、その先は明るく、心躍るのだろう。

老女の言葉を、思い出す。]

 ……そうさねェ、
 かわいがってやりたいもんだがねェ…

[それは叶わぬ希望と知っているから、
過ぎ去っていった少女との約束を、守りたいと思っていた。]

 あの婆さんも、誘ってみるかねェ

[今度会えたら。
逢えなくなる等と感じることなく、席を立った]

(86) 2013/12/22(日) 02:23:32[休憩室]

外科医 ユウキ

[医師であっても人間。
ただの人には、抗う事のできぬ範疇がある。

タバコの煙が、雲には届かぬように。
この声が、海までは響かぬように。

少し落ち着いた若者は、先ほど息を引き取った女性の最後の顔を思い浮かべた。
彼女は、幸せだったろうか。
いいや、幸せな人生であったかなどは考えていない。
息を引き取る間際、彼女は。

この世界を、愛して逝けただろうか。

若者の目には、彼女が笑って逝ったように見えた。
本当にそうなら、自分が彼女に出会った意味はあったのだろうか。
医師として、力になれずとも。
人として、力になれたろうか。]

 医師として、力になりたかったけれど

(87) 2013/12/22(日) 02:30:28[屋上]

塗装工 ゾウサク

屋上

[凍てつく外気を肌に感じた瞬間に
ぐわんと頭痛が響き、軽い眩暈を覚える中

煙草を吸う為に屋上の扉を開いた。

視線の先、昨日の若い医師の姿を見つけて歩み寄り]

 よう先生。アンタさんも煙草――…、

[吸うのかい、そう続けようとした言葉は
彼の、余りの憔悴ぶりに先を失ってしまい。

理由は解らずも、その肩を励ますように叩こうと手を伸ばす]

(88) 2013/12/22(日) 02:30:58[屋上]

外科医 ユウキ、塗装工 ゾウサクのアドバイスは効いたな、と小さく笑う [飴]

2013/12/22(日) 02:31:02

【独】 警備員 ノギ

/*
先生の苦悩が、泣けますね…
お医者様はダイレクトに人の死を背負うので

とても、辛い。解ります、解ります…

(-9) 2013/12/22(日) 02:35:30

外科医 ユウキ

[一瞬だけ、優しい風が頬を撫でて。
身を切る冷たい風に混ざったそれを、若者はとても不思議に思った。

見る目が変われば、世界は色を変える。
彼女の世界も、最後に少しでも変わっていればいい。
そんなことを思うのは、陶酔や逃げの類?]

 ま、いいさ

[逃げだろうと、陶酔だろうと。
携帯灰皿で消したタバコを、片付ける。]

(89) 2013/12/22(日) 02:37:40[屋上]

外科医 ユウキ

[そうしていると、男性の声が聞こえて。
振り向いた先には、昨日の男性がいた。
肩に伸びた手は、拒むこともなく。]

 ええ、少し現実逃避に

[そう言って、笑ってみせた。]

(90) 2013/12/22(日) 02:39:31[屋上]

塗装工 ゾウサク

 そうか、そうか

 先生だって人間だもんなァ
 逃避したくなる時だって、あるよナァ…

[ポン、と軽く肩を叩いて
彼と同じように笑い飛ばした。
けれど、昨日の何処か楽しそうな思案振りと
現在の彼、明らかに異なる様子に――
煙草に火を点けながら、ぽつりぽつりと言葉を紡いで]

(91) 2013/12/22(日) 02:49:04[屋上]

塗装工 ゾウサク

 なァ、先生は… ヒトは死んだらどうなると思うかい?

 俺はね、「死ぬ事は、生まれ変わる為のきっかけ」だと思うんさね

[医師という視点からすれば、笑い飛ばされてしまうような内容だろう。
けれど、男にはずっと常に心にある思いであり、
そうであると、信じて生きてきたのだ]

 善行を詰めば、次はより幸福な人間に生まれ変わる…
 そんなこたァどうでもいい

 ひとつだけ確かな事はな、現世で出逢った人間とは
 縁を引き寄せれば必ずや、来世でもまた出逢える、ってことだ

(92) 2013/12/22(日) 02:49:17[屋上]

塗装工 ゾウサク

 だから、もしもアンタさんが…
 来世でも出会いたいと思う人と
 死に別れる事があったら

 その人の事を忘れずに、命日には花を手向けてサ…

 そうしたらきっとまた、逢えるよ

[持論でしかないけれど。
肺を煙で満たし、ゆっくりと吐き出しながら
医師へ、微笑んだ]

(93) 2013/12/22(日) 02:52:37[屋上]

外科医 ユウキ


 まぁ、私も人間ですからね
 人は死んだら、ですか?

[それはもちろん、骨になるさ。
そんな事は、わかっている。
でも、男性が言っているのはそういう事ではなくて。
科学に基づかない、信仰や思想のようなもの。
若者は、それを否定するつもりはない。]

 そうですね
 人の縁とは、不可思議なものです

(94) 2013/12/22(日) 03:00:28[屋上]

外科医 ユウキ


 生まれ変わる事が、たとえばできたとして
 もし、その相手ともう一度出会えたとして
 今度は、まともな関係が築けると良いですが

 …―――

 私は、生まれ変わってもこんなのでしょうし
 気の利いたセリフ一つ、出てくる気がしませんよ

[命日に華を備えれて、冥福を祈るのは。
それは、来世での再会を祈る事なのか。
面白い事を言う人だと、思って。]

 ふふ、お坊さんか何かですか?

[そう言って、首をかしげてみた。]

(95) 2013/12/22(日) 03:03:18[屋上]

塗装工 ゾウサク

 なァに、アンタさんは色男で頭がいい、
 気の利いた台詞が浮かばなくても

 相手が何を求めているのかを探ろうとする
 そして、相手に答えたいという真摯な思いがある

[だから、心配するな、とばかりがははと笑い]

 いやァ、俺ちはただの塗装工だァ
 ……明日辺り、仕事あればいいんだがなァ…

[詰まりは現状、無職にも同じだということ。
フィルターギリギリまで煙を味わい、灰皿へ吸殻を落とすと
「お先に」と声を掛け、屋上を後にした。

持論では、「生まれ変わる為の〜」そうは思っていても――

別れは、辛い。それは己とて、同じと*知りつつ*]

(96) 2013/12/22(日) 03:12:23[屋上]

塗装工 ゾウサクが接続メモを更新しました。(12/22 03:14)

外科医 ユウキ


 それは、過大な評価な気がしますけど
 でも、ありがとうございます

[褒めてもらっているのだと理解している。
だから、若者は頷いて。
男性の仕事の話には、相槌を打つに止めた。]

 はい、ありがとう御座います
 お世話になりっぱなしで申し訳ない

[お先にと出て行く男性を、見送り。
若者は、今度何かお礼をしなければと思った。
相談に乗ってもらい、今日は励ましてもらった。
その行為にではなく、その心には。
心を返さねばならぬと思うからだ。]

 次に会ったら、煙草でも奢ろう

[といって、できる事はこの程度であるけれど。]

(97) 2013/12/22(日) 03:18:51[屋上]

外科医 ユウキが接続メモを更新しました。(12/22 03:20)

外科医 ユウキ、男性より少しあとに、屋上を*出た*

2013/12/22(日) 03:21:10

外科医 ユウキ、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]

2013/12/22(日) 03:22:01

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