人狼物語 執事国


134 白鳥の歌 2nd

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926号室の住人 ロッカ

[かつみさんは、ウィスキーをわたしに差し出しました
最期だから、わたしはそれを頂くことにしました

お酒はあんまり強くないけれど、かみさまが飲んでいたから、わたしも飲んでいたのです

それを飲み干して、わたしはスイッチに手を伸ばしました
かつみさんも、そがさんも、黙って見ていてくれます]

(28) 2013/12/23(月) 16:42:28[926号室]

926号室の住人 ロッカ

[タナトロン。

点滴にも似たこの装置は、そんな名前なのでした

わたしはこの装置の名前の由来を知らないけど、きっとぜろくんは知ってるのかなと思います]

(29) 2013/12/23(月) 16:42:45[926号室]

926号室の住人 ロッカ

‥‥ありがとう、ございました。

[わたしは笑って、二人にお別れを言いました
それから、目を閉じてスイッチを押します
慌ただしく部屋の扉が開いたのは、そのすこし後でした]

(30) 2013/12/23(月) 16:43:01[926号室]

926号室の住人 ロッカ

[あぁ、わたしを呼ぶ声が聞こえます
この声は、ひろくんです
傷のにいさまもいるみたい
どうしているんだろう、不思議です
わたしは何も言ってなかったのに。

でも、嬉しいと思いました
最期に傍にいてくれるなんて。]

(31) 2013/12/23(月) 16:43:11[926号室]

926号室の住人 ロッカ

ひろくん‥‥ごめん、ね。
みんな、も、日記、見て、ね。

[みんなが何かを言っているけれど、わたしにはわかりません

近くにいるのに、触れられるほど近くにいるのに、遠くに聞こえるのです
わたしの言葉は、届いたのでしょうか
届いていたらいいな。

かみさまも、こんな感じだったのでしょうか
まるで、わたしが風になって、あちらこちらへ散って行くような、そんな感じがしました]

(32) 2013/12/23(月) 16:43:19[926号室]

926号室の住人 ロッカ

[頬に暖かいものが触れて、わたしは少しだけ目を開けました
泣いています、ひろくんも、傷のにいさまも
かつみさんと、そがさんは、ぼやけて見えなかったけれど、泣いていたのでしょうか

わたしの事を、覚えていてくれたら、それだけでいいやと思いました
わたしも、あなたたちの事、覚えているから。

窓の外を見ると、星が流れるのが見えました
あぁ、なんて綺麗。]

(33) 2013/12/23(月) 16:43:38[926号室]

【独】 926号室の住人 ロッカ

(―――ロッカ、

[声が聞こえました
わたしがずっと聞きたくて仕方のない声です
かみさまの、あの、声です

ひろくんたちの後ろに、かみさまがいるように見えました

伸ばされた手が、わたしの頭を撫でてくれたような気がしました]

(-7) 2013/12/23(月) 16:44:31

【独】 926号室の住人 ロッカ

(―――ロッカ、)

[声が聞こえました
わたしがずっと聞きたくて仕方のない声です
かみさまの、あの、声です

ひろくんたちの後ろに、かみさまがいるように見えました

伸ばされた手が、わたしの頭を撫でてくれたような気がしました]

(-8) 2013/12/23(月) 16:44:50

926号室の住人 ロッカ

(―――ロッカ、)

[声が聞こえました
わたしがずっと聞きたくて仕方のない声です
かみさまの、あの、声です

ひろくんたちの後ろに、かみさまがいるように見えました

伸ばされた手が、わたしの頭を撫でてくれたような気がしました]

(34) 2013/12/23(月) 16:45:10[926号室]

926号室の住人 ロッカ

―――、さ、ん、

  [ あのね。


             わたしね。  ]

(35) 2013/12/23(月) 16:45:32[926号室]

926号室の住人 ロッカ

―――――の、――――――に、

                  なり、た、い。

(36) 2013/12/23(月) 16:45:47[926号室]

926号室の住人 ロッカ

[わたしのことばに、かみさまはわらいました。
そうして、叶えてやると、そういいました。

わたしはうれしくて、わらいました。
かみさまに、てをのばします。

こんどは、ちゃんとだきしめてくれました。
ゆめじゃあありません。

わたしは、しあわせでした。**]

(37) 2013/12/23(月) 16:46:21[926号室]

【独】 926号室の住人 ロッカ

とある見舞客の話

六花っ!!

[病室に入るなり、俺は叫んで彼女へ駆け寄った。
見覚えのある椅子、装置、そこに薬もセットされている。

彼女は眠っているように見えた。
抱きしめたら、暖かい。まだ生きてる。彼女の左腕に刺さっている注射器を乱暴に引き抜いた。]

(-9) 2013/12/23(月) 16:46:33

【独】 926号室の住人 ロッカ

死ぬな……、死ぬなよ。勝手に死ぬなよ。
俺の事、忘れてもいいから。全部忘れちゃってもいいから、死ぬなっ……傍にいてくれよっ……!

[謝る声も聞かず、ただ抱きしめる。脈が弱くなってるのを感じた。

予想外の人からの連絡に嫌な予感がして、急いで来たのに。
あの人の時と同じで、俺は何も出来なかった。
悲しくて、情けなくて、悔しくて、涙が出る。

その時、六花の目が薄く開いた。]

(-10) 2013/12/23(月) 16:46:38

【独】 926号室の住人 ロッカ

六花……!

[間に合ったんだ、そう思ったけど。

彼女の唇が紡いだのは、あの人の名前だった。
それに少しの落胆と、嫉妬を覚えた事は否定しない。

それから、彼女は嬉しそうに、

      幸せそうに笑って、そして、



             俺の腕の中で、眠りについた。*]

(-11) 2013/12/23(月) 16:47:20

926号室の住人 ロッカが「時間を進める」を選択しました。

【独】 926号室の住人 ロッカ

/*
中の人の視点では、色々な裏話とかそういうあれこれがあるけれど、言葉で語るには無粋かなと思いました。

言葉にしたい気持ちはあるんですけどね。

(-12) 2013/12/23(月) 16:56:20

【独】 926号室の住人 ロッカ

/*
裏話ってほどの話でもないな。


それと、どっかで書いたかもわからないけど、イメージソングはなんとなくバンプの「花の名」でした。
名前も六の花だったしね。

http://www.youtube.com/watch?v=jDzPh3xlDiA

(-13) 2013/12/23(月) 16:57:48

926号室の住人 ロッカ:かみさまのとなり。

【独】 926号室の住人 ロッカ

/*
もうすぐ。

(-14) 2013/12/23(月) 16:59:57

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